2018年4月の記事

2018.04.27

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.55~4月勉強会は「重心動揺」!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※理学療法学科の礒兼実沙です。2018年4月25日(木)に「重心動揺」をテーマに勉強会を行いました。   ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称で、学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   ニューロリハビリテーション研究センターの施設を利用させていただき、重心動計を使って目を開けたときと閉じたときの重心の揺れ方を比較しました。     また、椅子から立ち上がるときの重心の移動についても確かめました。ゆっくり立つときと早く立つときを実際にやってみて違いを感じたり、膝の角度でも立ちにくさが変わったりすることを体験しました。介助をするときに役立ててほしいですね。   支持基底面と重心線の関係を知ることができました。     ▼最後はみんなでTASKのT(^^)/    理学療法学科3回生 礒兼実沙   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2018.04.26

第16回畿央祭実行委員Blog vol.4~アリーナ部署からの活動内容紹介!

こんにちは!第16回畿央祭実行委員会のアリーナ部署長を務めさせていただく岡田舞香と仲川綾恵です!!   畿央祭の運営には6つの部署(舞台・アリーナ・広報・学内・模擬・展示)があり、その部署を管理・補佐をする実行委員長と副実行委員長の4人の統括がいます。今回はアリーナ部署の具体的な活動内容について紹介します!     アリーナ部署は、畿央祭に来てくれる子どもたちが楽しめるようにアリーナ(体育館)や小体育館などでたくさんの遊びを用意する部署となっています!そのために事前に遊びの内容を決め、制作し、どうしたら楽しんでもらえるか決めていきます。 昨年のアリーナでは、ぞうさん、ふわふわめいろ、スライム、わなげ、ストラックアウト、ボーリング、空気砲を、小体育館ではプラ板、紙コップロケット、ぶんぶんごま、折り紙を、サンクンガーデンでは幼児コーナーと1日に1度のビンゴ大会を行いました!     夏休みも集まらないといけないくらい準備がたくさんあったり、当日はあまり休憩時間が確保できなかったりと大変なことも多いですが、その分やりがいや達成感も大きいです(^^)小さい子との接し方がうまくなったり、安全な空間にするために気を配ったりするので自然と視野も広がるなど成長できる部分も多いです。   そして何より来てくれた子供たちが全力で楽しんでくれるので自分たちも自然と楽しくなり、畿央祭当日のアリーナは笑顔いっぱいの空間になります☺ぜひアリーナ部署で一緒に楽しい思い出を作りませんか? お待ちしています(^O^)             第16回畿央祭実行委員 アリーナ部署長                           現代教育学科2回生 岡田 舞香                           理学療法学科2回生 仲川 綾恵 ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.04.26

岡山の山田養蜂場へ研修旅行!~教職クラブODEN

2018年3月19日(月)と20日(火)の2日間にわたり、教職クラブODEN(部員42名)は社会見学の引率練習や教職に関わる地理、歴史を学ぶため、山陰方面の岡山県鏡野町にある山田養蜂場に行ってまいりました。   山田養蜂場はイチゴハウスやブルーベリーハウスなどがあり、いちご狩りやブルーベリー狩りを5月頃に体験できるそうです。他にも40群ほどの巣箱でミツバチの様子を見ることができるミツバチ観察や、ヤギやウサギなどの小動物にエサをあげることができる動物ふれあいコーナーもあります。     今回私たちは、ミツバチのミツロウを使ってキャンドル作り体験を実際にさせていただきました。     初めての体験だったので、部員はとてもワクワクしながら貴重な体験をさせていただきました。     このように実際に自分の目で見て、触ったり、においを嗅いだり、感じたりする直接体験は、教育の現場においてとても大切なことだと思いました。子どもが直接体験して驚いたこと、感動したこと、頑張ったこと、怖かったことなどいろんな”感じたこと”を受け止めることが、教師や保育者が大切にしなければならないことなのだと、実際に自分たちがやってみて思うことができました。また、こうして自分たちが子どもの視点にたってやってみたことで、子どもの気持ちになって寄り添うことの大切さを感じる体験にもなりました。     今回42名という大人数での参加となり、どのようにしたら団体でまとまって行動できるのか、他の方々に迷惑のかからないように行動できるのか、ということを配慮しながら行動しました。これは、将来教師や保育者になる私たちにとって、その立場を考えながら行動することができたとても貴重な体験だったと思います。     また、4月19日(木)から活動が始まります。今年度もたくさん学び合い、向上していきたいと思っています!どうかご指導宜しくお願い致します!                            現代教育学科3回生 市川奈々 【関連記事】 教職クラブODEN同窓会レポート!

