2012.09.02
学生広報スタッフblog vol.31~「チーム医療ふれあい実習」レポート!
こんにちは。
看護医療学科1回生の、きーさんです!
今回は、8月20日~24日の日程で行われた「チーム医療ふれあい実習」について紹介してみたいと思います。
この実習は、健康科学部の学生が学科の枠を超えたグループ編成により、実際にチーム医療が実践されている医療現場を見学し、チーム医療を担う専門職としての資質および態度の涵養を目指す事を目的に行われているものです。
きーさんの実習先は市立奈良病院。
公設民営の病院で、へき地医療拠点病院として、へき地医療を担うとともに、急性期診療にも力を入れています。
▲市立奈良病院外観 ▲実習グループ3班
実習生は、看護医療・理学療法・健康栄養の各学科から合計24名。
うち、きーさんは4階病棟(消化器内科・小児科・耳鼻科)で実習を受ける事になりました。
小児科があるフロアだけに、壁にかわいい動物の絵が貼ってあったりして、工夫が見られました。
これは、フロアに常駐している保育士さんが作ったもので、入院患者には様々な職種がかかわっているのだなと実感しました。
他にも、患者様がリハビリに向かう際には看護師と理学療法士との間で引き継ぎが行われていましたし、抗がん剤治療を受けていた患者様が退院する際には、退院指導を実施するため化学療法室との間で業務の連携が取られていました。
また、看護師同士でも固定チームナーシングという方式を採り、担当する患者様にチームで対応。
授業で学習した「チーム医療」の、実践の様子を知る事ができ、とても有意義な実習となりました。
患者様とお話をする時間も頂きました。看護師は患者様とのコミュニケーションを円滑に取らねばならない職種。授業でコミュニケーションについて学んではいましたが、実際に患者様と話す時にうまく出来るか不安もありました。話題が無くなって会話が途切れたりしそうにもなりましたが、逆に患者様の方から話題を振って頂いたりして、気を遣わせてしまったかなと少し後悔。
場数を踏んで練習し、もっと円滑に出来るよう更に頑張ります!
指導担当の看護師さんから教わったコミュニケーション上の留意点は、笑顔でいる事、目線を合わせて話す事、身体に触れるタッチングをする事、不安を聞く事、処置の際に声掛けする事等です。看護師は医師と患者の仲介をするという心構えを持つように教わりました。
3日間にわたる病院での実習。
ここで学んだ事を活かし、素晴らしい医療者になれるよう今後も頑張ります!
病院職員の皆様、患者様、その他ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!!
▲カンファレンス準備の様子 ▲立つ鳥跡を濁さず。気合いを入れてお掃除!
【関連記事】
▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科>
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▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科>
https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html
▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科>
https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html