夢に向かって頑張る畿央生と、
大学の進路支援をレポート!
2025.06.13
教員採用試験本番に向けて
近畿の教員採用試験の一次試験がいよいよ今週末となりました。 教採・公務員対策室で実施している筆記の教採対策講座も一部を除き先日終講し、あとは筆記本番を迎えるのみ、というところまできました。最終講では、本番に向けての激励も行いました。 一次試験が終わると次は二次試験に向けて面接練習が本格化します。学生は、数多くの教員から面接の指導を受けることで、本番の面接試験で様々な質問に対して自信をもって受け答えができるようになっていきます。また、面接だけでなく、模擬授業対策や実技試験対策も並行して実施していきます。 採用試験を控えている学生の皆さん、体調に気をつけながら、頑張っていきましょう!教採・公務員対策室は皆さんを全力でサポートします!
2025.06.12
教育学部『幼保施設ガイダンス』がスタートしました!
皆さん、こんにちは。 畿央大学では、幼稚園教諭や保育士、福祉施設への就職を目指す3回生を対象に、ガイダンスを実施しています。 このガイダンスでは、採用試験が始まる前に知っておくべき基礎知識や身に付けてほしい視点をお伝えしています。 5月16日(金)に実施した2025年度第1回ガイダンスでは、「幼保・施設職員の基礎知識とスケジュール」というテーマで、これからの進路をより具体的に捉えるきっかけをもちました。 冒頭は、今の時点での希望進路を確認しました。 自分はなぜその進路を希望するのか、改めて立ち止まって考える時間となり、進路選択において情報収集がいかに重要か学びました。 次に、公立園と私立園・施設での違いに注目して、それぞれのスケジュールと採用試験の内容について確認しました。 試験が始まる時期や最終結果が出るまでの期間、試験内容の比重についてポイントを押さえました。 改めて全体的な流れや受験の仕方、試験の特徴などの違いを理解するとともに、今から計画的に進めていくことの必要性を感じたのではないでしょうか。 また、皆さんの選択肢を広げるために、保育所以外でも保育士が活躍できる場を紹介しました。 受講者は、不安や焦りを抱えながらも、「今後の見通しが立った」「就職フェアやボランティアに参加したい」との感想が多くみられました。 皆さんはどのような計画を立て、何から取り組みますか? 前期は計5回のガイダンスを予定しており、今後はキャリアガイダンスと合同で、採用試験を突破するために必要なことを学んでいきます。ぜひ、皆さんの積極的な受講を期待しています。 キャリアセンターや教採・公務員対策室では相談にも乗りますので、もっと知りたいことや不安なことなどがありましたら、ご相談ください。 皆さんが納得できる進路を選択できるよう、応援しています。
2025.04.24
前期の試験対策講座が始まりました!(教採・公務員対策室)
皆さん、こんにちは。 教採・公務員対策室では、教員採用試験・公務員試験の合格を目指す皆さんのために、学年や志望に応じて前期・後期・春期の各時期に試験対策講座を開講しています。 今回は、その中から4つの講座の様子をご紹介します! ■ 3回生向け講座 ・公立幼保試験対策講座 公立の保育士や幼稚園教諭を目指す方に向けた専門試験対策講座です。 初回はアイスブレイクとして、「どうぶつ体操1・2・3!」をみんなで実施。場が温まった後、担当の先生が自己紹介をし、現役時代に使用していた封筒シアターを実演しました。 その後、採用試験の概要や具体的な試験問題に挑戦し、試験の流れを学びました。 ・公務員試験対策講座 公立の保育士や幼稚園教諭、事務職などの公務員志望者を対象にした一般知能対策講座です。 試験の出題傾向を分析しながら、効果的な解法やポイントを学習します。 ■ 4回生向け講座 ・教員採用試験 法規対策講座 教職教養の中でも特に法規分野に特化した講座です。 実際の試験問題を解きながら演習を進め、理解を深めていきます。受講生は真剣な表情で取り組み、知識を定着させています。 ・集団討議、面接対策講座 筆記試験の後に控える集団討議や面接対策を実施します。 志望自治体の選考傾向に合わせたグループ演習を行い、本番に向けた実践的な練習を重ねます。 この日は、集団面接の練習が行われていました。 今回ご紹介した講座以外にも、学部の先生方の協力をいただいた講座や、外部講師を招いた特別講座も実施しています。 また、5月後半からは本格的な面接指導や実技対策が始まる予定です。 さらに、模擬試験も実施しています。 教採・公務員対策室では、皆さんの合格を全力でサポートしています。 試験合格に向けて、一緒に頑張っていきましょう!
