2026.02.24
台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科
台湾の国立高雄大学、国立台湾科技大学と合同で「2026年国際木造建築設計プログラム」として畿央大学キャンパスにて実現しました。今回は3日目の教員による木造建築事例の見学の様子をご紹介します。
御所まちを訪れました
2026年1月31日(土)、一行は大和八木駅から車で移動し、御所まちを訪れました。
ここでは、吉村 理先生が設計されたリノベーション店舗を見学。既存木造建築の構造補強の工夫や、自然素材を活かした建築についての解説に、台湾の先生方も熱心に耳を傾けておられました。
続いて訪れたのは、美しい棚田風景の中に佇む葛城山麓醸造所。
吉村先生による特徴的な「稲穂構造」は、構造の合理性と景観への調和を兼ね備えた架構形式であり、台湾の構造専門の先生方にも大変興味深いものとなりました。醸造家の中川さんからは、棚田・里山の再生の取り組みから酒造りに至るまで、地域と建築が結びつく実践について丁寧なご説明をいただきました。
富田林市 寺内町へ
その後、金剛山を越え、大阪・富田林へ移動。重要伝統的建造物群保存地区である寺内町 を散策しました。
角地で視線を遮る「あてまげ」と呼ばれる独特の地割りが今も残り、歴史的な街並みと木造建築が一体となった風景を体感。歴史的なまちなみと伝統木造など、日台の視点から活発な意見交換が行われました。
午後は、私が設計した木造3階建ての戸建住宅、そして大阪市内の戦前木造長屋を再生した「ヨシナガヤ」を案内。
伝統木造の構法、日本の耐震設計の考え方、そして現代的な住空間への設計法について議論を深めました。
寒さの厳しい一日ではありましたが、日本と台湾、それぞれの木造建築の伝統や構造の違いを実際の建築を通して共有できた、大変有意義な見学となりました。
快く見学をお引き受けくださった皆様に、心より御礼申し上げます。
人間環境デザイン学科 講師
吉永 規夫
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