2019年8月の記事

2019.08.31

畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019(イギリス)現地リポートvol. 1

8月31日(土)から19日間 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加!   畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。   【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2019概要】 場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期  間:2019年8月31日から19日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等)     今年も2週間の語学研修と5日間の自由時間からなる短期語学留学が始まりました。8月31日(土)の早朝、関空を出発し、およそ20時間をかけて、韓国経由でイギリスに到着しました。 到着翌日は、朝10時から現地在住の講師によるオリエンテーションを行い、午後から語学研修の場所であるカンタベリーへ移動。その日の夕方から、ホームステイでの生活が始まりました。コミュニケーションや文化の違いに戸惑いながらも、様々なことを学び吸収してほしいと思います。   9月2日(月)からは、いよいよ語学研修が始まりました。午前中は、プレイスメントテストやオリエンテーションに加え、学校スタッフによるカンタベリーの案内もありました。カンタベリーは小さいながらも、イギリスらしい街並みが広がり、落ち着いた綺麗な街です。明日からは、本格的な授業が始まりますが、英語の勉強だけでなく、様々なことを学び経験することを願っています。   ▲ロンドンでのオリエンテーションの様子   ▲大英博物館   ▲カンタベリーでの街案内の様子   では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。   朝早くから関西空港に集合し、特に問題なく韓国の仁川空港行きの飛行機に乗ることが出来ました。仁川空港までは2時間ほどだったのでまだまだイギリスへ向かうワクワクとドキドキが感じられましたが、仁川空港からイギリスのヒースロー空港へ向かう飛行機は約12時間だったのでヒースロー空港に着いた頃には、みんなの顔はドキドキどころか疲れ切っている様子でした。 仁川空港へ向かう飛行機では日本人の添乗員さんがいたので日本を出たという感覚はあまり感じられなかったのですが、ヒースロー空港へ向かう飛行機では日本人の添乗員さんではなかったため、昼食や間食、夕食のやり取りはすべて英語でした。うまく英語が聞き取れなかった私は、とりあえず隣の人と同じメニューにすると韓国風の味付けがされている少し辛めの夕食になってしまいました。イギリスでは、なんとなく、その場しのぎではなく、しっかりと相手とコミュニケーションをとり自分の意思を伝えられるようにしようと思えた瞬間でした。   ▲機内食   無事ヒースロー空港に到着し、ホテルに向かうバスではロンドンでの過ごし方や注意事項を教えていただきました。ホテル到着後はホテルの周辺を先生が案内して下さいました。赤い二階建てのロンドンバスや、見慣れない建物などが目にとまりイギリスにいるという実感が湧きました。   ▲ロンドンバス   いよいよ明日からはホームステイがはじまります。不安と楽しみで複雑な気持ちですが頑張っていきたいと思います!  現代教育学科1回生 石川芹     こんにちは。健康科学部看護医療学科1回生の勝島千尋です。いよいよ、2019年度英国短期留学がスタートしました!!留学に行くまで3回オリエンテーションを行いました。それらのオリエンテーションは、留学に行くことが初めてで不安ばかりだった私の気持ちを楽しみに変えてくれました。現地に着くと、オリエンテーションで行った事前準備や学習の大切さを実感しました。私の留学での目標は19日間の短期研修で英語力を高め、イギリスの歴史、文化、社会を知る中でイギリスの魅力を沢山見つけることです。 8月31日(土)当日は、7時半に関西国際空港に集合しました。関西国際空港から仁川経由での初めてのイギリス留学のため、乗換や搭乗ゲートなど様々な不安はありましたが、10時間以上の飛行を経て無事ロンドンのヒースロー空港に降り立つと荷物を受け取って旅行会社の方と合流することができました。     ホームステイやコンコルドインターナショナルでの学習では自ら積極的にコミュニケーションをとりたいです。そして、沢山の人々と出会い、様々なことを感じ、学び、挑戦できる充実した19日間にします!!     看護医療学科1回生 勝島千尋   ●過去のイギリス短期語学留学の記事はコチラから!

