2026年2月の記事
2026.02.28
「プロジェクトゼミA・B成果発表会」を開催しました~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科では、2回生後期から3回生にかけて「プロジェクトゼミ」という授業を履修します。この授業の目標は、フィールドワークや学生・関係者との対話を通して現状の課題を見つけ出し、具体的な解決策を考える力を身につけることです。2回生後期の「プロジェクトゼミA」、3回生の「プロジェクトゼミB」を、学年を超えたゼミ活動として開講しています。学生たちは実際に現地を歩き、行政や企業が抱える課題に対して、より良い解決策を提案する実践的なグループ活動に取り組んできました。 先日、2025年度の活動を締めくくる成果発表会を開催しました。今年度の個性豊かな活動テーマを紹介します。 2025年度プロジェクトゼミ一覧 ※関連リンクを貼っています(一部、実施年度が異なる場合があります) 村田ゼミ エコールマミでの残糸を使ったものづくりワークショップ ストリート織り機の取り組み(ソファーカバーの作成) 草木染め、綿摘み体験 李ゼミ 食品における色のイメージ 名刺の色における第一印象への影響 バレンタインカラーイメージ 𠮷村ゼミ 高島理容室のリノベーション提案 宇陀ワークショップへの参加(ななめ格子による耐震壁の施工) 輝建設との古民家リノベーションプロジェクト 清水ゼミ きたまちインターカレッジフォーラムへの参加 苦楽園地区コミュニティバスの実態把握とバス運行ルート、車両ステッカーデザイン作成 地域の方々と高齢者のDX化を推進する取り組み~スマホ講座の開講~ 前川ゼミ 生駒市史のための建造物調査(安藤家住宅、ウチモトカフェ) 旧豆山荘、田原本聖救主教会、帯解里山プロジェクトの保存再生デザイン Woodyコンテスト他への参加 陳ゼミ 明日香村「岡みんなの縁側」の活用、飛鳥岡板・おもちゃの製作 「佐味田みんなの縁側」を通じたイベントの開催 スポーツ・健康まちづくりデザイン学生コンペティションへの参加 東ゼミ 「癒し」についての一考察 林田ゼミ 解築学コンペへの参加 桜井市中央部観光マップの改修 日本中央住販との合同プロジェクト~販売センターの内装提案~ 𠮷永ゼミ ダイワハウスコンペティションへの参加 「2125年の住宅」~これまでの100年とこれからの100年の住宅を考える~ アカビルプロジェクト 今年度は、多くのゼミで関西万博に行きました。 また、今年度は大阪・関西万博が開催され、多くのゼミが見学に訪れました。世界規模の視点に触れた一方で、自分たちが取り組んできた地域課題やものづくりの重要性を再認識する貴重な機会となりました。 課題を発見し、現地に足を運び、試行錯誤を繰り返す経験を通じて、学生たちは多くの学びと気づきを得られたはずです。特に、先輩後輩が手を取り合ったプロジェクトゼミでの活動は、チームで成し遂げる達成感を知る貴重な機会となりました。 今年度も多くの企業、自治体、そして地域の皆さまのご協力のおかげで、実践的で実り多い学びを展開することができました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。 3回生はいよいよ、4年間の集大成である卒業研究がスタートします。プロジェクトゼミで培った力を存分に発揮し、納得のいく研究となるよう期待しています。 人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 ▶ プロジェクトゼミについての紹介記事はこちら ▼ 人間環境デザイン学科についての過去のブログ 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科 「屋根のある建築作品コンテスト2025」で本学教員が住宅部門「優秀賞」を受賞!~ 人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 京都府主催「第9回Woodyコンテスト」で3回生が「佳作」に!~人間環境デザイン学科 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ
2026.02.27