2025.03.21
就職レポートNo.834(住宅設備会社/営業)人間環境デザイン学科
卒業された先輩のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第834弾! 人間環境デザイン学科4回生 松田 菜良さん 住宅設備会社(総合職(営業)) 内定 あなたがその職種、その就職先に決めた理由を教えてください。 自社グループが手掛ける、住まい、施設づくりに関わる幅広い設備や機器を住建・電設設備を取り扱う商社です。一般物件から大規模物件まで、プランニング提案〜商品手配、施工管理〜アフターサービスまで一貫して提供します。営業職は主にルート営業の外回りをして、自社の新商品の紹介や、お客様の求めているニーズに相応しい商品・プランニングの提案になります。 BtoBのルート営業職を希望していたので、希望職種の募集の多いメーカー商社に絞って探しました。その中でも福利厚生の整っている可能性が高い上場企業や大手企業のグループ会社を主に見ていました。一見大手企業とは関係なさそうな企業名でも、関連会社であったり、大手が出資して創設した会社であることがあったので、しっかり調べていくと選択肢が広がっていきました。その中でも自分が自信をもってお客様に提供できる商品を扱っている会社を選びました。 畿央大学での学生生活をどのように活かしましたか? 営業職を希望していたためか、グループで何か成し遂げたことはないか良く聞かれました。その時はアカペラ部で幹部を務めていた経験を話しました。自分がどのような意気込みで何を頑張ったかを話す中で自身の人柄を伝えることを意識しました。(写真はアカペラ部のライブのときのものです) また、インテリア・住設系の企業ばかり応募していたので、インテリア設計士の資格にはよく良い反応をいただきました。資格自体は容易に取得できるのですが、聞き慣れない資格だからか、面接官が詳しく質問してくるので、自分にどのような技能があるのかアピールするいい機会になりしました。 就職活動について 2回生の頃から企業の集まるイベントには年2回程度赴いていましたが、インターンシップに行きだしたのは3回生の8月からです。その後12月に2社目のインターンシップに行きましたが、参加者の中には今日で8社目であるという人もいて驚きました。面接は1月から挑み始めました。気になった会社は全てエントリーして、最終的にはエントリーシートを提出したのが10社、内々定をいただいたのが3社でした。最初の内々定は3月中旬にいただきましたが、どこか納得がいかず、就職活動を続け、5月中旬に内々定をいただいた会社に進路を決定し、就職活動を終えました。 就職活動で学んだこと 多数の企業面接の予定が詰まっている時期に、準備不足でヒヤッとした場面が何回かありました。例えば、集団面接で志望動機を伝える時、私は5人中1番最後の順番でした。その時考えていた志望動機は前の4人と被っているところばかりで、何か他のことを言わなければと焦り、支離滅裂な応答になってしまいました。しっかりと会社ごとに志望動機を固めていれば、ありきたりで他の人と被ることもなく、自信を持って答えられたのにと後悔しました。その後も他社でホームページは見たか、ショールームに行ったかと聞かれ、正直に見てない、行ってないと答えるしかない時もあり、下準備の大切さを痛感しました。 キャリアセンターについて キャリアセンターは面接前の練習で大変お世話になりました。Web面接と対面面接の練習を1回ずつさせていただきました。個別で1時間半ずつくらいお付き合いいただいたのですが、最後にいただくフィードバックが大変勉強になりました。面接の流れが掴めることは勿論、Web面接時にカメラ目線になっていないなど、自身では気付きにくい点をご指摘いただけました。他にも、入室〜着席まで不安があったのでそこだけ何回も練習させていただきました。分からない事や不安点があり、メールで問い合わせた些細な事でも直ぐに返信して頂けるのも有難かったです。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 一人では就職活動を乗り越えることは出来なかったと思います。友達と日程を決めて、一緒に企業を探したり、自己分析を進める時間を作りました。なかなか進まない企業研究も、エントリーシート作成も励ましあって行いました。自己分析では、自身で気付かなかった長所やエピソードをお互い提供し合いました。ESもやはり他の人に見てもらうことで、より良いものになっていきました。もし、就職活動中に行き詰まったり、不安を感じたりした時は遠慮せずに友達や周りの人に話してみてください!
