2017年6月の記事
2017.06.30
チアリーディング世界選手権大会で金メダルの池田さんに学長賞が授与されました。
本学教育学部1回生の池田未来さんが、フロリダで行われたチアリーディングの国別世界大会「2017World Cheerleading Championships」に日本代表チームのメンバーとして、ならびにクラブチームの世界大会「THE CHEERLEADING AND DANCE WORLDS CHAMPIONSHIP」において、所属チーム「WORLD WINGS」のメンバーとして共に優勝を収め、世界一に輝きました。 その目覚ましい活躍を称え、平成29年6月29日(木)、学長室にて学長賞を授与されました。課外活動での実績を称えての学長賞の受賞は、本学初の快挙です! ▼左から冬木学長、池田さん、担任の大城先生 多くの教職員が見守る中、冬木正彦畿央大学学長より表彰状と副賞の盾が手渡されました。学長の挨拶では、「これまでの日々の努力を称えられるとともに、将来の夢の実現に向けて勉学面においても今後更なる活躍を期待しています」とのお言葉が送られました。 受賞者挨拶では、チームの今年のモットーである「心で勝て!次に技で勝て!!」の言葉を信じ最後までやりきったこと、また、これまで支えていただいた多くの方々への感謝の気持ち、そして最後に学長賞という名誉ある賞をいただけたことを励みにさらなる努力をしていきます、と力強く述べられました。 池田さんの今後の更なる活躍を期待しています! 池田さんの快挙は畿央大学オフィシャルサイトでも紹介されています。
2017.06.30
2017年度「マミポコ親子ひろば」第4回活動報告!
近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。 6月27日(火) 今年度4回目のマミポコ親子ひろばを開催し、以下の内容で交流を楽しみました。 〇自由遊び 〇絵本「おつむてんてん」 〇ふれあい遊び「ばすごっこ」 今回は2組の親子が参加してくださいました。自由遊びではボールプールを出しました。はじめは不思議そうに見ていた子ども達でしたが、遊びに慣れてくると夢中になって学生と遊んでいる姿が見られました。絵本の読み聞かせでは、子どもがおかあさんのひざの上に座り、絵本の真似っ子をしながら親子の触れ合いを楽しんでいてくれたように思います。触れ合い遊びでは、前回も楽しんでくれていたバスごっこを行いたくさんの笑顔を見ることができました。少しずつ、子ども同士やお母さん同士も交流していける場にして行きたいと思っています。 次回の活動は7月11日(火)に和室で行います。七夕製作を行う予定ですのでぜひたくさんの参加お待ちしております! なお、今年度は定員にまだ余裕があります。新規のご参加受付しております。 お申し込みはコチラから! 現代教育学科3回生 笹井綾子 【関連記事】 2017年度「マミポコ親子ひろば」第3回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!
2017.06.30
畿友会(学生自治会)だよりvol.47~緊急対応講習会を開催!
こんにちは、畿友会です! 6月23日(金)18時からE3多目的室にて緊急対応講習会が行われました。これは夏期休暇や夜間の課外活動時に怪我や熱中症などの緊急事態が発生した場合についての対応を学ぶためのもので、クラブ・サークルの代表者や畿央祭(学園祭)の実行委員、学習キャンプ実行委員会などの学生が参加しました。 健康支援センターの山根先生から緊急事態の対応について教えていただきました。参加した学生は真剣な表情で山根先生の話を聞いていました。骨折などのけがをした時にはRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)を行うこと。熱中症の予防として、こまめな水分補給、代表者が部員の様子を把握することが大切であるということ、仮に熱中症の症状が出ても焦らずに冷静に対処していくことが必要だということを山根先生から教えてもらいました。 この講習会が行われたことで怪我や病気なく活動ができるよう、学生全員が意識を高める良い機会であったと思います。また、万が一事故が発生してもこの講習会で学んだことを活かして欲しいと思います! 【関連記事】 畿友会(学生自治会)だよりvol.46~球技大会レポート! 畿友会(学生自治会)だよりvol.45~新入生歓迎会レポート&球技大会予告! 畿友会(学生自治会)だよりvol.44~クラス・クラブ・サークル代表者会議を開催! 畿友会(学生自治会)だよりvol.43~新入生キャンパス歓迎会レポート!