JST CREST領域内研究交流報告 ― 内受容・予測的処理とNarrabody理論の接点 ― ~ ニューロリハビリテーション研究センター
2026年2月17日(火)、JST CREST「生体マルチセンシングシステムの究明と活用技術の創出」領域における研究交流の一環として、名古屋大学・大平 英樹教授の研究室を訪問し、理論的および実証的討議を行いました。 大平教授らは「多様な迷走神経情報から創発する内受容感覚の脳統合」プロジェクト(代表・佐々木拓哉 東北大学教授)を推進しており、内受容感覚および予測的処理を基盤とした脳―身体―情動統合の神経機構を明らかにすることを目的としています。本交流は、我々が推進するNarrabodyプロジェクト(身体を媒介とした時間的自己再構築の理論化・実証化)との理論的接続可能性を検討する重要な機会となりました。 今回は、森岡グループから、森岡 周、大住 倫弘、佐々木 遼(JSPS特別研究員)、大西 空(CREST特任研究員)、産屋敷 真大(修士課程)が参加しました。 CRESTは国内の競争的科学研究費としてはトップに位置するもので、本学 森岡 周教授らの日仏合同研究チームが2.74億円(5年6ヵ月/3研究室合同)の研究費を取得しています。 【プレスリリース】森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。 当日の発表テーマについて 当日は、以下のテーマについて発表を行い、活発な議論が交わされました。 脳卒中回復過程におけるナラティブ変容 森岡(大西)は、脳卒中患者における運動機能回復過程とナラティブ変容の関連について話題提供しました。 本発表では、機能回復と主観的回復の乖離に着目し、運動機能の改善が単なるパフォーマンス向上にとどまらず、「時間的自己モデル」の再構築過程に関与する可能性を提示しました。また、内受容感覚の変化が自己物語の再編とどのように同期するかについて、意見交換しました。 サーマルグリル錯覚と予測誤差モデル 佐々木研究員は、サーマルグリル錯覚を用いた痛みの質的評価と予測誤差との関連について報告しました。 特に、内受容予測モデルの不整合が主観的痛み経験の質を規定し得ることが示唆されました。議論では、内受容予測誤差の再重み付けが重要論点となりました。これは、予測誤差を単に最小化する対象としてではなく、「意味生成過程の一部」として再解釈するNarrabodyの理論的立場と接続するものです。 脳卒中患者における身体感情の評価枠組み 産屋敷(修士課程)は、脳卒中患者が自身の身体に抱く感情の構造について報告しました。身体への否定的感情は、単なる情動反応ではなく、身体所有感や行為主体感の回復過程でもあり、それは時間的自己連続性の再構築と密接に関連する可能性があります。今後は、内受容指標・行動指標・ナラティブ評価を統合した多層的評価枠組みの構築が課題であり、その方向性を意見交換しました。 慢性疼痛における脳内ネットワーク再編 大住准教授は、慢性疼痛患者における脳内機能ネットワークの異常結合について報告しました。異種ネットワーク間の機能的過結合が、症状の持続や多様性に関与する可能性が示されました。Narrabodyの視点からは、これを「神経ネットワークの異常」ではなく「時間的自己モデルの固定化」として再解釈する理論的展開の可能性が議論されました。 本領域横断的対話は、神経科学・リハビリテーション科学・現象学的自己理論を統合するための基盤をさらに強化するものとなりました。 今後は、マルチセンシング指標とナラティブ評価を統合した実証研究へと展開する予定です。 関連記事 森岡周教授らの共同研究が2023年度 CRESTに採択されました。 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 1st Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 2nd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター 日仏国際共同研究CREST-ANR NARRABODY 3rd Meetingが開催されました!~ニューロリハビリテーション研究センター フランス・リヨン神経科学研究センターのHugo ARDAILLON 氏が畿央大学を訪問されました!~ ニューロリハビリテーション研究センター CREST「マルチセンシング」研究領域の領域会議が開催されました!~ ニューロリハビリテーション研究センター
