2023.09.27
奈良県看護協会主催「訪問看護インターンシップ」参加レポート!~看護医療学科
今年度も奈良県看護協会主催の「訪問看護インターンシップ」が開催され、看護医療学科2回生1名が参加しました。
訪問看護インターンシップは7月24日(月)~9月1日(金)の期間で実施され、本学の学生は2日間の日程で、奈良県内の訪問看護ステーションにお世話になりました。
両日を通して実際に勤務される看護職の方と同行訪問し、患者さんやご家族とコミュニケーションをはかりながら、訪問看護の現場を学びました。
参加学生からのレポートをお届けします。
参加学生のレポート
夏休みに2日間、奈良県看護協会が主催する訪問看護インターンシップに参加しました!応募したきっかけは、病棟以外で働く看護師の姿を実際に見てみたいと思ったからです。
今回は他大学の学生と2人での参加だったためとても緊張しましたが、それぞれの大学の話やプライベートの話などで盛り上がり、緊張はすぐにほぐれました。
2日間で4軒の高齢者の自宅を訪問し、訪問看護師さんが内服薬の説明や処置を行っているのを見学しました。移動中もなぜ病棟看護師ではなく、訪問看護師になったのか、訪問看護をする上での注意点、またプライベートな話まで看護師さんといろいろな話をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
私が今回のインターンシップで一番印象に残っているのは、摘便を見たことです。摘便(大便を指で摘出すること)は実際の病棟では中々見ることができないため、今回の訪問看護インターンシップで見ることができてとても勉強になりました。また、訪問看護は患者さんの自宅に訪問看護師が行き、その人の生活に合わせて処置などを行うため、看護に重要な「その人なりの看護」をより実践することができると学びました。
私は最初、訪問看護に興味があったわけではありませんが、今回訪問看護インターンシップに参加させてもらい貴重な経験をしたことで、今では将来働きたい場所のひとつになりました。
看護医療学科2回生 内海 茜
今回の経験を活かして、今後も目標とする看護師をめざし、日々邁進していただければと思います!
訪問看護インターンシップ担当
キャリアセンター 飯山 知里
【関連記事】
令和5年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催!~看護医療学科
JICAでの保健・医療活動の実際を通しての学び①外部講師による講義編〜看護医療学科「国際看護学Ⅱ」
「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」
手術を受けた患者をイメージした「患者モデルの作成」と術後看護演習~看護医療学科「急性期看護学援助論Ⅱ」