健康支援学生チーム「TASK」同窓会
畿央大学健康支援学生チーム「TASK (Think、 Action、Support for Health by Kio University)」は学部学科の枠を超えて協力し、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。昨年度に引き続き、生駒市の地域リハビリテーション活動支援事業に協力しているTASKに所属していた理学療法士メンバーで集まり、9月17日(水)夜に五位堂駅の近くのお店「風神」で同窓会を開催しました。
私たちは現在、生駒市役所と連携し、理学療法学科の高取克彦教授と松本大輔准教授のご指導のもと、畿央大学卒業の理学療法士チームとして活動しています。取り組みの一つとして、市内約90ヶ所の「住民主体の通いの場」を巡回し、運動指導や健康チェックを行うとともに、必要に応じて短期集中型介護予防教室などのサービスへつなげる役割を担っています。
メンバーの勤務先は急性期病院、リハビリテーション病院、訪問リハや行政機関など多岐にわたり、日常業務ではなかなか交わることの少ない仲間の1年ぶりの再会となりました。集まりの場ではプライベートな話題で盛り上がりつつ、それぞれの「現場」で専門職としてどのように関わるべきかについても自然と熱のこもった議論が展開され、畿央卒業生ならではの和やかさと結束力を改めて感じることができました。
私が在学していた際は「TASK」には全ての学部・学科生が多数参加しておりました。部活や学生主体活動の中で最もメンバーが多く、所属を超えた交流・勉強の場になっていました。しかし、コロナ禍による活動自粛から現在は理学療法学科生のみの活動になっている状態です。学部や学科を越えて医療と教育の知識・経験を共有し、実践に生かしながら新たに学び合えることは、他大学にはないTASKの強みであると当時は感じていました。
学生団体から始まった活動が、今や地域支援へと広がっている現状を踏まえ、学生の皆さんにはぜひTASKに参加し、その活動を経験してほしいと思います。今後はコロナ禍前の様な、全ての学部学科の学生で協力し、様々な健康支援を実施していくチームに戻れることを期待し、協力したいと思います。
理学療法学科10期生(TASK初代代表)
仲村渠 亮