2026.02.26
カンボジアの病院でBLS(一次救命処置)講習を実施!~ 看護医療学科教員
2026年2月24日(火)、カンボジアのプノンペンにある「国立クメールソビエト友好病院」にて、新人看護師30名を対象としたBLS(一次救命処置)講習会を開催しました。現地で講師を担当した看護医療学科の酒井准教授が講師を務めた活動をご報告いたします。 交流のきっかけは、カンボジアでの「海外インターンシップ」 今回の講習は、昨年度の「海外インターンシップ」でお世話になったNGO団体「Side by Side」の代表・佐々木明子氏よりお招きいただき、実現したものです。 カンボジアは交通量が多く交通事故が多発していますが、救急車の不足などにより「救えるはずの命が救えない」という厳しい現状があります。そのため「Side by Side」では、医療従事者だけでなく、一般市民へのBLS※普及にも力を入れて活動されています。 ※BLS(Basic Life Support)…一時救命措置のこと。具体的な手技としては「胸骨圧迫」「気道管理」「人工呼吸」「AED」のことを指します。 言葉の壁を越えて伝わる「命を救いたい」という情熱 講習では、酒井が英語でレクチャーを行い、現地の若手医師がポイントをクメール語に通訳する形で進められました。 レクチャー: 循環器の解剖、胸骨圧迫の評価ポイント、AEDの使い方など 実技演習: 胸骨圧迫やAEDの使い方など、一連のシナリオ 現地の看護師たちは非常に勉強熱心で、講習中は質問が飛び交いました。日本に比べると、BLSの知識や技術がまだ十分に浸透していない面も見受けられましたが、参加者の表情からは「目の前の命を救いたい」という強い使命感がひしひしと伝わってきました。説明をすると、何度もうなずいて聞いてくれる姿が印象的でした。 今後の展望 今回の経験を通じ、今後も継続的にこのような教育の機会を提供していく必要性を強く実感しました。 一昨年の「海外インターンシップ」という学生指導の縁から、このような国際的な社会貢献活動へとつながったことに、心より感謝申し上げます。これからも、国内外を問わず「命を支えるプロフェッショナル」の育成と支援に努めていきたいと思います。 看護医療学科 准教授 酒井啓子 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2024 についての記事はこちら 教職員の「AIチャットサークル」が始動!新たな学びの場を創出~看護医療学科 「つながろう!国際交流、共同研究を目指して」交流集会で講演 ~ 看護医療学科 令和7年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科
2026.02.26
「教育における生成AIの役割と課題」を開催しました~畿央大学大学院教育学研究科プロジェクト研究会
2026年2月8日(日)に、教育学研究科プロジェクト研究会「教育における生成AIの役割と課題」を開催しました。当日は、朝から雪が舞うあいにくの悪天候でしたが、幼児教育から高等教育機関、そして特別支援学校、教育委員会、塾などさまざまな教育関係者や保護者、卒業生、学生など100名を超える方々にご参加いただきました。 畿央大学教育学研究科では、現代的教育課題の中から「生徒指導」「特別支援教育」「ICT」の3分野に焦点を当て、教育実践力の育成と教育課題の解決に向けたプロジェクト研究に取り組んでいます。本年度の研究会は、「ICT」グループの企画によるものです。 今回の研究会は、この数年、爆発的に使われるようになった「生成AI」をとりあげ、教育における役割と課題について考え、議論することを目的としました。文部科学省は、2024年12月に「初等中等教育段階における生成 AI の利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」を公表するとともに、教育活動や校務において生成AIの活用に取り組む生成AIパイロット校を指定し、効果的な教育実践の創出をすすめています。 