2025年7月22日の記事

2025.07.22

ビーチラグビー白浜大会2025に参加しました!~ビーチラグビー部「Unlache」

こんにちは!ビーチラグビー部「Unlache(アンラーチェ)」代表の村岸 勇飛(人間環境デザイン学科 3回生)です。私たちビーチラグビー部は、2025年6月28日〜29日に開催されたビーチラグビー白浜大会に全2チーム、16人で参加してきました!   1回生にとっては初めての大会・遠征でしたが、全力でプレーをして、トライをとって喜ぶ姿がみることができました。2回生は先輩として後輩を引っ張る姿がみられ、去年よりも成長し白浜でプレーすることができました。上回生のみで組んだチームは惜しくもB2トーナメント準決勝敗退となりましたが、中部大会・関西大会にかける思いが強くなり、次につながる良い経験をさせていただきました。     ビーチラグビーはシーズンが6月末から7月末までと短期間ですが、仲間と全力で励み、築きあげる絆はビーチラグビー部ならではの魅力であると思います。試合も多くありませんが、一つ一つの試合を大切に楽しみ、後輩たちがビーチラグビーを続けるきっかけになれるようUnlache全員で頑張っていきたいと思います。     ビーチラグビーは安全に男女でできるスポーツです。Unlacheの練習は、毎週月・金曜日 第2キャンパスで日々男女関係なく助け合い、励ましあいながら練習しています。少しでも気になればぜひ見学・体験お待ちしています。     これからもUnlache全員で、周りの方への感謝の気持ちを忘れることなくビーチラグビーを楽しんで頑張っていきます!今後も応援の程よろしくお願いします。     ビーチラグビー部「Unlache」 代表 人間環境デザイン学科 3回生 村岸 勇飛 関連記事 Instagramアカウント:ビーチラグビー部(@unlachebeach) ビーチラグビー白浜大会2024に参加しました!~ビーチラグビー部「Unlache」   災害復興ボランティア部HOPEFULが、FMヤマトに出演! 第37回フィンスイミング日本選手権大会に出場しました!~水泳部 広陵町町制施行70周年記念イベントに書道部と軽音学部が参加! 「おでん研修」に励みました!! ~ 教職クラブODEN  

