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2025.07.18
畿央大学と家族亭の連携事業 香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催 ~ 地域連携センター
2025年7月12日(土)、畿央大学と家族亭の連携事業「メニュー開発プロジェクト」の第1弾「香芝サービスエリア『新メニュー開発コンテスト』」が開催されました。 このプロジェクトの目的は、次の三点です。 畿央大学と家族亭がそれぞれの強みを活かし、共同で食事メニューの開発を行い、サービスエリアに来られるお客様に奈良の魅力を発信し、地域経済活性化を目指す。 香芝SA上下線フードコートで、共同開発したメニューを販売することにより、県外から来られた方々に奈良の魅力をアピールする。 プロジェクトを通じて畿央大学生が大学で学んだ知識を活かし、限定された条件の中でメニューの 企画・開発を行うことにより実践力を身につけ、主体性、協調性、チャレンジ精神、コミュニケーション能力を磨く機会の場とする。 テーマ:「ヤマトポークを使った丼」 畿央大学健康科学部健康栄養学科3回生12名が今年3月から試作を重ね、7種類の丼メニューを考案し、コンテストに参加しました。 本コンテストでグランプリ・準グランプリを受賞した丼メニューは、香芝サービスエリア上下線のフードコートで秋ごろまでに商品化され、期間限定で販売されます。 審査結果 グランプリ メニュー:「大和ポークと根菜の彩り丼」 考案者:林 明凜さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良県の郷土料理である「色ご飯」に大和ポークをかけ合わせた、様々な世代の方に「どこか懐かしいような、ほっとする味」を感じてもらえるように仕上げました。大和ポークはバラを使い、他の具材と一緒に食べた時にじゅわっとした大和ポークの脂の甘みを感じられます。味付けには丼のタレだけでなく、少しにんにくと生姜を効かせることで、病みつきになるメニューに仕上げました。また、見た目や美味しさに力を注ぐだけでなく、調理方法の簡単さにも工夫しました。 受賞の感想をお聞かせください! 私自身、以前よりメニュー開発に興味を持っていたため、今回、グランプリに選出いただき、本当にうれしく思います。実際に香芝SAで販売してくださるということで、メニュー開発に対する思いや自信がより強くなりました。今回の結果を強みに、今後も様々なメニュー開発に携わりたいと思います。 準グランプリ メニュー:「ご飯泥棒!ヤマトポークのジューシー角煮丼」 考案者:【ソラニン】大前 空夜花さん 伊藤 優那さん 伊藤 望未さん メニューについて工夫した点を教えてください! たっぷり使用しているヤマトポークは、スライスした豚バラ肉を丸めてカットしたものなので、見た目もきれいで、一般的な角煮よりも柔らかく、短い調理時間で作ることができます。ニンニク・ しょうが・だしをきかせた豚の角煮と、トッピングした温泉卵のマイルドなおいしさの組み合わせで、味の変化も楽しみながらどんどん食べ進むスタミナ丼メニューです。 受賞の感想をお聞かせください! サービスエリアを利用するお客様に喜んでいただけるような、疲れた時においしいメニューを考えました。いかに独創的で、一目で惹かれるメニューにできるかを意識して、薄切り肉をきれいに巻ける方法を工夫しました。将来は食品の商品開発の仕事がしたいので、今回のコンテスト参加はいい機会となり、準グランプリをいただけてうれしいです。 コンテストに出品されたそのほかの丼メニューを紹介します! メニュー:「まほろば焼肉定食丼」 考案者:【1N1】井上 結月季さん 池谷 恵莉さん 泉森 咲花さん 乾 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! まほろば焼肉定食丼は焼肉だけのシンプルなどんぶりではなく、定食のように多彩な食材が一度に楽しめる、満足感たっぷりの丼です。名前にある「まほろば」は「素晴らしい場所」「理想郷」を意味する「やまと」ゆかりの言葉です。心も体も満たす丼となるような一品を目指し、この名前にしました。 