文字通り日進月歩の技術の進歩とともに、文章だけではなく画像や動画までも生成されるようになり、コンピュータやスマートフォンなど日常的に我々が使う情報端末にも生成AIが標準搭載されるなど、生成AIはもはや日常的なツールの一つになったといっても過言ではないでしょう。しかし、生成AI利用の年齢制限もあるなか、近い将来子どもたちが扱うことについては、実際にどのように授業の中にとりいれていくべきか、思考力や判断力の育成、情報モラルの醸成などもふくめ、課題はたくさんあると言えます。 前半は、小学校での教職経験が長く、文部科学省の「学校DX戦略アドバイザー」も務めておられる、安井 政樹氏(札幌国際大学)に講演講師をお願いしました。参加者の間で話し合う時間も設けていただきつつ、「知識は更新されるもの」であることや、子どもたちの「○○したい」という目的のために使うものであることをわかりやすくお話しいただきました。特に、子どもたちの発達段階に応じて、「教師が生成AIを使用した実践を行う」「児童がAIと対話する」「生徒がAIを操作する」などさまざまな段階があることをご教示いただきました。また、最後にご講演の感想を、参加者のスマートフォン経由で収集され、その場で生成AIを活用し歌詞をつくり、さらに別のAIで作曲をして披露されました。 休憩時間には、実際に生成AIを使った実践をされておられる実践者の方や、生成AIを活用したドリル作成システムを開発されておられる企業の方などのポスター発表も行われ、参加されている皆さんのあいだにも活発なコミュニケーションが行われました。 後半は、安井先生にはそのままお残りいただき、奈良県で高校の教員をされ、奈良県立教育研究所、奈良県教育委員会事務局を経て、奈良市の教育CIO補佐官もされておられる小﨑 誠二氏(奈良教育大学)、畿央大学大学院教育学研究科准教授の小山内 秀和との3人でパネルディスカッションを行いました。さらに、指定討論者として、弊学学長の冬木 正彦も加わり、生成AIの身体性、認知負債、教師の役割の変化などさまざまな視点からの白熱した議論が行われました。 このプロジェクト研究会は、一つのグループが2年にわたって担当します。よって、来年度も、「ICT」グループからの企画になる予定です。この1年間で、生成AIがどのように変化し、また、教育現場の中でどのように活用されていくかについて実践研究を行い、来年度の研究会では、学校現場の先生はもちろんのこと、児童・生徒の皆さんからも、生成AIを活用した学習の成果を是非発表していただきたいと考えています。 ご講演いただいた安井先生、パネルディスカッションに登壇いただいた小﨑先生、ご参加・ご協力いただいた皆様方に改めて感謝申し上げます。 なお、2014年に畿央大学大学院教育学研究科が開設され、12年経ちました。今回の研究会では、修士修了生諸君に本研究会の運営をご助力いただきました。さらに現在、小学校や特別支援学校などで教員をしている、弊学教育学部の卒業生も数多く参加しておりました。 畿央大学大学院教育学研究科では、今後もプロジェクト研究を深め、その成果を広く発信し、次の世代の子どもたちを育てるという使命のもと、学校現場へ研究成果を還元していきたいと考えております。 教育学研究科 教授 西端 律子 関連リンク 「不登校の子どもの気持ちと支援」を開催しました。~ 畿央大学大学院教育学研究科プロジェクト研究会
2026.02.25
台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」3日目 ~ 人間環境デザイン学科
