2012年7月の記事

2012.07.31

「第7回畿央大学パッククッキング講習会」を実施しました

2012年7月28日(土)、7回目となる「パッククッキング講習会」を開催! 『パッククッキング』とは、真空調理の理論を利用し、ポリ袋を利用した調理法のことをいいます。利点は、火を使わず安全に、簡単に、一人分の調理ができるところにあります。出来上がりも、焦げたり、煮くずれや煮詰まることなく、うま味を逃がさず、味が均一となり、失敗がありません。 このパッククッキング講習会は、回を重ねるごとに受講希望者数も増え、メニューも充実してきました。今回も健康栄養学科の浅野恭代教授が講師となって、男性の参加者もぐんと増え、小学生から80代の方まで幅広い年齢層で、42名が受講されました。 献立は、鯖缶のドライカレー、カレイの白ワイン蒸し、ゴーヤチャンプルー、フルーツゼリーの4品。受講生のみなさんは8グループに分かれて調理開始。知らない方同士でもすぐに親しくなられ、和気あいあいと協力し合って調理されていました。 パッククッキングは真空調理のため、袋中の空気抜きと調味料の計量がポイントとなります。うまく空気を抜く方法として、ポリ袋を水の中に沈め、手のひらで抑え、袋の空気を抜く水圧方式を教えていただきました。 加熱中に袋が破れたりすることなく、みなさん素晴らしい出来上がりでした。今回は夏らしい献立で、ゴーヤも使用されていましたが、白みそと砂糖で甘味を加え、ゴーヤが苦手だった方や初めてという方にも食べやすかったようです。 「ほとんどの料理がパッククッキングで調理可能です。時間がたつまで放置できるのが良いところですが、ポリエチレン袋を使っての調理に抵抗がある方もいらっしゃいます。万が一燃えてもポリエチレンは二酸化炭素と水が発生するだけで、無害であるので、心配はありません。」と浅野先生から説明がありました。今回、パッククッキングを仕事に活かしたいと参加されたホームヘルパーやケアマネージャー、栄養士の方からは「ためになった」「是非今後に活かしたい」との意見をいただきました。他にも、「ポット1つで調理ができて驚いた」「鯖缶の臭みがなくすごくおいしいドライカレーだった」「調味料が少なく、油も使用しないので大変ヘルシー」「年に1度といわずもっと開催してほしい」など、たいへん好評でした。

2012.07.31

健康科学部1回生「ベーシックセミナー発表会」が行われました!

大学での自律的な学びのスタイルと学習スキルを身に付けるために、健康科学部1回生の必修科目として設けられている「ベーシックセミナー」の発表会が、7月26日(木)と7月30日(月)に、それぞれ2グループに分かれて講義室で行われました。 理学療法、看護医療、健康栄養、人間環境デザイン学科の学生が、学科を超えて配属されたゼミに分かれ、学生たちが決めたテーマについて、教員の指導を受けながら主体的に研究した内容が発表されました。 学生たちはパワーポイントを駆使しながら、動画や音楽を組み込むなど工夫を凝らして限られた時間内で発表しました。実施後のアンケートでは 「プレゼン能力や資料作成能力が上がった」「他学科の学生との交流が有意義だった」「大学での学びの方法が分かった」 などの意見が目立ちました。 各発表会場では、ゼミ指導と担当頂いた先生方全員から講評を頂き、「今後の大学での学びに役立てて欲しい」、「アカデミックな学習とは何か、自発的な態度で今後も臨んで欲しい」との激励の声を学生たちに掛けて頂きました。 今年の各ゼミのテーマは次の通りです。★7月26日(木)  ~KB02講義室~ 前岡ゼミ 「NO MUSIC, NO LIFE」林田ゼミ 「ディズニーランドのアトラクションについて」     「恋愛における心理的行動について」中山ゼミ 「じゃん、けん、ぽん」喜多ゼミ 「十人十色のとらえ方~男女の好みの違い / 兄弟構成による内面の違い~」峯松ゼミ 「Food eaten together ~プリンに醤油~」福本ゼミ 「スマートフォンについて」冬木ゼミ 「しぐさ」 ★7月26日(木)  ~KB03講義室~ 松尾ゼミ 「好感度Get ♡♡ ~あなたの心にロックオン~」 高野ゼミ 「メタンハイドレート」 岡本ゼミ 「合コンで生き残るための術」 舩瀬ゼミ 「バラ色の人生を歩む~あなたの恋を応援します~」 石川ゼミ 「外見から分かる印象と心理―内面も大事だけど外見も大事だよ―」 畑野ゼミ 「アイドルの謎」「人の美について」 ★7月30日(月)  ~L102講義室~ 岡田ゼミ 「ワンピースの魅力」 對中ゼミ 「人見知りについて」 藤井ゼミ 「睡眠」 岡本ゼミ 「男女の恋愛観の違い」 生野ゼミ 「血液型別性格はどれほど当っているのか」 今北ゼミ 「なぜ、方言男子・方言女子にキュンとくるのか?」 冬木ゼミ 「ディズニー」     ★7月30日(月)  ~L103講義室~ 高取ゼミ 「占いって気になりませんか」高野ゼミ 「地震 30年後ってどうよ? What can we do?」古川ゼミ 「映像を通して考えるモテしぐさ」南部ゼミ 「ジブリ」寺田ゼミ 「韓国に親しもう」瓜谷ゼミ 「メイク~化粧~」