2025.07.22

学生企画【セクソロジープロジェクト】高校生とともに性について考える~YMCAインターナショナルハイスクール性教育プロジェクト実施報告

2025年7月15日(火)、看護医療学科の学生5名が、YMCAインターナショナルスクールで性教育の参加型ワークショップを実施しました。今回の活動では、性感染症・性的同意・妊娠・避妊など多様なテーマに触れ、感染症体験ゲーム、劇、ロールプレイ、○×クイズ、コンドームの実演などを通じて、高校生とともに多角的に考える時間を共有しました。 参加学生たちの声とともに当日の様子をご紹介します。 アイスブレーク ~ 感染症はこうして拡がる! 授業冒頭、3人にしか“感染”していない状態から始まる水の交換ゲーム。みんなは水ですが3人だけアルカリイオン水です。     じゃんけんをして負けた人のコップに全部水を入れ、混ざったところでお互い半分ずつに水を戻すということを4回繰り返しました。みなさん積極的に交換してくれていて、私たち学生にも声をかけて交換してくれました。     交換後に試薬を一滴垂らすと変色する人、しない人ができ、感染が広がっている状況がわかります。結果を見た時には、「おおーっ!」と歓声が上がり、盛り上がってくれていました。また、「感染してる。Oh my god!」と知らぬ間に感染していることを体験してくれているような声も見られていました。     驚きの声が教室に響き、性感染症が“気づかぬうちに拡がる現実を体感。盛り上がりながら深く考える導入ができたことに手ごたえを感じました。梅毒について知っている生徒は多かったですが、今回なぜ若者の世代で増加傾向にあるのかについても学んでもらうことができたと思います。   ○×クイズ 次に、○×クイズでは、5秒と少ないシンキングタイムでも、近くの友達と話して、考えを共有しているようで、とても積極的に参加してくれていました。   また、クイズの最後には、「性感染症になる原因について何が考えられるか?」というテーマで、ディスカッションしてもらいました。この時には、「避妊以外思いつかない。」や「関係を持つ相手のことを知ることが大事だと思う。」などの意見が出ていました。学生が話しかけても、快く意見を共有してくれていて、とても盛んな意見交換ができていました。   パーソナルスペースを体験! 次に、この距離、近すぎる?「友達との距離感」をテーマに、パーソナルスペースを体験するロールプレイです。     まずは担任の先生にもご登場いただきながら距離のとり方の寸劇で皆さんに考えてもらいました。自分の心地よさと他人の感じ方の違いに気づくディスカッション。   「私は触られるのは嫌っ!」「仲の良い友達だと近くても僕は気にならないけど、相手がどのように思っているのか本当はわからない。」「自分だったら仲良い子とボディタッチは全然いけるけど、あんま話したことのない子からボディタッチされたら嫌かな」「相手に聞いてみるのが一番。でも、聞くのって案外難しい」と様々な意見が出ていました。     距離感について、自分の価値観を振り返ってもらえたと思いますが、さらに相手の感覚は自分とは違う場合があることや人との距離感にも思いやりが必要であることが伝わっていたらいいと思いました。   妊娠について考える 次の話題は妊娠。「妊娠した彼女からすぐに逃げる彼氏」のロールプレイング。太郎くんと花子さんのLINEのやり取りから考えました。     LINEのやり取りについて考えてもらう時間を設けた際、「彼氏最低!」「彼氏ダメでしょ!」と、彼氏を非難する意見がたくさん出ていました。その上で、「私だったらすぐに親を巻き込む!」と誰かに相談するようにする意見も出ていました。ただ、人によって「すぐに親に相談できる人とできない人がいるよね。」という話題にもなり、彼氏をただ非難するのではなく、その場でどうすればよかったのかと考えてくれていました。   「男の自分から見ても妊娠させたのは自分ってわかってるのにほんまに俺?って言うのは違うなって思った」自分が太郎くんの立場だったらどうする?と問いかけると、「花子さんと一緒に病院行ってあげる」「一緒に病院行って、親とかにも一緒に話をする」と、友達同士で話したり、学生に意見をくれたりしました。想像しにくいから分からない、恥ずかしいから考えたくない、という子は1人もおらず、一生懸命考えて、話して、想像してくれました。   女の子側に立った時には、身体を大切にしたいから親に相談する、相手の親も交えて話し合いたいといった意見が聞かれました。また、男の子側に立った時には、女の子が別の男性と関係を持っているかもしれないから「俺じゃない!」と言ったのではないか、自分の子という確証が欲しいとの意見がありました。「病院に行くにしてもお金が必要。お金は誰が出すのか。」と妊娠することでカップルの間に発生する様々な問題についても気づいて貰うことができました。物事を多角的に見る視点があって素敵だなと思いました。また、「知らん人と性行為するのは、性感染症に感染するリスクがあると思う」などそれぞれ、考えたことを素直に私に伝えてくれて、共感できる部分もあったり、そんな風に考えることもできると自分の学びにも繋げることができました。   避妊の必要性について 最後にコンドームを配った時も、女子生徒の子が「これって女子も着けれるようにならないといけないんですか?」と聞いてくれた子がいました。コンドームを見るのが初めてという子も中にはいたと思うのですが、その時は「女の子も正しい着け方を知っておくことで、自分の身を守ることにも繋がるよ」と伝えると、友達と一緒に袋を開けて実際に触ってみたりしてくれました。     コンドームの実演も、率先して模型を使って試す様子も見られ、避妊の必要性を感じてくれたのかなと思っています。         また、岡先生の解説時も、真剣に聞いてくれている様子があり、とても嬉しく感じました。準備段階ではどんな生徒さんがいるのか、どんな様子で聞いてくれるのか楽しみな反面少し心配もしていました。でも、実際には男女問わずみんなが前を向いて話を聞き、質問しても恥ずかしがらずにきちんと答えてくれて、コミュニケーションをとりながら性について話せたことが、とても楽しかったです。   意見を聞いて回った際も、恥ずかしがらずに考えて沢山意見を出してくれました。アットホームな空気感で、みんなで一緒に性について考えることができたと思うので、とても良い機会だったと思います。私も今回参加させていただけて、性について考えることはもちろん、高校生に伝えるにはどう工夫する必要があるかなど、様々な視点で考えることができたので、とても良い勉強になりました。   授業が終わった後に、女の子の2人組が「いつもの授業よりは面白かった」と話しているのが聞こえて、それが個人的にとても嬉しかったです。少しでも興味をもって今後の人生に役に立ってくれたらいいなと思いました。今回は小さい教室で少人数であり、高校生もフレンドリーであったため、交流しながら性について学んでもらえたのが自分もみんなも楽しめた理由なんじゃないかなと思いました。   看護を学ぶ私たちにとっても、「伝えるとは何か」を深く考える貴重な機会となりました。 今後も学生による性教育プロジェクトを継続し、対話と実践を通じて大学生が中学生や高校生に伝え世代をつなぎ、育む活動として続けていけたらいいなと思いました。 関連記事 看取りを体験したご遺族の語り ~ 看護医療学科 「終末期ケア論」 公衆衛生看護学管理論 奈良県統括保健師講義~ 看護医療学科 国保中央病院 緩和ケア病棟「飛鳥」の見学に行きました。~ 看護医療学科「終末期ケア論」 「フィールドワーク:自分たちにできること、共生社会の在り方を考えよう」~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「精神看護学援助論Ⅱ」の授業でロールプレイングを行いました。~ 看護医療学科    