2019.08.30

看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.5

看護医療学科ではオーストラリアビクトリア州のメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。今年度で4回目の研修になりますが、2018年8月24日(土)から31日(土)の日程で、2回生8名が参加しています。大学の講義に参加したり、高齢者施設を見学したり、オーストラリアの緩和ケアや認知症ケアなどについて学ぶことを目的にしています。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。   6日目:8月29日(水) 今日はホテルからトラムでフリンダースストリート駅まで行き、4日目と同じWatsonia駅(※)からポール夫妻の車に乗ってBundoora Extended Care Centre(以下BECCと記載)へ行きました。Geriatric assessment 2病棟とGeriatric psychiatric 1病棟、Nursing Homeが並ぶ広大な敷地にある施設です。まず初めに急性期の病棟を見学させていただきました。BECCではノーリフトポリシーを掲げており、様々な機械によって看護師が患者さんを持ち上げなくていいようになっていました。私たちも実際に機械に乗せてもらい、体験させてもらいました。   ▲立位補助具の体験   この施設には認知症の患者さんも多く入院や入居しており、度々「家に帰りたい」と訴えるそうです。彼らのためにこの施設にあるのがバス停です。バス停に実際にバスは来ませんが、家に帰りたいという患者さんの気持ちを否定するのでは無く、気持ちが落ち着くことを助けるために設置されています。   Geriatric psychiatric 病棟では、認知症ケアを実施していました。ここではほかの施設に入ることが難しい患者さんがいます。この病棟では身体拘束を行うような道具は一切なく、一番の特徴が横半分に切られた扉です。興奮してしまった患者さんの安全を確認することができるため扉の上半分があけられるようになっていました。 BECCではナーシングホームと病院が敷地内にあることから、環境が変わることなく、患者さんがナーシングホームから病院へ、病院からナーシングホームへ移動することが出来ます。患者さんの気持ちを1番に考えたケアの重要さを学びました。   ▲餃子専門店の昼食(Dumpling)   昼食はポール夫妻に中華料理のお店に連れてきてもらいました。ここではたくさんのおいしい料理が出てきました。するとコンテイナーをお店の方が用意してくださり、残ったものをテイクアウトすることができました。これは日本では珍しいですが海外では一般的だそうです。昼食でもオーストラリアの文化に触れることができました。   午後からはAustin Hospitalに訪れました。     Austin Hospitalは私立の病院です。私たちはその中にある緩和ケア病棟とOlivia-Newton-John Cancer&Wellnessセンターを訪問しました。この病棟はオーストラリアの有名な女優Olivia-Newton-Johnさんが母親の病をきっかけに寄付によって作られた病棟で母親の名前が付けられています。この緩和ケア病棟は28床あり、病棟内に映画などを家族とも見ることができるリラクゼーションルームや一緒に食事ができるブレイクアップスペース、そして各部屋にはバルコニーがついていました。また、どの部屋もバルコニーにまで、どのような患者さんでも利用できるように酸素とナースコールが設置されていました。     患者さんの不安は常に変化していて、その時々に合わせて対応する必要があり、その不安を取り除くためには、タイムリーな対応が必要です。不安のある患者や家族のために24時間いつでも質問できる電話窓口やインターネットWebサイトなどを紹介していました。また、患者同士で話をしたときに不安が増さないように、様々な種類のがんに関するパンフレットや多言語に合わせたパンフレットもありました。   ▲多様な(言語の)資料   病院には移民が多いオーストラリアならではのそれぞれの信仰に合わせたマルタイフェイスというお祈りの部屋や教会が設置されいて、患者の不安を取り除くための施設がありました。 患者さんの不安を取り除くためには、Pastoral care workerや牧師など他職者とともに身体的なケアだけではなく、スピリチュアルケアや家族ケアなど様々な対応が必要であると学びました。2020年には東京オリンピックを控えている日本もこのようなダイバーシティケアを取り入れて、多様な言語を医療の中にも取り入れていくことが大切だと考えます。 1週間の研修もいよいよ明日で終わります。まだまだたくさんのことを学んで日本に帰国したいと思います。   看護医療学科2回生 中田萌   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.4 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.3 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.1