2012.07.27

被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑤~キャンプ参加メンバーで事前研修!

キャンプ参加決定メンバーで事前研修+アイスブレイク! やっと梅雨が明けましたね!はじめまして、教育学部2回生の森田彩香です。 私は昨年も「のびのびキャンプ」に参加しました。キャンプは初めてで、本当に分からないことばかり。そんな中で、 「自分から心を開かないと、子どもたちも開いてくれないよ。」 と言ってくださった方がいて、その言葉が今でもすごく心に残っています。きっかけなんて何か分からないけれど、みんなとすごく仲良くなれて、お別れのときは号泣したのを覚えています。 たった3泊4日だったけれど、とても濃い4日間でした。今年も「キャンプをする」と聞いて、すぐに応募しました。今年は今年のカラーでみんな笑顔になって、記憶に残るキャンプにしたいと考えています! ▼昨年のキャンプメンバーとの写真! 7月21日(土)の第4回”素朴な”こころのケアセミナーでは、キャンプの概要説明からはじまり、先日福島県で行われたセミナー・説明会のビデオを観賞しました。 ビデオを通して、今回参加してくれる子どもたちの顔が少しだけわかりました。昨年と同じ顔ぶれの子や新しく見る子どもたち、いろんな年代の子どもたちがたくさん集まっていて、すごく嬉しいです。背が伸びていたり、顔つきがお兄ちゃん、お姉ちゃんっぽくなっていたりと、1年しか経っていないのに「小学生の成長はとても早いな」と感じました。早くみんなに会いたい思いが、一層強くなりました! また、セミナーには奈良県立野外活動センターの吉藤先生が来てくださり、アイスブレーキングをしていただきました。アイスブレーキングとは、“緊張をほぐす=アイスブレイク”という意味で、初対面の人たちがみんなで楽しむゲームのようなものです。 ▼アイスブレイクの様子! 何度かしたことがあるアイスブレイクでも、吉藤先生の話術に引き付けられて、ゲームに夢中になってしまいます。子どもたちにアイスブレーキングをするときの注意点や工夫なども合間にはさんでくださるので、勉強にもなりました。子どもや福島大学、いわき明星大学のみんなでするアイスブレーキングが今からとても楽しみです(^^)! 今回のキャンプ会場は奈良県立野外活動センターです。施設の設備などを紹介していただき、リスクマネージメントとして、危険物の推測や認知、ちょっとした豆知識を教えていただきました。 のびのびキャンプ2012を開催するにあたって、たくさんの協賛をいただいております。私たちの活動がこんなに大勢の方々にも理解していただいていることを、本当に嬉しく思います。たくさんの方の支えのおかげで、私たちのキャンプをできると実感しています。 笑顔のあふれるキャンプにできるように、体力をしっかりつけて、全力で取り組みます! 【関連URL】 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて④~福島県でのセミナーを開催! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-542.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-532.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html 被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html 畿央大学のびのびプロジェクト facebookページ http://www.facebook.com/nobinobiproject

2012.07.27

軟式野球部、3年連続全国大会出場を学長先生にご報告!

