2024年9月6日の記事

2024.09.06

イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.3~語学学校や観光の様子をご紹介!

こんにちは。健康科学部看護医療学科2回生の鯉谷凜です。現在、イギリスのカンタベリーに留学中です。学校での授業の様子や放課後の観光についてレポートします。   イギリスに滞在して5日目が経ち、現地での生活もようやく慣れてきました。私たちの語学学校である Concorde International のクラスでは、ディスカッションやペアワークを中心に学習をしています。クラスには他国の生徒もいるため、様々な文化に触れることができます。今日の授業では、お題についてディスカッションや、オリジナルの物語をそれぞれのペアで作成しました。授業中の会話など、初めは聞き取ることも難しかったですが、わからない単語は先生が別の単語に変換して話をしてくれるため、今では少し理解することができました。     午後からは、電車とバスに乗ってAshfordという場所に行き、リーズ城に観光に行きました。リーズ城は、世界で最も美しい城とされており、その名の通りとてもきれいなお城でした。城内には、たくさんの部屋があり、それぞれ豪華な装飾がなされていました。     私のホストファミリーは子供がいるため、とても賑やかで楽しいです。また、ホストマザーの作る料理は毎回異なるため、毎日の食事が楽しみです。   私は自分から話すのはあまり得意ではないですが、ホストマザーから「話さないと学べない」と言われたので、少しずつですが話せるように努力しています。これからも自分の身になるような学習ができるように、楽しみながら学習していきたいと思います。     看護医療学科 2回生 鯉谷 凜 関連記事 イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.1~台風を乗り越え無事到着! イギリス短期語学留学2024 現地レポートvol.2~語学学校での勉強がスタート!   カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.1~日本出発からホームステイ開始まで カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.2~現地での授業がスタート! カナダ短期語学留学2024 現地リポートvol.3~ビクトリアでの生活!   イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.1~イギリスに到着するまで イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.2~語学学校での勉強がスタート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.3~ホストファミリーとの生活をレポート! イギリス短期語学留学2023 現地リポートvol.4~帰国レポート!

2024.09.06

令和6年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました~看護医療学科

看護医療学科では、入学後早期(8月)に医療施設に出向きチーム医療の実際にふれ、各職種の協働の重要性について学ぶ「チーム医療ふれあい実習」を行っています。1回生は5日間、6施設に分かれて実習し、その成果を最終日に実践発表会で共有しました。実際の現場での見学や体験を通して得られた、学生の学びの様子を紹介します。 チーム医療ふれあい実習を終えて チーム医療ふれあい実習は、私たちにとって初めての実習ということもあり緊張しましたが、多くの学びを得ることができました。特に、チーム医療における看護師の役割や医療現場でのコミュニケーションの実際という2つの学びがありました。     まず、カンファレンスで他職種の人たちが、看護師から対象者の療養生活の様子を確認してそこで得られた情報を基に、今後の治療方針などを決定している様子を見学しました。また、理学療法士や薬剤師、管理栄養士の方のお話をお聞きした際、看護師の記録や看護師との会話によって対象者の情報を取得し、理学療法や使用している薬剤の評価、栄養状態の評価に活かしているとおっしゃっていました。   このことから、チーム医療における看護師は患者と他職種を繋ぎ、橋渡しを行う役割であると学びました。そして、この橋渡しの役割を果たすためには、観察力やコミュニケーション技術、得た対象者の情報をどの職種に共有するかといった判断力が大切だと考えました。   次に、看護師業務を見学している際、隙間時間に後輩の看護師が先輩の看護師に間違いがないかを確認したり、どうすれば良いかを相談したりしている場面を多く見かけました。この場面と、実習病院がパートナーシップ・ナーシング・システムを採用していることから、後輩の看護師が先輩の看護師にすぐに報告や相談ができる環境があるということに気づきました。   このような環境を整備するためには、看護師間で日頃から意見を交換しコミュニケーションをとることが重要です。報告や相談がしやすい環境によって、後輩の看護師は曖昧なまま対象者にケアを実施することがなくなり、医療事故を防ぎ、対象者の安全と安楽を守ることができると学びました。さらに、対象者の安全や安楽を守るためには日々のコミュニケーションに加え、ダブルチェックの実施によって同職種や他職種で確認し合うことも重要であると考えました。   今回の実習を通して感じた私たちの課題は、対象者から情報を得て、その情報を多職種に正確に伝えるための観察力、判断力、そしてコミュニケーション能力であると感じました。   お忙しい中、私たちの実習を受け入れてくださった施設の方々、私たちの実習に関わってくださったすべての先生への感謝の気持ちは決して忘れません。そして、実習中に何度も教えていただいた「対象者に一番近い今の素直な気持ちを忘れない」ということを深く心に刻み、看護師として求められる能力の修得・向上に努めます。   看護医療学科 1回生 松葉 はるな 脇阪 香蓮   教員より 学生たちは、各専門職の方々と関わり患者さんとふれあうことで、自分たちがチーム医療に携わる一員として役割を担っていることを自覚し、将来に向け決意を新たにしたことと思います。本実習での学びを土台とし、それぞれの目標に向かって歩みを進めてほしいと願っています。   最後に、今回の実習でご協力いただきました患者の皆様、施設・指導者の皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。   看護医療学科 准教授 小林 智子 関連記事 2024年度「地域包括ケア実習」がはじまりました!~看護医療学科 「若者とともに超高齢化社会を考える」 in森ノ宮医療大学 ~看護医療学科「認知症ケア論」vol.4 「死のシミュレーション体験」から学ぶ終末期ケア~看護医療学科「終末期ケア論」vol.5 外部講師から学ぶ「薬害の実情」と「患者の人権」~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」 緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッション~看護医療学科「終末期ケア論」vol.4 前期の最後は高齢者疑似体験!~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.4 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」vol.3