2014年9月14日の記事

2014.09.14

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.3~「サッとシステム」による栄養バランス指導を実施!

高齢者向けコミュニティカフェが地域のみなさまに認知されてきました!     御所市のコミュニティカフェは、畿央大学人間環境デザイン学科(指導教員:齋藤功子教授、ゼミ生ら12名)が市と連携して、8月22日(金)落語会のオープニングイベント開催以降、順調な滑り出しをみせています。 8月29日(金)は、学生マジックサークルによるカードやコインマジックを披露しました。 9月12日は、畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授)ヘルスチーム菜良(なら)による「食育サッとシステム」を使っての栄養バランス指導が10時から15時まで行なわれました。     当日は朝早くからサッとシステムで使用するたくさんの食品サンプルが持ち込まれ、カフェ店舗内の様子も一変。 浅野先生の「今日もがんばりましょう!」の掛け声のもと、たくさんの方々にお越しいただきました。 ※「ヘルスチーム菜良(なら)」は奈良県健康福祉部健康づくり推進課が主導で管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、各大学が健康食メニュー開発や栄養指導・啓蒙の活動を行っています。 今日はそのヘルスチーム14名に齋藤ゼミ生が加わり約20名の学生が、地域の方々とのふれあい楽しく歓談しました。 前日に大学の調理実習室で作ったケーキ50人前を持ち込み、コーヒーや紅茶、お茶とともに食べていただき、好評でした。     カフェの場所を提供してくださっている上田さんは店舗の入口付近で新鮮野菜を販売されており、買い物に来られた方を奥のカフェまで誘導してくれます。     オープン当日の落語会から毎回遠方から車で誘い合って来てくださる方、徒歩または自転車に乗って、など来られる方々の交通手段はまちまちのようです。 市役所や近鉄とJRの駅にも近いという地の利もあって、「御所市コミュニティカフェ」は知られてきているようです。 何か面白そうなことをやっている、何だろう、ということで覗いてくれて、一緒にお茶して、お話して、、、。 これがまさにコミュニティではないでしょうか。   来週9月19日(金)は、畿央大学看護医療学科乾富士男准教授、松本泉美准教授、中谷香江助手と学生らによる「まちの保健室」が予定されています。 10月は、3日(金)と17日(金)にも催し物を考えていますが、目的はイベントではなく、市民のみなさまにこのカフェを安定して利用していただくことです。 毎週金曜日だけの開店ですが、お近くの方はぜひお気軽にご利用くださいね。   【 参加したヘルスチーム菜良(なら)メンバーの感想 】   およそ30名の方に食育SATシステム(フードモデル)を利用して、ご自身が実際に食べているものがどのくらいの栄養価があるのかを調べ、よりバランスの良い食事になるよう私たちがアドバイスさせていただきました。 SATシステムを利用していただいた方々には「分かりやすかった」「食生活を改善できるようにがんばりたい」などの嬉しい言葉や積極的な質問をしていただきました。 またカフェを利用していただいた方には、私たちが作った2種類のパウンドケーキ(煎茶と甘納豆味・紅茶とオレンジピール味)を振舞い、「口当たりがよい」「おいしかった」と感想をいただきました。 利用者さんは栄養面から生活習慣について見直し、私たち学生は学んだ知識を生かし、かつコミュニケーションスキルをつける良い機会になりました。   健康栄養学科3回生 大山真穂 奥野有加 植村沙希     【 関連記事 】 御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。 御所市コミュニティカフェが8月22日(金)にオープンします! 御所市連携「コミュニティカフェ」が8月オープン!~人間環境デザイン学科 齋藤ゼミ