7月17日(火)昼休みに冬木学長先生に「軟式野球部の3年連続全国大会出場」の報告をさせていただくために貴重な時間をいただきました。(学長先生は軟式野球部の全国大会出場については、新聞の掲載をご覧になっておられてすでにご存じでした。) 学長先生の前に立った瞬間、野球の試合では決して味わったことのない緊張感を感じました(苦笑!)が、学長先生の「さすが野球部、真っ黒に焼けてますね!!」という一言で緊張感から一気に解放されました。 学長先生より全国大会出場に向けて、頂戴したお言葉です。「本学の応援歌にも示すが如く、『伝統きづく我らが力、いざいざ示さん畿央大学!』の決意を持って、日頃の努力の成果を存分に発揮され、前進への夢に向かってさらに精進されることを期待しますよ」と。学長先生のひとことひとことに重みを感じ、満面の笑顔に僕たちは元気と勇気をいっぱいいただきました。学長先生にいただいたお言葉を胸に、野球部が一致団結、全員野球で頑張ってきます。全国大会(約1ヶ月後)の初戦の相手は前年度の優勝校ですが、怯むことなくベストを尽くします。めざすは「全国制覇」です。学長先生にお会いできて本当によかったです。ありがとうございました。 軟式野球部 山下 洋幸(理学療法学科3回生)   前原 駿(理学療法学科3回生)

2012.07.25

第4回KSM(卒業生の理学療法勉強会)を開催しました。

畿央大学理学療法学科卒業生(4期生)の櫻井一平です。 平成24年7月22日(日)に第4回KSMを開催しました。 KSMとはkio study meetingの略で、私たち畿央大学4期生が中心となって立ち上げた勉強会です。 そして、そのKSMも今回でついに4回目を迎えることになりました。 月に1回の開催ですが、私たちにとってとても有意義な時間となっています。 今回のテーマは ①脳画像からの病態解釈とアプローチ法の検討 ②がんリハビリテーション ③運動学習 といった内容でした。 第3回までは運動器系がメインのテーマが多かったのですが、今回は運動器系についての発表は一切ありませんでした。 そのため、ディスカッション内容もいつもと違い、新鮮な感じの雰囲気での勉強会となりました。 毎回、時間を忘れるくらいの熱いディスカッションが行われているのですが、今回も参加しているメンバーはそれぞれ違う病院で違う分野を学んでいることもあり、いろんな視点からディスカッションをすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。 次回は、8月19日(日)に開催予定です。 常に向上心を持って取り組むことで、毎回発展させた質の高い勉強会にしていきたいとメンバー一同考えていますので、このKSMレポートをご覧になっている皆様には、そんな私たちの姿をやさしく見守っていただきたく思います。 そして、時にはご指導、ご指摘いただけると幸いです。 【過去の勉強会の様子】 ▼第1回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/04/post-502.html ▼第2回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/05/2ksm.html ▼第3回勉強会 https://www.kio.ac.jp/information/2012/06/3ksm.html

