2017年3月の記事

2017.03.29

卒業生有志が「岡本先生を送る会」を開催しました!

これまで畿央大学にて、養護教諭の育成に大きく貢献してこられた岡本啓子先生が、本年度でご退職されるということで、3月18日(土)に『岡本先生を送る会』を開催しました。     養護教諭の免許を取得した方を中心に、岡本先生にお世話になった卒業生の1~7期生が集まりました。なんと総勢42名の方にお集まりいただきました!養護教諭として活躍されている方はもちろん、他の場で活躍されている方もお越しいただきましたので、毎年開催されている養護教諭の勉強会とは、また違った雰囲気でした。早めに到着された岡本先生は開会前から、みなさんとの会話を楽しんでおられました。みなさん様々な場所で活躍されているので、なかなか会えないこともあり、話題は尽きません。     岡本先生とお話する機会を待っている間は、それぞれの期生でプチ同窓会のような雰囲気に!そして、先輩後輩が交流できる場にもなっていました。岡本先生には、参加されたみなさんからお祝いに、花束と、記念品、メッセージアルバムをプレゼントしました。     メッセージアルバムは参加されたみなさんの写真とメッセージ、また、今回残念ながら参加できなかった方からのメッセージも添えてあります。学生時代、岡本先生は、いつも優しく、時に厳しく、私たちに接してくださいました。卒業した後も、岡本先生が研究室にいてくださることで、悩んだり不安になったりしたときには、研究室を訪ねていました。そんな岡本先生がもう畿央大学の研究室にいらっしゃらないというのは、少し寂しい気持ちですが、いつまでも岡本先生が私たちの恩師であることには変わりありません。 会の最後には、岡本先生にこれまでのことや今後の展望などをお話しいただきました。   はじめから終わりまで、みなさんの笑顔で溢れる楽しい会となりました。 岡本先生、これまで本当にありがとうございました!!   また、ご参加、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。そして卒業生から岡本先生へ感謝を伝える場を作ることができたのも、畿桜会のご支援があってのことです。本当にありがとうございました。   現代教育学科5期生 益田由奈     ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2017.03.28

卒業生・在学生で恒例の沖縄ゼミ旅行!~理学療法学科瓜谷ゼミ

2016年3月17日(金)~3月21日(火)に理学療法学科瓜谷先生の「瓜谷ゼミ」3回生4名・4回生4名および「裏瓜谷ゼミ(ゼミ生ではないけど諸々の集まりに参加してくれる人たち)」3回生2名、4回生4名、そして卒業生5名で沖縄卒業旅行に行きました。通称「うりゼミうらゼミツアー」合計20名、女子ばかりの旅行になりました!     17日から19日の3日間は雨が続き天候には恵まれませんでしたが、古宇利島や残波岬、万座毛は雨ならではの美しさがありました。その他にも琉球ガラス体験や首里城、美ら海水族館へ行ったりしました。     民宿への帰りには毎日ブルーシールアイスが付き物でした!民宿へ戻ると、国際通りで仕入れた刺身やお惣菜を調理し、沖縄料理を泡盛やオリオンビールと共に堪能! 19日の夜からOGの先輩方が合流し、沖縄の夜を満喫しました!     20日からは座間味島へ移動し、一泊しました。朝からはホエールウォッチングをし、奇跡的にも鯨のジャンプ(ブリーチング)を観ることができ、大満足の朝に!午後からは雨予報が外れ、かんかん照りの一日に。ここからはシュノーケリングチームと、島散策のチームに分かれ行動しました。シュノーケリングは海が透き通っていて昨年以上の美しさでした。また、海亀を観ることができたのでとても良かったです。     島散策はバイクを借りて座間味島を一周しました。散策は今年はじめてで、普段見ることのできない島の風景や日常を肌で感じることができました!     お昼ご飯は、毎年お世話になっているもずくさんのお店で名物もずくそばをいただきました。相変わらずの美味しさでした。 日が暮れ、バーベキューの準備をしていると夕焼けがとても綺麗で、それを見ながらアグー豚の焼き肉をいただきました。とっても美味しかったです! 夜になると曇り空に。しかし運が良かったのか、雲が晴れ、満点の星空が現れました!地元では見ることのできない、ゼミ生にとっては初めての星空だったので、すごく感動しました!     今年は昨年のOGの先輩方が全員集まってくださり、大いに盛り上がった旅行となりました!これを糧に、3年生は実習を、4年生は社会人として頑張っていきます!今年参加できなかった方、参加した方も、来年の沖縄旅行にぜひご参加ください!     理学療法学科4回生(2017年3月卒業) 坂口ななみ 【関連記事】 卒業研究で広陵町住民の方のデータを測定!~理学療法学科瓜谷ゼミ アジア理学療法学会(ACPT)に参加、発表!~理学療法学科瓜谷ゼミ 卒業研究で助成向けパンツを共同開発!~理学療法学科瓜谷ゼミ 在学生・卒業生合同で沖縄にゼミ旅行!~理学療法学科瓜谷ゼミ