ピリッと辛い唐辛子入りのたれが食欲をそそり、濃厚な焼肉の味わいと野菜のフレッシュさと合う丼となっています。野菜のシャキシャキ感や甘み、とろっとした食感の違いも楽しめ、最後まで飽きずに食べることができます。見た目も鮮やかでボリューム満点。「彩り・味・満足感」すべてがそろった丼に仕上げました。 メニュー:「とろ旨!大和丸ナスの味噌豚丼」 考案者:【1N1】乾 美咲さん 泉森 咲花さん 池谷 恵莉さん 井上 結月季さん メニューについて工夫した点を教えてください! 味噌豚丼は、味噌の深いコクとヤマトポークの旨みが絶妙に調和した、味にインパクトのある1品です。古くから親しまれてきた味噌に、ジューシーなヤマトポークを組み合わせることで、満足感の高い仕上がりになっています。さらに大和野菜であり夏野菜である大和丸ナスを加えることで、奈良の魅力を発信するとともに季節感も演出しています。 メニュー:「辛旨!麻婆茄子丼」 考案者:【ソラニン】伊藤 優那さん 伊藤 望未さん 大前 空夜花さん メニューについて工夫した点を教えてください! コンテスト期間が夏なので季節野菜を取り入れながらピリッとした辛さで汗を流そう!という商品です。辛いだけではなくしっかりとしたおいしさもあることで辛いのが苦手な方でもおいしく食べてもらえるように考えました。 メニュー:「みんな大好き!大和のポーたま丼」 考案者:【栄養士のたまご】梶岡 美佑さん 神木 優香さん 川北 小雪さん 小林 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良の食材である大和ポークを使用し、ここでしか食べることが出来ない三色丼に!!色どりも鮮やかで、見て美しい、食べて美味しい! 甘辛い味付けで子供から大人まで幅広い世代に食べてもらえるはず…! しっかりしつつバランスのとれた味付けで、ボリュームもあり、食べ応え抜群で大満足間違いなし! 調理工程も出来るだけ簡単にすることで、より多くの方にご提供できるように意識しました。 メニュー:「奈良の恵みをさっぱり味わうネギ塩豚丼」 考案者:【1N1】泉森 咲花さん 池谷 恵莉さん 井上 結月季さん 乾 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良の恵みをさっぱり味わう、夏にぴったりねぎ塩豚丼の紹介です!奈良県のブランド肉である大和ポークを大胆に使用しております!豚肉特有の油っぽさを酢の効いたミョウガや、あっさりとしたねぎ塩だれ、爽やかなレモンの風味により、大和ポークの良さのみを残した、さっぱり味わえるボリューム満点の一品です!また、サクサクとした食感を楽しませてくれる「大和いも」にも注目です! 審査員の皆さまをご紹介します 佐田 惠 様(西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社 執行役員関西支社長) 坪山 憲司 様(株式会社家族亭 代表取締役執行役員社長) 元 孝行 様(株式会社家族亭 高速道路事業部長) 石飛 雅也 様(株式会社家族亭 高速道路事業部営業部 地区長) 冬木 正彦 畿央大学 学長 栢野 新市 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 学科長 竹本 忠司 畿央大学 法人事務局長 ▼ 坪山 憲司 様(「家族亭」代表取締役執行役員社長) ▼ 佐田 惠 様(西日本高速道路サービス・ホールディングス(株) 執行役員関西支社長) ▼ 冬木 正彦 畿央大学学長 グランプリ・準グランプリを受賞した丼は秋ごろ西名阪高速道路 香芝サービスエリア内フードコートにて期間限定での販売を予定しています。ぜひご賞味ください! 地域連携センター 関連記事 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 第7回エコマミ公開講座で看護医療学科山本裕子教授が「口から見直す生活習慣」をテーマに講演! 広陵町町制施行70周年記念イベントに書道部と軽音学部が参加!
2025.07.14
今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!
