2023.06.26
人間環境デザイン学科 海外インターンシップ vol.2~台湾でつくる屋台のデザインが進行中!
学科初、台湾でのワークショップに向けて準備中!
人間環境デザイン学科では、以下の3点を目標とし「海外インターンシップ」を行っています。
海外の学生と交流を深める機会をもち、人間環境デザインを学ぶ学生として、国内外の住まいや集落、人々の暮らしに関する幅広い視野をもつ。
国内外の集落における地域課題の発見と解決に向けた提案を海外の学生とともに行うためのコミュニケーションスキルを身につけている。
自ら考え自発的にとりくむ姿勢を身につけている。
今年は「2023 Taiwan Summer Workshop NCKU(台湾成功大学)×Kio University」として、台湾台南市にある成功大学と現地台湾でのワークショップを開催します。ゴールは台湾現地にある空地に①休憩所 ②菜園 ③ガーデン ④小屋の4種を設計し、実際につくり上げることです。最初の課題は④小屋で使用する予定の「屋台のデザイン」。屋台の活用方法は、今のところ茶室、風鈴屋、飲食屋の3つに絞られています。人間環境デザイン学科2回生5名、3回生15名、4回生5名、学科教員6名が参加し、8月21日(月)から27日(日)までの1週間かけて、台湾でのプロジェクトに挑戦します!
前回の活動報告では、プロジェクトの始動を報告しました。
6月19日(月)、前回に引き続き「屋台のデザイン案」をまとめていきます。
今回は屋台の使用方法に加え、デザインや部材の形状、収納方法などについて検討しました。
屋台のデザインは、屋台の活用方法である飲食、茶室、販売の3グループに分かれて計画します。
飲食グループでは、現地で採れるマンゴーなどのジュースを販売する屋台を考えています。長く使用して頂けるようなデザインにしたいと思い、詳細に使用方法や収納方法、色彩について検討しました。
茶室グループでは、簡易的に組み立てる事ができる茶室を計画しています。少人数でも組み上げることができるような仕口(二つの木材を直角あるいは斜めに接合する部分)の加工方法などの検討を行いました。
販売グループでは、風鈴や提灯の販売を想定し、屋台に商品を飾りながら販売できるデザインを計画しています。風鈴や提灯を「吊るす」、音や灯りを「楽しむ」仕組みを検討しました。
グループワークでの話し合いを通して他学年の学生同士で意見交換を行うため、新たな交流が生まれる機会となっています。
次回は屋台に使用する材料や寸法を決定していく作業に入る予定です。
現地での作業をできるだけ効率的にできるよう、準備を進めていきたいと思います。
台湾の方々にも活用していただけるような屋台を完成させるため、引き続きグループで協力しながら話し合いを進めていきます!
人間環境デザイン学科 助手 中井千織、小松智菜美
4回生 土橋歩波、谷口遥香
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