2026年7月10日の記事

2026.07.10

在宅における終末期看護の実際~ 看護医療学科「終末期ケア論」

2026年7月6日(月)、3年生を対象に終末期における訪問看護をテーマとした講義を実施しました。   当日は、訪問看護ステーション ほがらかナースの管理者であり、在宅看護専門看護師、訪問看護認定看護師である岩吹 隆子さんを特別講師としてお迎えし、終末期における在宅療養を支える訪問看護の役割や、多職種との連携、利用者・家族への支援について、豊富な実践経験をもとにご講義いただきました。     講義では終末期患者の事例を交えながら、「患者さんならどのように支援するか」「家族へどのような言葉をかけるか」について学生一人ひとりが考える個人ワークも行われました。     さらに、「人生の最期を迎える患者の周囲で、家族が医療者の言動に怒りをぶつける場面に対して看護師はどのように対応すべきか」をテーマにディスカッションを実施しました。   学生は真剣な表情で課題に向き合い、議論を通して、訪問看護における看護師の役割や、在宅で生活する利用者・家族に寄り添う看護について理解を深めました。     そして、地域で生活する利用者が、その人らしい人生の最期を迎えられるよう支援する訪問看護の実践や、病院から在宅への切れ目のない看護の重要性について学びました。さらに、在宅医療の現場では多職種との連携が欠かせないことや、その中での看護師の役割についても理解を深めました。   臨床現場での具体的なエピソードを通して、看護師に求められる観察力や判断力、コミュニケーションの大切さを実感する機会となり、学生にとって在宅看護への理解をより深める貴重な学びの時間となりました。   学生からは、「訪問看護への興味が深まった」「利用者の生活を支える看護の魅力を知ることができた」「臨床で活躍する看護師の話を直接聞くことができ、大変貴重な学びになった」「将来、訪問看護をしたい」などの感想が聞かれました。     本学では、今後も臨床現場と連携し、実践力と豊かな人間性を兼ね備えた看護職の育成を目指し、学内外の専門家による学びの機会を積極的に取り入れてまいります。   看護医療学科 教授 森岡 広美 准教授 對中 百合 助教 福田 都美恵 関連記事 ▼「終末期ケア論」に関する記事 看取りを体験したご遺族の語り ~ 看護医療学科「終末期ケア論」 国保中央病院 緩和ケア病棟「飛鳥」の見学に行きました。~ 看護医療学科「終末期ケア論」 緩和ケア病棟での実習を経験した4回生とのディスカッション ~ 看護医療学科「終末期ケア論」   ▼看護医療学科に関する記事 「海外インターンシップ」発表会を実施しました ~ 看護医療学科 2026年度 新入学生研修 学科別レポート ~看護医療学科 オレンジリングに込める、私たちの決意 ~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「その人らしさ」を支える看護の可視化「生活機能関連図」作成演習~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」 2026年度「へき地医療体験実習」実践報告会 ~ 看護医療学科 看護技術基礎論「安全を守る技術」演習を実施しました~看護医療学科 『認知症ケア論』で課題の成果発表プレゼンテーションを実施! ~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました① ~ 看護医療学科 『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科 地域の方々を大学へご招待!看護学生との交流会を開催しました。「認知症ケア論」~ 看護医療学科 「基礎看護技術自己学修会」を実施しました② ~ 看護医療学科