2017.03.28

「たいし聖徳市」に参加・協力しました!~ヘルスチーム菜良

こんにちは!ヘルスチーム菜良(*)、健康栄養学科2回生の奥田佳菜です。 3月19日(日)、大阪府太子町で「たいし聖徳市」というイベントが開催され、ヘルスチーム菜良から3回生1人、2回生2人、1回生1人が参加しました。イベント内の「笑顔いっぱいプロジェクト」の1ブースをお借りし、貧血チェックと柑橘味噌ソースの試食・レシピの提供を行いました。   ヘルスチーム菜良(*)…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており食育啓蒙活動に取り組んでいます。     貧血チェックは、採血をしないで簡単に貧血の指標であるヘモグロビン濃度が測定できる機械を用いて行いました! 中指を機械に入れるだけで結果が出ることに驚かれた方が多かったです。ヘモグロビン濃度が低かった方に対しては、貧血に関するリーフレットを配布しました。   ▼ヘモグロビン濃度を測定している様子     ▼貧血チェックの結果の説明をしている様子     難しい言葉を使用せず簡単に説明するという、言い換えの難しさを感じました。 また結果の良し悪しにかかわらず、貧血チェックを行った全員にリーフレットを配布すれば良かったと思いました。     柑橘味噌ソースは太子町の特産品である蜜柑と味噌を使って考えたソースで、さっぱりとした味になっています。鶏肉などを漬けて焼いたり、温野菜にかけたりといろんな使い方ができます。 当日イベントが始まる前にソースを作り、クラッカーにかけたものを、レシピとともに提供しました。「何にでも合いそうで美味しい!」「家でつくってみる」などの嬉しいお言葉をたくさんいただきました!   ▼柑橘味噌ソースに使用した太子みそ     ▼柑橘味噌ソースを作っている様子     ▼実際に提供している様子       今回参加したメンバーの感想です。   お子様からご高齢の方までたくさんの方が柑橘味噌ソースに興味を持ってくださり良かったです。貧血チェックをした後にヘモグロビンについて質問いただきましたが、うまく答えることが出来ませんでした。誰でも伝わるような説明が出来るように、もっと勉強しなければならないことを痛感しました。 3回生 横田綾乃   地域の方々に貧血チェックなどを楽しんでもらいとても嬉しかったです。自分たちで作ったものに対して興味を持ってくれたり、作ってみたいと言ってくださったりしてくれて良かったと感じました。 2回生 板越優希   味噌作りのときから地域の方と近い距離でふれあうことができ、とても新鮮だったので参加して良かったです。地域の方の温かさを感じました。またこのような機会があれば参加したいと思いました。 1回生 山田さくら   ヘルスチーム菜良ではこれからもさまざまな活動に取り組んでいきます!活動ごとにブログも更新していくのでこれからもよろしくお願いします!! 健康栄養学科2回生 奥田佳菜

2017.03.28

健康栄養学科1期生同窓会レポート!