2025年6月20日(金)、畿央大学とならコープのコラボ企画『こども寺子屋』がコープ真美ケ丘店で開催されました。5月16日(金)に引き続き、今年度2回目の開催となります。今回は、地元の小学生9名と畿央大学生5名が楽しく交流しました。 初めはやや緊張した面持ちでしたが、一緒に学習に取り組む中で次第に打ち解け、コミュニケーションをとることができました。学習後のレクリエーションでも大いに盛り上がりました。畿央大生にとっても小学生のみなさんにとってもとても充実したよい体験となったと思います。 この企画は、「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、今後も引き続き開催していきます。 参加した学生の感想 勉強の教え方は普段の大学の勉強だけではできないので、とてもいい体験になりました。また、子どもたちに楽しんでもらえるように、声掛けしたり、話をすることは将来小学校教員となった時に生かせそうだと思いました。 どのように教えたら、より理解してくれるか今後工夫していきたい。学ぶことが多かった。 普段とは違い刺激を得る事ができ、少し成長することが出来た。 普段触れ合うことのない小さな子と話すことができました。必要以上に子どもにビビることがなくなりそうです。 小学生の保護者の声 帰ってからも子どもがとても楽しくまた行きたいと言ってます。わかりやすく勉強(宿題)ができて、なぞなぞも楽しくとても有意義だったみたいです。 こどもが楽しく通わせていただいています。畿央大学の学生さんやスタッフの方々とお勉強をしたりゲームをしたりするのがとても楽しいようです。 大学生さんにとても親切に教えていただき、娘もとても喜んでいたため。なぞなぞクイズもとても楽しんでいました。 宿題をわからないところはゲーム感覚みたいに教えてもらって、楽しかったと言ってます。また、学生さんのなぞなぞと算数問題も楽しくまたしたい!との事でした。 次回開催のご案内 次回の「こども寺子屋」は8月22日(金)に開催します。 今年は「被爆、戦後80年」という節目の年でもあるため、ならコープ様の計らいで外部から識者を招き、初めの30分だけですが平和学習の時間を取り入れる予定です。 今後の実施予定について 第13回 2025年10月17日(金)16:30~18:00 第14回 2025年11月21日(金)16:30~18:00 第15回 2025年12月19日(金)16:30~18:00 第16回 2026年 2月20日(金)16:30~18:00 関連記事 第19回ならいちばのキッチン料理教室」開催!~ 健康栄養学科 第7回エコマミ公開講座レポート:「口から見直す生活習慣~誤嚥性肺炎から命を守るために」~看護医療学科 山本 裕子教授 広陵町町制施行70周年記念イベントに書道部と軽音学部が参加! 畿央大学付属広陵こども園ベビークラス活動報告 ~ 看護実践研究センター 母子包括ケア部門
2025.07.14
【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.3-沖縄到着?!編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ
教育学部 現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田 良平先生のゼミでは、フィールドワークを実施しています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!行先は大阪市内です! みなさん、こんにちは。岡田ゼミの辻本と西村です!大阪城周辺探索編に引き続き今回は大阪探索後半編です! 対岸をめざしてレース開始! 大阪城公園を後にし、私たちは大正にあるめがね橋へと向かいました。 めがね橋を走って向こう岸をめざすグループと、船に乗って向こう岸をめざすグループに分かれて出発!どっちが先に着くのか・・・。レース開始です! ▼ がんばるぞー!!えいえいおー! ▼ めがね橋をかけのぼります! 橋を走るチームは、汗をかきつつも完走!!達成感でいっぱいです。 ▼めがね橋完走~!! 一方、船チームは風を感じながらのんびり優雅にクルーズ気分。途中、船の上から橋を走っているみんなの姿が見えて、「おーーい!!」 向こうも気づいて手を振ってくれました(^^♪ ▼ 私たちは優雅に船で移動^ ^ 実は、この船無料で乗れちゃうんです!中には、自転車と一緒に乗っている地元の方も!乗車時間は数分でしたが観光気分になれました。 沖縄到着⁉ さて、いよいよ沖縄に到着です!? みなさん、大阪にリトル沖縄と呼ばれるところがあるのをご存じですか?商店街のアーケードをくぐるとそこには沖縄を感じるお店が!サーターアンダギーを食べ、お土産も買うことができてみんな満足です! ▼ 沖縄到着!? この旅の最後には、沖縄といえば!のライブがあるお店に行きました! 