2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大という予期せぬ事態に直面し、刻々と変わる情勢の中で、学生の安全を確保することを最優先に授業を実施してきました。なおも予断を許さない状況はつづいており、今後も情勢の変化は予想されますが、本学では2021年度の授業を以下の方針に基づいて実施することとします。
本学での学びにおいて、対面による実践的な授業が重要であることは疑う余地がありません。そのため、2021年度はできるかぎり対面授業を中心とした授業運営を行うこととします。対面授業の実施に当たっては、特に講義系の科目において定期試験実施時における各教室の収容定員(通常の5~7割程度)に可能な限りおさめるなどの対策を講じます。また、本学はこれまで全学生へのノートPC無償貸与や学習管理システムOpenCEASの導入などICT機器を活用した教育の充実に取り組んでまいりました。このような本学の特色と、科目の性質や教育効果、受講者数等を十分に考慮し、オンデマンド型遠隔授業も取り入れてまいります。
現在の状況を教育改革の好機と前向きにとらえ、これから入学される皆さんの安全確保とより質の高い教育内容を両立させながら、学生が集い、活気にあふれたキャンパスを実現する、本学ならではの授業運営を引き続き模索・推進していきたいと思います。
※なお、今後の感染状況の拡大等により上記方針を変更せざるをえなくなる場合がありますので、その点につきましてはご了承ください。