3月26日(日)に健康栄養学科1期生の同窓会を開催しました。 卒業から10年の節目を迎え、初めての2クラス合同の同窓会を企画しました。     卒業生18名が参加し、お世話になった先生方2名にもお越しいただき、とても賑やかな会となりました。子ども連れの参加者も多く、卒業後1度も大学へ行っていないという人もいたことから、大学での同窓会開催となりました。   10年ぶりに会う友人、10年ぶりの大学・・・と懐かしさがいっぱいでしたが、会が始まり、先生や友人と話していると学生の頃と変わらない空気に包まれました。 今回の同窓会は子どもが15名ととても多かったのですが、ゼミ室をお借りできたことでゆっくりと会を楽しむことができました。 食事後、北田先生にキャンパスツアーをしていただきました。自分たちが学んだ実験室や実習室を懐かしみ、10年前にはなかった棟に驚き、大学の発展を実感したツアーとなりました。     また数年後に、今回参加できなかったメンバーも含めた1期生の同窓会をしたいと思える日となりました。 今回、お忙しい中参加して下さった岡崎先生と北田先生、また、オープンキャンパスと重なったにも関わらず、快く場所を提供して下さった大学の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました! 健康栄養1期生 奥山福美(古江)   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。  

2017.03.27

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.41~奈良県主催のスポーツイベントに協力!

こんにちは!理学療法学科2回生の堀井です。 2017年3月11日(土)10時より、すぽろば(奈良県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会)のPRイベントが大学に隣接する商業施設エコール・マミで開催され、畿央大学健康支援学生チームTASK※が協力させて頂きました。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。     私たちは1階の広場にて「親子向け体操」をさせていただきました。TASKメンバー3人で自分たちが考えた体操を、エコマミに来ていたお客さんの前で披露させていただきました。参加してくださった親子さんもみんな一緒に体操をすることで、私たちも一緒になって楽しい時間を過ごすことができました。     そのあと、体組成計と血管年齢測定をお手伝わせてもらいました。みなさん体組成計と血管年齢測定に興味があったらしく、たくさんの方が測定され、自分の体について知り、健康意識を高めていただけたのではないでしょうか?     今後も地域の健康づくりに少しでも貢献していきたいと思います! 理学療法学科2回生 堀井啓介   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2017.03.25

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.40~介護予防リーダー養成講座に協力!

理学療法学科3回生の福森です。3月16日(木)に畿央大学で行われた「介護予防リーダー養成講座」に体力測定のサポートとして健康支援学生チームTASK※の理学療法学科の3回生4名で参加させていただきました。この講座は広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の一環で行なわれているもので、自主的な健康づくりの活動を行える地域支援の住民リーダーを養成するものです。 ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。     今回の講座では運動教室などで参加者の方に体力測定をする際の注意点などについて、実際にお互いに測定をしながら確認して頂きました。私たち学生は測定を行っている参加者さんの補助をさせて頂きました。今回は、椅坐位体前屈・30秒間立ち上がりテスト・TUG(Timed Up and Go)テストという測定を行いました。     この講座に参加されている方々は皆さんすごく意欲的で、とても細かいところまで測定の仕方を確認し、他にはどんな方法やテストがあるかなどを熱心に質問されていました。また、講座の終了後には、私たちに効果的な柔軟の仕方を教えて頂きました。   参加者の方々には、この講座だけでなく他の地域の活動などにも積極的に参加されている方もいて、地域での活動に対して熱心で、地域での関わりを大切にしていることがとても感じられました。また、高齢化の進む今後は、専門家だけでなく地域の方々が率先して介護や介護予防の活動を行い、地域住民の生き生きとした活動と健康維持を大切にしなければならないと思いました。   理学療法学科 3回生 福森雄大   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。   【関連リンク】 「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」修了式を開催しました。 第2回シニアキャンパスを開催しました。(KEEP協力) 「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」を開講しました。 広陵町・香芝市連携「介護予防リーダー養成講座」説明会が開催されました。