2025.03.17
就職レポートNo.833(公的病院/看護師)看護医療学科
卒業された先輩のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第833弾! 看護医療学科4回生 迫田 和加奈さん 公的病院(看護師) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 高校生のときに入院を経験して、しんどいときに優しく声をかけてくれたり、初めての入院で心細かった私のために時間をつくって話しに来てくれた看護師に憧れ、自分も人に安心感を与えられる存在になりたいと思い、看護師を志しました。 畿央大学は、就職率、国家試験の合格率も高く、担任制で相談しやすい環境にあること、校舎もきれいで、この大学で看護の勉強をしたいと思い入学を決めました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 勉強や課題の多さ、領域実習など大変だと思うことは多々ありましたが、互いに励まし合い、支えてくれる友人がいたおかげで卒業までくることができました。成績面や就職活動の面で担任の先生にはたくさん面談をしてもらい、お世話になりました。先生方は会うたびに「勉強のほうはどう?」と声をかけてくださり、いつも喝を入れてもらっていました(笑) そんな先生方や友人がいたからこそ乗り越えることができたと本当に思います。 勉強以外では、ダンス部に入部していたので、学年・学部学科を超えて仲間と一緒に時間を過ごせたのは良い思い出です。アルバイトに、部活動に、大学の自治会、学園祭などのイベントにも参加し、忙しくも楽しい大学生活が送れました。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 救急の看護師に憧れていて、領域実習を通してさらに救急看護への関心が高まりました。そのため、高度急性期医療が学べる三次救急医療の病院を希望していました。当院は教育体制が整っていることや、認定看護師・専門看護師にも関心があるためその資格取得のためのサポートがあることが魅力的でした。スキルアップし、より患者の希望に寄り添うことができる看護師になりたいと思い、当院を志望しました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 3回生の1月中旬くらいから病院の見学会などに参加し始めました。合同説明会や9つの病院のインターンシップ、病院見学会に参加しました。 私は最初に採用試験を受けた病院で補欠合格だったため、次に受ける病院を探す必要がありました。そのころには周りの友人達がどんどん就職先から内定をもらっていたので、取り残されている感覚があり、不安を抱えていました。その時、キャリアセンターの方が相談に乗ってくださり、最後までサポートしてくださったおかげで、就職活動を前向きに進められたと思います。 面接対策は、キャリアセンターの方や担任の先生、ゼミの先生、他にも先生方に面接練習をお願いし、様々な方面からの質問にも答えられるよう対策しました。履歴書の志望動機や自己PRなど添削してもらったり、小論文のアドバイスもらったり、キャリアセンターの方にはたくさんお世話になりました。 最後まで支えてくださった、キャリアセンターの方や先生方、友人にとても感謝しています。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 マイナビのアプリで合同説明会やインターンシップの情報を得たり、キャリアセンターの方に関心のある病院の話を聞きにいったりしていました。ツールではないのですが、どんなところに力を入れている病院なのかや通勤時間、福利厚生などを自分なりにまとめて、自分はどんな病院に行きたいかを考えたりしました。やはり直接、病院の見学や説明会に行くことが大切だと思います。実際に行くことで、その病院で働く看護師から話を聞くことができ、病院の雰囲気が感じられたことで働きたいという病院が見つかりました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 締め切りが早い病院も多いので、実習後すぐで大変だと思いますが、事前に調べて早めに行動することが重要だと思います。インターンシップや見学会には積極的に参加して、実際に病院の雰囲気をみることも大切です。 私は自己PRなど自己分析が苦手で、キャリアセンターの方にたくさん相談しました。自分が伝えたいことを言葉に、文章にできるようサポートしてくださったり、就職活動に関する不安や悩みの相談もさせていただきました。キャリアセンターの方や看護の先生方、友人に相談し、一人で抱え込まず就職活動を頑張ってください。応援しています。