2012.07.24

健康栄養学科「給食経営管理論実習」レポート

健康栄養学科では、管理栄養士として給食の運営をできるようになるため、安全で栄養バランスも考えた、食べる人に満足してもらえる給食をつくる「給食経営管理論実習」という授業があります。実際の給食施設に準じて大量調理をするための<給食経営管理実習室>で行われます。1. 管理栄養士班2. 調理師班3. サービス班の3班が役割を分担し、今まで学んできた知識をいかして気持ちをこめておいしい給食を作ります。まず、管理栄養士班は、献立・お金の管理・タイムスケジュール等給食運営の全体を考えます。調理師班は、管理栄養士班と打ち合わせをし、調理補助を行います。サービス班は食券を購入してくださった方に心地よく食事をしてもらえるような環境を整えます。 2回生でも給食の実習があるのですが、今回は前回よりもレベルアップをはかってテーマを決めて献立を考えました。私たちのテーマは、ビタミン!不足しがちなビタミンを多く摂れる献立にしました。そんな本日の献立は・・・ ・ごはん・鮭のムニエル・ラタトゥイユ・野菜のオーブン焼き・みかんゼリー みんなで意見を出し合って考えた献立です。 当日の実習の様子です。 食中毒を出さないよう衛生管理には特に気をつけています。食器や調理器具は必ず消毒済みのものを使用し、食品に直接手で触れる場合には、ビニール手袋を着用します。また、加熱する食品については、中心部が75℃で1分以上加熱されていることを確認し、病原微生物を除去しています。 ▽野菜のオーブン焼き 調理中 ▽スチームコンベクション調理の中心温度測定中 ▽盛り付け&配膳 ▽できあがり♪ 提供する給食自体が栄養教育の教材として、食事の組み立て方、料理の方法、味つけ、料理の選択方法など食に関するさまざまな情報提供の役割をもっています。さらに管理栄養士班はポスター、卓上メモ、献立カードなども作成し、わかりやすく栄養についてお伝えする工夫をしています。 ▽給食提供中 ▽献立のポイントを説明したポスター ▽卓上メモ 本日の献立の栄養価は… ▽献立カード 食券を購入して下さった方にお渡しします。 給食を食べて下さった方には、アンケートの記入をお願いしています。食事の内容だけでなく、媒体やサービスなども含めた全体で今日の給食を評価していただきます。「おいしかった!」という感想は本当に嬉しいですが、厳しいご意見から反省し学ぶことがたくさんあります。貴重なご意見、いつもありがとうございます。 そして今回は特別に学長の冬木智子先生にお召し上がりいただきました! 管理栄養士班の中原・中村が今回の給食のテーマや食材の説明や工夫点を伝えました。 普段なかなかお目にかかれない冬木学長先生に給食を届けに行くのはすごく緊張しましたが、喜んでくださるお顔を見た時に気持ちがほぐれ、私たちも幸せな気持ちになりました。給食の実習は大変なことが多いのですが、給食を食べていただいた方の「おいしい!」の一言や笑顔で、今まで頑張ってきてよかった(^^)と思える素敵な授業です。 健康栄養学科3回生 中原恵

2012.07.19

被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて④~福島県でのセミナーを開催!