三線の演奏を聴きながら、たくさん歌ってたくさん踊り、たくさん沖縄料理を食べて、沖縄の文化を十分に満喫することができました。 ▼ 真似して踊って~ ▼ おいしい沖縄料理をたくさん食べて~ ▼ また踊る! 大阪という私たちに身近な場所にも「知らんかった!」がたくさんあり、新たな学びがたくさんありました!たくさん歩き、たくさん学び大阪を満喫した岡田ゼミ一同でした! 関連記事 ▼ 岡田ゼミ 今回のフィールドワークについての記事 【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.1-大阪歴史博物館編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.2-大阪城下クルージング編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ ▼ 岡田ゼミ 過去に実施されたフィールドワークについて 【フィールドワーク】第1弾 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 ▶▶こちらをクリック 【フィールドワーク】第2弾 京都の魅力をさがす ▶▶ こちらをクリック ▼現代教育学科 関連記事 アジアカップ優勝に貢献!フットサル女子日本代表、高橋京花さん(現代教育学科卒業生)インタビュー! 卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。 小学校一日見学を実施しました 〜 現代教育学科
2025.07.13
【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.2-大阪城下クルージング編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ
教育学部 現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田 良平先生のゼミでは、フィールドワークを実施しています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!行先は大阪市内です! みなさん、こんにちは。岡田ゼミの河口と奥本です!歴史博物館を後にし、私たちは次に大阪城周辺を歩いて探索しました!良い天気の中、岡田先生やゼミの先輩のクイズなどもありながら、実りある楽しい探索ができました! ▼ 大阪の街を堂々と見渡す大阪城 ▼ 大阪城の岩壁の大きさに驚愕するゼミ生一同と熱弁する岡田先生 大阪城に見守られながら、大阪の歴史や豆知識を実際に目で見て体感することができました。みなさんも、大阪城周辺にあるたくさんの岩から一番大きな岩を探してみてください!予想の何倍も大きいはずです! アクアライナーに乗ってクルーズ体験! 続いて私たちはフェリーに乗って大阪の街並みを巡りました。添乗員さんの楽しく学びにつながるお話のもと、大阪城周辺の歴史漂うにぎやかな街並みを約1時間、船から眺めました。観光中、手を振ってくれる方や笑顔を向けてくれる方もいて、心温まる時間でもありました! ▼ 乗せていただいたフェリー!中も広くて豪華でした! ▼ フェリーが楽しみすぎてワクワクでした! ▼ 手を振ってくれた方々に私たちも全力で応えました!「やっほーーーーー!」 ▼ フェリーを満喫した岡田ゼミ一同!! このフェリー1時間を通して大阪城周辺の街並みを満喫し、歴史あるにぎやかな大阪を味わうことができました!途中、フェリーの気持ちよさのおかげで”うつろうつろ”しちゃった人がいることは内緒にしておきましょう。すぐに起こしました。 フードフェスでおなかを満たします!! 次に!大阪城公園で開催されていたフォードフェスに向かいました!歴史博物館での歴史学習や徒歩での大阪城周辺散策、フェリーを通し、おなかを空かせた私たちをいろいろな料理が疲れを癒してくれました!私は、おなかが空きすぎてたこ焼きとラーメンと焼きそばを頂きました!とてもおいしかったです! ▼ 数々のお店が私たちのおなかを鳴らせました!みんな迷いまくりました! ▼ 席に座ってもまだ迷い続けている男子たち!お花もつけてノリノリ~ ▼ お腹を満たした私たちの元気いっぱい集合写真!疲れも癒されて次に向かいます! ご飯を食べた後の内容は、大阪探索後半編にバトンタッチします! 関連記事 ▼ 岡田ゼミ 過去に実施されたフィールドワークについて 【フィールドワーク】第1弾 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 ▶▶こちらをクリック 【フィールドワーク】第2弾 京都の魅力をさがす ▶▶ こちらをクリック ▼現代教育学科 関連記事 アジアカップ優勝に貢献!フットサル女子日本代表、高橋京花さん(現代教育学科卒業生)インタビュー! 卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。 小学校一日見学を実施しました 〜 現代教育学科