2019.08.29

小学校水泳指導力養成講座を実施しました~現代教育学科

教育学部では、2019年7月28日(日)に広陵町立真美ケ丘第二小学校のプール等をお借りし、「小学校水泳指導力養成講座」を初めて実施しました。本講座は、本学で3年前に起こった水泳事故を二度と起こさないようにするとともに、本学の学生には子どもたちの命を絶対に守り、安全に水泳運動を行う指導力を身につけて欲しいと考え実施したものです。特に、小学校体育科運動領域「水泳運動(高学年)」で扱う運動(安全確保につながる運動、クロール、平泳ぎ)を中心に取り上げ、児童の視点と教師の視点を往還させながら、水泳指導に関する手順や学習指導に関する方法の基礎を習得することを目的としています。事前に2回生以上の学生に参加を募ったところ、20名の希望があり、当日の体調不良等の欠席者を除く14名(男子3名、女子11名)が受講しました。     講座は、講義とプールでの実習からなり、午前の部(男子)、午後の部(女子)の2部制で行いました。初めに教室で辰巳准教授より水遊び・水泳運動の目標や内容の説明とプール施設・設備の安全管理、児童の健康管理等について、手動式人工呼吸器や救命浮環などを実際に確認しながら講義を行いました。その後、プールで水泳指導の手順に沿って実際に学習を進めていきました。     また、当日は本学教員8名に加え、日本プール安全管理振興協会理事長で、本学の水泳実習安全管理担当顧問の北條龍治氏、元小学校校長で奈良県の小学校水泳指導の中心的指導者のお一人である猪田晋次氏をゲストティーチャーに、また見学者として寺岡克浩氏をお迎えし、専門的な視点よりご指導ご助言を賜りました。     参加した学生は、講義も実習も積極的に参加し、「指導と監視を分離する」という安全管理を徹底した水泳の指導力が身についたと思います。以下に、受講した学生の感想(抜粋)を紹介します。     今回、水泳の技術指導だけではなく安全面という点も学ぶことができ、かなり充実した講座だと私は感じました。 安全面に関する講座に関しては、様々な危険を想定する必要性、水泳の指導だけでなく、監視という点も忘れてはならないということを学びました。例えば、個人的要因では、児童それぞれの泳力であったり心身の健康状態であったりといった個々の状態を踏まえることが必要であること、環境的要因では、プールの水質、規律や死角がないように監視することなど細部の注意を払うことが重要であるということです。この安全面で水泳の授業前には児童とプールについてのルールを確認したり、私のように水が怖いという児童には一緒に段階を踏んで少しでも水に対する恐怖心を和らげたりするなどの工夫を教員になった際には行っていきたいと思います。また、教員が誤った対応をしてしまわないように教員間でプールの事故対応の方法を体験したり共有したりすることや、救命用具の使用方法の確認や救命用具を児童がけがをしないよう、かつ素早くできるように場所を考えて準備しておきたいと思います。 技術面に関する講座では、段階を踏んでゆっくりすれば少しでもできるようになるということを学びました。はじめ低学年は足がつかない状態が怖いと感じる児童が多いということを聞き、私自身と重なりました。しかし、今回の講座で段階を踏んで水慣れからクロールを泳ぐということをしてくださったおかげで、今までできなかった水中で息を吐くという行為ができるようになりました。前半の講座ともつながりますが、その児童一人ひとりの状態に応じたプール指導が大切であると実感しました。 今回の講座を通して、安全と技術に関する指導を学校現場で活用し、応用し、実践して、児童にとってプールの授業が憂鬱な時間とならないように児童の状態把握や教員同士の協力も十分に行っていきたいと思いました。 現代教育学科4回生 岡田珠季     私は、今日水泳指導力養成講座を受講して、命を守る大切さや水泳の楽しさを学ぶことができました。特に、水泳を行う上で、いかに安全に配慮して行うことが大切なのか考えることができました。 具体的には、気温や水温などの環境要因だけではなく、子どもの健康状態や水泳の関心度、ストレスなど個人的な要因も視野に入れて日頃から子どもの様子を知ることが安全につながることが分かりました。また、バディシステムを今日初めてやってみて、教師も気を付けることは欠かせないが、お互いの健康状態も確認できるし、水泳の際にもできているかを見合ったりして、とてもいいなと感じました。水泳のルールやその必要性を子どもたちにも伝え、考えさせることで、ルールを守ることや安全につながるのだと思いました。 実際に、プールに入って指導を受ける中で、水泳の楽しさを子どもたちに味わわせる大切さも実感できました。また、子どもたちが不安や恐怖感を抱かないよう、教師が子どもたちのことを考えながら、どうしたら楽しめるかを工夫していくことの大切さも分かりました。クロールの指導を受ける時も、一つ一つ丁寧に説明をしてくださり、ポイントをつかみながら楽しく学ぶことができました。私自身、あまり水泳が得意な方ではなかったのですが、今日一つ一つクリアしていくことで自信がつき、もっとやりたい!と思いました。指示をする際は、明確な指示をすることで子どもたちも安心して動けると知り、教師の指示一つ一つを明確に伝えていく必要性も知ることができました。私も、教師になった際には、子どもが安心して行動できるように見通しをきちんとたて、子どもたちに伝えて指導していきたいです。 危険と隣り合わせということを教師も子どもたちも理解しながら水泳の楽しさを学べるように教師が常に意識していくことが大切です。また、事故が起こってしまった時にはどのように対応するのか教師が知っておくことで命が助かる可能性が大きくなります。私はもっと知識を得て、的確に対応できる教師になりたいと思います。 現代教育学科4回生 下村美紀     本講座実施に当たり、準備からご助言いただきましたゲストティーチャーの北條様、猪田様、寺岡様、そして、プールを開放していただきました広陵町立真美ケ丘第二小学校の皆様に心より感謝申し上げます。   教育学部 教授 髙田恵美子