2018.04.25

第16回畿央祭実行委員Blog vol.3~舞台部署からの活動内容紹介!

こんにちは!第16回畿央祭実行委員会舞台部署長の田淵日花里、井上菜々子です!!   畿央祭の運営には6つの部署(舞台・アリーナ・広報・学内・模擬・展示)があり、その部署を管理・補佐をする実行委員長と副実行委員長の4人の統括がいます。今回は舞台部署の具体的な活動内容について紹介します☆   畿央祭では毎年野外ステージと冬木記念ホールで様々なクラブやサークル、有志の方に出演していただき、ダンスや歌などいろいろなパフォーマンスをしてもらっています!例年、吉本の芸人の方にも来ていただき畿央祭を盛り上げていただきました!!そんな畿央祭にはなくてはならない野外ステージを作り上げ、運営するのが舞台部署の基本的な活動です!     夏休みなどの集まりはほとんどありませんが、畿央祭前後にはステージ設営などの力仕事が多いです。ですが力に自信がない女の子も大丈夫!もちろん色々な種類の仕事があるので心配いりませんよ〜! さらに!舞台部署の良いところは、他の部署よりも人数が多いところ!なので、他学科の人ともたくさん知り合えて友達の輪がとても広がります!!     大変なこともありますが絶対に楽しい良い思い出になること間違いなしです!!!! ぜひ、舞台部署で一緒に最高の畿央祭を作りましょう!お待ちしております☆   第16回畿央祭実行委員舞台部署長  田淵日花里 井上菜々子 ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.04.24

第16回畿央祭実行委員Blog vol.2~展示部署の活動紹介!

こんにちは。第16回畿央祭実行委員、「展示部署」です。   畿央祭の運営には6つの部署(舞台・アリーナ・広報・学内・模擬・展示)があり、その部署を管理・補佐をする実行委員長と副実行委員長の4人の統括がいます。今回は展示部署の具体的な活動内容について紹介します! 展示部署は、畿央祭での展示物の制作が主な仕事となります。去年は、ステンドグラス、階段アート、正門前の看板、学内マップなどの展示物を作りました。     また、これらの展示物だけでなく、自分たちで案を出し合って新しい展示物を作ることもできます。去年は紙コップアートに挑戦しました。     活動は夏休みから始まり、毎週水曜日・金曜日の活動を予定しています。夏休み明けからは、ほぼ毎日放課後に残って活動します。展示部署の魅力は、他の部署よりも人数が少ない分、他学科の人や先輩と仲良くなれるところです。人間環境デザイン学科に限らず、デザインするのが好き、絵を描くのが好き、地道な作業が好きという方は、ぜひ私たちと一緒に楽しく展示物を作成しましょう。   第16回畿央祭実行委員 展示部署長 人間環境デザイン学科2回生 奥村綾 現代教育学科2回生 野村真子   ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.04.23

