2014年10月の記事

2014.10.31

学生がレシピ開発した「大和のおかず」がJR奈良駅「奈良うまいものプラザ」のランチメニューに登場!

奈良県中央卸売市場連携で誕生したレシピ「大和のおかず(ピリ辛肉味噌)」が、 JR奈良駅構内「奈良うまいものプラザ」の野菜バイキング具材として登場!   畿央大学と奈良県中央卸売市場は、市場活性化を目的に2013(平成25)年5月に包括連携協定を締結しました。同市場から大和伝統野菜や大和ポーク、大和肉鶏など奈良県産食材を仕入れ、給食経営管理論実習(指導教員:健康栄養学科上地加容子准教授)の授業のなかで給食献立として調理し、教職員や学生に100食限定ランチメニューとして提供しています。 また、県産食材を使ったレシピ開発を同時に行い、これまでに約70種類の作品が出来上がっています。 2013年7月には、レシピをもとに実際に調理した作品発表会を行い、「大和のおかず」(ピリ辛肉味噌)が、奈良県中央卸売市場場長賞(最優秀賞)を受賞しました。   今回その「大和のおかず(肉味噌)」が、JR奈良駅構内の「奈良のうまいものプラザ」で、ランチメニューの一品具材として登場することになりました。10月27日(月)にレシピ考案者の学生(田村萌、石田賢三)と上地先生、金先生、小西先生の5名がモニター参加しました。   ▲写真手前が、にんじんとだいこんに「大和のおかず(ピリ辛肉味噌)」をはさんだ一品。 ピリ辛肉味噌は、大和伝統野菜のひもとうがらしと、大和ポークのひき肉、にんにくのみじん切りなどをサラダ油で炒めて味付けしたものですが、ひもとうがらしは夏野菜のため無く、この日は結崎ネブカで代用しました。   奈良うまいものプラザは奈良県産品のアンテナショップとして新鮮野菜、醤油・味噌・ジャム・ドレッシング・レトルト・菓子などの加工食品、酒類、大和茶など奈良県で造られた“うまいもの”がたくさん、所狭しと並べられています。 学生がお客様に協力をお願いした食後アンケートでは、39人中35人が「とてもおいしい」「おいしい」と好評をいただきました。   その奥には30数席の飲食スペースがあり、朝ごはん7時~、昼ごはん11時~、晩ごはん17時~おいしいごはんをいただくことができます。ぜひ皆さんも、近くに来られた時には覗いてみてください。     【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習前期最終授業『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ発表会』を開催しました。 第8回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第8弾 第7回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第7弾 第6回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第6弾 第5回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第5弾 第4回メニュー:大和野菜の丸ナスをふんだんに使った“special YAMATO lunch”に舌鼓! 第3回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第3弾 第2回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第2弾 第1回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています!

2014.10.31

読売テレビ「鍋」の特集企画に、健康栄養学科教員が出演!

読売テレビで月曜~金曜の午後4:47から放映されている情報番組「かんさい情報ネット ten!」の金曜企画“カラクリ”コーナーにて、本学健康栄養学科の岩城 啓子教授、金 一玲助手が取材を受け、2014年10月31日(金)の番組内で放送されます。   あるアンケートでおよそ9割が「好き」と回答するなど、鍋は馴染みのある料理です。冬になると温かい鍋がおいしい季節。今回はそんな鍋物を美味しくいただくカラクリを解き明かしていくそうです。   今回の取材では、土鍋、鉄鍋を例に鍋の材質によるおいしさの違いについて検証されています。 どの鍋で調理するといちばんおいしくなるのでしょうか?   ▲実験の一コマ。つないだ線で、具である鶏肉と鍋の温度履歴を測定しています。   ▲結果を解析しておられる岩城先生。さらに今回は具の鶏肉から溶出した味を、金先生が本学所有の日本インテリジェントセンサーテクノロジー社製 味認識装置で測定しています。     土鍋、鉄鍋、どの鍋で食べる鍋がおいしいのか? 岩城先生と金先生の実験結果を踏まえた詳しいお話は、10月31日の放送をぜひご覧ください!!