2025.03.13
就職レポートNo.832(飲食業/総合職)現代教育学科
卒業された先輩のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第832弾! 現代教育学科4回生 岡 未知 さん 飲食業(総合職) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 教育実習で授業や休み時間などの学校生活を通して児童とふれあってみて、子どもだけでなく、年齢層問わず人と接したいという思いが出てきたため、企業就職の道を選びました。 就職活動中、マイナビやリクナビを用いて企業探しをしていく中で、自分のやりたいことや業種を広げなければ、就職活動の方向性が定まらないなと考えていました。当初、考えていた業界や業種はとても狭い範囲だったので、自己分析の一環として具体的に将来どのような仕事に就きたいかを考えました。その結果、私は、たくさんの人に喜んでいただけるような仕事がしたい、直接その様子を見ることができる仕事に就きたいという思いが根本にあることに気付きました。それに加えて、飲食系のアルバイトをしている経験があったため飲食業を視野に入れました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 授業面では、社会科概論の発表で使うスライドの作成にとても苦労したことが印象的です。私の担当した社会科の単元は、5年生の教科書の一番初めに出てくる部分でした。個人的には単元の学びの目的や他学年とのつながりが掴みにくかったため、資料を読み込んだり、今までの学年の発表の中で先生が話していたことなどを照らし合わせたりして、かなり時間をかけていました。その結果、発表も大成功だったので、今となっては強く成功体験として残っています。 また、入学当初は新型コロナウイルス感染症の影響が大きかったですが、その分畿央大学で少しでも多くの思い出を作りたい、できる範囲で人間関係を広げたいと考えていたので、部活動の他に学生自治会である畿友会にも入りました。学年が上がり、畿友会会長になってからも、コロナ前の活気を取り戻すべく、仲間と協力しこれまで行ってきたイベントや、大学創立20周年のイベントを開催しました。この経験を通して、全体を把握して主体的に行動していく力を身につけられたことが、就職活動でのガクチカにもつながっています。 畿央生として、部活動や畿友会、アルバイト等たくさんの活動をしていてよかったなと感じています。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 その就職先に決めた理由は、面接でのやりとりの中で、企業の方々に私の内面について興味を持っていただいたからです。形式的な質問と応答ではなく、会話のようなやり取りだったので、もともと用意していた面接対策のエピソードを話すだけでなく、自然と自分からより具体的な話をすることができました。一次面接でも最終面接でも一貫して話しやすい雰囲気を作っていただけたのが印象的でした。また、話の流れの中で、飲食業界の奥深さを学び、より働きたいという思いが強くなりました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 就職活動を通して心掛けたことは、まず自分がどのような仕事に就きたいのかを具体的にして根底に持っておくことです。ただ、飲食がよい、事務職がよいといっただけでなく、自分が少しでも興味を持っている業種や職種に共通していることを、自己分析として考えてみると良いかなと思います。また、ガクチカや自己PR含め自分のよさをアピールできるエピソードを3つほど持っておくことは重要だったなと実感しています。そのくらいエピソードがあれば、面接対策の中で想定していなかった質問にもいずれかのエピソードを話すことで、質問に応えられることが多かったです。 面接はどうしても緊張してしまうので、キャリアセンターの方々と個人面接の練習をかなりしていました。本番で想定していなかった質問がきても動揺を表に出してしまうことは少なくなりました。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 ツールとしては、イヤホンです。私の周りは比較的早くに内定が決まった人が多く、マルチタスクが苦手で1か月にたくさんの企業の説明会や面接を受けることが困難だったのもあり、かなり焦っていました。その時に音楽を聴いて、就職活動で焦る気持ちを静めていました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 自己分析をするときには、友人や家族などに自分はどんな人なのかを聞いてみるとよいと思います。一人で抱え込んでしんどくなるという方は、周りの人に頼ってみてください!ここまで読んでいただきありがとうございました。