救急看護の基本、心肺蘇生法を学ぶ!~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」

看護医療学科3年次配当の専門科目である「急性期看護学援助論Ⅱ」では、手術療法を受ける対象への援助に加え、生命危機に瀕した対象への救急看護についても演習を含めた授業を行っています。今回は、救急看護の基本である心肺蘇生法について学生が懸命に取り組む様子を報告します。     この演習では、BLS(Basic Life Support)と呼ばれる一次救命処置の手順をアルゴリズムに沿って、正確に質の高い技術として獲得できることを目的としています。学生は2年次の急性期看護学援助論Ⅰで学んだ知識を整理して臨みました。   この日のシナリオは、路上で倒れている人を発見―呼吸なし―アルゴリズムに沿った蘇生法の開始―AEDによるショックを実施―蘇生に成功するという流れでした。 倒れている人を発見する場面では、リアリティに溢れるアクションで救急現場の緊迫感を演出していた学生が多くみられ、続く意識の確認では、モデル人形を大きく揺さぶって声をかけるなど、演習への意気込みが感じられました。     続いて、「救急車を呼んでください。AEDを持って来て。」と応援者に要請し、呼吸停止を確認、胸骨圧迫と人工呼吸を行いました。しかし、胸骨圧迫は正しく行うことがなかなか難しく、圧迫する深さや速さ・圧迫部位が微妙にずれるなど苦戦しました。おりしもこの日は、最高気温が25度を超える暑い日となり、みんな汗だくで息をあがらせながらの取り組みでした。 人工呼吸では、モデル人形の胸郭が膨らむことで息を吹き込むことができているかどうか確認するのですが、気道確保がうまくできなかったり吹き込みが弱かったりと思うように胸郭が上がらずに再三練習する様子が見られました。     授業が進むにつれて、胸骨圧迫のリズムや深さが安定し アンパンマンマーチのリズムに合わせて軽快に体を動かし、蘇生の技術を習得していました。   AEDを使った除細動では、すでに学習している致死性不整脈について頭に置いたうえで、AEDの音声に従って心電図解析を待ってショックボタンを押しました。実際に傷病者に遭遇したときに、傍に駆け寄って蘇生を開始することは、少しばかり勇気が必要かもしれません。しかし、医療者を志す学生の皆さんには 「自分をPUSH、胸骨をPUSH、AEDのボタンをPUSH」して、命の架け橋をつないでほしいと考えます。 これから4か月間は、後期からの臨地実習に向けて手術を受ける対象への援助を中心とした演習が続きます。課題も多く大変な時期ですが、自分に負けず丁寧に学びを深めてほしいと教員一同願っています。   看護医療学科教員 林田麗、加藤由加、菊谷美代子、大友絵利香   【関連記事】 がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート 第5回BLS(一次救命処置)ブロバイダーコースを開催!~防災救命サークルWiL 救急蘇生法の演習を行いました!~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」

2018.04.23

第16回畿央祭実行委員Blog vol.1~今年は早くも実行委員ブログがスタート!