台湾の国立高雄大学、国立台湾科技大学と合同で「2026年国際木造建築設計プログラム」として畿央大学キャンパスにて実現しました。今回は3日目の教員による木造建築事例の見学の様子をご紹介します。 御所まちを訪れました 2026年1月31日(土)、一行は大和八木駅から車で移動し、御所まちを訪れました。 ここでは、吉村 理先生が設計されたリノベーション店舗を見学。既存木造建築の構造補強の工夫や、自然素材を活かした建築についての解説に、台湾の先生方も熱心に耳を傾けておられました。 続いて訪れたのは、美しい棚田風景の中に佇む葛城山麓醸造所。 吉村先生による特徴的な「稲穂構造」は、構造の合理性と景観への調和を兼ね備えた架構形式であり、台湾の構造専門の先生方にも大変興味深いものとなりました。醸造家の中川さんからは、棚田・里山の再生の取り組みから酒造りに至るまで、地域と建築が結びつく実践について丁寧なご説明をいただきました。 富田林市 寺内町へ その後、金剛山を越え、大阪・富田林へ移動。重要伝統的建造物群保存地区である寺内町 を散策しました。 角地で視線を遮る「あてまげ」と呼ばれる独特の地割りが今も残り、歴史的な街並みと木造建築が一体となった風景を体感。歴史的なまちなみと伝統木造など、日台の視点から活発な意見交換が行われました。 午後は、私が設計した木造3階建ての戸建住宅、そして大阪市内の戦前木造長屋を再生した「ヨシナガヤ」を案内。 伝統木造の構法、日本の耐震設計の考え方、そして現代的な住空間への設計法について議論を深めました。 寒さの厳しい一日ではありましたが、日本と台湾、それぞれの木造建築の伝統や構造の違いを実際の建築を通して共有できた、大変有意義な見学となりました。 快く見学をお引き受けくださった皆様に、心より御礼申し上げます。 人間環境デザイン学科 講師 吉永 規夫 関連記事 ▼ 2026年国際木造設計プログラムのようす 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科 ▼ 人間環境デザイン学科関連記事 「屋根のある建築作品コンテスト2025」で本学教員が住宅部門「優秀賞」を受賞!~ 人間環境デザイン学科 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 京都府主催「第9回Woodyコンテスト」で3回生が「佳作」に!~人間環境デザイン学科 第5回近畿学生住宅大賞で2回生が「企業賞」に!~ 人間環境デザイン学科 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ
2026.02.24
カナダ短期語学留学2026 現地リポートvol.1~日本出発から現地生活スタートまで
学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今回2名の学生が2026年2月21日(土)~3月9日(月)までカナダ・ビクトリアのGlobal Villageで過ごします。英語学習はもちろん、カナダの文化に触れることができ、博物館や美術館鑑賞、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫します。日本出発からビクトリアでの生活をスタートさせるまでをリポートしたブログ第1弾が届きました! こんにちは!現代教育学科の塩崎 佑依です。今回の短期留学は私含め2人での実施です。私たちは2026年2月21日にカナダのヴィクトリアに向けて伊丹空港を出発しました! 日付変更線を超える道のりなので、21日のお昼に出発して21日の朝に着くという少し不思議な体験でした。飛行機に乗っている時間も長くてかなり疲労による眠気に襲われましたが、いざビクトリアへ降りるとわくわくした気持ちで目が覚めました! ホストファミリーが迎えに来てくれていて、帰りの道中ではバスのチケットを一緒に買いに着いてきてくれたり、学校への行き方を丁寧に教えてくれました。 現代教育学科ですが、英語教育コースでもなければ英語が得意というわけではありませんが、ホストファミリーは言葉が詰まってもチャレンジしたことを褒めてくれたり、「今のは上手だったね!」などの優しい言葉をかけてくれて救われています。 これから2週間不安もありますが、自分の中で「成長した」と言えることを増やせるよう頑張ろうと思います。 現代教育学科3回生 塩崎 佑依 関連記事 過去の短期語学留学の記事はコチラへ 現代教育学科英語教育コース セメスター留学の記事はコチラへ
2026.02.13
台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」2日目~人間環境デザイン学科