2019.08.29

第42回全日本学生軟式野球選手権大会出場!~軟式野球部

私たち軟式野球部は令和元年8月18日(日)から22日(木)までの5日間、奈良県橿原市の佐藤薬品スタジアムなどの4球場で開催された「第42回全日本学生軟式野球選手権大会」に出場してきました。各リーグの予選を勝ち上がってきた14大学による熱い戦いが繰り広げられ、私達は中部日本学生軟式野球連盟代表 愛知県の“至学館大学”と1回戦を戦ってきました。     《スターティングメンバー》 1 ファースト  森田   (人間環境デザイン学科2回生) 2 ライト    海江田  (人間環境デザイン学科3回生) 3 センター   楠(知) (人間環境デザイン学科3回生) 4 ピッチャー  渡邊   (現代教育学科3回生) 5 ショート   稲垣   (現代教育学科3回生) 6 セカンド   奥    (健康栄養学科2回生) 7 キャッチャー 戸高   (現代教育学科3回生)  8 レフト    國頭   (現代教育学科1回生) 9 サード    楠(大) (現代教育学科2回生)    ▼写真左:海江田選手  写真右:稲垣選手 ▲写真左:戸高選手  写真右:知也選手   ▼写真左:奥選手  写真右:楠大輔選手 ▲写真左:國頭選手  写真中央:森選手  写真右:森田選手   ▲写真左:渡邊選手  写真右:吉田選手   【試合結果】 畿央大学 1 対 8 至学館大学   ▼試合後の整列の様子 ▲写真左:士気を高める円陣の様子  写真右:石井選手・祷選手・藤田選手   全員野球で戦ってきましたが、全国という壁はとても高く、力の差を感じさせられるものになりました。試合後の選手達は悔しがっている選手が多く、それほどこの全国大会に気持ちを込めていた結果だと思います。チームとしても悔しい結果となりましたが、新チーム当初の目標であった全国大会出場は達成したことは誇りに思います。この悔しい結果がさらにチームをレベルアップさせてくれるものだと感じています。 そして、9月からは3回生にとっては最後となる秋季リーグ戦が始まります。この大会で2位以内に入ると西日本大会への切符もつかむことが出来ます! 全国大会のリベンジを果たせるようにもう一度チーム一つとなり頑張ってまいります。これからも暖かく軟式野球部を応援して頂きたいと思います。                                    軟式野球部主将 人間環境デザイン学科3回生 海江田和輝   【関連記事】 第9回夏のセンバツ全日本軟式野球大会へ出場!~軟式野球部 全国への切符を掴めるか!?第42回全日本学生軟式野球選手権大会関西予選 第4戦!~軟式野球部 春のオープン戦(対 天理高校)レポート!~軟式野球部

2019.08.29

看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.4

看護医療学科ではオーストラリアビクトリア州のメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。今年度で4回目の研修になりますが、2018年8月24日(土)から31日(土)の日程で、2回生8名が参加しています。大学の講義に参加したり、高齢者施設を見学したり、オーストラリアの緩和ケアや認知症ケアなどについて学ぶことを目的にしています。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。   5日目:8月28日(水)  ホテルからトラム(路面電車)に乗り40分、ラ・トローブ大学に到着し、記念写真を撮りました。   ▲ラ・トローブ大学の構内   ラ・トローブ大学に着くと、エリーズ・フォックスワース先生が笑顔で迎え入れてくれました。   ▲エリーズ先生のガイダンスの様子   昼食後、ラ・トローブ大学で日本語を学んでいる学生たちと交流をしました。 まずは、英語と日本語でお互いのことをプレゼンテーションしました。ラ・トローブ大学の学生たちのプレゼンテーションに圧倒されながらも、練習を積み重ねた私たちのプレゼンテーションを一生懸命やり遂げました。 また、ラ・トローブ大学の学生と各々英語や日本語を混じえて会話をしましたが、スムーズに会話の意図が通じない時もありました。その時はラ・トローブ大学の学生の方が一生懸命に日本語を考え伝えてくださり、自分の英語力不足を感じました。   ▲ラ・トローブ大学の学生と畿央大学の学生のプレゼンテーションの様子   その後休憩をはさみ、日本語クラスに参加しました。 日本語クラスでは学生同士でのディスカッションをすることが多かったのですが、日ごろ、受け身の授業が多いと私自身が感じていたので、このクラスでは自ら参加し、自分の意見や発声練習など主体的な授業であったため、違いを学べました。授業の中では、私たち日本人の学生が発音の手本になるなど、自分たちが先生の立場になって教えることが、今までになかったので新鮮な体験でした。   ▲日本語クラスの様子   日本語クラスの後に、今日一日お世話になったエリーズ先生に日本のお土産と私たちが書いた色紙をプレゼントしました。とても喜んで下さいました。   ▲エリーズ先生と記念撮影   夜はクイーン・ビクトリア・マーケットに行きました!     マーケットにはネパールやインドなど多国籍の飲食店やアクセサリー店が立ち並んでいました!その中でもひときわ行列ができていたのがSOUP FACTORYというお店でした。丸いパンの中にスープがたっぷり入ったものを食べました。パンが大きく中のスープもたっぷりであったためこの1つでお腹がいっぱいになりました!   ▲クラムチャウダー入りのパン   集まっている人々も国籍がさまざまで、マーケットは人で溢れていました!オーストリアは移民の国と言われているように多国籍の人がいるため、その人たちの生活や食事がこのマーケットから学べました。                          看護医療学科2回生 森屋奈菜実   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.3 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.1