福島で3大学合同のセミナー&のびのびキャンプ説明会を開催! こんにちは!学生広報スタッフ&のびのびキャンプ2012スタッフの、看護医療学科1回生きーさんです。 2012年7月14・15日と1泊2日の日程で、福島県へ行ってきました。自分としては、被災地支援活動では初の福島入り。 目的は、”素朴な”こころのケアセミナーin福島の受講と、キャンプに参加する子どもや保護者を対象とした事前説明会の実施。 大学からは、被災地支援サークル「HOPEFUL」メンバー6名が参加(自分もサークルに加入しました)。また、キャンプを共催する福島大学といわき明星大学の学生も合流しました。 ■7月14日(土) ”素朴な”こころのケアセミナーin 福島 初日 13:30 第1講 災害のストレスとこころのケア(いわき明星大学・窪田文子教授) 15:10 第2講 畿央大学生の被災地支援の取組 ・のびのびキャンプについて(畿央大学3年生 山根・山野・吉川) ・ひらそるキャンプについて(畿央大学4年生 細川和朗) ・被災地支援ホープフルについて(畿央大学3年生 細川) 16:50 第3講 ワークショップ(畿央大学4年生 細川) 19:45 第4講 ワークショップ(交流会) ■7月15日(日) ”素朴な”こころのケアセミナーin 福島 2日目 9:00- 第5講 ストレスマネジメントの理論と実際(いわき明星大学・窪田文子教授) 10:40- 第6講 ロールプレイ:子どもたちとの関わり(畿央大学・良原誠崇准教授) ■7月15日(日) のびのびキャンプ事前説明会 13:30- 受付 14:00- のびのびキャンプ2012について:開催趣旨、行程、プログラム紹介 15:15- なかよし交流タイム   現地でセミナーを受けていて印象に残った事は、「自分達は特別な事をしているわけではない」という考え方。 偶然にも、違う発表者からそれぞれ同じ内容の発言があって特に深く考えさせられました。 外で思い切り遊ぶ。この当たり前の事がしづらくなっている福島の子ども達と、奈良で一緒にキャンプを楽しむこの大きなイベント。 でも、子どもがキャンプを楽しむ姿というのはどこにでもある当たり前の光景。 2日目の保護者説明会の後に子ども達と少し遊んで感じた事は、この子らはどこにでもいる普通の子なんだという事。特別な目で見る必要は全く無いし、その子らとキャンプを楽しむという、ごく普通の事を私たちは行う。 そういう気持ちで余り気負わず、自分達も一緒に楽しむ事が出来ればと思いました。 一緒にキャンプを作る福島大学といわき明星大学のメンバーとの親睦も深まりました(奈良での前回セミナーで会ったメンバーとも再会!)。 キャンプまで後1カ月弱。申込開始後、わずか2日で定員に達したという程、関心も高いこのイベント。 2日間のセミナーで学んだ災害ストレスとこころのケア、子ども達との関わり方等の理解をより深め、そして当日はごく「普通に」、思いっ切り楽しみたいと思います! 最後に、被災地のある場所で見た手書きの言葉が印象に残ったので紹介します。 「なつかしい未来へ」 日本語としては矛盾していますが、これが復興に邁進する被災地の皆さんの共通した思いではないでしょうか? その、「なつかしい未来」を作っていく子ども達とマンツーマンで3泊4日を過ごし、一生の思い出にしてもらえるよう頑張ります!! 【関連URL】   被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-532.html   被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html   被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講! https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html   畿央大学のびのびプロジェクト facebookページ http://www.facebook.com/nobinobiproject  

2012.07.19

学生広報スタッフblog vol.26~「学校説明会」潜入レポート!