第16回畿央祭実行委員ブログ ~今年のテーマは掌(てのひら)~   こんにちは!第16回実行委員長の千葉茜です。千葉ちゃんとよく呼ばれています(^^) 本日から今年度の畿央祭Blogをスタートします☆   畿央大学の学園祭である「畿央祭」も、今年で第16回を迎えます。去年は天候に恵まれず、台風の中での畿央祭でした。でも今年は!!晴れるでしょう!!☀とのことで、昨年の先輩達が積んできた努力を胸に、今年の畿央祭をより最高にするため気合い入れていきます!! そして、もっとたくさんの方に畿央祭について知っていただくために、今年度の畿央祭Blogを例年より早め、実行委員幹部がさまざまな情報をお届けしますのでよろしくお願いします^^   今年の畿央祭は10月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり開催します!   そして、毎年の個性を決めるとも言われるテーマ… 今年は「掌(てのひら)」に決定です!! なぜ掌になったのかというと… 畿央祭を皆さんの中での大切な思い出の一部となるようにとの願いを込めています。 「手」は繋ぐことができます。一人ひとりは小さいけれども、手を取り合うことで、その輪ができ、大きくなります。畿央祭を皆一丸となってとても大きな良いものに作り上げていきたいという意味を込めています。人と人とが手を取り合う時、支え合い手を差し伸べる時など、必ず「掌」が出てきます。誰にでも「掌」を向けられるような支え合える仲間がいる、畿央大学もそのような大学であり続けたいということで掌に決めました。 ただいま実行委員募集期間で、手を取り合ってくれる実行委員を大大大募集しています!!学生のOutlookに募集メールを送信しています。他にKiTssにも掲示しているので、そこに記載しているメールアドレスに ①学年 ②学科 ③学籍番号 ④氏名(ふりがな) を記載して送るだけでOKですので幹部一同お待ちしております^^ *応募人数が募集人数を超えてしまった場合、抽選になるのでご了承ください。 *何か質問がある場合も記載しているメールアドレスへお願いします。 締切は4月30日(月)23:59です!   そして畿央祭で気になることの一つは、やっぱり〈つなぎ〉ですよね!今年は何色になるのか楽しみですね~~~~~!昨年はオレンジでとても可愛かったです。   それは後日、他の幹部にバトンタッチして発表してもらいましょう^^   次回ブログは実行委員として一緒に頑張ってくれる人達のために、実行委員に振り分けられる6つの部署(舞台・アリーナ・広報・学内・模擬・展示)を今年の各部署長直々にブログにて紹介してもらえるのでお楽しみに!! 他にも、Twitter【アカウント:畿央祭2018、@kiosai2018】Instagram【アカウント:畿央祭 2018、@kiosai2018】で検索していただくと活動をリアルタイムで更新していくのでぜひフォロー&チェックをお願いします!!(^0^)/ みんなで手を取り合い、良い畿央祭にしましょう!!!     第16回畿央祭実行委員長 健康栄養学科2回生 千葉茜   ⇩昨年度の畿央祭実行委員ブログはコチラから⇩ ●第15回畿央祭実行委員Blogシリーズ