2025.07.13
第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科
畿央大学では、奈良県中央卸売市場 と「同市場の活性化と大学の充実発展」を目的に2013年より包括連携協定を締結し、学生を交えて様々な事業に取り組んできました。その取り組みの1つとして、2015年より同市場の関連商品売場棟内に「ならいちばのキッチン」がオープン。本学健康栄養学科の教員と学生が、市場の新鮮な食材を使って料理を作る「ならいちばのキッチン料理教室」を実施しています。 2025年7月5日(土)、奈良県中央卸売市場において「第19回ならいちばのキッチン料理教室」が開催されました。 ※ 前回実施の「第18回ならいちばのキッチン料理教室」についてのブログはこちら 「夏も元気に☆スタミナそうめん」 今回のメニューはこの暑い時期にふさわしい「夏も元気に☆スタミナそうめん」です。当日は、事前に申し込みがあった小学生から大人まで16名の皆さんに参加していただきました。畿央大学からは、健康科学部 健康栄養学科の玉井 典子准教授、横地 博子講師、前川 賀洋助手、そして同学科の学生3名が参加しました。 市場からは、関連卸協同組合にご協力いただき、食材をご提供いただきました。 最初に本イベント開催にご尽力いただいた奈良県中央卸売市場企画管理課の職員の皆さんより、ご挨拶と市場についての説明がありました。 そして玉井准教授からご挨拶と当日の手順などが説明され、その後はいよいよ料理教室の始まりです。畿央大学 健康栄養学科の学生が、調理のポイントやコツを丁寧に説明しながら、デモンストレーションを行いました。ナスやネギの切り方など、参加した皆さんは真剣なまなざしで学生のデモンストレーションに見入っていました。 説明が終わるといよいよ参加者の皆さんの調理が始まりました。各調理テーブルに学生が付き添い、参加者の皆さんの補助をしました。 調理中の様子を写真でご紹介します! 料理の完成です! そして料理が出来上がり、お楽しみの試食タイムです。それぞれが調理したクレープやポップコーンをきれいに並べて、まずは記念写真を撮りました。 そしていよいよ実食です。そうめんのゆで具合もばっちりで、肉みその出来も最高のおいしいスタミナそうめんにをとてもおいしくいただくことができました。 料理クイズ大会の開催です! 試食タイムが終わると学生による料理クイズが行われました。手作りのテロップを使って、料理に関するクイズを参加者の皆さんに答えてもらいました。正解者には奈良中央卸売市場オリジナルのグッズがプレゼントされました。 今回も参加者の皆さんはもちろん、畿央学生もとても楽しくおいしいひと時を過ごすことができました。参加者の皆さんには次回も是非参加したいというお言葉をいただきました。 奈良中央卸売市場のみなさん、ご協力ありがとうございました。 畿央大学 地域連携担当より 今回のイベントは、料理教室を通して、より多くの皆さんに奈良県中央卸売市場を知っていただき、調理を通して食材に興味を持っていただくとても有意義な機会でした。 今回の「スタミナそうめん」のレシピや「ならいちばのキッチン料理教室」の詳細は、奈良県中央卸売市場 HPでご確認ください。 次回開催のご案内 次回は9月27日(土)、『第20回ならいちばのキッチン料理教室』開催します。使用するメイン食材は奈良県で育った柿の葉と、三重県の豊かな海がタックを組んだ新しいブランド「柿鯛」です。ぜひお越しください!! 関連記事 ならいちばのキッチン 過去開催分のブログ 「4大学対抗ピザバトル」でイオン賞を受賞 〜 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「4大学対抗ピザバトル」に出場します!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「スポーツ栄養クッキング」を開催しました! ~ スプリングフェスティバル特別企画 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.3「商品化が決定しました!」~健康栄養学科 大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~
2025.07.12
【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.1-大阪歴史博物館編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ
教育学部 現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田 良平先生のゼミでは、フィールドワークを実施しています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!行先は大阪市内です! 岡田ゼミの今中と長尾と廣石です!今回は5月にゼミで行った大阪市のフィールドワークについてご報告します!私たちのゼミでは、自分たちで相談してフィールドワークの行き先を決めます。みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来、先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。 さて岡田ゼミフィールドワーク記念すべき一発目の場所は、大阪城と難波宮跡のあいだに建つ「大阪歴史博物館」に行きました!大阪メトロ 谷町線 谷町四丁目から徒歩7分で着く場所にあります。入館後はまず、10階にある、奈良時代の難波宮の太極殿の実物大復元を背景として集合写真を撮りました。 時代ごとに歴史を学ぶ 大阪歴史博物館は10階から展示が始まり、時代を進みながら下へ降りていく構成になっています。10階は、古代フロアで、そこはもう奈良時代の難波宮の大極殿ともいえる空間です。原寸大に復元した空間では、直径70センチもある朱塗りの円柱が立ち並び、官人たちが整列しています。大スクリーンでは宮廷の儀式のようすをわかりやすく紹介してくれます。想像したこともなかった古代の世界へのタイムスリップには、みんなワクワクしました! 9階は、中世近世フロアで、信長と戦った本願寺の時代の大阪を見ることができます。さらに、天下の台所の時代では文楽人形「浪花屋」を水先案内人に、水都の景色を楽しみました。ビデオで一つ一つ丁寧に説明してくれるので楽しく見学することができました! 8階は歴史を掘るフロア!ここはなにわ考古学研究所!原寸大に再現した発掘現場で、調査方法や遺構・遺物の見方を学びました。 そして、8階では特集展示として、「オープンtheタイムカプセル Back to the 70’s」が開かれていました! ここには、今から約50年前に使われていた日用品等、様々な物が展示されていて、その時代に生きていた訳ではないのに、どこか懐かしい気持ちになりました。今では使い勝手の良い便利な物も、長年の進化を続けてきたということを実感する機会となりました。 7階は近代現代フロア!ここで10階からの時空の旅は終着です。ここでは、大正末期~昭和初期の心斎橋筋、道頓堀などの街角がリアルに再現されていました。当時の記録映像と一緒に繁栄するモダン都市・大阪の街を歩くことができました。大正と昭和の世界にみんなわくわくでした! 7階で常設展示は終わりだったのですが、6階で期間限定の特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」が開催されていたため、そちらも見に行きました! ここでは、様々な日本刀や短刀が展示されていて、圧倒されました。「バケモノの子」に出てくる刀も展示されていました。その他にもコラボレーションしているものもあり興味深いものばかりでした! 大阪の歴史が詰まった「大阪歴史博物館」はこれでおしまいです! 沢山学んだ後は、実際に今の大阪を探索したいと思います!その内容は、大阪城周辺探索編にバトンタッチします! 関連記事 ▼ 岡田ゼミ 過去に実施されたフィールドワークについて 【フィールドワーク】第1弾 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 ▶▶こちらをクリック 【フィールドワーク】第2弾 京都の魅力をさがす ▶▶ こちらをクリック ▼現代教育学科 関連記事 アジアカップ優勝に貢献!フットサル女子日本代表、高橋京花さん(現代教育学科卒業生)インタビュー! 卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。 小学校一日見学を実施しました 〜 現代教育学科
2025.07.12
第7回エコマミ公開講座で看護医療学科山本裕子教授が「口から見直す生活習慣」をテーマに講演!
2025年6月29日(日)、畿央大学近くの商業施設「エコール・マミ」にて、「第7回エコマミ公開講座2025」が開催されました。今回は「健康・長生き」「趣味・生涯学習」をテーマに、畿央大学 健康科学部 看護医療学科の山本裕子教授が「口から見直す生活習慣~誤嚥性肺炎から命を守るために」と題した講演を行いました。事前申込は満員で、当日は43名の方が参加され、関心の高さがうかがえました。 エコマミ公開講座について 畿央大学に隣接する商業施設エコール・マミを運営する(株)関西都市居住サービス(KUL)と香芝市・広陵町が連携して2022年より開催している地域密着型の公開講座です。奈良県内の大学の協力を得ながら、年2回、誰でも無料で参加できる講座として実施されています。 講演内容のご紹介 まず、嚥下(食事を飲み込むこと)のメカニズムを学び、どのような仕組みで誤嚥性肺炎になるのかを全員で共有しました。あわせて口内をきれいに保つことや、唾液の分泌を増やすためのマッサージなどで誤嚥性肺炎が予防できることが紹介されました。 次に誤嚥性肺炎予防のための生活習慣を学びました。