2014.10.30

第29回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました。

畿央大学健康科学部理学療法学科4期生の熊本です。   10月26日(日)に畿央大学4期生が中心になって行っている「理学療法勉強会」、KSM(Kio Study Meeting)第29回を行いました。 今回は都合のつかないメンバーも多く、5人の参加となりました。   初めに南君が「治療の原則-骨折、急性期の筋力低下-」というテーマで発表してくれました。骨折治癒に必要とされる適度なメカニカルストレスに関してや、筋力増強訓練の捉え方など、普段臨床や学生教育を行う中で生じる疑問について話をしてくれました。運動を用いた“循環動態へのアプローチ”という視点を皆でディスカッションすることが出来ました。     次に櫻井君が「肩関節の痛みについて」症例を交えて発表をしてくれました。 神経、筋、骨関節など多くの組織で複雑に構成されている肩関節に関して、解剖学的特徴や痛みにつながる関節内圧の変化について、見やすいイラストを用いながら説明してくれました。 症例に関しては、痛みの部位だけでなく、周辺部位の評価の仕方や夜間時痛の捉え方など様々な意見が出ました。     最後は山野君が「変形性関節症の治療戦略-メカニカルストレスの視点から-」というテーマで膝OAに関する発表をしてくれました。 山野君は畿央大学の運動器セミナーでも講義をしており、多くの先行研究での知見を含めた発表をしてくれました。また後半は実技も行い、アライメントを整えた状態で運動を行うことの大切さを実感をもって学ぶことが出来ました。     いつも終わった後は、疲労感とともに臨床に対するモチベーションが上がるのを感じます。 来月でKSMは30回目を迎えます。 共に成長出来る仲間と、その環境を与えて下さる畿央大学の方々に感謝しながら、学んで行ければと思っています。   健康科学部理学療法学科4期生 熊本

2014.10.29

将来を見据えて、自ら学ぶ ~現代教育学科2回生合同ゼミ取り組み

現代教育学科2回生合同ゼミⅡでは、前期に、学生のキャリア形成を支える新たな取り組みを行いました。 “学生が自ら考え、自ら学ぶ”を基本方針として、5つの選択授業と社会人になるために必要な一般教養の学習から個々に必要な学びを自ら組み立て、自ら学ぶ取り組みでした。   後期になり、更に力を付ける取り組みを行っています。 自らの将来のために今何をするべきかを考える「キャリア設計コース」 教養を高める「理科講義コース」と「自主学習コース」 実践力を高める「模擬授業コース」と「模擬保育コース」 の5つのコースから、カフェテリア方式で自分のスケジュールを作り、学ぶ取り組みです。   5つのコースの様子を紹介します。   ▼「キャリア設計コース」   第1回目に自分の将来設計について改めて考えました。 第2回目は、実際にエントリーシートを書いてみました。 その結果、書けない、あるいは書く材料が十分にないことが分り、エントリーシートに“書ける”自分になるために、今するべきことについて考え、取り組むきっかけとなりました。   ▼「理科講義コース」   自然科学に求められる一般的な知識のベースは中学校理科の学習内容にあります。 そこで、化学、地学、物理のうち質問が多い内容に絞って学びます。 この回は、「酸化・還元反応」を学んでいます。 知識のベースを強固にしようと、多くの学生が受講しています。   ▼「自主学習コース」   あらかじめ、一般教養のテキスト問題を解いてから参加しま す。 時間の前半は必修科目の相互解説、後半は選択科目の相互解説を行います。わからないところがあれば、今年教員採用試験を受験した上回生SAがサポートしてくれます。 問題に取り組み説くだけでなく、さまざまな解き方・考え方があることに気付くことで、実力アップにつながっています。   ▼「模擬授業コース」   先生役と子ども役になり、実際に40分程度の授業を実施します。 先生役は学習指導案を書き、授業をします。子ども役は、その学年の子どもが学ぶことができる教え方をしているのかどうかを判断しながら参加します。 授業後には自分たちで振り返りのための討議会を行ない、授業者は自分自身の教え方がよいのか、子ども役は子どもの立場から学習指導が適切なものであったのかどうかを検討します。 討議会の最後には担当の教員から助言を受け、それらを自分自身の学びへと転換します。 こうした活動を通して先生役・子ども役のどちらも授業へのスキルアップをしています。   ▼「模擬保育コース」   先生役と子ども役になって、保育をします。 先生役は指導案を書き、保育を実施します。子ども役は、事前に調べてきた発達段階を基に子ども役を演じ、その年齢に応じた活動かどうかを判断しながら参加します。保育後の話し合いで、保育のねらいは達成できていたか、子どもへの援助・配慮は適切だったか、進め方はスムーズだったかなど、様々な観点から保育を振り返ります。 2回生は、この夏、保育所での実習を終えています。 来年夏の幼稚園での実習までに、さらに、スキルアップしていることと思います。   それぞれのコースで、参加してよかったという声が上がっています。 企画した2回生担任団としては嬉しい限りです。   【現代教育学科2回生担任団】 西尾正寛、岡本啓子、粕井みづほ、衛藤昌子、Randy Muth、八木義仁、細越寛樹、横山朋子