昨年度より人間環境デザイン学科が準備を進めてきた国際合同設計演習が、台湾の国立高雄大学、国立台湾科技大学と合同で「2026年国際木造建築設計プログラム」として畿央大学キャンパスにて実現しました。今回は2日目の様子をご紹介します。 大和民俗公園へ 2026年1月30日(金)には、大和八木駅からバスで移動し、大和民俗公園にて古民家の見学を行いました。 奈良県内各地から移築された、9軒15棟の江戸時代の民家を、実際の建築や暮らしの痕跡に触れながら見学しました。あわせて、各班で発見した特徴や気づきをスケッチする課題にも取り組みました。 実物を前にした観察や発見は多く、学生にとって貴重な学びの時間となったように思います。 ▼ 学芸員さんからの古民家についてのレクチャー ▼ 発見した場所についてのスケッチの様子 昼食時には、各班によるスケッチの発表会を実施しました。場所の捉え方や視点、表現方法にはそれぞれの個性が表れており、互いの作品を共有することで、新たな発見や刺激を得る機会となりました。 ▼ 各班発表の様子 法隆寺 訪問 午後は法隆寺を訪れ、五重塔や金堂にて、前川先生より注目すべきポイントを踏まえた建造物についてのレクチャーがありました。続いて大宝蔵院では、百済観音像や玉虫厨子をはじめとする多数の宝物を見学しました。 ▼ 前川先生からのレクチャー 慈光院 訪問 その後、慈光院に移動し、住職より茶室や庭園の説明、寺院の歴史についてお話を伺い、理解を深めました。慈光院は、片桐石州が大徳寺を開山に迎え、父・貞隆の菩提寺として建立した臨済宗大徳寺派の寺院です。慈光院本堂で使用されている材木が台湾桧であるというお話もあり、台湾からの参加者を交えた今回の交流において、建築を通じたつながりを感じられる象徴的なエピソードとなりました。 丁寧に整えられた庭園を眺めながら茶菓子と抹茶をいただき、静かで貴重な時間を過ごすことができました。 ▼ 本堂にて住職からのレクチャー ▼ 片桐家の家紋の形の茶菓子と抹茶をいただきました。 交流を深める食事会を開催 締めくくりには、大和八木に戻って送別会を兼ねた食事会を行い、これまでの活動を振り返りながら交流を深めました。慈光院の帰りには雪もちらつき、寒さもありましたが、夕食時には和やかな会話が広がり、濃い交流の時間となりました。 海外に同じ建築を学ぶ友人ができたことで、言葉や文化の違いを越えて、建築への関心を共有できる貴重な機会となりました。今回の研修で生まれたつながりが、今後の学びや活動へと広がっていくことを願っています。 参加学生の感想 ● 2日目は民俗博物館、法隆寺、慈光院を巡り、1日目の講義で学んだ内容を実際の展示や建物を通して確かめることができました。班行動では台湾の学生と協力しながら課題や見学を進め、移動のバスや歩いている途中には冗談を言い合えるほど仲が深まりました。趣味や学校生活の話もでき、お互いに新しい発見が多かったです。学びと交流が同時に深まり、思い出に残る一日になりました。 人間環境デザイン学科 3回生 西畑 麗奈 ● 送別会では、一緒に活動した仲間とゆっくり話すことができ、とても温かい時間を過ごせました。一緒に学んだ日を振り返ったり、写真を撮ったり、プレゼントを渡したりと、2日間の感謝を伝えられたことが心に残っています。お互いの大好きな建築を通して出会えたこの縁を、大切に繋げていきたいと思います。短い時間でしたが、交流を通して国や文化を超えたつながりを感じ、今回の交流会の締めくくりとして、とても心に残る送別会になりました。 人間環境デザイン学科 3回生 吉川 香帆子 台湾科技大学の教授からのコメント 奈良という千年にわたる木造建築の知恵を受け継ぐ地において、皆さんと共に畿央大学で国際木構造ワークショップを参加でき、私にとってすごく貴重な経験と思いました。ワークショップで台湾と日本の学生たちの軸組工法による提案した住宅作品に関する実習、討論、交流に加え、法隆寺の見学、および伽藍全体の空間構成を通し、木構造とは単なる技術の蓄積ではなく、文化・信仰・時間が重なり合って形づくられた成果であることを深く実感しました。日本と台湾から集まった学生の皆さんは、言語や背景を越え、建築を共通言語として互いに学び合う姿勢を示し、皆さんにとって貴重な経験となりました。今回の畿央大学での学びと交流が、今後学生たちが木構造を探究し、台日建築文化への理解を深めていく上での重要な出発点となり、手を動かして学んだこの経験により、未来の成長を期待しています。 台湾科技大学 建築学科 教授 蔡 孟廷 人間環境デザイン学科 助手 中尾 理加 関連記事 ▼ 2026年国際木造設計プログラムのようす 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科 ▼ 人間環境デザイン学科 海外学生との交流のようす 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2025 人間環境デザイン学科 海外インターンシップ
