畿央大学現代教育研究所とは

現代教育研究所は,平成24年4月に設置された畿央大学の附置研究所です。現在までの研究活動は,大学研究者が現職教員を連携して今日的な教育課題を追究するプロジェクト研究,学内の教育に関わる実践的な研究成果を学校・園の先生方と共有できるよう実施するワークショップが中心となっています。平成28年よりプロジェクト研究は第二期に入り,新しい体制で取り組んでいます。畿央大学の研究リソースを十二分に活用し、社会的要請の高い研究活動を推進し、研究業績を地道に積み重ねていくことで,畿央大学ならではの社会に貢献できる研究所となるべく活動を続けております。基本的な設置目的等に関しては「現代教育研究所規程」に規定しています。ご参照下さい。

皆様のご支援、ご協力を是非ともお願いします。

現代教育研究所所長 西尾正寛

 

1.研究の目的

当研究所では,学内外の諸機関及び地域社会との連携のもとに現代の教育課題に深く切り込む研究を推進します。また,その活動により,本学の教育・研究水準を向上させるとともに、現職教員の力量形成並びに地域社会の教育活動支援となる活動を企画・実施し、個人、家庭、学校及び社会全体の教育力の向上発展に寄与することをめざします。

2.研究テーマ「教師としての資質能力を育てる」

特に都市部で顕著な現職教員の大量退職に及び新任教員の大量採用に伴う教員研修の充実、現職教員の職務内容の多様化とそれにともなう多忙化等の今日的課題に応える、教師としての資質能力育成及びその支援を本研究所の研究テーマとする。

3.研究所の事業

現代教育研究所は,上記のテーマを基に次のような事業を行います。

⑴ プロジェクト研究の実施と社会への還元

⑵ 教育実践に関わる調査・研究とその成果の刊行

⑶ 学外機関との共同研究、学外機関からの受託研究その他調査・翻訳等

⑷ 図書・資料・教育情報等の収集と管理

⑸ 小学校等の現職教員の研修・学習機会の提供

⑹ 地域の教育活動の支援

⑺ 研究会、講演会、公開講座等の開催

⑻ その他研究所の目的を達成するために必要な事業

具体的には、主に二つの事業を進めています。
プロジェクト研究
内容については「プロジェクト研究」ページをご参照下さい。
「学びを結ぶワークショップ」
詳しくは「ワークショップ」ページをご覧ください・