2026.06.05
『国際看護学Ⅰ』世界を知り、自分を見つめる― 海外インターンシップ報告会で広がる看護の可能性 ~ 看護医療学科
2026年5月29日(金)、「国際看護学Ⅰ」の授業において、看護医療学科の3回生・4回生による「海外インターンシップ報告会」を開催しました。学生たちは、それぞれが海外で体験した学びや気づきを共有し、国際的な視点から看護を考える貴重な機会となりました。
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発表の様子
4回生は2025年3月にカンボジアを訪問し、国立病院と日本が運営する病院の違い、日本人看護師による在宅看護活動、現地大学生との交流、さらにはシェムリアップでの船上生活者の暮らしについて発表しました。一方、3回生は2026年3月に台湾で研修を行い、大学での授業体験や現地学生とのディスカッション、市民の健康意識に関するフィールドワークの成果を紹介しました。異なる文化や医療環境に触れた学生たちの発表からは、多くの学びと成長が感じられました。
発表後はグループに分かれ、発表者を囲んでのディスカッションを実施しました。カンボジアの医療事情や台湾の学生生活について活発な質問が飛び交い、学年を超えた交流の場となりました。海外での経験を共有することで、参加した学生たちにとっても新たな視点や刺激を得る機会になったようです。
さらに、「看護師という仕事に対するモチベーション」をテーマにグループディスカッションを行いました。学生からは、「主体的に学び続けたい」「世界の医療を知ることで、自分が看護師として何ができるのかを考えるようになった」といった前向きな意見が数多く聞かれました。また、「自分の看護観を見直すきっかけになった」「仲間との対話を通して、これからも頑張ろうと思えた」といった声もあり、国際看護を学ぶことが自己成長や将来のキャリア形成につながっていることがうかがえました。
国際看護学の学びは、単に海外の医療や看護を知ることだけが目的ではありません。世界に目を向け、多様な価値観や文化に触れることで、自分自身の看護観や生き方を見つめ直し、「社会のために何ができるのか」を考える力を育むことにあります。今回の授業では、多くの学生がその第一歩を踏み出してくれたように感じました。
畿央大学の看護医療学科では、これからも海外での学びや交流の機会を通して、グローバルな視点を持ち、多様な人々に寄り添える看護専門職の育成をめざしていきます。
看護医療学科 准教授
酒井 啓子
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