2016年3月4日の記事

2016.03.04

大学院研究生の論文が国際雑誌Bio Med Research International 誌に掲載!~健康科学研究科

本学大学院健康科学研究科研究生の藤田浩之さんの論文が国際雑誌Bio Med Research International 誌に掲載されました。この研究は「ワーキングメモリ」という注意機能が運動パフォーマンスのみならず,前頭葉の活動も異なることを明らかにした結果であり、多面的な姿勢制御のリハビリテーションに貢献する成果です。   Role of the Frontal Cortex in Standing Postural Sway Tasks While Dual-Tasking:A Functional Near-Infrared Spectroscopy Study Examining Working Memory Capacity   ●研究生 藤田浩之さんのコメント 電話をしながらテレビを見る、バランスを維持しながら異なる運動をするなど、ヒトは日常生活において注意をそれぞれの刺激に対して適切に切り替え・配分を行うことで、2つの異なることを並行して行うことが可能です。このように2つの事を同時に行うこと=「二重課題」には、それぞれの課題に対する注意のコントロールが求められます。本研究は「二重課題中の姿勢制御」に関わる脳活動を調査したものであり、バランス訓練の開発の一助になるものであると考えています。   日本語での概要は、ニューロリハビリテーション研究センターのプレスリリースでもご覧になれます。 ▼画像クリックでもアクセスできます。

2016.03.04

第4回 助産学専攻科事例研究発表会を開催!~学生レポート

助産学専攻科1年間の集大成、事例研究発表会!     助産学専攻科では9月頃から助産学実習がスタートします。そこで10例の分娩介助を実施しますが、そのうち1例では妊娠中から陣痛が始まって入院、出産、そして産後1か月健診まで、助産診断・助産ケアを一貫して担当します。文字通り、妊婦の身体とこころに寄り添いながら得た学びを、先行研究とも照らし合わせながらまとめて「事例研究」として発表しました。 発表会には助産学専攻科4期生10名、教員4名、臨床教授7名に加え、ご多忙のところ実習を受け入れてくださった指導者の皆さま9名の方にもご参加いただきました。     学生が受け持つことを快諾してくださった妊産褥婦の皆様やそのご家族からは、保健指導や分娩介助技術だけでなく、親役割獲得の過程やそれを促すケアについても多くの事を学ばせていただきました。 長い実習期間の中で、辛くて挫けそうになることや、時には涙することもありましたが,それ以上の学びを得ることが出来たと振り返りながら研究を進めてきました。いのちの誕生の奇跡やそれに携わる助産師という職の素晴らしさを日々感じ、同時に責任の重さに、私たちに務まるのかと不安になることもありました。また、一生懸命勉強して実習に臨んだつもりでしたが、それでも知識面や技術面は課題ばかりで、家に帰っても勉強や記録に追われ寝不足が続いたこともありました。 そんな時、産婦さんからやご家族からかけていただいた「ありがとう」という言葉に何度も救われ、仲間からの「一緒に頑張ろう」という言葉に励まされました。また、いつもそばで見守ってくださり、時には厳しく指導してくださる先生方の存在はとても心強かったです。     研究を進める中で、自身の行ったケアやご指導いただいたことをひとつひとつ丁寧に振り返り、なにが出来たのか、どうすればもっと良いケアが出来たのかということを深く考察する機会となりました。改めて振り返ると、実習中には気づくことができなかった自分の思考の傾向なども知ることが出来ました。また、指導者さんや先生方から助言をいただき支えられながら実習させていただいていたのだということも、改めて感じました。     今回はお忙しい中、実習施設から師長さん、指導者さんにお越しいただき、ご参加いただいた全員から貴重な御意見をいただきました。 とても緊張しましたが、10人それぞれが経験した貴重な学びを全員で共有し、それぞれの今後の活動に生かすことができる発表会であったと感じています。   熱心にご指導いただきました臨床のスタッフの皆様、先生方に心より感謝いたします。 ありがとうございました!     助産学専攻科  植島実穂   【助産学専攻科 関連記事】 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」受講レポート!~助産学専攻科 ベビーマッサージとマタニティヨガの特別講演~助産学専攻科 ICMアジア太平洋地域会議・助産学術集会に参加~助産学専攻科 麻薬取締官に学ぶ麻薬と医療用麻薬の現状~看護医療学科「看護倫理」(看護医療学科との合同講義)

2016.03.04

短期語学留学プログラム2015 in カナダ vol.1~いよいよ出発!

2016年2月27日(土)から3月15日(火)にかけて、20名の畿央生がカナダのヴィクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。学生からのレポート、第1弾です!   ~自宅から関西国際空港へ~   前日まではウキウキや楽しみと前向きな気持ちでしたが、カナダ留学の当日の朝になるとカナダでうまく生活できるのか、きちんとコミュニケーションをとれるのかどうか…など不安が募るばかりでした。しかし、関西国際空港について畿央大学から一緒にいく友人たちと会うにつれて、安心感や高揚感が増していき、不安は少しずつ薄れていきました。機内に乗る際には荷物審査や身体検査があり、無事通過できるかオロオロしてました(笑)     まず、私たちは関西空港からバンクーバー空港へと直接向かうことはできなかったので乗り換えを韓国の空港でしました。関西空港から韓国の空港までは約2時間くらいで個々それぞれ映画を見たり、ゲームをしたり、寝たりとして韓国の空港までのフライトの時間を自由にリラックスしました。 written by Sayaka Konishi   ~日本から韓国へ~ いよいよ韓国に到着 !次のフライトまで時間があり、それぞれ食事をとるなり自由時間を過ごしました。   本場のビビンバはあまりにも辛く食べるのに一苦労しました : (いよいよ仁川空港を出発!!の頃には少し疲れが見えてきましたが、ここからが長旅です : )仁川からバンクーバーまで約9時間!!! バンクーバーへつく頃にはもうヘトヘトでした 。 written by Ayano Saka     ~バンクーバー到着、フェリーでヴィクトリアへ~   仁川空港から約9時間のフライトを経て、バンクーバーに到着!!現地ガイドのNorikoさんにお話いただきながら、バスでフェリーターミナルへ移動しました。かなり疲れていましたが、全員真剣にお話を聞いていました。     印象に残っているのは、「英語を学ぶというよりも、コミュニケーションを学ぶ」というお話です。"Please""Thank you"を言う、笑顔、目を見て話す、、、など、良いコミュニケーションについて教えていただきました。ぜひ、実践したいと思いました!!フェリーからは、とても綺麗な景色を見ることが出来ました!到着後、バスでそれぞれのホストファミリーの家へ向かいました。これから始まるカナダでの生活がとても楽しみです!! written by Naoki Katanaya   現代教育学科2回生 小西彩加 現代教育学科1回生 坂綾乃・刀谷直樹   【関連記事】 カナダでの短期語学留学プログラム2015、スタート!