2018.04.23

がんから学ぶ「生」と「死」~看護医療学科「終末期ケア論」レポート

平成30年4月20日(金)、看護医療学科3年次配当「終末期ケア論」で外部講師をお招きしました。この授業は選択必修科目のひとつで、誰にでも訪れる「死」について考え、終末期の対象が抱く多くの苦悩を理解し、適切な症状マネジメントができる看護師をめざして、今年度も90名が受講しています。     第2回の授業となった4月20日(金)には、自らもがんと診断され苦しい治療を乗り越えて現在は奥様と二人、大宇陀グループホームラガールで静かに余生を過ごされている上西昭様に講義をしていただきました。     上西様は、教育者として長年活躍され、社会福祉などにも幅広く従事された経験をお持ちです。また、僧侶として、多くの命と向き合われただけでなく、死を前にして誰しもが抱く心の苦悩をケアされていました。そのようなご経験から、ご自身の病気や苦痛の体験さえも非常に達観された考えで受け止めておられます。   講義の中では、自身が幼少のころ、戦争を経験されたことから得た教訓や、病気で腕を切断した画家の友人から「これだけの腕が残って喜ばなければ・・」という言葉を聞いたときの気持ちを学生に伝えてくださいました。そのことに対して多くの学生が「失ったものを悲しむのではなく、今あるものに感謝し喜ぶことが大切だと考えて、自分たちも過ごしていきたい」と共感していました。 そして、ご自身が体調不良を自覚して複数の医療機関を受診した結果、肺がんと診断されたときの経験をもとに「がんは高齢者のみならず、若年の人も罹患する病気なので、体調不良がなくとも健康診断を受けて早期発見に努めてほしい」という啓発の言葉もいただきました。 肺がん治療中に同じように励ましあって治療を受けていた患者さんが亡くなられた経験の中で「私よりもはるかに若い方が先に逝かれた。年齢が若い方ががんの進行は早いので、若い方も十分に自身の健康を気遣ってほしい。」という気持ちを伝えてくださいました。     加えて、自身が経験した疾病体験や患者体験から 「苦しい人には、上下関係のない人としての向き合いや寄り添いが一番の支えになる。心から耳を傾ける。他事に関心を向けず、手を握らんばかりに気持ちを聴くことが大切です。また≪寄り添い≫とは、患者と同じ方向を向いて歩んでいくことです。」 と、看護を志す学生が忘れてはならないケアの礎となる言葉をいただきました。   最後に、ご自身が保護司として寄り添った身寄りのない方が、ご遺体を献体にささげられたときに「まだ、温かい今にも息を吹き返しそうな遺体を抱えて献体のお手伝いをしたことがきっかけで、自らも夫婦で献体する意思決定をしました」と話されました。この授業では、脳死判定や意思決定についても大きなテーマとしており、学生自身も命や死を深く考えるきっかけとなりました。     体調が万全ではない中、早朝より1時間以上かけて大学に出向いてくださった上西様でしたが、約45分間の講義のあとも学生が看護師として持ち続けるべき志をご自分の言葉で丁寧に伝えられました。 学生からは「今日のお話を聴いて、寄り添いや今あるものを喜ぶことの大切さを学びました。後期からの臨床実習を前に、いまは毎日大変ですが患者さんに寄り添い、心で仕事ができる看護師になれるよう頑張ります」とお礼の気持ちを述べました。     これから、高齢化がますます進み、多死社会を迎えるという背景のなかで看護師になる学生には、「人間の死に接近できる死生観」を養ってほしいと考えています。「その人らしく生を全うする過程を承認し支えられる看護師、終末期の患者さんから頼りにされる看護師」となってくれる人財が畿央大学の出身者から多く生まれることを願って、今後も創意工夫を凝らした授業を展開していきたいと考えています。 私たちも上西様から教えられた「仕事は心でするものです」という言葉を胸に、学生と寄り添っていきたいと思いました。     上西様、ほんとうにありがとうございました。また、ご多忙な中、授業に来てくださった学科主任の山崎先生にお礼申します。                         看護医療学科教員 對中百合、大友絵利香   【関連記事】 「第1回大韓老人療養病院協会主催研修」が開催されました~看護医療学科 ダイバーシケアに関するセミナー「異文化の理解と異文化におけるコミュニケーションのあり方」を開催! 認知症高齢者の緩和ケアをテーマに「第1回 認知症高齢者の終末期ケア研修会」を開催しました。 

2018.04.18

平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市高齢対策課地域包括支援センター、住民が共同して運営している「金曜日カフェ~つどい~」で2018年4月13日(金)「Kioオレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」(認知症カフェ)が開催されました。   午前は認知症についての話で認知症サポーター養成講座としています。午後は「認知症の人の介護について語る会」として認知症の人とその家族、介護をされている方、介護経験者による認知症についての思いを語り合う場を設けています。   御所市認知症啓発事業として、畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員と共同で行っており、この日は地域のボランティアの方3名と畿央大学看護医療学科老年看護学教員5名、畿央大学看護医療学科の学生4名、御所市地域包括支援センター職員4名、地域の方15名の参加がありました。   <午前の部> 午前の部では、大学教員による認知症に関する講義を60分間行ったあと、お茶を飲みながら日々の生活など学生や住民同士で自由に話し合いました。 また、住民同士の会話が落ち着いたころには、住民の方々と一緒に、認知症予防及び糖尿病予防のためにフラダンスを踊りました。   松原講師による「糖尿病と認知症について」 最初に、講師から住民の方々へ「糖尿病がどんな病気か」「身のまわりに糖尿病の人がいるか」といった質問をしていました。「合併症がある」「神経障害」といったワードが住民の方々から出たことから、みなさんが日頃から糖尿病について身近に感じていらっしゃる様子がうかがえました。     講義のあとは、畿央大学の学生も交えて、住民同士でお茶を飲みながらゆっくりとお話しする機会が設けられました。自身の健康状態や世間話をすることによって、他者との関わりがもてる場となっており、楽しそうな様子で会話が弾んでいました。     松原講師による「フラダンス」 松原講師の指導のもと、松原講師が準備したスカートや髪飾り、レイなどを身につけ、男性参加者も一緒になり教員・学生を含めた参加者全員で、フラダンスを踊りました。手と足を同時に動かすフラダンスは、ゆっくり説明を受けながらであれば簡単そうに見えましたが、曲に合わせて踊ると手と足の動きがわからなくなり、思っていたよりも難しかったです。 しかし、踊りがわからなくても、とにかく笑顔で踊るようにという説明を受け、必死になりながらも、みなさんニコニコしながら身体を動かしていました。フラダンスが身体を動かすいい機会となり、糖尿病予防や認知症予防につながったように思います。     看護医療学科 4回生 井上美香 島野綾子 野並あこ 前田理佳子   <午後の部> 午後の部では、認知症の人の介護をされている方、介護経験者やケアマネジャー、地域の民生委員、地域包括支援センター職員、大学教員の14名が認知症介護について語り合いました。介護をされている方が日頃の援助について相談されると、具体的な援助のアドバイスや視点を変えた考え方・方法など様々な意見が出てきてとても参考になりました。また、他の介護をされている方の話も聞かせていただき、介護でご苦労をされながらも、近隣の方にも支援を仰ぐなど工夫されている様子がうかがえました。相談者の方は、話し終わられた後「来てよかったです。ありがとうございました。」と笑顔で帰られました。 このように、認知症の人の介護をされている方は一人で悩まず、同じように介護をする方や専門職の方に話をすることで解決の糸口が見つかることもよくあります。もし介護で悩んでおられたら、お近くの認知症カフェを訪ねてみてください。 看護医療学科 助手 島岡昌代       【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2018.04.17

