理学療法士のBurcu Dilek(トルコ)がニューロリハ研究センターに滞在しました

2018年2月13日~21日,理学療法士のBurcu Dilekがニューロリハビリテーション研究センターに滞在していました.彼女は博士号をもつトルコの理学療法士で,痛みのリハビリを専門にしている研究者です.博士後期課程 今井亮太さんの運動錯覚の論文をPubmedでみつけて,森岡 周 教授とニューロ研究センターの存在を知り,「(日本が好きだし)是非とも畿央大学ニューロ研究センターへ行ってみたい!」となり,約20時間かけて日本へやってきました.

このような機会はニューロ研究センターにとって初めての機会でしたので,満足して頂けるのか心配していましたが,彼女の熱心な姿勢・眼差し(+美人)で連日の実験計測・ディスカッションは予想以上に充実しました.具体的には,「痛み条件付け研究」「腰痛の運動学研究」「感覚-運動統合の研究」「ラバーハンド研究」「ミラーセラピー研究」etc…と多くの痛み研究を体験・共有・意見交換することができました!
特に,近赤外脳機能計測法(fNIRS)や脳波(EEG)での痛み研究について興味があったようで,研究の困難さや面白さを共有できたことが良かったです.

大学院生の研究がきっかけとなって,今回のような機会が得られたことはニューロ研究センターにとって価値あることかと思います.Burcu が帰国して寂しいですが…今後も共同で研究を進めていければと思います!

森岡 周 教授,今井亮太さん,Burcuの研修スケジュール作成&おもてなし有難うございました.また,お忙しい中にもかかわらずディスカッション&おもてなしをして頂いた先生方・大学院生の方々に感謝致します.

Burcu photo

左上:今回のきっかけとなった今井亮太さんとのツーショット

右上:Burcuの研究プレゼン

左下:森岡 周 教授とのディスカッション

右下:ランチタイム

 

Burcu Dilekのリハビリ研究

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29122370

文責:大住倫弘