2019.08.29

明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.2~人間環境デザイン学科

明日香村国際サマーワークショップ2019  International Summer Workshop in Asuka 2019   人間環境デザイン学科では、2年次配当「海外インターンシップ」の一環として『明日香村国際サマーワークショップ2019』を開催しています。畿央大学(人間環境デザイン学科)学生2・3回生22名と台湾の高雄大学の学生12名が明日香村に集い、空き家の利活用提案や町並み調査などを行っています。8月25日(日)から8月31日(土)まで、明日香村で約1週間過ごす中で、旧集落における課題に向き合い、地域活性化につながる提案を行います。   ●2日目:8月26日(月) この日は、明日香村役場の方から明日香村の概要と抱えている課題などについてお話をしていただきました。    ▲明日香村の説明をしていただいている様子   明日香村の位置、地勢、明日香村の特殊な法律、人口推移、文化財や今後の課題まで詳しく説明していただきました。明日香村全域で村の魅力を体感できる「明日香まるごと博物館づくり」を進めているそうです。   今回のワークショップは主に以下の2地区に分かれて進めていきます。 ①    岡地区→集落街道再生計画 ②    栢森地区→空き家の利活用提案   AM11:00 岡地区の街並み散策 とてもいい天気で散策日和でした。建物の色味や街並みはとても落ち着いていて、外観にもまとまりがある印象でした。1つの建物でも屋根の高さに変化があり、面白みを感じました。建物の中は日中でも風が通り、とても涼しく快適に過ごせました。住民の方からも当時のお話を聞くことができました。   ▲格子や貴人口などについて説明している様子   PM1:00 栢森地区の空き家見学 奥明日香といわれる栢森地区にある空き家を見学しました。大和棟の屋根裏に入り、珍しい屋根構造を見ることができました。     屋根裏に登り、どのような空間かを確認した後、台湾の学生達と広い屋根裏の空間をどんな風に活用できるかを話し合いました。言語に戸惑うこともありましたが、漢字や英語を用いて、意見をたくさん伝い合いました。   ▲土間玄関から屋根裏へ登る様子   ▲空き家全体を見るために少し裏山へも登りました。   PM3:00 班わけ  ▲話し合いの様子   岡地区と栢森の空き家を見学した後、岡と栢森の2チームに分かれ、それぞれどのような方向性で課題を進めていくかを話し合いました。   PM3:30 石舞台見学 少し時間ができたので、石舞台を見学することになりました。台湾の学生達は初めての石舞台にとても興奮していて楽しそうでした。     PM4:30 入村式   これから5日間、家族として暮らすホストファミリーと顔合わせをしました。私はギャラリーでしたが、ホストファミリーはとても優しそうで少し羨ましく思いました。これを機に台湾の学生達が明日香での暮らしや文化に少しでも興味を持ってくれると嬉しいです。     この日から本格的にはじまったサマーワークショップ。 お互い言語が違う中で話し合うのは難しいことですが、考え方の違いや新しいアイデアを共有できることはとても新鮮でワクワクします。明日からのディスカッションもとても楽しみです!!   人間環境デザイン学科3回生 辻沙希   主催:畿央大学  共催:国立高雄大学(台湾)、明日香村商工会、大和飛鳥ニューツーリズム 後援:明日香村役場   【関連記事】 明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!~人間環境デザイン学科

2019.08.28

同窓会レポート~のほほん会(理学療法学科1・2期生)

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、理学療法学科1期生から届いた同窓会レポートをお届けします!   今年も理学療法学科1期生・2期生有志で恒例の「のほほん会」を盛大に開催することができました。私たち1期生は今年で大学を卒業して13年目になりました。     我ら同士は何年たっても気持ちは若いままです。それでいて心はいつも強い絆で結ばれています。       昨年よりも1人子どもが増え、集合人数は大人・子ども合わせて48名になりました。 民宿を一棟借りていますが、人数が増えすぎて部屋数が足らない状態で、家族同士相部屋になるほどの人数に!!1年ぶりの再会で皆が楽しく過ごせました。1年間の状況報告や家族のことが会話の中心になり、一晩ではでは語りきれない程の話を夜遅くまでしました。家族全員で宴会、恒例の花火大会も行うことができました。     友人から「毎年家族で来ることが楽しみで、これがあるから仕事も頑張れる」や「皆が集まる時間がとても大事に思える」「学生時代のことを思い出しながらお酒を飲むことができて幸せ」などハッピーな会話が自然に出てくることが嬉しく感じました。 幹事である私も、皆さんからそのような言葉を聞けて幹事冥利に尽きます。来年もまた同じ場所で皆と顔を合わせ語らい、騒ぎ、何十年もずっと仲のいい友人関係を継続していきたいです。   理学療法学科1期生 中川和明