こんにちは!健康科学部健康栄養学科3回生の川楠奈穂子です(*^^*)今回は大学案内完成に合わせて高校の先生方向けに行われた「2012年度 教員対象学校説明会」に潜入してきたので、そのお話をさせていただこうと思います! 実施されたのは6/12(京都),6/15(奈良),6/22(大阪)の3日程で、このうち後半2回に潜入しました。どの日程も① 学部・学科紹介② 2012年度入試結果報告③ 2013年度入試概要説明④ 学生による大学紹介に沿って行われました。当初、④は6/15のみの予定でしたが・・・。 それではまず1回目!6月15日(金)に畿央大学で行われたもので、私はその日の授業が終わってから時間が来るまで緊張を紛らわせるためにレポートを φ(・ェ・o)集合場所に着くといつもオープンキャンパスでお世話になっている貝賀さんや庄司さん、オープンキャンパススタッフ統括の今井君などいつものメンバーがいてひと安心*それからしばらくして声がかかると、いよいよ出番です。 在籍する学科・学年、名前、出身高校を言ってそれぞれ授業やクラブ、就活についてセンター長からの質問に答えていきます。各学科からいろんな学年の人がインタビューに答えるのでいろんな視点から畿央大学を紹介していきます。 インタビューが終わると2010年の橿原スイーツコンテストから商品化された「月の誕生石」というケーキが準備されていてびっくり!おいしくいただきました(*^^*)! つぎは2日目!6月22日に梅田の新阪急ホテルで行われたもので、前回の畿央大学での学生インタビューが好評だったために急遽お呼ばれして大阪会場へも行ってきました(ノ*゚ー゚)ノ この日は授業が終わってからすぐに梅田へ。会場がホテルなのでその雰囲気になんだか背筋がのびました!!会場に着くと新デザインのうちわをもらって一番後ろの席で出番を待ちます。高校の先生たちの背中からは熱心さやお疲れの様子がみえてきます。 入学センター長から入試についての説明が終わるとインタビュースタートです!今回参加したのは今井君と私で、それぞれ現代教育学科・健康栄養学科の授業やクラスについて話したり、福島の子どもたちのための被災地支援のびのびキャンプや、橿原商工会議所との開発プロジェクトなど畿央大学独特の活動や、クラブ、下宿などの質問に答えていきます。最後には入学センター長からいきなり「将来の夢について」という質問があって最近バタバタしていて考えられなかった自分はなにをめざしているのか、どうなりたいのかを思い出し、再確認できる機会となりました。説明会が終わったらアンケート回収のお手伝いをして、この日はお開き! アンケートには「コンパクトな分、とても丁寧な大学であると感じた」「様々なデータ、細かい資料など非常にわかりやすく、参考になった」「本音で内容を語っているのがよい」などなど、他にもたくさんお褒めの言葉をいただくことができていて入学センターの方々のすごい努力が実っていることを知りました。 また2日間説明会に参加して、高校の進路指導の先生たちは授業が終わってからもこんな風に受験生たちのためにがんばってくれているんだと自分の目で見て知ることができてよかったなと思います(*^^*) 高校3年生にはもちろん、1年生にも2年生にも参加してもらえる次回のオープンキャンパスは、2012年8月18日・19日の土日です!パンフレットや募集要項、新デザインうちわや、アンケートに答えてくれた方にはハズレなしのくじびきなども準備して、高校生のみなさんをお待ちしております! ぜひお越しください!

2012.07.19

堺屋太一さんに旧名柄郵便局の計画についてプレゼンテーション!!~三井田プロジェクトゼミ~

昨年度、御所市役所に人間環境デザイン学科学生がリニューアル計画案を提出した旧名柄郵便局について、堺屋太一さんから意見をいただきました。 堺屋太一さんは幼少時代、御所市に住まわれており、実はその頃過ごされていたお家も旧名柄郵便局の近辺にあります。 今回の計画を耳にされて、堺屋さんよりぜひ意見交換をしたいという申し出を受け、7月13日(金)御所市役所内でその機会を持ちました。 堺屋さんご自身、この郵便局にはかなりの思い入れがあり、子ども時代の郵便局にまつわる思い出をいろいろとお話してくださいました。 堺屋さんは、この旧郵便局の建物を日本全国から観光客が訪れるような、そんな施設にしたいと思っておられるようでした。 ▲色紙にお言葉もいただきました!! ▲実は、この日は堺屋さんの77回目の誕生日でした!!学生と御所市役所の方も交え、『ハッピーバースデー』を歌いました♪ 御所市役所での意見交換が終わったあとは、現地の郵便局を見学しました。 ▲懐かしそうに、じっくり外観を見られています。 ▲中にも入っていただきました。 昨年度測量したときよりもさらに梁や柱が下がってきています。 早く改築しなくては・・・!! 短い間ですが、じっくりとお話ができ、充実した一日でした。 堺屋さん、ありがとうございました!!違う視点からの提案をいただき、また改善案を練り直してみようと思います!! 【関連記事】 三井田ゼミの取り組みを、産経新聞が取材! https://www.kio.ac.jp/information/2012/01/post-461.html 御所市連携「旧名柄郵便局修改築事業」で東川市長にプレゼンしました。 https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-438.html 御所市にある旧郵便局の実測調査をしてきました!! https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-420.html