2025.03.12
就職レポートNo.831(民間病院/理学療法士)理学療法学科
卒業された先輩のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第831弾! 理学療法学科4回生 佐々木 英夢さん 民間病院(理学療法士) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 理学療法士を目指したきっかけは、大学進学先に悩んでいた際、看護師である祖母、母、姉からの助言を受けたことです。幼い頃から医療関係者に囲まれて育ち、家族が人の健康を支える姿を間近で見てきたことで、「自分も人の役に立ちたい」という思いが自然と芽生えました。家族から理学療法士という職業について教えてもらった際、病気やけがで歩けなくなった方々の機能を回復し、再び歩けるように支援する仕事だと知り、その社会的意義と使命感に強く惹かれました。また、自分が手を動かし、目の前の人の生活を直接支えられる点にも魅力を感じ、理学療法士を志望しました。 畿央大学を選んだ理由は、理学療法士国家試験の高い合格率と充実した学習環境です。オープンキャンパスに参加した際、現場経験の豊富な教授陣や学生一人ひとりへの手厚いサポート体制を目にし、「ここなら夢を実現できる」と確信し志望しました。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 特に印象に残っているのは、定期試験と長期休みです。定期試験は難易度が高く、試験期間中は精神的にも体力的にも大変でしたが、その分、達成感も大きかったです。試験を乗り越えるために、定期試験の1か月前から毎日21時まで勉強を続け、友人たちと協力しながら取り組みました。互いの得意分野を教え合ったり、重要なポイントをまとめたノートを交換したりすることで、効率よく学習できました。この経験を通じて、仲間と一緒に目標に向かって努力する大切さを学びました。 つらい定期試験を終えると訪れる長期休みは、試験期間中にたまったストレスを解消する貴重な時間でした。長期休みには旅行に出かけることを楽しみにしており、試験勉強中の息抜きとして旅行の計画を立てることが励みになっていました。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 就職先を選んだ理由は、病院見学時の雰囲気と、ゼミの卒業研究でお世話になった経験が大きく影響しています。就職活動中に複数の病院を見学しましたが、その中でも特に自分に合っていると感じたのがこの病院でした。見学時には、スタッフの方々が患者さんと向き合い、チームでのかかわりが密で協力しながら治療に取り組んでいる姿を目の当たりにし、「ここなら自分が理学療法士としてやりたいことに挑戦できる」と確信しました。 また、卒業研究でお世話になった際には、多くのスタッフの方が気さくに話しかけてくださり、その明るく温かい雰囲気にも強く惹かれました。研究中に教えていただいた実践的なアドバイスや、働くうえでの心構えはとても勉強になり、「こんな環境で成長していきたい」という気持ちが一層高まりました。 見学や卒業研究を通じて、この病院が私にとって最適な職場であり、成長し続けられる場所だと感じたため、ここで働くことを決めました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 最も大変だったのは、面接への不安を克服することでした。私は人前に立つと緊張してしまうタイプで、4回生の8月に行われた初めての集団面接練習では、思うように自分の考えを伝えられず、大きな危機感を覚えました。その経験から、「このままでは本番に臨めない」と感じ、本格的に面接練習に取り組むようになりました。 行きたい病院が決まり、面接の準備を進める際にも、最初の練習での失敗が頭をよぎり、不安が募りました。しかし、キャリアセンターの先生がその不安をしっかりと受け止めてくださり、何度も面接練習に付き合ってくださいました。