2008年2月の記事
2008.02.27
ボランティア情報室はこんな感じです!
開室してから1年半が経ちました。 来室する学生も増えて活気づいてきましたが、一方で、「ボランティア情報室ってどこにあるの?」という学生もいるようです。新入生が入学してくる前に(?)在学生の皆さんにもあらためてPRして、どんどん活用してほしいと思っています。また、地域の皆様ともお近づきになれたらうれしく思っています。 そこで、今回はブログ開設を記念して、ボランティア情報室の紹介をします。 場所はエントランスホールの奥、電光掲示板のある情報センターの隣にあります。 扉を開けて中に入ると、室内にはボランティア情報のポスターやチラシ等があり、自由に手に取って見ることができます。パソコンを利用してネット検索をすることもできます。これらの情報は、各地の自治体、教育委員会、学校、幼稚園、社会福祉協議会、福祉施設、社会教育施設、NPO等の団体から寄せられたものです。いただいた情報の内容を吟味したうえで、適切と認めたものを学生に紹介しています。地域の団体の皆様とは、互いに「顔」の見えるあたたかい関係づくりを大切にしたいと考えています。 また、ボランティア情報室は、地域からのボランティア情報を学生に流すだけでなく、学生の「思い」を引き出し、「興味」を「行動」に結びつけるための支援をする役割も持っています。年間を通じてさまざまな企画をしていますし、日常的には「使用済み切手」「不要になった本やCD」等の収集活動も行っています。室内には、これまでに活動した学生の「声」や、さまざまなボランティア活動に対して各地からいただいた「評価」なども掲示していますので、ぜひ見に来てください。 室内には、専任の職員が常駐しています。 「ボランティア活動に興味があるけど、何から始めたらいいか分からない」 「知らない人ばかりのなかに、一人で参加するのは不安・・・」 「午後に授業がないので、大学の近くでできる活動はないですか?」 「活動を始めてみたけど、ちょっと迷いが出てきました」 等々、興味や不安をもっている学生の皆さん!ぜひ、相談に来てください。 職員と顔見知りになれば、自分の興味により合った活動をいち早く見つけられるかもしれません。情報も日々入れ替わるので、空き時間を見つけて何回も来室するのがコツです。ボランティア情報室は、学部学科・回生を問わず、図書館や食堂のように自由に出入りできるところです。 どうぞ気軽に来て下さいね♪
2008.02.27
「今日から、よろしく」
学長室の窓からはキャンパスを笑顔で語り合いながら行きかう学生たちの姿が見えます。私も仲間に入って話かけたいと思うこともよくあります。そこでこのブログを利用して、人や自然とのふれあいの中で感じることを語らせてもらうことにしました。これを目にするかたが微笑んで読んでくれることを楽しみにしながら。 実業界において専門職に従事する世界的な女性の奉仕団体があります。その活動の一つに毎年日本の高校に留学している生徒を招待し、日本の食文化を体験して頂くことにしています。今年はフランス、アメリカ、オーストリアからの留学生を招待しました。メインテーブルについた私の横がフランスの女子生徒でした。日本語も通じるし、その明るく優しい表情にすっかり心が通じ、又日本の献立メニューも、全部お箸で上手に頂いていました。その後、席を座敷に移し会員達とお茶席でお茶を頂く時は、私の隣はアメリカの男子生徒でした。正座をして姿勢よく坐り、この人も実に穏やかな姿でした。私が「脚をくずしてよろしいよ」と話しても、「ハイ」と言ってそのままおとなしくお抹茶を頂き最後まで同席していました。 たまたま新聞に、高校生の百人一首のカルタ会の写真が掲載されていました。女子高生がカルタの札を前に、全員あぐらをかいて坐っている光景に唖然とした朝でした。 国際化が進む現在、日本人として、世界に文化水準の基本が問われ、情操の豊かさや人格形成を問われる時代であることを痛感します。 畿央大学 学長 冬木 智子
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