2019.08.28

看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.3

看護医療学科ではオーストラリアビクトリア州のメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。今年度で4回目の研修になりますが、2018年8月24日(土)から31日(土)の日程で、2回生8名が参加しています。大学の講義に参加したり、高齢者施設を見学したり、オーストラリアの緩和ケアや認知症ケアなどについて学ぶことを目的にしています。また、グローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。   4日目:8月27日(火) 今日は、本来月曜日に訪れる予定であったBlue Cross Livingstone Gardensというナーシングホームを訪問しました。 Flinders Street駅から電車で40分程かけて移動した後、Watsonia駅から施設までは今回の海外インターンシップで大変お世話になっているJulie Paulさん(以後、Julieさん)とTim Paulさん(以後、Timさん)の車でナーシングホームに向かいました。 朝が早かったので眠かったのですが、通勤通学の人たちの様子を目にすることができて新鮮でした。日本のように急いでいる雰囲気がなく、コーヒーを手にしていたり、穏やかな印象を受けました。   ▲フリンダースストリート駅のホーム   ▲Blue Cross Livingstone Gardens(訪問先のナーシングホーム)   施設に到着してからは、さっそく世代間交流の場に参加させていただきました。   ▲世代間交流体験の様子   この日に訪れていた幼稚園児は、3歳と4歳のクラスで、25人の幼児が少し緊張しながら高齢者の方とコミュニケーションを図っていました。幼稚園は、ナーシングホームから2分の場所に位置しているのですが、幼児のスピードでは15分くらいかけて全員で紐をもちながら移動していました。また、この地域は中国から移民してきた方が多く住んでいるので、幼児の30%は中国、30%はインド・ネパール、30%がオーストラリア、残り10%はその他の国の出身の親をもつ児が参加していました。一方、高齢者はアングロサクソンとオーストラリアの方がほとんどのようでした。幼児が緊張して、高齢者と話せずにいると保育士さんが絵本や色鉛筆を手にして、上手にコミュニケーションの橋渡しをしていました。   私たち学生も始めは英語でどのように話しかけたらよいか戸惑いましたが、幼児たちが高齢者の方と一緒に絵本を読んだり絵を描いたり、パズルをすることで会話を進んで行っているのを見て、同じようにうまく物を使うことで会話をはじめるきっかけとしました。そこからはどんどん質問をして幼児たちや高齢者の方々と短い時間でしたが親睦を深めることができた思います。   この交流を通して感じたことは、幼児が「できたこと」に対しての褒め方が、オーストラリアの方が表現が豊かであり、幼児たちも嬉しそうだということでした。高齢者の方と幼児が接する機会というのはなかなか無いと思うので、このような交流の場がどんどん増えていけば、それぞれの年代の役割が発揮され、地域の活性化にもつながると思いました。   その後、施設マネージャー (クリティカルナース)の説明を受けながら施設の見学をしました。施設内には、週に一度映画を観ることができるシアタールームや好きなようにヘアカットをしてもらえる美容室、インターネットも利用できる図書館がありました。また、開放感のある場所に家族や夫婦で自由に使用できるデイルームがありキッチンも大きくて綺麗でした。どの階からの眺めもよくて、ここが本当に高齢者ケアの施設なのかと疑うほど素敵な場所でした。   ▲シアタールーム   ▲美容室   ▲図書館   ▲デイルーム   個室も一つひとつに患者さんそれぞれの個性があり、心地よく暮らせるような工夫がなされていました。まず、部屋の入り口には「メモリアルボックス」という、ガラスのケースが設置されていて、自分が今まで大切にしてきたもの、例えば家族との思い出の写真や自分の生まれた家の写真、自国の民族の小物などをショーウインドウのように飾ることができるようになっていました。このことは、自分らしさ(その人らしさ)を大切にしていて、自分が自分であることも意味付けやその人の価値観をとても尊重したケアに繋がっているのだと学びました。部屋の中も見させていただいたのですが、入り口からトイレ、浴室まで1つも段差がなくバリアフリーが徹底されていました。転倒予防のために浴室もかなり広く、ベッドも頭や足の高さ調整が細かくできるようになっていました。