正しい口腔ケアの重要性やオーラルフレイル(口腔機能の衰え)の予防法、そしてむせやすくなった時の対処などが紹介されました。 講演では、口腔機能をチェックする方法や改善のための体操など、自宅でも手軽に取り組めるものが多数紹介され、実際に参加者も一緒に体験しました。 ▼ 皆さんも前向きな様子で取り組まれており、ご質問も頂戴しました。 本講演の内容を今後もフレイル予防に役立てていただき、いつまでも元気で楽しく健康な毎日を過ごしていただくための一助となれば幸いです。 畿央大学地域連携センタ-では、本学教員の知識や専門性を皆さんに共有することで地域貢献が出来ればと考えています。年間たくさんの講演が大学内外で行われていますので、興味のある講演がありましたらぜひご参加お待ちしています。 畿央大学 地域連携センタ- 関連記事 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.3「商品化が決定しました!」~健康栄養学科 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.2~健康栄養学科 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.1~健康栄養学科 大和食材を使用したジェラートを考案し、完成発表会が開催されました! ~ 健康栄養学科 奈良県中央卸売市場で「第18回ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科
2025.07.10
公衆衛生看護学管理論 奈良県統括保健師講義~ 看護医療学科
公衆衛生看護学管理論は、保健師を目指す学生の4年次必須選択科目で、保健師が行う住民の健康レベル・QOL向上のための公衆衛生看護活動の展開における管理・運営に関するシステムや組織体制およびケアシステムの構築および健康危機管理における保健師の役割を理解し、集団や個人に対する支援について考えることができるようになることを目標とした科目です。 現在、行政保健の場(都道府県及び市町村)では、組織を超えた横断的活動を実践し、人材育成の担当としても重要な役割を果たす“統括保健師”の役割が重要視されていることを踏まえ、奈良県福祉保険部医療政策局健康推進課参事である統括保健師田中様を7月4日(金)に講師として招聘し、統括保健師の機能や役割・管理職としての思い、奈良県の保健師人材育成の状況についての講義をして頂きました。またこの講義は、奈良県の人材確保事業の一貫として行われました。 講義は、4年次生だけでなく、3年次および2年次生も受講可能とし、この秋に保健所や市町村の実習に向けて地域診断等の準備を行っている4年次生13名と、保健師科目を選択している3年次生7名、2年次生2名の計22名が聴講しました。 田中統括保健師は、奈良県における保健活動~活動の魅力と課題~と題して、 1.奈良県の概況 2.県内保健師の配置状況 3.健康に関する主な県の施策 4.県保健師の人材育成(キャリアラダー) 5.これからの保健師に求められるもの 6.統括保健師の役割 の構成で、それぞれの現状について、わかりやすいスライドを用いて、学生に語りかけるように説明されました。またスライドで提示された2040年の奈良県の姿としての統計データから、学生に対して健康上および生活上の課題について考える時間が設けられ、学生は、自分が考えたことを発表する体験をしました。講義後の質問タイムでは、学生から、保健師になって良かったと感じた出来事等率直な質問があり、ご自身の経験を踏まえて丁寧に回答されました。 学生がこの講義で理解できたことや学んだこととして、以下のことが受講票に挙げられていました。 看護師は病院の目の前の対象者を短いスパンで援助していくが、保健師は、地域や社会規模で目の前の問題だけでなく、将来を予測して長く活動していくことを学んだ。また保健師は求められる能力が多いからこそ、統括保健師を中心に日々成長していく必要性があると考えた。(2年次生) 統括保健師は、自分の所属部署に課せられた役割だけでなく、様々な活動のマネジメントを行い、リーダーシップを取りながら、より良い保健師活動ができるように人材育成の促進を行っていることが理解できた。(3年次生) 統括保健師は、組織内で横断的に様々な分野に携わり、それぞれの保健師が自身の能力を最大限に活かすことができるように支援していることが理解できた。そうすることで地域の方に対して間接的に貢献することにもつながっていると学んだ。(4年次生) 最初から最後まで温かく柔らかい雰囲気の中で講義をして頂き、学生にとって、保健師とはどういう姿勢で活動することが必要なのかを体感できた時間であったと授業担当教員として感じました。ご多忙な業務の中で、本講義の調整を頂きましたことを深く感謝いたします。 看護医療学科 教授 松本泉美
2025.07.10
災害復興ボランティア部HOPEFULが、FMヤマトに出演!
