2021.01.18
加藤プロジェクトゼミ展示 茶室「禍庵(かあん)」リベンジ!!!~人間環境デザイン学科
昨年の秋に原寸大の茶室「禍庵(かあん)」《転生愚離茶・テンセグリティ》を制作したのはご存知でしょうか。今年度は新型コロナウィルスの影響で畿央祭が中止になり、学生の対面授業や登学日も限られており、現物を見られた方はそれほど多くなかったかもしれません。
茶室は、棒(圧縮材)と手グス(引っ張り材)によってバランスを保つテンセグリティ構造(Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語であり、バックミンスター・フラーによって提唱)になっています。実際は当初の計画通りには進まず、最終的に出来た茶室は天井が斜めの「片流れ禍庵」になってしまいました。
前回製作した際のブログ記事はこちらから↓
加藤プロジェクトゼミ展示 茶室「禍庵」~人間環境デザイン学科
リーダーの勝屋君(3回生)を始めとした制作メンバーは完璧な構造を求めて、禍庵のリベンジをしました。今回は原寸ではなく、縮尺1/2【半分サイズ】で制作したものを展示しました。
2021年1月18日(月)から1月22日(金)まで、畿央大学C棟1階ラウンジに展示していますので、皆さん、どうぞ見に来て下さい。
【禍庵制作リーダーのコメント】
前回作った禍庵では、部材の強度面などで反省点がありました。今回は縮尺1/2【半分サイズ】で、再現する際には強度面を特に改善しました。今回は状態も安定したのでとても嬉しかったです。次からもまた良いものを作っていけるよう頑張ります! 人間環境デザイン学科3回生 勝屋翔太
【過去の茶室記事】
2011年 浮游庵 fu-you-an(浮く茶室)
2012年 PET庵(ペットボトル茶室)
2013年 「段庵」(ダンボール茶室)
2014年 「蹴鞠庵」(サッカーボール型茶室)
2015年 「ゲル庵」(モンゴル移住民の移動式住居)
2016年 「紙庵」(トイレットペーパーと古新聞の茶室)
2017年 「紐庵」(紅白の毛糸と木材を組み合わせたの茶室)
2018年 「角々庵(かくかくあん)」(三角と四角の幾何学デザインの茶室)
2019年 「吊庵(つりあん)」(吊る茶室)