また、スタッフの腰痛予防のためにオーストラリアで1998年に策定された「ノーリフト」のポリシーに従って、2人以上のスタッフで移乗したり、リフトの使用を義務付けたりしていました。   ▲写真左:浴室・トイレ  写真右:個室の室内   説明の後、昼食にサンドイッチとドリンク、スイーツをいただきました。   ▲サンドイッチとココア   そして、昼食後は認知症の専門看護師(クリニカル・ケア・コーディネーター)の方からお話を伺い、学生1人ずつ英語で質問をし、全体でその内容と意味についてふり返りを行いました。   日本とオーストラリアでは異なることがたくさんありました。例えば、認知症ケアのスペシャリストになるための過程、施設を利用する際の費用設定や身体拘束の概念などが異なっていました。施設の運営基準においては、①認知症ケアの専門的な教育を各施設で計画し(この施設では、毎日10分間程度実施)認定書を発行する、②施設使用料は高齢者の財産や収入により設定され、かつ美容室やアクティビティ・ケアの参加など個人によって異なるので、日本のような一律の基準はないこと、③身体拘束はしていなけれども、センサーマットや薬による鎮静は行っており、鎮静ではなく鎮痛(ペインコントロール)の必要性や魔の3ロック(身体拘束・言葉・薬物)の危険性について学習しました。   また個別性を大切にし、患者さんの生活や価値観を尊重すること、時代背景を捉えて支援することは私たちが学んでいることと同じであるということを学びました。   またメルボルンではポリシーの改定の場に看護師も積極的に参加されているということを知りました。そして看護師さんが“いつも新たな状況に直面したときは自分のチャレンジだと思っている”とおっしゃったことから大変前向きに仕事をされている印象を受けました。そのような看護師さんを見て、私も自分の仕事に誇りを持ちポジティブに働くことができるように頑張りたいと思いました。   その後、「memory support」 アクティビティ・ケアについての説明を受けました。   このアクティビティ・ケアにも世代間交流が取り入れられており、バリデーションやDT(Diversional Therapy)やボランティアによる、人形(Doll Therapy)や大工道具(作業療法 Men’s Sheds)などを用いながらケアを行なわれていることを知りました。昔に体得している、子育てや日常大工仕事など、その人のできる力(もてる力)を大切にしたケアだと思いました。日本にもある、アザラシロボット(写真)もいました。 その人の感性に働きかけるケアとして、オーストラリアでは一般的な「Sensory Therapy」使用する庭には、ミントやローズマリーなどのハーブや植物が植えてあり爽やかな気持ちになれました。   ▲memory supportアクティビティ・ケアの説明を受けている様子   説明を受けて、今回目標にしていた内容「高齢者との世代間交流の実際と意義」について自分なりに考えてみました。 高齢者の方々にとってのメリットは、幼児や若者と関わることは、若い頃の記憶を蘇らせること、幼児に何かを伝えたり教えることで、自分が人のために何かできるという役割を感じること、一度取得した技術などを継続したり、想起することで記憶を保持できるということにつながるのではないかと考えました。 また、幼児にとってのメリットは、自分が知らないことを経験談とともに知ることができることにあると考えました。   そして最後は、「Music Therapy」として、ハープを演奏されているMs. Janet Borgさんのハープセラピーについての話を聴きました。   ▲Music Therapyの説明を受けている様子   実際に体験させていただいて、とても美しい音色でリラックスできました。 またハープのテンポを一定にすることは心拍が一定であることを想像させるので、そうではなく不規則に演奏するようにしておられ、より自然に感じました。大変貴重な体験をさせていただきました。 その後は施設を後にし、Heidelberg駅からFlinders Street駅に到着して解散しました。   今日から本格的な学習が始まり、なかなか英会話に切り替えができないところもありましたが、充実した1日を過ごすことができました。 明日は、日本語を学んでいる学生さんとの交流があるので、積極的に会話できるように頑張りたいです。そしてこの海外インターンシップ研修でたくさんのことを学んで、日本に伝えられるようにしたいです。 学習の内容が中心で文章が硬くなりましたが、うまく空いている時間を見つけて思い切り楽しみたいと思います。      看護医療学科 2回生 今上実玖   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.1

