2014.03.19
第22回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!
理学療法学科4期生の松波です。
平成26年3月9日(日)に理学療法学科卒業生による勉強会、第22回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。
今回のテーマは6期生の上田くんによる「脳卒中麻痺側上肢介入」と
4期生の佐藤くんによる「上肢への介入、ボトックス使用症例の発表」の2題でした。
上田くんの発表は、昨年の11月に発表してくれた内容に更に情報を追加し、より濃い内容となっていました。
上肢へのアプローチは、まだエビデンスが少なく、有効な治療手段が確立されていないのが現状です。
今回の発表では、物理療法の有用性や、運動療法との併用による効果を海外のデータも含め、発表してくれました。
私も含め、上肢へのアプローチは悩んでいるセラピストが多いのではないかと思います。
今後も、また情報を集めてくれるそうなので、第三弾・第四弾が楽しみです!
佐藤くんによる 発表は、開始時からパソコンの充電が残り少ないというアクシデントに見舞われましたが、そのおかげでテンポの良い発表になったのではないかと思います(笑)
ボトックス注射は、保険が適用されるようになり、以前よりは手の届きやすい治療手段となりましたが、まだまだ患者様の負担・効果の持続性などに問題が残る治療法ではないかと思います。
しかし、今回発表してくれた方の結果を通し、ボトックスの効果をリハビリでいかに持続させるか、動作指導や自主トレなどをどう行うかといった議論ができました。
今回は、開催日の変更や、年度末ということもあり、少人数での会となりましたが、そのおかげでたくさんの議論をすることができました。
4月からは、KSMも発表の仕方を一新し、一 つの疾患をより深く理解するために、半年スパンで2つのテーマ・疾患を決め、半年かけて各テーマについて発表していくこととなりました。
これからもKSMは進化し続けますので、4月からのNEO KSMも乞うご期待!
【前回までの記事】
第21回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!
第20回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!
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