2021年1月の記事

2021.01.20

「おじいちゃんの甲子園大会」に運営補助として参加!~軟式野球部

私たちは、令和2年11月25日(水)、26日(木)、27日(金)に、兵庫県神戸市のほっともっとフィールド神戸で開催された軟式野球大会「おじいちゃんの甲子園大会」に、運営の補助として参加しました。3日間の日程のうち、私たち畿央大学は25日、26日の2日間、塁審やボールボーイ、アナウンスなど、選手の方々が気持ちよくプレーし、そして大会の進行がスムーズになるよう、補助の役割を精一杯頑張りました。     大会では、60歳以上の選手の方々が出場され、中には強豪校出身で、過去に甲子園に出場されたことがある方や、元プロ野球選手であった方もおられました。新型コロナウイルス感染拡大の中、こうやって大好きな野球をのびのびとできる時間はとても貴重だったのではないかと思います。そして、若々しくプレーしておられる選手のみなさんの姿を見て、年齢がいくつになっても野球を大好きでありたいと改めて実感しました。 現在はシーズンオフと活動自粛により部活動をしていませんが、シーズンに入り、そして自粛が明けたら、大好きな野球ができることに感謝しながら、仲間と一緒に元気よくプレーしていけたらいいなと思います。                           現代教育学科2回生 國頭克史(軟式野球部)   【関連記事】 関西学生野球連盟冬季大会に出場!~軟式野球部 軟式野球部紹介~新入生応援!やさしさを「チカラ」に変えるプロジェクトvol.69

2021.01.18

加藤プロジェクトゼミ展示 茶室「禍庵(かあん)」リベンジ!!!~人間環境デザイン学科

昨年の秋に原寸大の茶室「禍庵(かあん)」《転生愚離茶・テンセグリティ》を制作したのはご存知でしょうか。今年度は新型コロナウィルスの影響で畿央祭が中止になり、学生の対面授業や登学日も限られており、現物を見られた方はそれほど多くなかったかもしれません。 茶室は、棒(圧縮材)と手グス(引っ張り材)によってバランスを保つテンセグリティ構造(Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語であり、バックミンスター・フラーによって提唱)になっています。実際は当初の計画通りには進まず、最終的に出来た茶室は天井が斜めの「片流れ禍庵」になってしまいました。   前回製作した際のブログ記事はこちらから↓ 加藤プロジェクトゼミ展示 茶室「禍庵」~人間環境デザイン学科   リーダーの勝屋君(3回生)を始めとした制作メンバーは完璧な構造を求めて、禍庵のリベンジをしました。今回は原寸ではなく、縮尺1/2【半分サイズ】で制作したものを展示しました。     2021年1月18日(月)から1月22日(金)まで、畿央大学C棟1階ラウンジに展示していますので、皆さん、どうぞ見に来て下さい。     【禍庵制作リーダーのコメント】 前回作った禍庵では、部材の強度面などで反省点がありました。今回は縮尺1/2【半分サイズ】で、再現する際には強度面を特に改善しました。今回は状態も安定したのでとても嬉しかったです。次からもまた良いものを作っていけるよう頑張ります! 人間環境デザイン学科3回生 勝屋翔太   【過去の茶室記事】 2011年 浮游庵 fu-you-an(浮く茶室) 2012年 PET庵(ペットボトル茶室) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室) 2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室) 2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居) 2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室) 2017年 「紐庵」(紅白の毛糸と木材を組み合わせたの茶室) 2018年 「角々庵(かくかくあん)」(三角と四角の幾何学デザインの茶室) 2019年 「吊庵(つりあん)」(吊る茶室)

