2013.11.15
奈良県小学校生活科研究発表会レポート
教職実践演習 第14回内容『教員研修の意義と自己成長課題』
「教職実践演習」は教員免許資格に必要な科目として平成22年度入学生から新たに設けられましたが、4年次に開設されるので、今年度の教育学部4回生が初めて履修することになります。
この授業は、教職に関する自らの資質能力について確認し、教員としての使命感や責任感、教育的愛情、社会や対人関係能力、幼児・児童理解や学級経営に関する能力、教科・保育内容等の指導に関して不足する知識や技術を補い、実践的な指導力を高めることを目標としています。
シラバスによると第14回の内容は「教員研修の意義と自己成長課題」となっており、各研究大会や各学校の研修に参加して、研究授業、研究発表、実践発表を実際に体感するものです。また、現職教員の研修の姿から自己の教員としての成長課題をつかむという目的もあります。
そこで私達は11月12日、生駒市立壱分小学校にて開催された奈良県小学校生活科研究大会に参加してきました。
この研究大会では偶然、畿央大学の先輩である教員が実践発表をされたり、畿央大学の廣瀬先生が指導助言をされました。
生活科の大会主題は、「『育ち合う子どもにつながる生活科・総合的な学習の創造』『育てよう3つのアイ!』~見つけアイ・つたえアイ・まなびアイ~」。
研修内容は研究授業や全体会、分科会が行われました。
私は分科会で指導助言をされた廣瀬よし子先生に同行する形で参加させていただきました。
研究授業は3年生の授業を拝見させていただきました。
全体会は体育館で行われ、体育館の壁には各学年の年間指導計画が児童の絵や写真とともに貼られていました。全体会では公開授業の指導講評も1つ1つ丁寧に行われ、とてもよい勉強になりました。
▲私(玉置)、山本先輩、澤、指導助言の廣瀬先生 ▲お土産にもらった地域の民芸品
分科会で私は畿央大学の先輩である宇陀市立榛原小学校の山本里美先生の自然部会に参加させていただきました。
山本先生の提案は、「マイあさがおブック」で、あさがおの観察を記録するだけではなく、本にすることで児童が全体の流れがわかりやすくなるという内容で、指導助言された廣瀬先生のお話も大変参考になりました。
教育学部現代教育学科
4回生 玉置 裕代