2014.10.28

広島県 土砂災害被害への復興募金活動!~被災地支援サークルHOPEFUL

こんにちは! 現代教育学科2回生のゆっきーです!   被災地支援サークルHOPEFULは、 8月に発生した広島県の土砂災害への復興支援募金を行っています! 本日もHOPEFULの一員と募金活動を行ったのですが、お昼前の買い物時、お忙しい時間にも関わらず、多くの方に足を止めていただき、ご協力していただくことができました。本当にありがとうございました。     今後も毎週、 月曜日  10:30~ 火曜日・木曜日  16:30~ の約一時間半、大学に隣接するエコール・マミさんの連絡ブリッジをお借りして、募金活動を行います。 復興に向けて、遠く離れた関西に住む私たちが少しでも力になれたらという想いで行っています。 これからも募金活動を続けていきますので、ご協力よろしくお願いします!   現代教育学科2回生 荒井 章恵 【関連URL】 被災地支援サークルHOPEFUL facebookページ 学生有志による被災地支援「のびのびキャンプ2014」を、福島県で開催!

2014.10.27

人間環境デザイン学科学生が、京都デザイナー協会主催KDKモードショーに出演しました。

人間環境デザイン学科4回生の坂谷千紘と前平佳美です。   10月21日(火)、京都文化芸術会館で開催されたファッションショーに出演しました。 このショーは1部と2部から構成されていて、1部では9月の京都デザイナー協会主催ファッショングランプリコンテストで入賞した作品が披露されます。 私達は4月からデザイン画を描き始め、そのデザイン画を応募しました。   今回KDKから示されたコンテストのテーマは、「躍う道」(かがようみち)でした。   無事に入選の通知をいただき、夏休み返上で衣装制作に取り組みました。 9月には実物審査があり、多くの出展作品の中から 坂谷は京都百貨店協会賞 前平は佳作 を頂くことが出来ました。   (左下の写真)坂谷のコンセプトは 「目標に向かって努力する私を美しく照らしてくれるシャンデリア」 (右下の写真)前平のコンセプトは 「きらきらした水辺に浮かぶ草花が放つ生命力」     審査やショー本番で舞台を歩くときには今までにない緊張感を味わいましたが、それと同時に充実感と達成感も経験することが出来ました。 この日を迎えるまでに、色々な方にお世話になり、感謝しています。 当日は村田先生、4回生の友人、3回生の後輩達も駆けつけてくれて、喜びを分かち合いました。     人間環境デザイン学科4回生 坂谷 千紘 前平 佳美