2017.06.28
マダム信子氏の講演会&意見交換会を開催!~第1回認知症の人と課題解決のステーションづくり in 畿央大学
マダム信子氏による講演会 「第1回認知症の人と課題解決のステーションづくり in 畿央大学」を開催! 6月23日(金)12:10~12:50、L303講義室にて「第1回認知症の人と課題解決のステーションづくり in 畿央大学」と題して、マダム信子氏の講演会が行われました。今回の企画は、認知症の当事者や家族の方が地域で安心して生活できる一助となるよう、一般社団法人SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなやと看護医療学科の山崎教授がコラボして開催したものです。 マダム信子氏の講演には、学生・教職員合わせて40名の参加がありました。昼休みということもあって、お弁当を食べながら講演を聞く人も多く見られました。 まず、一般社団法人SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなやの菅さんが、きずなやの紹介をしました。若年認知症や認知症の当事者と家族に対し、居場所や働く場所を提供するなどの支援を行っており、その活動は新聞やテレビでも紹介されています。代表者は認知症の人を10年以上支援されている若野達也氏です。 その後、マダム信子氏の講演が行われました。信子氏は株式会社カウフードシステム代表取締役で、洋菓子店「マダムシンコ」を展開しています。企業家の立場から認知症の人に関する支援活動をしており、今回の講演も「学生や地域の人に認知症についてもっと興味や理解をしてほしい」という思いから行われたものです。 今回の講演の中で、自分が認知症の活動を支援するきっかけとなった、お母様の話をされました。「母親が大好きで愛していた」「両親においしいものを食べてほしかった」こと。お母様が認知症になった時、自分が優しく接したら、母親も優しく返してくれたこと、穏やかで最後まで認知症とは思わなかったこと。けれど、「もっと認知症のことを理解していたら母親にもっと優しくできたのに」との思いを持っておられること。両親とお兄様を亡くされていることから認知症の支援活動をはじめて3年目だそうです。信子氏が「母が大好き」という気持ちで精一杯接していたことが、お母様もBPSDなどの症状も見られず、信子氏の前では優しい母親のままで過ごせたのではないでしょうか? 講演終了後、一度退室してからまた教室に入ってこられて質問を受けてくださり、学校への思いなどを述べられていました。 <この講演会の様子は、マダムシンコHPでも紹介されています。> その後13:00~14:30までK204ゼミ室で意見交換会が行われ、介護予防リーダー養成講座の修了生によるボランティアグループKEEP(Kouryo・Kashiba Elderly Encouragement Project)メンバーをはじめとする地域の方や学生、当事者や支援者、教職員16名の参加がありました。その中で地域の方が「どう取り組んだらいいのかよくわからないが、相手の目線に立って話をすることが大切」とコミュニケーションの重要性を話されました。また、「認知症を理解して地域でのトラブルをなくしていけるような支援や場所作りが必要」という意見も聞かれました。これらの意見から地域と大学の連携の必要性を確認することができました。 認知症について理解することは難しいことと構えないで、「挨拶する」「気にかける」「受け入れる」ことから始めればいいのではないでしょうか。 看護医療学科 准教授 南部登志江 【関連記事】 認知症高齢者の緩和ケアをテーマに「第1回 認知症高齢者の終末期ケア研修会」を開催しました。 「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」修了式を開催しました。 第2回畿央大学シニアキャンパスを開催しました。
2017.06.28
畿友会(学生自治会)だよりvol.46~球技大会レポート!
こんにちは!畿友会広報部です! 6月17日(土)に畿友会主催の球技大会を開催しました!球技大会は毎年この時期に開催しており、恒例行事の1つとなっています。新しく畿友会に入った1回生にとっては初のイベントということで、初めての仕事で緊張もあったかと思いますが、着ぐるみを着て司会進行をしたり、審判や参加者にルール説明をしたりして上回生と一緒に盛り上げてくれました♪ さて球技の内容ですが今年も例年と同じくドッジボールを行いました!団体の3チームと参加者と畿友会のミックスチームの計4チームで戦いました。トーナメント形式で試合を行い、順位を決定!どのチームの対戦も白熱した戦いで盛り上がりました。 結果は下記の通りです! 1位:1回生 教育男子チーム 2位:1回生 理学看護男子チーム2 3位:1回生 理学看護男子チーム1 球技大会の賞品として1位のチームにはマックカード1万円分、2位のチームにはお菓子の詰め合わせ、3位のチームには文房具セットが渡されました! けが人もなく全員で楽しくドッジボールができた良い球技大会となりました。参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました!!