2021.01.13

関西学生野球連盟冬季大会に出場!~軟式野球部

私たちは令和2年11月24日(火)に兵庫県神戸市にあるほっともっとフィールド神戸で開催された「関西学生野球連盟冬季大会」に出場しました。私たちの対戦相手は、「関西連合チーム」でした。 今年はコロナウイルス感染拡大の影響でなかなか大会に出場することができず、3回生主体での大会参加はこの大会が最初で最後の大会でした。   《スターティングメンバー》 1 ショート   奥  (健康栄養学科3回生) 2 セカンド   谷本 (理学療法学科2回生) 3 センター   祷  (人間環境デザイン学科2回生) 4 キャッチャー 國頭 (現代教育学科2回生) 5 サード    田中 (理学療法学科2回生) 6 ライト    石井 (現代教育学科2回生) 7 ピッチャー  吉田 (健康栄養学科3回生) 8 ファースト  鎌田 (理学療法学科2回生) 9 レフト    藤田 (現代教育学科2回生)   ▲写真左:キャプテン 田中選手  写真右:吉田選手   ▲写真左:藤田選手  写真右:奥選手   【試合結果】 畿央大学 1 対 12 関西連合     ほぼ2回生のチームで迎えた初めての大会でしたが、感染拡大の影響で十分な練習時間が取れなかったこともあり、力の差を感じた試合になりました。ですがこの試合で自分たちに足りないところ、改善点や課題がたくさん見つかり、この大会に出場できてよかったと思います。この試合で3回生は引退になります。ここからは2回生主体の新チームになっていくので、この大会で見つかった課題をいかに克服していくか、またこの悔しさをどう活かしていくかが大事だと思います。個人の力は十分ほかのチームに負けないものがあると感じています。なので、もっとチーム力が上がるように頑張りたいと思います。 春にはリーグ戦も控えているので、先輩方が残してくださった「全国大会出場」という記録を私たちも更新していきたいと思っています。応援ありがとうございました。 そしてこれからも応援よろしくお願いします!! 3回生の皆さん、お疲れさまでした。   理学療法学科2回生 谷本力丸   ▶軟式野球部に関連するブログ記事 KIO Smile Blog 

2021.01.12

臨床実習指導者会議をオンラインで開催!~理学療法学科

令和3年1月9日(土)に令和2年度の理学療法学科臨床実習指導者会議を開催しました。 今回は関東で緊急事態宣言が発令された状況下での会議だったので、オンライン(Zoomウェビナー)での開催となりました。このような形で開催するのは初めてであり、スムーズに開催できるか不安を抱えながら、本学職員にもサポートいただき準備を進めてまいりました。大きなビデオカメラに、パソコンが6台、外部モニターが3台、教職員の持ち込みPC8台と、万全の態勢で挑んだのですが、それでも会議終了までは緊張の連続でした。     会議には、100施設以上の病院や施設、医療センターの先生方にご参加いただき、Web会議システムを利用し、会議が進行されました。国家試験結果、就職状況、昨年度の実習状況報告、実習要項の説明、新型コロナ感染症の対策、提出議題に対する応答や全体を通しての質疑応答などが行われました。質疑応答はシステム上のQ&A機能を活用し、活発に意見交換も行われました。ただ、システムに慣れていない先生方やタイピングでの入力が難しい機器などもあったかと思われますので、今後の課題とさせていただきます。       平時に増して、コロナ禍での大変な臨床業務状況にも関わらず、臨床実習指導者会議にご参加いただいたこと、誠にありがとうございました。私たち教員は、日常において学内教育を行っていくにあたり、いかにすれば学生の身になる教育となるか、成長につなげられるかを試行錯誤しております。その学生たちの大学生活での成長の中で、臨床実習を受け、戻ってきたときの成長の大きさは言葉に表せないほどの変化があります。ですので、本学の臨床実習に関わっていただいている施設や実習指導者の方々、ケースを担当して指導していただく先生方、またそのような関わりがなくても、学生の表情を観て、ひと言声をかけていただいたり、励ましていただいたりしている関連部署の先生方、皆様に感謝の気持ちが増すばかりです。     現在は厳しい状況ですが、平時の診療参加型臨床実習が困難で、見学中心の実習となることがありましても、学外実習を行なったことによる教育効果は大きいと思われます。本学としては、感染等の悪影響を与えることのない実習実施を、あきらめずに模索し、対策していければと考えています。様々な業務に携わる中で、このように本学の臨床実習に協力いただいている実習施設および先生方に深く感謝申し上げます。また、私たちが出来る様々な情報提供や専門知識・技術の提供を行っていけるよう精進し、お互いが少しでもメリットのある関係を築けるよう精進してまいります。   この度は、本学臨床実習指導者会議にご参加いただき、誠にありがとうございました。   理学療法学科 教授 今北英高

2021.01.12

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.85~12月の勉強会は「生活習慣と測定器具」!