2017.03.23

小学校1日見学を実施しました!~現代教育学科

今年も、大阪教育大学並びに大阪教育大学附属天王寺小学校のご厚意で、平成29年2月28日、「小学校一日見学」をさせていただきました。参加した99名の学生は、“生”の授業を見学し、“生”の子どもたちと接し、“生”の小学校を体験することができました。     午前中は、4時間の授業見学です。「授業は先生から子どもへの知識の伝達ではないこと」を大学で学んでいますが、実際に目の前でその姿を見ることができたようです。     今回の見学で学んだことの一つは、先生と子どもが一緒に授業をつくっているということです。先生はいろんな形で問を投げかけ、それに対して出た考えや気づきを一つずつ掘り下げたり、取り上げたりすることで、よりよい授業をつくることができるのではないかと思いました。どの授業でも子どもの気づきをとても大切にしていることを知りました。その気づきをふくらませ、より深く考える手伝いをする役目が先生なのではないかと思います。   問いに対して何故その答えになるのかという根拠を述べさせ、あっていても先生がすぐに「正解!」といわず、他の児童に「どうですか?」と聞き、「あってる!」「そう思った!」という意見を聞いてから正解にしていました。   先生をめざすにあたって、僕が一番不安に思っていることが、児童全員が理解できる説明ができるのかということです。今日はそのことをメインに授業を参観させてもらいました。そこで、気づいたことは児童の疑問をみんなで共有するということです。先生がさっと答えを言うのではなく、共有し意見し合うことによって、一人一人の理解が深まる結果になっているなと思いました。子どもが好きという理由で教師を目指し始めましたが、今日改めて教師になりたいと思いました。   また、先生方の指導にも、関心をもちました。     図工の説明の時に全員を前に集めて、今日する内容の説明をしていたときです。全員が前に集まるので、子どもたちの周りには、いつも遊んでいる仲の良い子がいるのもかかわらず、子どもたちはザワザワしません。子どもたちの目を先生の手元に集めさせる力が自分も見習いたいなと思いました。とても興味深そうに興奮しながら、先生の手本を子どもたちが見ていたので、やっぱり担任の先生の子どもたちを引きつける力はすごいなと思いました。   休み時間のことです。国語の教科書を読んでいる二人の子どもに、「先生、これ何て読むの。」と私は聞かれました。私はロッカーの上に国語辞典が置いてあったのに気が付いて、「国語辞典でいっしょに調べよう」と言いました。すると、「めんどくさい」と返され、担任の先生に質問しに行ってしまいました。しかし、担任の先生の返事も「国語辞典で調べてみなさい」というものでした。そして、その二人の子どもは辞典を用いてその漢字の読みを調べ始めました。私と担任の先生の返事は同じ内容だったのに、言い方の違いで子どもの興味を引きつけ方に大きな違いが見られたことに大変驚きました。   音楽では、「音楽科概論」で学んだ歌唱指導のすべきポイントを完璧に先生がこなしていました。歌い始めの歌詞を言ってあげるなどです。児童と一緒に鬼ごっこをしたり、話したりする中で、児童の方から緊張を解いてくれたような気がしました。今日の一日で小学校教諭になるという意志がさらに強まりました。   休憩時間には、こんな感想ももちました。   休憩時間になると「先生、先生」と話しかけてくれる子がたくさんいました。そんな風に呼ばれたのは初めてだったので、とても嬉しかったです。それと同時に“先生”という自分がめざすものの重さも感じました。見学させていただいた先生方のようにきちんと児童と向き合えるのかという不安がありました。今日も最初児童に話しかけられた時、笑顔を返すことしかできませんでした。これからも多くの経験を積んで児童のどのような反応にも的確に応えられるようにしなければならないと実感しました。       午後は、山手隆文副校長先生の講話を聞きました。講話から、これからの大学での学修への示唆もいただけました。   私は本当に教師になりたいのか分からなかったけれど、今日の見学ではじめて現場の先生の授業を見ることができ、児童と関わることができて教師になりたいという想いが強くなりました。最後にお話しくださったよい先生の一つの、「字がきれい、汚いよりも丁寧な先生」のまだ会っていなくても連絡帳の字の丁寧さで保護者の方からの印象がとても違う、というお話は本当にそうだなと思いました。このような自分では気付けないことをこれからの実習やボランティアを通して学んでいき、よい教師になれるように努力したいです。   今年度は、2月28日に「小学校一日見学」の機会をいただきました。この日でなければ見ることのできない様子も見ることができました。附属天王寺小学校では、3月1日から卒業式に向けた行事や練習などが始まります。その準備は、次のリーダーになる5年生が担当します。授業見学の際にお借りしたいすを講堂に返却しに行くと、その準備が行われているところに偶然出会いました。5年生が先生の指示の下に作業を進めています。4月には最高学年になるという自覚が生まれ始める5年生の姿を見ることができるのは、6年生を送り出す準備をする2月28日という日なのです。 年度末の多忙の折、実り多い見学をさせていただきました附属天王寺小学校の皆さん、ありがとうございました。