2026.02.12
香芝市で行われた災害ボランティアセンター開設訓練に参加!~災害復興ボランティア部HOPEFUL
こんにちは!災害復興ボランティア部HOPEFULです! 私たちは2026年1月17日(土)に、香芝市総合福祉センターにて行われた災害ボランティアセンター開設訓練に参加しました。 「災害ボランティアセンター」とは、被災地でのボランティア活動を円滑に進めるための拠点のことで、近年では被害の大きな災害が発生した際、ほとんどの被災地で立ち上げられ運営されています。 奈良県香芝市は幸いなことに災害に見舞われることが少ない地域であるため、これまで災害ボランティアを経験したとがない方やこれまで災害ボランティアに参加したことのない部員にとって、今回の訓練はとても貴重な経験になったと思います。 今後いつ起こるかわからない災害に向けて 「備え」の姿勢を忘れないようにしないといけないと思った一日でした! 災害ボランティア部HOPEFUL 関連記事 第41回西日本学生軟式野球選抜大会 ベスト4に!~ 軟式野球部 SECOND STAGE AUTUMN GAMES 2025 に出場しました!!~ 女子バスケットボール部 LOOSE ~ 四天王寺大学でOrange Project®の交流会を行いました!! ~ 認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 西日本学生バドミントン選手権大会に出場! ~ バドミントン部
2026.02.11
「屋根のある建築作品コンテスト2025」で本学教員が住宅部門「優秀賞」を受賞!~ 人間環境デザイン学科
タニタハウジングウェア主催 ”屋根のある建築作品コンテスト2025” において、人間環境デザイン学科 吉永 規夫講師が応募した作品「ヨシナガサキ02」が 「住宅部門 優秀賞」を受賞しました。 屋根のある建築作品コンテスト2025は、屋根材メーカーのタニタハウジングウェア主催の建築コンペで、住宅・非住宅部門などで“屋根のある建築”のデザイン性や技術力が審査員の著名な建築家により審査される賞です。 2年に一度の開催で今回は全国から251点の応募があり各賞が選ばれました。 応募に至った経緯 昨年設計させていただきました長崎県佐世保市の住宅「ヨシナガサキ02」をコンテストに応募しました。敷地は海への眺望が豊かな場所で、3層の住宅を計画しました。小さな住宅ですが、建物を守る屋根を丁寧に計画した住宅であり、工事いただいた施工者さん、屋根板金屋さんも評価いただけるコンテストであったため応募に挑戦しました。 ※ヨシナガサキ02は2025年11月に放送されたMBS毎日放送「住人十色」でも取り上げられています。 設計をした際のこだわり・工夫 住宅の計画では、周辺環境を考えること、室内に取り込むことをいつも設計の重要な要素と考えています。 今回の敷地は、豊かな眺望が望める場所で、開口部を大きく設けることも大切ですが、軒を出して、建物を雨から守ることも重要です。3枚に分節した屋根が軒にもなり、家族の生活を守っています。 審査員からのコメント 高低差のある敷地と豊かな眺望に対して、半間ずつセットバックしながら3層のボリュームを組み立て、各階に向きの異なるリズミカルな屋根が架かる。少ない形態操作で可愛らしいかたちをつくりだしているのが良い。 また各階ごとに軒先の向きが変化することも内部に効果的な役割を担っている。 外観だけでなく内部空間の楽しさが生活の豊かさに繋がっている点を評価したい。 吉永先生からのコメント 私は建築を設計する際、常に「軒」を大切にしてきました。