2017.06.27
ホタル&天体観測会を開催!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル
私たちKSCC(畿央大学サイエンスコミュニケーションサークル)は、6月24日(土)に明日香村で『ホタル&天体観測会』のイベントを行ってきました。この企画は、地元香芝市にある旅行社(株式会社ジャパントラベルステーション)、香芝市商工会・明日香村商工会、畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルが協働し、産官学連携の企画として地域貢献を目的として実施されたものです。 当日の天気は残念ながら曇りで少し雨が降っていましたが、悪天候にもかかわらず約80名の方が親子で参加してくださいました。天候の関係で天体観測ができず、科学実験の時間を長くして、ホタルの飛び出す時間を待つことにしました。実験は子ども達が楽しめるように体験的なものを中心に構成し、奥田先生のご指導のもと私たちは実験のお手伝い・誘導などをさせていただきました。 最初は光の三原色用いた光の実験をしました。青・赤・緑の三色の光を1か所に重ねると光が白くなること、またこれらの光に当たった影はイエロー・マゼンタ・シアンの色になること。子どもたちは光の不思議さに驚きが隠せない様子でした。他にも目に見えない光の実験として、赤外線を見るためにカメラを活用した実験や紫外線を見るために紫外線に反応する特殊な石を使った実験も行い、子どもたちだけでなく大人の方々も光の不思議を楽しんでいただけた様子でした。 最後の実験は、メイン企画のホタル観賞につながる「ホタルの発光実験」です。ルシフェラーゼというホタルの発光酵素にルシフェノールとATPの混合液を加えて発光させます。 このルシフェラーゼ(ホタライトという名称で実験キットとして販売されています)は、1987年にキッコーマンが遺伝子のクローニングに成功して大量生産が可能になり、現在、衛生検査にも利用されています。ホタルの出る時間まで、子どもたちはホタライトを用いた「手洗い検査」の科学実験を行いました。 ホタルを見る場所は実験施設からバスで約5分移動した場所にあります。会場を出る時に、混合した液を入れ、ほのかに光るホタルの光のサンプルチューブをお渡しました。ただし、混合液の発行条件として体温ぐらいの温度が必要となります。子どもたちはバスの移動中に小さな手でホタライトを握りしめて実験に備えました。 ホタル観賞の際には小雨が降ってきましたが、十数匹ほどホタルを見ることができました。とても小さな光でしたが、子どもたちは目を凝らして、ホタルの光を見ていました。また少し科学的な目線から、サンプルチューブの光を本物のホタルの光のタイミングに合わせて照らし、仲間のホタルを呼び寄せる実験をしてみました。 帰る時には、「またホタルを見たい」「また来たい」と子どもたちはホタル観賞を楽しんでいる様子でした。大人の方々も「滅多にできない体験だった」とおっしゃっていました。 今回の活動は私たち学生にとっても貴重な経験でした。私たち学生も実験や子どもたちの反応を通して、改めて理科の楽しさを感じることができました。KSCCは子どもたちの好奇心をかきたてるような理科教育を展開していくことを目標としています。また将来私たちが教員になった時にはKSCCの活動を活かして、理科って楽しいなと思ってもらえる授業ができるようにしたいと思います。 KSCC 喜屋武 礼香(教育学部3回生) 【関連記事】 サイエンスコミュニケーションサークルが橿原市「サイエンスフェスティバル」に出展参加! 真美が丘第一小学校でボランティア活動!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルKSCC 「サイエンスアゴラ2016」でJST賞・フジテレビ賞のW受賞!~畿央大学サイエンスコミュニケーションサークルKSCC
2017.06.26
近鉄連携「香芝SAフードコート メニュー開発プロジェクト」 レシピ検討会を開催!