皆さん、こんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFULです! 今回は今年の2月に出演させていただいたラジオについてのお話です。私たちは香芝市のボランティア団体に所属の防災士さんがやっておられる、FMヤマト放送のオッキー・コージーの備えるラジオに出演させていただきました。初めてのラジオで緊張しっぱなしでしたが、私たちの活動や災害ボランティアについてなど防災のことをたくさん話すことができ、とても有意義な時間でした。 そして7月10日(木)、 HOPEFULの代表と副代表が出演します! こちらでは、いま我々の活動として進めている HUG訓練についてのお話をする予定です! 10;00~11:00の1時間です! そして7月24日(木)現代教育学科の学生が出演するので 教育者目線での防災についてお話させていただきます! オッキー・コージーの備えるラジオ 毎月第2、第4木曜日10:00~11:00 FMプラプラ(App Store)(Google Play Store) でも視聴可能ですので、ぜひ聞いてください! 災害ボランティア部HOPEFUL 人間環境デザイン学科 藤井 岳
2025.07.09
西洋服飾史を学ぶ「服飾史」~ 人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科では、古代から現代までの服飾の変遷を概観し、その機能と意味を読み解く「服飾史」を開講しています。本講義では、衣服の起源から和服・洋服・女性の下着の歴史に至るまでを扱い、第1回目から第5回目までは、神戸ファッション美術館の学芸員である中村 圭美先生にご担当いただきます。 今回の集中講義では現地に足を運び、特別展「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」を鑑賞させていただきました。大正から昭和初期にかけて大流行した色彩豊かな「銘仙」(めいせん)を通して、その技法はもちろん、当時の社会情勢や女性のライフスタイルの変化、そしてそれがファッションとどのように関連しているのかを学びます。 事前学習 事前学習として、学内にて講義を受講しました。銘仙流行の時期と比較的近い20世紀の西洋服飾史についての講義では、今もなお人気を誇るココ・シャネル、パリのオートクチュール全盛期時代を代表するクリスチャン・ディオール、社会情勢がファッションによく表されているとされるクリストバル・バレンシアガアやクレージュなど、ブランドとデザイナー、そしてそのメゾンがどのようにして今日に存在し続けているのかについてのお話をお伺いしました。 各ブランドのコレクションにはそれぞれ特徴があり、写真や絵からその素晴らしさを感じることはできますが、ショーや展示を通して、360°デザインを楽しむことが、デザイナーへの敬意だということを学びました。 神戸ファッション美術館へ 一方日本では、大正から昭和初期にかけて「銘仙」が大流行しました。銘仙は、平織の絹織物で、日常着として着用されていたものです。当時のファッションリーダーであった女学生たちが着用し、瞬く間に日本中で大流行しました。 鮮やかでかわいらしいデザインは、今でもレトロモダンとして人気があります。神戸ファッション美術館での展示では、60点もの銘仙を見ることができました。施された柄の自由さからは、当時の文化や社会情勢がよく伝わってきました。例えば、日本で初めてフルーツパーラーが開店した年には、さくらんぼやもも、ぶどうの柄が織りこまれた銘仙が流行しました。 西洋文化の影響を受けたリボンやチェック柄の銘仙はとてもロマンチックで、現代の流行にも通じるものがあると感じました。一方で、戦争が激化する中でつくられた銘仙柄もあり、まさに、「ファッションは時代を映す鏡」であることが実感できた展示でした。 学生の感想を紹介します それぞれの銘仙にはその時代背景に合った面白いエピソードがあった。ただ作品を見るだけでなく、説明文を読んでさらに面白さが伝わった。 着物のシックなイメージを吹き飛ばすガーリッシュな柄に惹かれた。帯留めや帯締めまでも遊び心があり、細部までコーディネートされていると感じた。 バッグや傘、スカーフなど、小物も一つの作品として展示されていたことが印象的だった。銘仙の柄や色合いと合った小物使いがとても魅力的だった。 当時を生きた女学生は、私たちと同じようにファッションで個性を表し、楽しんでいたと感じた。 「いつの時代も悩みや困難はあるけれど、ファッションは自由で自分らしくいることができる力がある」という中村先生からのお言葉は、銘仙からも強く感じ取れるものでした。大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。 服飾史後半の授業は、日本服飾史、下着の変遷についての講義です。西洋の文化との違いや共通点、現代の私達にどのように繋がっているのかなど、様々な視点で学びを深めてください。1年後の卒業研究やみなさんの将来にどのように活かされるのか、楽しみにしています。 人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 卒業生が食堂の看板を制作!~ 人間環境デザイン学科 福祉コミュニティあおがきの外構の設計連携活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」
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