軒は屋根でもあり、建築の佇まいを決定づける重要な要素だと考えています。今回、屋根のデザインを評価いただく本コンテストにおいて、全国から250点を超える応募の中から住宅部門優秀賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。 また、本コンテストでは設計者だけでなく、施工者や屋根板金業者の皆さまと共に受賞できたことも印象的でした。建築は多くの方々の高度な技術と協働によって成り立つものだと、改めて実感しています。 人間環境デザイン学科 講師 吉永 規夫 関連記事 ▼ 本建築作品はテレビでも取り上げられました! MBS毎日放送「住人十色」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科 ▼ 人間環境デザイン学科関連記事 築56年の住宅地建替えコンペで「審査員特別賞」に!~人間環境デザイン学科 吉永ゼミ 「スポーツ・健康まちづくりデザイン 学生コンペティション2025」デザイン部門 「優秀賞」 受賞~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 台湾2大学との国際合同設計演習!「2026年国際木造建築設計プログラム」1日目~人間環境デザイン学科
2026.02.10
教職員の「AIチャットサークル」が始動!新たな学びの場を創出~看護医療学科
昨今、AI(人工知能)の普及スピードには目を見張るものがあります。しかし、いざ実務に取り入れようとすると「何から始めればいいのか」「情報の信頼性やセキュリティは大丈夫か」といった不安を感じ、一歩踏み出せずにいる方も少なくないはずです。 一方で、学生たちはすでにAIを日常的に活用し始めています。私たち教員にとっても、業務効率化はもちろん、**「教育現場でAIとどう向き合うか」**は避けて通れない緊急の課題です。 こうした背景から、看護医療学科では有志が集まり、**「AIチャットサークル」**を立ち上げました。 第1回:多様な背景を持つメンバーが集結 2026年1月29日(木)、AIが作成したポスターを掲げて開催した第1回サークルには、6名の教員が参加しました。 参加者のレベルは、まさにこれから始める初心者から、すでに数年使いこなしているエキスパートまで様々です。当日は具体的な事例を交えながら、以下のようなテーマで活発な意見交換が行われました。 学生のAI利用に対する適切な指導方法 授業への効果的な取り入れ方 研究活動におけるAI活用の許容範囲 第2回:専門家を招いたディスカッション形式のレクチャー 続く2月3日(火)の第2回サークルでは、スクールカウンセリングがご専門で、統計・疫学にも精通されている小山 秀之先生 (臨床心理士・社会福祉士・公認心理師)をゲストスピーカーにお迎えしました。 今回は「Gemini」の使い方を中心に、以下のポイントをディスカッション形式で学びました。 AIから望ましい回答を引き出すための「プロンプト(指示文)」の入力具体例 事務作業や資料作成における業務効率化の具体策 「Try and Error」こそが最大の学び AIを恐れるのではなく、気軽におしゃべりしながら共に学び、試行錯誤(try and error)を繰り返していくプロセスこそが大切であると、改めて実感する機会となりました。 今後の展望:学科の垣根を超えた交流の場へ このサークルは、AIスキルの向上だけでなく、普段なかなか顔を合わせる機会の少ない先生方とフランクに対話できる貴重な交流の場にもなっています。今後は看護医療学科内にとどまらず、学科を超えて大学内の多職種が集い、AIについて多様な視点で意見交換ができる場へと発展させていきたいと考えています。 ※ このブログは、看護医療学科教員の酒井が原案を作成し、体裁はGeminiに整えてもらいました。 関連記事 「つながろう!国際交流、共同研究を目指して」交流集会で講演 ~ 看護医療学科 令和7年度「臨地実習指導者研修会」を開催!~看護医療学科 2025年度 研修会 「感染症と人権 〜ハンセン病問題から問い直す〜」を開催しました ~ 畿央大学看護実践研究センター
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