コンテストに向けた最終調整、レシピ検討会を実施しました! 畿央大学は今年も株式会社近鉄リテーリングと連携して、西名阪道 香芝サービスエリアで提供する「麺メニュー開発」に取り組んでいます。昨年は「丼メニュー開発」に携わり、グランプリ受賞の「大和ポークねばねばアボカ丼」、準グランプリ受賞の「まほろば大和のうるわし豚丼」は香芝SAのフードコートで、特別賞受賞の「1杯で2度美味しい一石二豚丼」、「ヤマトポークのトントン丼」は岸和田SAで人気メニューとして現在も販売されています。 そして、今年は「麺メニュー」をテーマとして、平成29年6月22日(木)健康栄養学科の食品開発に興味のある2回生13組50名(指導教員:中谷 友美先生、小西 佳奈先生)がレシピ検討会に参加致しました。 学生たちは各チームで考案した麺メニューを作りはじめ、17時から近鉄SAの方々に改良点を指摘していただく検討会がスタートしました。近鉄SAから3名、西日本NEXCOから4名が相談員としてご参加いただきました。学生からは開発したメニューの提案や構想している調理方法や味付けなど多くの質問を投げかけ、各相談員の方々から現場視点での意見をいただきました。 例年に比べて「非常に高いレベルの提案が多かった」との講評を相談員の皆様から頂戴しましたが、現状に満足せず、各チームさらにメニューに磨きをあげてコンテストまでに仕上げてくれると期待しております。いよいよ7月8日(土)10時からコンテストが開催されます。審査員をうならせる絶品の麺メニューがいくつ出てくるか、楽しみです!! 【関連リンク】 近鉄連携「香芝SAフードコート 麺メニュー開発プロジェクト」プレゼンテーション会を開催! 近鉄連携「香芝SAフードコート 麺メニュー開発プロジェクト」でサービスエリアを見学! 近鉄連携「香芝SAフードコート 麺メニュー開発プロジェクト」が始動しました。 近鉄連携 西名阪自動車道香芝サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。 近鉄連携 阪和自動車岸和田サービスエリアで畿央生が作った「大和ポークを使った丼メニュー」が発売されます。
2017.06.26
BLS(一次救命処置)ブロバイダーコースを開催!~看護医療学科
はじめまして、看護医療学科の3回生高田咲貴です。私と、同じ看護医療学科の谷田有加・上田恵実香の3名の学生が集まって、学部でNCPR(新生児蘇生法)を開催している藤澤弘枝先生、ヒトの遺伝学を教えてくださっている小児外科の医師である小角卓也先生の5名でタッグを組んで、「大切な人を守る実践活動」をモットーに、その実践活動の一環として、BLSプロバイダーコースを開催したのでご紹介します! BLSプロバイダーコースは、アメリカをはじめ世界各国で開催されている医療専門家・救命のプロフェッショナルのための世界最高水準の一次救命処置(BLS:Basic Life Support)教育訓練プログラムです。 大人の傷病者に対する人工呼吸と胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使い方に加えて、乳児と小児のCPR、気道異物除去など、国際コンセンサスに基づいた一次救命処置(BLS)のほぼすべてを網羅しています。 これだけを聞くと、医療専門職者以外関係ないのでは?と感じますよね。しかし、BLSプロバイダーが受講対象としているHealthcare Provider という言葉は、医療専門職者に限らず人々の健康維持・管理に責任ある立場の職種・立場の人すべてが含まれます。そのため、どなたでも、医師・看護師・救急救命士などと同じ高いレベルの一次救命処置(BLS)技術を習得できます!心疾患は世界の死因第三位です。あなたは、目の前で倒れた大切な人を救えますか?? ※本コースの全課程を修了し、筆記試験・実技試験に合格すると、2年間有効のAHA公式BLSプロバイダー BLS Provider 認定カードが発行されます。世界で通用する医療従事者レベルの心肺蘇生技術認定です。 説明が長くなりましたが、そんなBLSプロバイダーコースを2017年6月25日(日)9時にメンバーが集合し、いざ準備して…講習して、片づけて、また、会議して…記念すべき第1回目を、10時から17時を過ぎても行いました!定員は4人でしたが、あまり広報する時間もなかった中、看護医療学科2回生が定員制限ギリギリの4人も参加してくれました! これからも活動していきたいと思いますので、学部学科問わず、興味のある方は講習会に参加、もしくは、一緒にやって下さるメンバーも募集していますので、ご連絡くださ~い! 看護医療学科3回生 高田咲貴 お昼の食事も水分もみんな自前で用意し、食べるのもそこそこに、一生懸命教えて学んでいた学生さん。 BLSブロバイダーのインストラクターの3回生は、初の大役なのに「楽しかった!」と満面の笑顔でした(赤いユニフォームがお似合いです。)今回の講習会を受講した2回生は、「大変だった」「思った以上に難しかった」と言っていましたが、最後の試験は4名全員が合格しました!!!念願のAHA公認BLSブロバイダーに認定です! 英文の認定カードが届くまで1か月くらいかかりますが待っててくださいね。 看護医療学科 講師 藤澤弘枝 【関連記事】 新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」講習会を開催!~助産学専攻科
2017.06.26
第15回畿央祭実行委員Blog vol.1~今年も実行委員ブログがスタート!