2025.07.22

衣服の平面構成を学ぶ「アパレル構成実習Ⅲ」~ 人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科アパレル造形コースでは、衣服を構成する立体構成法、平面構成法について学ぶ「アパレル構成実習」という授業を設けています。2回生前期から3回生後期にかけて、アパレル構成実習Ⅰ~Ⅳを順に実践を通じて学びます。 2回生時には、甚平とシャツの製作を通じて、ミシンや関連用具の適切な取り扱い方を習得し、立体構成法と平面構成法の基礎的な設計や縫製技法を学びました。それらの知識を活かし、アパレル構成実習Ⅲでは浴衣の製作に取り組みます。日本の伝統衣装である着物は、平面構成が持つ独自の原理や縫製手法、美しさがあります。伝統的な衣服に対する理解を深め、和裁技術を通じて日本文化の奥深さに触れることが授業の目的です。    浴衣の製作に取り組みます! 授業では、最初に採寸と製図を行います。平面製図は、立体製図に比べて原型からのパターンの変化の再現性が高いです。それを活かし、学生それぞれの身体寸法に合わせた製図に挑戦しました。洋服の立体構成とは全く違った製図方法に戸惑いながらも、反物を無駄にしない平面構成の製図方法には驚きと新しい発見がありました。     縫製は、ほとんどの作業を手縫いで行います。一針一針縫っていく作業には根気が必要ですが、自分で選んだ反物に愛着を持ち、丁寧に作業を進めていきます。和裁独自の縫い方は、先生から教わったリズムで感覚をつかみます。     一部ミシンの力を借りる部分がありますが、単に楽だからという理由ではありません。立ち居動作による損傷が予想される部分(背中からお尻の部分)には、ミシンで2度縫いを行い、補強をします。また、見えない部分の処理や途中のアイロンのかけ方等にも注意を払います。作業を進めていく中で、浴衣の名称も覚えることができました。一つ一つの工程の意味を理解しながら、和裁特有の技術を習得することができました。   浴衣が完成し、着付けをしていただきました! 14回の授業を経て浴衣が完成しました。先生に着付けをしていただき、記念撮影です。自分の寸法に合わせた浴衣は、実際に身に着けてみると一層綺麗なシルエットだと分かります。       最終授業では、浴衣の畳み方や保管方法、手入れについて学びます。また、残りの反物でバッグを制作し、最後まで無駄なく使い切ることができる和裁技術を習得します。日本人の知恵を実践し、より学びを深めてください。 後期の授業ではジャケットを製作します! 3回生後期の「アパレル構成実習Ⅳ」では、ジャケットの製作を通して、パターンから縫製など服飾造形技術の応用課程を学びます。さらなる技術の向上を目指して頑張ってください。     人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 西洋服飾史を学ぶ「服飾史」~ 人間環境デザイン学科 卒業生が食堂の看板を制作!~ 人間環境デザイン学科 福祉コミュニティあおがきの外構の設計連携活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」