第5回BLS(一次救命処置)ブロバイダーコースを開催!~防災救命サークルWiL

看護医療学科4回生の谷田有加です。 平成30年4月15日(日)、小児外科の医師である小角卓也先生の指導のもと、看護医療学科の藤澤弘枝先生の見守る中、防災救命サークル「WiL」として第5回目のBLS(一次救命処置)プロバイダーコースを開催しました。   ▲ペアで技術の振り返りをしている様子。みんな意見を出し合ってすごく良い感じ!   このコースは、世界中の医療従事者や社会、病院で使われているアメリカ心臓協会(AHA)のガイドラインのもと、一次救命処置の技術を習得し、国際免許を取得することができるものです。今回は看護医療学科4回生1名、2回生2名が参加してくれました!みなさん、真剣に講義を受けてくださり、一生懸命、技術を習得してくれました!!   ▲試験前に復習タイム!頑張れ~   そして見事全員合格!BLSプロバイダーの資格を取得しました!おめでとうございます! 少しずつではありますが、正確なBLSを身に着た学生が増えており、とても嬉しく感じております。今後も、この活動を頑張っていこうと思っています。     防災救命サークル「WiL」という名前の由来は、BLSの国際免許を発行しているアメリカ心臓協会が2015年にテーマとして掲げた「Life is Why」の頭文字を逆さまに読み取ったものです。    「自分は何のために生きているのか?自分は何故助けるのか?」   その答えは人それぞれですが、私たちはその疑問から発展して、「大切な人を守る実践教育」をモットーにして活動しています。現在は看護医療学科・健康栄養学科・現代教育学科の学生29人が在籍しています(他の学科も募集しています!)。サークルとして設立したばかりなので、現在のメインの活動は日曜日(不定期)に開催するBLSプロバイダーコースと毎週木曜日の自由な勉強会ですが、一緒にサークルをつくっていきましょう!! 最後まで読んでいただきありがとうございました!!WiLはツイッターで最新の情報を投稿していますので、ぜひチェックしてください!  防災救命サークルWiL 部長 看護医療学科4回生 高田咲貴 谷田有加 【関連記事】 第2回BLS(一次救命処置)プロバイダーコースを開催!~看護医療学科 BLS(一次救命処置)ブロバイダーコースを開催!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」講習会を開催!~助産学専攻科 新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科