2017.03.23

新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科

平成29年2月18日(日)10時~16時に看護実習室にて行われた看護医療学科2回生対象の新生児蘇生法(NCPR)の結果が出ました。     18名中17名が合格しました!(合格率94.4%) 残念ながら全員合格ははたせませんでしたが、大学におけるNCPR開催はほとんどない上に、学生さんたちの希望をかなえるために母子看護学講義も実習も終わっていない2回生を対象にしたことを考えると、非常に高い数値と言えます。 ※新生児蘇生法の詳細については前回の記事を参照ください。     開催前から事前学習をし、当日も真剣そのもので学んだ学生さん! 皆さんの本気の頑張りが、今回の結果につながりました。 この頑張りは、今年の後期から始まる各看護学実習に活きてくることと思います。 一緒に頑張りましょうね!   看護医療学科 講師 藤澤弘枝   【関連記事】  新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」講習会を開催!~助産学専攻科

2017.03.22

神経リハビリテーション学研究室の研究交流会が開催されました。

3月11日(土)、畿央大学にて神経リハビリテーション学研究室(大学院 森岡研究室)の研究交流会が開催されました。今回は、吉備国際大学の竹林崇先生,伊丹恒生脳神経外科病院の竹内健太先生(いずれも作業療法士)に御来学頂き、研究紹介を行って頂きました。また、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターの大住助教、大学院生の藤井、高村、石垣からも研究紹介を行い、双方の研究に関して意見交換を行いました。また、本会では在学中の大学院生以外にも、修士課程や博士課程の多くの修了生が参加し、懐かしい顏ぶれが揃う機会にもなりました。 研究会の前半は、竹林先生と竹内先生からそれぞれの研究紹介がありました。 竹林先生の研究紹介では、CI療法(脳卒中後片麻痺上肢の集中訓練:Constraint induced movement therapy)とTransfer package(改善した上肢機能を生活場面の使用に汎化させる行動療法)との併用効果や、その改善に関する神経メカニズム、運動療法にロボットを用いることの有用性、そして、経頭蓋直流電気刺激と末梢電気刺激の併用がCI療法の効果に与える影響など、脳卒中患者を対象とした様々な臨床研究の成果を示して頂きました。脳卒中患者の上肢機能という事項に対して、様々な側面から評価・介入しつつも回復機序までも検証しておられる一連の取り組みに感銘を受けると共に、強い臨床志向的な研究動機に触れさせて頂きました。また、竹内先生からは、半側空間無視患者の臨床的評価に対する素朴な疑問を検証するために取り組んでおられる臨床研究を紹介して頂きました。普段の臨床で生じる疑問を取りこぼさず、それに対する仮説を立てて検証していく手続きの重要性を改めて学ばせて頂きました。 続いて後半は、畿央大学から半側空間無視の病態特性について藤井、高村が、慢性疼痛患者の運動特性について大住助教、姿勢制御の社会的特性に関して石垣が紹介させて頂きました。 それぞれの研究紹介に対して、竹林先生、竹内先生との意見交換だけでなく、修了生からの意見も活発に発せられ、予定時間を超過してしまうほどの充実した会となりました。