こんにちは、健康支援学生チームTASK※の現代教育学科2回生の北出華倫と藏元里菜です。 新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響もあり、勉強会は対面とオンラインの併用で行いました。12月の勉強会のテーマは「生活習慣―健康って?―」と「測定器具の使い方」でした。 そもそも健康とは何なのか、どういう行動が不健康につながってしまうのかなどを改めて考えるいい機会にしてほしかったので、このテーマで勉強会を実施しました。   ※TASKは、Think、Action、Support、for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   生活習慣病のリスクを高める要因や、健康な人と比べるとどのくらいのリスクが高まるのかをデータでできるだけわかりやすく作成しました。おろそかにしがちな「睡眠」の大切さやメンタル面の健康についても少しですが、触れました。 平成27年の死因別死亡総数第1位は悪性新生物であり、この年の約6割が生活習慣病が原因で死亡していました。生活習慣を正すことは生活習慣病にかかりにくく、あらゆる疾患のリスクを下げるのです。したがって、食事、運動、睡眠の三つのバランスを整えることが健康につながるということです。   ▼発表時の様子 (写真左)対面参加者、(写真右)発表者   測定器具の使い方では、「骨密度計」「足趾力」「握力」の測定方法の確認を行いました。前回に引き続き、換気や消毒などの感染対策を徹底し、また握力や足趾力測定の際は、声かけによる応援は控えて実施しました。今年は測定を行う機会が少なかったため、手順や説明方法で忘れていた部分を思い出しながら、確認し合って進めました。測定を行う側と受ける側を交代して体験でき、より理解が深まりました。   ▼健康測定の様子   対面とオンラインの併用で行い、機械や音声のトラブルなどまだ不慣れなところもありましたが、みんなで協力して無事に終えることができました。 発表では、前回と同様クイズや質問を用意し、楽しんで学べるよう資料作りも工夫しました。反省点として、オンライン参加者には次のスライドが見えていて、クイズの答えがわかってしまったという指摘をいただいたので、今後改善していきたいです。オンライン・対面問わず、参加者全員が積極的に取り組めるよう試行錯誤し、学びの多い勉強会にしていきたいです。   ▼クイズ中の様子   ▼パワーポイント資料   ▼集合写真(写真撮影時のみ集まり写真を撮りました)   さて、このコロナ禍の現在、本来のTASKとしての活動(測定会や勉強会、新入生歓迎会など)が行えていない状況です。TASKというチームを残すためにも、こういった勉強会にちょっとだけ参加していただけるだけですごく支えになります。対面とオンラインの併用も考えていますので、皆様のご参加、これからもお待ちしております!  「TASKってなに?」という方→Twitterで、「TASK(健康支援学生チーム)」と検索してみてください! また、畿央大学のホームページから、TASKの過去の取り組みを見てもらうこともできます! 「どうやって参加すればいいの?」という方→Outlookのメールから検索ディレクトリを使用して、「task」と検索してみてください。   ◎参加申し込みだけでなく、質問もこちらのメールで受け付けています。 気になったらいつでも連絡ください!   現代教育学科2回生 北出華倫・藏元里菜   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2021.01.07

大学院生が第18回日本神経理学療法学会学術大会で口述発表し優秀賞を受賞!~健康科学研究科

2020年11月28日(土)~29日(日)にWeb開催された第18回日本神経理学療法学会学術大会において、私、水田直道(博士後期課程)が発表してまいりました。   本学会は2,400名ほどが参加され、特別講演や教育講演、一般演題では多くの議論がなされておりました。またWCPT(世界理学療法連盟)の下部組織として、神経領域専門学会を有する国が集まったInternational Neurological Physical Therapy Association (INPA)を形成されており、INPAの理学療法の実情について国外の講演者の話を伺うことができました。アジアでINPAに参加している国が少ない中、日本がリーダーシップを取っていくという本学会の意思を認識することができ、大変共感することができました。   本学会のテーマでもある「理学療法士の意思決定 -2020年のシュプレーヒコール-」というタイトルで学術大会長講演を聴講しましたが、神経系理学療法のこれまでの歴史やこれから解決すべき課題が明示され、私自身これから神経系理学療法の発展のために取るべき行動を再確認することができました。   今回私は、「脳卒中患者における歩行の関節運動学的特徴と筋シナジーパターン」という演題で発表を行い、一般演題発表の中で優秀賞に選ばれました。発表では、脳卒中患者における歩行中の筋シナジーパターンの障害特性(サブタイプ分類)と関節運動学的特徴の関係性について調査した結果を報告しました。多くの演題の中から優秀賞に選んでいただけたことは、日々の取り組みを認めてもらえたことだと大変嬉しく思います。今後も歩行のリハビリテーションの発展に繋がるような研究を続けていけるよう、日々精進していきたいと思います。 また、博士後期課程に在籍している高村優作氏も所属先(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)の演題にて、奨励賞を受賞しました。     本研究の実施・発表にあたり、指導教員である 森岡 周 教授をはじめとする多くの方々にご指導およびご支援いただきました。この場を借りて深く感謝申し上げます。   ~発表演題~ 『脳卒中患者における歩行の関節運動学的特徴と筋シナジーパターン』 水田直道、蓮井成仁、西祐樹、比嘉康敬、中谷知生、田口潤智、森岡周   畿央大学大学院 健康科学研究科 博士後期課程3年 水田直道