2021年2月4日の記事

2021.02.04

対面&リモートでマイスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」

人間環境デザイン学科1回生対象「立体表現Ⅱ」の授業では、2009年から本格的に家具づくりに取り組んでいます。当初はバウハウスのデザイン思想を引き継ぐ「ウルムスツール」を制作していましたが、次第にアイテムは変遷し、現在は「マイスツール」というオリジナルのかわいいスツールをつくっています。 ところが今年度は新型コロナウイルスの影響で例年のような授業が難しく、授業内容を軌道修正して行いました。具体的には、オリジナルデザインの要素を控えめにし、基本形のデザインを基調として各々の作品をつくりあげました。教室である造形実習室には畳1帖大の作業台が9台ありますが、3密を避けるため1台につき1人に制限した為、9人でしか授業ができなくなりました。例年は1組2コマ20名、2組2コマ20名、計40名という定員でしたが、今年度は4班(各9名)×1コマ、計36名という構成にせざるを得ず、時間的にも厳しい制約の中で対面授業を進めました。   毎回授業前には学生の体温を一人ひとり測り、十分な換気をして、アルコール消毒を欠かすことなく行い授業運営を進めてきました。     ところが年末に新型コロナウイルスの感染が拡大してきたため、13回目(全15回)からは急遽スツールを組み立て各自の家に持って帰ってもらい、残り2回をリモート授業に切り替えました。制作工程にあわせた短い動画を作成・配信するなど我々教員(加藤信喜・稲葉崇史)の遠隔指示により、各自の自宅において仕上げ作業を行いました。 本当は例年通り大学の実習室で専門の道具・機材を使用して制作してもらいたかったところですが、自宅で十分な道具がない中でも、全員が見事にそれぞれの「マイスツール」を完成させてくれました。皆さんの成果として完成後に送られてきた作品の写真をこのブログでお披露目させていただきたいと思います。 1回生の皆さん、お疲れさまでした!   【学生が製作したスツール】 (左上)青木佑夏 (右上)阿舍利陽菜 (左下)油谷圭輝 (右下)石田風歌     (左上)今村水紀 (右上)上出那奈実 (左下)岡村夢真也 (右下)奥野菜花     (左上)角野歩希 (右上)大石和 (左下)梶原百華 (右下)河口歩夢     (左上)川口蒼真 (右上)切島温子 (左下)後久まどか (右下)田原健   (左上)出口航大 (右上)栂野歩未 (左下)古澤聖也 (右下)櫻井香織     (左上)瀬山采加 (右上)髙山凌花 (左下)谷口遥香 (右下)丹野紗波     (左上)土橋歩波 (右上)中村悠真 (左下)根来昂汰 (右下)平岡初音     (左上)福田莉奈 (右上)藤原彩那 (左下)藤原未唯 (右下)松上萌     (左上)屋敷奈保 (右上)山岸美月 (左下)山田夏実 (右下)吉井亮徳   人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜   【関連記事】 人間環境デザイン学科学生製作のマイスツールを学内展示