2010年2月1日の記事

2010.02.01

神経リハビリテーション研究会を開催!!(森岡研究室)

2010年1月23・24日に、平成21年度神経リハビリテーション研究会(森岡研究室)を開催しました。 第1日目は大学を離れ、奈良県桜井市三輪にある「大正楼」で開催しました。今回は、博士・修士課程の在籍者だけでなく、学外から研究に興味のある方々も参加され、活気ある研究会になりました。 第1日目は、D1の信迫さんと谷口さんが座長を務め、M2の4名の研究発表が行われました。 第2日目は大学に戻り、D1の藤田さんとM1柴田さんが座長を務め、M2の2名が研究発表、M1の10名が研究紹介を行いました。 M2の方々の研究発表は、2年間の集大成であり、熱のこもった重みのある発表でした。どの研究発表もみなさんの苦悩を垣間見ることができ、緊張感の漂う中で活発なディスカッョンが行われていました。河村(章)さんは、英語でのプレゼンテーションに挑まれ、つくづく、先輩方の研究内容に感心させられると共に、良い刺激をもうらことができました。また、プレゼンテーションでは、スライドの構成やデザイン、そして話し方など、これからの自分のプレゼンテーションに参考になる技術を見つけることができました。 M1も研究内容について、プレゼンテーションをさせていただきました。D1、M2の方々からも、たくさんの指摘・アドバイスいただくことができ、自分達の研究をより深めていくきっかけになりました。研究は、難しくも楽しいものであり、こうして多くの研究を志す人達と交流できる良い機会でした。 森岡研究室では、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が在籍し、様々な視点から研究に励んでいます。研究分野も自閉症スペクトラムを始めとした小児分野、姿勢制御や高次脳機能障害、運動イメージ研究、脳イメージング研究など多岐にわたり、自分のテーマ以外についても多くのことを学ぶ機会があります。 普段は、遠方に居住している人が多いため、インターネット上のテレビ会議システムでディスカッションしていますが、今回のように直に顔を合わせて研究に「共同注意」することの重要性を実感しました。やはり、お互いの研究への思いを体感し合うことが、より有意義なディスカッションをしていくために必要です。 ワンランク成長した自分を思い浮かべると、次回の研究会が楽しみです。 (M1 佐藤)