こんにちは!第15回畿央祭実行委員長の黎です。「れい」と読みます、覚えてくださると嬉しいです! 2017年度畿央祭実行委員によるブログ、本日からスタートします☆ 畿央大学のビックイベントである畿央祭。今年度でなんと15回目の開催となります!ですが、15回目といえども、在学生はもちろん、地域の方や受験生の方などに畿央祭の魅力をもっともっと広めたいと思い、今年度も実行委員幹部が様々な情報をお届けしたいと思います(^^) さて、今年度の畿央祭は…10月21日(土)・22日(日)の2日間にわたり開催します!! 畿央祭をより良いものとするために、集まった実行委員は190名。その実行委員をまとめる幹部17名。計207名で畿央祭2017を作っていきます!! 実行委員の皆さんは、畿央祭を訪れた方々に、「畿央祭に来てよかった!」「また来年も来よう!」と思ってもらえるように、頑張っていきましょう♯ そして、今年度の畿央祭のテーマが決定しました。 今年度のテーマは「虹~15th anniversary~」です!!! なぜ虹になったのか…? 畿央祭の運営には6つの部署(アリーナ、学内企画、展示、舞台、広報、模擬)があり、その部署を管理・補佐をする実行委員長と副実行委員長4人の統括。部署と統括を合わせて、7つの役職があることから、それぞれが個性豊かな光を放ち、互いに照らし合うことでまた新しい色が生まれるように、全員が協力し合って今年は今年の7色の光で、昨年の「頂」の上に「虹」を架け、より良い畿央祭にしていこう。という思いを込めて虹にしました。 ところで、畿央祭実行委員といえば、¨つなぎ¨ですよね!今年度は何色に決定したのかな? 気になるところですが、つなぎについては副実行委員長に語ってもらいましょう(笑) これからも随時ブログを更新していくので、ぜひチェックしてみてくださいね! 第15回畿央祭実行委員長 健康栄養学科2回生 大津留黎
2017.06.23
日本老年学会にてKAGUYAプロジェクト研究成果を発表!
第30回日本老年学会にて、KAGUYAプロジェクト高齢者ベースライン調査に基づく研究成果を発表しました! 6月14日~16日、名古屋国際会議場にて、第30回日本老年学会が開催されました。この学会は、2年に1度開催され、老年系の7学会(日本老年医学会、日本老年社会科学会、日本基礎老化学会、日本老年歯科学会、日本老年精神医学会、日本ケアマネジメント学会、日本老年看護学会)で構成された合同学会という形式で行われています。 KAGUYAプロジェクトではプロジェクト高齢者ベースライン調査のデータを用いて、この合同学会において第59回日本老年医学会学術集会に2報、第59回日本老年社会科学会大会に1報、第22回日本老年看護学会学術集会に1報、それぞれ発表を行いました(通算6,7,10,11報目)。 KAGUYAプロジェクトに参画する研究者は多職種にわたるため、このような合同学会でなければなかなか一堂に会した発表は難しく、貴重な機会となりました。また、本学会においては、「『治し支える医療』へ向けて、医学と社会の大転換を」を共通テーマにしており、特に多職種連携に関することが多くディスカッションされていました。 本プロジェクトにて発表した演題について、筆頭演者からご紹介いたします。 演題名:地域在住高齢者のソーシャル・キャピタルと抑うつとの関連(口演)(第59回日本老年医学会) 演者:文鐘聲(看護医療学科)、高取克彦(理学療法学科)、山崎尚美(看護医療学科)、松本大輔(理学療法学科)、宮崎誠(教育基盤センター) KAGUYAプロジェクトでは、「ソーシャル・キャピタル」(地域のつながり)を主眼に見ていますが、本発表はその中でも「互酬性の規範」と呼ばれるもの(本研究では具体的に「情けは人の為ならず」に同意するか、実践しているか)が精神的な健康(抑うつ)にどう影響を及ぼすかを解析しました。その結果、抑うつ群は非抑うつ群に比べて年齢が高く、生活習慣病に多くかかっており、社会経済的状況も良くないことが明らかになりました。