また、普段から博士課程の先輩方の研究発表を聞く機会がある修士課程の私達にとっても、発表を聞く度に研究が発展している先輩方の姿を目の当たりにし、刺激を受けるとともに、自身の研究に取り組む姿勢についても学ばせて頂きました。 交流会の途中で撮影した集合写真ですが、実は他の共同研究で来学されていた東京大学医学部附属病院リハビリテーション科の四津先生が交流会へと足を運んでくださり、集合写真まで撮らせて頂きました。東京へ戻られるお忙しい時間にも関わらず、わざわざ足を運んで頂きました。ありがとうございました。 半日という短い時間で開催された会ではありましたが、建設的な意見交換が活発に行われ、未来志向的な場を共有することができたと思います。そして、このような機会をきっかけに、様々な領域の研究者との協力関係を形成し、真にリハビリテーションの対象者に還元される研究成果の発信に繋げていきたいと思います。 最後になりましたが、ご多忙のなか御来学して頂いた竹林先生ならびに竹内先生、企画及び運営を実施してくださった博士後期課程の方々、そして、このような機会を与えてくださった森岡教授に深く感謝を申し上げます。 畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程1年 山道菜未

2017.03.22

助産学専攻科5期生、修了&卒業式レポート!

2017年3月15日(水)、助産学専攻科の課程を修了しました!     畿央大学の看護医療学科から助産学専攻科に進んだ学生もいれば、他大学から進学してきた学生、何年か看護師を経験してから助産師を目指しに来た学生など、様々な環境から助産師になるために不安と期待を抱きながら入学してから早1年! あっという間に怒涛の1年が過ぎてしまい、寂しくもあり、嬉しくもある。そんな気持ちです。 前期は勉強と分娩介助の技術演習に明け暮れ、後期は助産学実習と卒業研究、国試勉強、NCPR(新生児蘇生法)の資格取得といった盛りだくさんの1年でした! 大変だったこの1年を乗り越えられたのは、支えてくださった先生方と仲間がいてくれたからこそ! 私たち5期生は、個性豊かで賑やかな学年で、年齢問わず仲良しで、いつも笑顔と笑い声が絶えませんでした!     卒業式では、頑張ってきた1年を振り返ると、思いが込み上げてきて思わず目頭が熱くなり、卒業パーティー、そのあとの謝恩会でも先生方とお酒を飲みながら、10年後の自分について一人ずつ語り、先生が今の私達ぐらいの時はどうだったかなど色んな話をして楽しく和気あいあいと時間を過ごしました。   この1年、先生からは、母子2人の命を担う責任感をしっかり持たなければならないという厳しさを教えていただきました。このことは、助産師になれば嫌というほど実感させられると思います。先生からのありがたく温かいメッセージをずっと忘れず心に留めておきたいと思っています。 これからは各々が授業、演習、実習で感じたこと経験したことの初心を忘れず、胸を張ってお産のケアに携わることが素晴らしい仕事と言えるような助産師になっていきたいです。 助産師として働きだしてからも、泣き、笑い、考え、悩み抜いたこの1年を思いだして、全身全霊をかけて頑張っていきたいと思います。 助産学専攻科 5期生 浅野友里 【関連記事】 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」講習会を開催!~助産学専攻科 第5回助産学専攻科卒業研究発表会を開催!~学生レポート 乳房マッサージでご活躍されている宮下美代子先生が来学!~助産学専攻科