2019.08.28

明日香村国際サマーワークショップ2019を開催!vol.1~人間環境デザイン学科

明日香村国際サマーワークショップ2019 International Summer Workshop in Asuka 2019   人間環境デザイン学科では2年次配当「海外インターンシップ」の一環として、ただ今『明日香村国際サマーワークショップ2019』を開催しています。畿央大学(人間環境デザイン学科)学生2・3回生22名と台湾の高雄大学の学生12名が明日香村に集い、空き家の利活用提案や町並み調査などを行っています。8月25日(日)から8月31日(土)まで、明日香村で約1週間過ごす中で、旧集落における課題に向き合い、地域活性化につながる提案を行います。   ●1日目:8月25日(日)  この日は翌日からスタートするワークショップに向けて、石舞台古墳近くの創作料理屋さん「ポカフレール」にて歓迎会とお互いの大学生活の紹介を行いました。   ▲明日香村の森川村長よりご挨拶をいただき、明日香村の課題や取り組みについてお話していただきました。   ▲冬木学長にもお越しいただき、ご挨拶をしていただきました。   その後、高雄大学と畿央大学の学生がそれぞれ授業で取り組んできたことや大学生活についての発表を行いました。海外の建築学生の活動の様子や作品を見たり聞いたりする機会は少ないため、皆さんとても真剣に発表を聞いていました。   ▲畿央大学の紹介の様子 人間環境デザイン学科での活動や設計演習での作品を紹介しました。   ▲高雄大学の紹介の様子 面白い作品をたくさん紹介してくれました。   ▲高雄大学からお土産を頂きました。   大学紹介が終わるとお待ちかねの夕食です。 高雄大学と畿央大学の学生が同じテーブルで会話を楽しみながら交流を深めました。   ▲交流しながらの夕食   ポカフレールでは明日香村産の旬の食材を使用しているとのことで、野菜や五穀米など色鮮やかなプレートをいただきました。   ▲彩も鮮やかな旬野菜プレート   翌日からのワークショップも充実したものになるよう、国際交流も楽しみながら真剣に取り組んでいきたいです。 2日目からの様子もどんどんアップしていきますので、お楽しみに!   主催:畿央大学  共催:国立高雄大学(台湾)、明日香村商工会、大和飛鳥ニューツーリズム 後援:明日香村役場   人間環境デザイン学科4回生 外尾華奈子・3回生 饗庭美咲

2019.08.27

看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.2

看護医療学科ではオーストラリアビクトリア州のメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。今年度で4回目の研修になりますが、2018年8月24日(土)から31日(土)の日程で、2回生8名が参加しています。現地の大学の講義に参加したり、高齢者施設を見学したり、オーストラリアの緩和ケアや認知症ケアなどについて学ぶことを目的にしています。また、看護分野のグローバル化に対応するためのコミュニケーションスキルを身に付けることも目的の一つです。   3日目:8月26日(月) 今日はBlue Cross Livingstone Gardens(Beacon Street Children’s Centre)の施設を見学する予定だったのですが、施設でインフルエンザが流行してしまい、急遽、施設見学からフィールドワークに変更になりました!!   ▲パッフィンビリー鉄道の機関車   各グループでいろいろな場所を巡り、メルボルン動物園に行く人もいましたが、私はパッフィンビリー鉄道に乗りに行きました。(パッフィンビリー鉄道は知らない人も多いかもしれませんが、蒸気機関車に乗ることができる郊外の鉄道です!)   ▲メルボルン動物園   この2つ以外にも行った場所はあるのですが、今回はこの2つのスポットについて書かせていただきます。   パッフィンビリー鉄道では、写真のような橋の上を渡ったりもしました。メルボルンの気候は日本とは真逆の冬なので、今は肌寒いのですが、森の中は特に寒くて、日本の真冬のようでした。最後に機関車の運転手と記念撮影をする機会もあり、メルボルン郊外の景色も楽しみました。   ▲橋を渡り森の中に入っていく機関車   メルボルン動物園では、キリンやゾウ、シマウマもいました!日本の動物園とあまり変わらない部分も多くありましたが、違いと言えば…動物たちは人間と目が合ったら、すぐに逃げて行ってしまいました(日本の動物園の動物のように人間に馴れていない気がしました)。     あっ!オーストラリアといえば…、コアラとカンガルー!! 残念ながら、カンガルーはいませんでした(なぜだかわかりませんが)。 ですが、コアラはもちろんいましたよ!ただ、コアラはユーカリの木に登っていて、写真を撮ろうにも、どこにいるのか探さないと見つからなかったです。   ▲木の中にようやく見つけたコアラ   現地時間18時からは市立図書館のグループスタディルームを借りてカンファレンスを行いました。各自、今日の目標は何だったのか、どこに行き、何を学んだのかを発表し、学びを整理しました。「積極的に会話を試みたり、メルボルンの街並みに親しんだりできました」という振り返りもありました。声をかけると愛想のよい対応が返ってきたり、道に迷ったときに道案内をしてもらったりしたことから、他者に対する優しさを感じることができました。そして、自ら積極的に英語でコミュニケーションを図ることの目標は、道に迷ったときや電車のホームを確認したりする際に訪ねるなど、全員が達成できていました。   このカンファレンスでは、学んだことだけではなく、明後日にLa Trobe大学で発表するプレゼンテーションの最終確認も行いました。そして、明日の学習目標の確認や学内で学習した世代間交流の意義などの復習を行い終了しました。 明日はいよいよ施設見学です。学内での準備を有効に活用し、積極的に知りたいことを質問していきたいです。   ▲カンファレンスの様子   看護医療学科2回生 小山美咲   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ2019 in オーストラリア 現地レポートvol.1