日本初、乳がん術後女性のQOL向上を支援する「使い捨て入浴着」が商品化されました。

2021/10/13更新

人間環境デザイン学科の村田浩子教授、小松智菜美助手、看護医療学科中西恵理講師、理学療法学科福森貢教授、村田ゼミの学生らの研究グループは、乳がん術後女性が着用することにより、手術痕を気にすることなく入浴できる使い捨てタイプの入浴着を開発しました。

 

プレスリリース

乳がんの後も温泉を楽しむ「入浴着」畿央大学のグループが開発(NHK NEWS WEB)

乳がん後の入浴着オシャレに 必要な理解と周知(産経新聞)

 

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▲村田教授(左)と小松助手(右)

 

【村田教授のコメント】

私たちは2016年度から入浴着の開発に取り組んできました。時間はかかりましたが、本不織布との出会いが入浴着完成へとつながりました。良いものができている実感はありましたが、商品化にたどり着けたことを大変嬉しく思っています。

 

プレスリリースを出して以来、おかげさまでいろんなメディアで取り上げていただき、北海道から沖縄まで幅広い地域からお問合せをいただきました。術後の入浴に悩みを抱えている方がいることを知り、力になりたいという思いからこの研究開発がスタートしました。やはり同様の悩みをもつ方や、つらい思いや経験を共有したご家族や友人のために何かをしたいという方が全国にいるのだと実感しています。

 

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入浴着の開発にあたって奈良県の支援を受けて実施したアンケート調査では、乳がん患者さまにも、入浴施設の方にも入浴着の認知度は決して高くないという結果が出ました。まだまだ入浴着の存在や、着衣して入浴するということが受け入れられていないのが現状です。「これなら入浴したい」と思えるような商品開発を進めることと同じくらい(あるいはそれ以上に)、入浴したくても抵抗がある方がいらっしゃること、入浴着があればその負担を軽減できる可能性があること、入浴着着用を各施設にも世間にも認められるような啓発活動を進めることが大切だと考えています。オンラインや入浴施設で容易に購入できるようにすることも課題の一つと言えます。

 

今回の開発を通して、多くの乳がんサバイバーの方とつながりができました。繰り返し使える「マイ入浴着」の開発も着手しつつあります。微力ではありますが、「入浴着」の普及を進めていきたいと考えております。ぜひ皆さまのお力添えをいただければ幸いです。

 

 

【商品について】

商品の詳細や購入方法などについては、製造元の株式会社GSIクレオスまで直接お問合せください。

〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町9-9 2階

Tel:03-5643-3140/3141

Fax:03-5644-1011

 

【入浴着が購入できる奈良県内の施設】

奈良健康ランド(今週末よりオンラインショップでも販売予定)

杉の湯(納品次第販売開始予定)

 

【入浴着が購入可能なオンラインショップ】

楽天市場「さわやか家族」

※「入浴着」で検索するとヒットします

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