2014.10.27

人間環境デザイン学科加藤ゼミ生の制作!茶室「蹴鞠庵」をご紹介。

今年6月~7月に開催されたサッカーワールドカップはドイツが優勝しました。 競技場で試合が終わった後、日本のサポーターがブルーのゴミ袋で掃除をしたことも話題になりましたね。 そんな時、人間環境デザイン学科の加藤プロジェクトゼミが始まりました。 加藤プロジェクトゼミでは、2011年の学園祭から4年連続で茶室の展示ブースを開催していますが、毎年違ったコンセプトを設けています。 例年どんな茶室にするのか悩んでいるのですが、今年はワールドカップにちなんで「サッカーボール」に決めました。     6月にテーマを決め、3回生を中心にさまざまなアイデアを出し合い、10月畿央祭にむけて、だんだんデザインがまとまってきました。 制作は、加藤プロジェクトゼミの3回生と2回生の計18名で協力して、畿央祭の前日に1日で完成しました。 サインスタンドは3回生杉森さんのデザインです。 内装の照明として葭谷さんの作品が展示されています。     サッカーボールは、二十面体で、黒い五角形のパネル12枚と 白い六角形のパネル20枚で構成されています。 黒い部分には、作品とメンバー紹介をはじめ、「ゆっくり寝転んで見てください」など鑑賞ポイント、得意のイラスト等が書き込まれました。 そして、この「蹴鞠庵」が教育学部学安井学科長の目に留まり、安井先生が担当されている『数理科学入門』で、丁度タイミングよくサッカーボールが多面体の集合で成立している講義をされており、「蹴鞠庵」が学生に数学の授業の教材として160名の学生に紹介されることとなったのです。 10/24(金)5限に私とゼミ生が参加して、特別授業を行いました。   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜       【教育学部安井学科長のコメント】  紙風船は立方体(正6面体)を空気を入れて球に近づけますが、これで球技をすると、バウンドが不規則になると思えますよね。 そこで正6面体よりも正8面体、正100面体、正1000面体を作れれば、より球状に近く、バウンドがスムースになると思えます。 ところがオイラーの多面体定理を利用すると、正多面体の面数の最大は20で、各面は正三角形、12個の各頂点には面が5つあることが中1レベルの数学で理解できます。 そこでより球状に近づけるために12個の各頂点を適当に削ると、削り口は正5角形で、元の各面である正三角形は正6角形となり、サッカーボールの旧来の形になることを「数理科学入門」で学びました。 その直後にエントランスホールで「蹴鞠庵」を見かけ、仰天びっくりです。 加藤先生に急遽お願いし、先生の説明等を受けました。 加藤先生はじめ、加藤ゼミ生にも感謝申し上げます。有難うございました。     【過去の茶室記事】 2011年 ~浮游庵 fu-you-an 2012年 PET庵(ペッタン) 2013年 「段庵」(ダンボール茶室)  

2014.10.27

学生広報スタッフBlog vol.152~映画「僕のうしろに道はできる」上映会 in 畿央祭

こんにちは。学生広報スタッフの福井です。 10月18(土),19日(日)に開催された畿央祭で、映画「僕のうしろに道はできる ~奇跡が奇跡でなくなる日に向かって~」の上映会を実施しました。   映画「僕のうしろに道はできる」は、脳幹出血で倒れ、植物状態に陥った特別支援学校国語教諭の宮田俊也さんの入院生活を記録し、絶望的な病状から徐々に回復する宮田さんの姿を通して、生きることの希望を描いていくドキュメンタリー映画です。   ▲上映中の様子。皆さん目に涙を浮かべながら鑑賞されていました。   2日間で100人以上の方にご来場いただきました。 ご来場くださった方々から 「この映画を観て本当によかった」 「人が持つ無限の可能性を感じた」 「少しでも自分にできることがあれば協力したい」 と言っていただけました。   そして、“かっこちゃん”と“宮ぷーさん”に向けたたくさんの暖かいメッセージもいただきました。 私はこの映画の中での、ある言葉が心に残っています。 それは映画の中で“かっこちゃん”が言っておられた「知っている者には責任がある。」という言葉です。 かっこちゃんは、映画の中で、経験から知り得たことを、苦しんでいる多くの方々に伝える責任が自分にはあり、多くの方に情報を発信することで、救っていきたいと言われていました。   また映画を鑑賞した人々に、植物人間と言われる人々が回復していくための支援サイト“白雪姫プロジェクト”のことを多くの方々に伝えてほしい。そして、障がいを持ち、苦しんでいる人々に是非伝えてもらい、多くの方々を救いたい。皆さんの助けをお借りしたいというメッセージを残しています。   私は、まだまだ未熟な学生で、今出来ることはわずかしかありません。ですが、将来看護師として現場に出たときには、多くの方々に“白雪姫プロジェクト”やこの映画の事を伝え、映画から学ばせていただいたことを活かし、思いを伝えられずに苦しんでおられる方々と介護されている方々の架け橋となり、少しでも互いの意思を伝えあえるように支援することが私の責任なのだと感じました。   ご来場くださいました皆さんやこのブログを見ていただいている皆さんに、少しでも映画の事、白雪姫プロジェクトのことに関心を持っていただき、知っていただき、多くの方々に広めていただければ幸いです。 ご来場くださいまして、本当にありがとうございました。     看護医療学科4回生 福井 優貴   【関連記事】 学生広報スタッフBlog vol.148~ドキュメンタリー映画「僕のうしろに道はできる」上映会@畿央祭!

