2024.09.21
2024年度「地域包括ケア実習」が無事終了!~看護医療学科
2024年8月26日(月)から始まった看護医療学科 2回生の実習 「2024年度 地域包括ケア実習」が9月13日(金)に無事終了しました。学生の学びの様子や感想を写真とともにご紹介します。
▶ 実習準備や1クール目の様子はこちら
実習の様子
▼ 通いの場や運動教室に参加し、いきいき100歳体操や脳トレしましたが、高齢者の方々は健康意識が高く、継続的に体力づくりを行っているのが良くわかりました。学生と教員も一緒に参加しましたが、日頃の運動不足を実感する結果になりました。
▼ アルツハイマー月間に合わせて、認知症に関する講座や教室にも参加しました。
▼ 介護予防リーダーとして活躍する高齢者が企画運営する「笑いヨガ」にも参加しました。常にスキルアップをめざしている志の高さを感じました。
学生の様子
▼ 緊張した様子の学生たちでしたが、高齢者の方が「なんでも聞いてよ」と大きな懐で学生を包み込んでくれました。学生は、安心した表情で色々なお話を聞かせて頂きました。
▼ 実習場所によっては、自転車での移動も多く、学生たちが地図を見て、自分たちで現場に向かいました。
学生の感想(一部抜粋)
目で見て実際にコミュニケーションや体験を通さないとわからない高齢者の思いや地域活動の内容について学べた。
今まで地域住民との関わりについてあまり理解していなかったが、今回で地域住民との交流の楽しさを知った。
この実習を通して、地域に住む高齢者の不足しているニーズは何なのか、それに専門職はどのように関わり支援しているのかを知ることができた。
感謝の言葉
大阪府と奈良県の10か所の自治体や社会福祉法人の運営する地域包括支援センターの方々に本当にお世話になりました。特に高齢者の方々や地域住民の方、専門職・関係者の方々の協力により、多くの学びを得ることができました。本当にありがとうございました。
今回の実習では、地域に暮らしている高齢者の方々の実際を見て、感じ・考え・学ぶことが多かったです。また、近所の人や友達や家族、専門職の人などの「つながり」つまり連携も学ぶことができました。3回生での実習では、病院から地域に戻る高齢者の方の看護ケアについて考えていきます。この実習での知識や経験を活かして一緒に頑張っていきましょう。
看護医療学科
助教 伊藤 千春
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