また、「情けは人の為ならず」に同意することだけでは抑うつに影響せず、実践するほど抑うつを低下させることも明らかになりました。今後も、両者の違いに注目して解析を進めていきたいと思います。 演題名:新興住宅地域と旧村地域におけるソーシャル・キャピタルと健康の地域間格差―KAGUYAプロジェクト高齢者ベースライン調査 (ポスター)(第59回日本老年社会科学会) 演者:文鐘聲(看護医療学科)、山崎尚美(看護医療学科),高取克彦(理学療法学科),松本大輔(理学療法学科),宮崎誠(教育基盤センター),吉田浩子(広陵町地域包括支援センター) 本発表では、旧村地域と新興住宅地域の2つに分け、健康状態等を比較しました。旧村地域の平均年齢が新興住宅地域に比べて2歳ほど高く、高次生活機能が低く、生活習慣病の罹患などが高いことがわかりました。また、ソーシャル・キャピタルの側面においては、近所付き合いの度合いは旧村地域が高く、趣味・サークル活動は新興住宅地域が高いという特徴も明らかになりました。今後、その特徴を踏まえた計画を練る必要があります。KAGUYAプロジェクトでは、いくつかの事業を町内で展開していきますが、その際の資料となることでしょう。 演題名:地域高齢者における自己認識年齢と健康関連指標および日常生活活動能力との関係 (ポスター)(第59回日本老年医学会) 演者:高取克彦、松本大輔(理学療法学科)、宮崎誠(教育基盤センター),山崎尚美,文鐘聲(看護医療学科) 昨年度に学会員となり,今回初めて研究成果発表での学会参加をいたしました。私は「地域高齢者における自己認識年齢と健康関連指標および日常生活活動能力との関係」という演題でのポスター発表でした。一般演題およびセミナーなどにおいては「フレイル」をキーワードとしたものが非常に多く,「特定高齢者」などの表現が使われていた時代からの急速な考え方の変化を実感しました。常連的に参加する理学療法士やリハビリテーション専門職中心の学会と異なり,老年内科医や看護師,保健師,栄養士など多職種が参加される学会は非常に刺激的でした。 KAGUYAのライバルともなる学官連携プロジェクトも多く存在しましたが,住民リーダー育成,認知症カフェの展開などの介入を含む点がKAGUYAの独自性と強みであると実感しました。来年度も引き続き他のプロジェクトに負けない研究成果を発表していきたいと思います。 演題名:高齢住民のエンパワーメント力と認知症の認識との関連性―KAGUYAプロジェクト高齢者ベースライン調査―(ポスター)(第22回日本老年看護学会) 演者:山崎尚美、文鐘聲(看護医療学科)、高取克彦、松本大輔(理学療法学科)、宮崎誠(教育基盤センター)、南部登志江、島岡昌代、寺田美和子、福森貢、松本泉美(看護医療学科)、吉田浩子(広陵町地域包括支援センター) 第22回日本老年看護学会学術集会において、示説発表をいたしました。今回は「高齢住民のエンパワーメント力と認知症の認識との関連性」について発表しました。一般演題としては、「End-of-Life Care」「最後までその人らしく輝いた人生」、認知症関連では「若年性認知症」「当事者とともにつくる」「認知症カフェ」に関する発表や講演が多く、看護職は認知症の人の代弁者になることが強く求められていると思いました。 評価尺度についての意見交換やエンパワーメント力の育成のための基礎データとなることの示唆をいただき、大変有意義な学会となりました。 このように、KAGUYAプロジェクトは多方面からの解析、考察を行っています。地域住民のみなさまが健康で幸せに暮らしていけるよう、これからも研究を続けていきたいと考えています。 看護医療学科 准教授 文 鐘聲 教授 山崎尚美 理学療法学科 准教授 高取克彦 助教 松本大輔
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