2012.07.18

おかめ納豆のタカノフーズから特別講師!「食品設計開発学演習」

健康栄養学科2回生対象「食品設計開発学演習」で、おかめ納豆で有名なタカノフーズから講師を招いて授業を実施! 2012(H24)年6月29日(金)および6月30日(土)、健康栄養学科2回生対象「食品設計開発学演習」(担当;岩城、松村、柴田)の中で、今年も「納豆づくり」を実施しました。 講師は、タカノフーズ(株)研究所の坂本晋一様と五十嵐直樹様。坂本様はおいしい納豆づくりのための開発研究を、五十嵐様は商品開発をされているそうです。 タカノフーズ(株)研究所 坂本様(左)と五十嵐様(右)による実演   <納豆づくり作業> ●煮豆を作る 今回の納豆づくりに用いる大豆はとても小さく直径5mmほどですが、一晩水に浸すと水を吸って2倍くらいの大きさに膨れます。その大豆を圧力鍋で蒸して煮豆にします。蒸すことによって殺菌効果も期待できます。大豆を蒸している間に、坂本様に納豆の講義をしていただきました。納豆の発酵に必要な3要素は、①水 ②空気 ③温度 だそうです。 圧力鍋で大豆を蒸す準備中   坂本様による納豆の講義   ●納豆菌づくり&納豆菌接種 納豆菌は市販の納豆からとります。熱湯消毒した瓶に熱湯を8分目くらいまで入れ、そこに市販の納豆をスプーン1杯くらい入れ、よく撹拌すると納豆菌液の出来上がり!煮豆がまだ熱いうちに納豆菌のシャワーをかけていきます。 納豆菌液作成中   納豆菌を煮豆に接種!   納豆菌は熱にとっても強い!80~90℃の熱で他の雑菌は死んでしまいますが、納豆菌の芽胞(がほう)は生き残ります。 芽胞はとても強い構造を持っており、環境が悪化して通常の細菌が死滅する状況に陥っても生き残ることができます。しかし芽胞の状態では休眠状態です。生き残った芽胞が、再び納豆菌の増殖に適した環境に置かれると、芽胞は発芽して納豆菌になります。 ●トレー容器に盛り込み 納豆菌を接種した煮豆をトレー容器に入れます。重さの目安は50g、真ん中が盛り上がるように入れるのがコツです。納豆の乾燥を防ぐために市販の納豆にはフィルムがかかっていますが、今回はラップフィルムで代用、通気用の穴を5ヶ所ほど爪楊枝で開けました。 納豆菌を接種した煮豆50gを慎重に量っています。        納豆の乾燥を防ぐためフィルム作成中   ●発酵~熟成まで 発酵の熱源は使い捨てカイロと恒温機(40℃)の2つを使用しました。カイロの方は発泡スチロール箱を使用し、豆が乾燥しないように水を入れた容器も一緒に入れます。約18時間おいてじっくり発酵させました。このとき、納豆菌が窒息しないようにフタにタオルをはさみ密封しないことが大切です。恒温機(40℃)も同様に18時間が目安です。発酵終了の目安としては軽く糸が引いているくらい。冷蔵庫へ移して寝かせることで、うま味がたっぷりとでてきます。じっくり1日寝かせると、納豆の完成です!! 2~3日後に試食、とてもおいしい納豆ができました♪ 学生アンケートでは「納豆が健康によいということは知っていたが、今回の講義でより詳しく納豆の栄養価について知ることができた」、「納豆が簡単に作れたことに驚いた」、「納豆にビタミンKが多いことは知っていたが、発酵によりゆでた大豆に比べ124倍に増えることに驚いた」など、貴重な体験を喜ぶ声が多数ありました。健康栄養学科2回生は納豆大好きな学生が多く、タカノフーズの坂本様、五十嵐様にも大変よろこんでいただきました。 タカノフーズの坂本様、五十嵐様、特別講義ありがとうございました。 使い捨てカイロで発酵(軽く蓋をします)        恒温機(40℃)で発酵中   おかめ納豆 made in Kio University    みんなで試食♪