2014.10.24

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.7~「誤嚥にナラん!体操」を開催

健幸都市=SWCスマートウェルネス構想(少子高齢化、高齢者医療費高騰削減しつつ福祉充実化策)のもと御所市と畿央大学の協定で誕生した、毎週金曜日オープンしている「コミュニティカフェ」も9週目を迎えました。   10月17日(金)は11時から『誤嚥にナラん!体操』を開催しました。 この『誤嚥にナラん!体操』は奈良県健康長寿共同事業委員会が設置する有識者会議での発案のもと、体操策定ワーキンググループによりつくられました。     今回のイベントは、体操策定ワーキンググループ委員会に所属しておられる畿央大学理学療法学科高取先生より、誤嚥性肺炎の予防の講義と体操の指導をしていただきました。   前々から楽しみにしておられる方が多く、当日はたくさんの方に参加していただきました。   高取先生の講義は、奈良県の高齢者の現状から始まり、「どうして誤嚥がおこるのか?」「どのように防ぐことができるのか?」と続き、参加者は最後まで興味深く、非常に熱心に聞いておられました。     最後に、『誤嚥にナラん!体操』のパンフレットとDVDを参加者にプレゼントしました。   余談ですが、よくカフェに足を運んでいただく方が、イベントの時間を午後からと間違えて来られました。 とても残念そうに時間を間違えたことを悔やんでおられたので、皆でもう一度誤嚥にナラン体操をしました。 しっかり勉強していない僕たちの指導にはなってしまいましたが、とても満足していただきました。     人間環境デザイン学科4回生  水ノ上 佳希     【これからのイベントスケジュール】 御所市連携コミュニティカフェ イベントスケジュール 【 今までのイベント記事 】 御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「サッとシステム」による栄養バランス指導を行いました。 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「まちの保健室」を開催しました。 御所市連携コミュニティカフェでフラワーアレンジメント教室を開催! 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「腹話術」を開催!

2014.10.24

畿央祭で「お茶席」を開催~茶道部より

皆さん、こんにちは。茶道部代表・現代教育学科3回生の岸川実由梨です。 先日の10月18日・19日の畿央祭で私たち茶道部は2日間、お茶席を催させていただきました。     参加する茶道部員、お越しくださいますお客様も年々増え、毎年恒例の行事となってまいりました。中には毎年私たち茶道部のお茶会を楽しみにしてくださっているお客様もいて嬉しい限りです。 さて、私も今年は部長ということで、ただ一部員として参加しているわけにもいかず、畿央祭までのスケジュール管理、幾度も繰り返す連絡、準備日や当日の部員への指示、お客様への対応に追われ、昨年までと全く異なった忙しさがありました。責任感やストレスで悩まされたことや、始発と終電の生活を繰り返していたことなどから、精神的にも体力的にもフラフラでした。 そんな中で、嫌な顔もせず笑顔で頑張ってくれる部員の姿や、「ご苦労様」と労い励ましてくださる先生方、そして何よりも喜んでくださるお客様の笑顔には救われました。また、顧問の冬木啓子先生が部員一人一人にぴったり似合う着物を着せてくださって嬉しかったです。私が最後まで笑顔で頑張れたのも、これら一つ一つのおかげと言えるでしょう。     「綺麗ですね」 「美味しかった、ありがとう」 「来て良かった」   私にとって、お客様からのそんな温かい言葉たちが今までで一番心に沁みた今年の畿央祭の御茶席でした。みなさんお疲れ様でした。   実質、私が部長としての行事はこれが最後となります。1年間長かったような短かったような…茶道部は学外でも活動が多い部ですので大変でしたが、少し寂しい気もします。この後は、しっかり後輩に引き継いでいきたいです。 茶道の世界はとても奥が深く、茶道を高校のときから続けている私にもまだまだ知らないことが数多くあります。和敬静寂(わけいせいじゃく)という言葉もあるように、普段の日常から離れて心を落ち着かせることのできる素敵な世界だと思っております。私は、より多くの人にこの魅力を感じてほしいです。   今いる茶道部員のみなさん、今後新入部員として入部してくれる未来の後輩たち、一人でも多くの人がこの魅力に気付き、茶道部で活躍していけますように。     現代教育学科3回生 岸川実由梨 【関連記事】 平城京天平祭の「さくら茶会」に茶道部が参加!