具体的なアドバイスをいただくだけでなく、練習を重ねる中で、自分の強みや伝えたいポイントを整理し、自信を持って話せるようになったことは、大きな成長につながりました。 本番の就職面接では、ほとんど緊張せず、自分の思いをしっかり伝えることができました。この経験を通じて、「準備と努力が自信につながる」ということを学びました。また、キャリアセンターのサポートの手厚さに感謝するとともに、就職活動を通じて成長できた自分自身に対しても達成感を感じています。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! たくさん病院見学に行って、しっかり悩んで、自分が本当に行きたい病院を決めてください。自分の求める条件に合う病院は必ず見つかると思うので、あきらめずに頑張ってくださいね。 もし、「どの病院が自分に合っているのか分からない」と感じたら、キャリアセンターの方々に相談してみてください。親身になって一緒に考えてくれるので、安心して話を聞いてもらえますよ。 行きたい病院は、実習でお世話になった施設や、卒業研究で関わった病院など、きっかけは何でも構いません。自分がどんな環境で成長したいのかをよく考え、納得できる病院を見つけてください。
2025.03.10
就職レポートNo.830(ハウスメーカー/技術系総合職(設計)人間環境デザイン学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第830弾! 人間環境デザイン学科4回生 西岡 萌桃さん ハウスメーカー(技術系総合職(設計) 内定 あなたがその職種、企業に決めた理由を教えてください。 入社予定先は東京に本社があるハウスメーカーで建築棟数は25万棟以上です。主に、注文住宅、賃貸住宅、マンション、医院建築、建材、海外事業を手掛けています。耐久性や耐震性に優れた独自の工法や全館空調システムだけでなく、デザイン性の高いハウスメーカーです。技術職は設計担当として、図面の法規の確認をしたり、工事担当として施工管理の仕事があります。 東日本大震災で地震や津波でなくなる家を見て、耐震性に優れていて、人の命を守れる家を建てたいと思ったのが建築士を目指すきっかけでした。また、2回生の時から建築に関わる業種のインターンシップや、その業界で働く人達に話を聞き、自分の夢が叶えられる企業を選ぼうと思いました。また、大学で建築を学び、地域活動をする中で空き家問題などに興味を持った結果、就職予定企業の経年優化という言葉に惹かれました。 畿央大学での学生生活をどのようにアピールしましたか? 面接官と距離を縮めるために、自己紹介で普段の生活や面白い特技などを話していました。アピールした内容は、ゼミでの活動で計画性のある性格や、設計演習のために資格を取得したことから責任感や向上心をアピールしました。面接では、内容の凄さではなく、課題の見つけ方や解決の仕方、学んだことを重点的に話すようにしました。また、原稿は用意せず、出来事をまとめておくことで、色んな質問に対応できたと思います。(写真は、3回生後期の設計演習Ⅲ「木造在来軸組工法」の課題で作った入母屋屋根が特徴の住宅です) 就職活動を振り返っていかがでしたか? 6月初めに合同説明会に参加し、夏休みを中心にインターンシップを17社、説明会はオンライン対面合わせて30社ほど参加しました。後期は、説明会やインターンシップに引き続き、社員面談やモデルハウス見学を重点的にしていました。12月から早期選考が始まり、グループディスカッション、面接3回で2月に内々定。進路決定した企業には、2月にエントリー、1次書類審査、2次・3次面接、面談、最終面接で4月初めに内々定をいただき就職活動を終えました。 心がけたことは、自己分析を何度もし、父や地域活動を一緒にしている社会人に「働くこと」について質問をし、考え方を整理していました。就職活動用のノートは、企業分析用と自己分析用の二つを用意して常に持ち歩くようにしていました。働くことや社会人になることについて考えて話したり、書き留めておくことで、どんな時も今の自分の気持ちを大切にでき、歩みたい人生に近づけるような気がします。 写真は、お役立ちグッズです。温かいほうじ茶、就活ノート(企業分析用と自己分析用)、ハンカチです。寒い冬には温かいほうじ茶でリラックスできるようにしていました。就活ノートは、電車や面接の待ち時間に眺めていました。ハンカチは緊張してしまうとどうしてもいつもより手汗をかいてしまうので、常に手に持っていました。いつも持ち歩いているものを変わらず持ち歩くのがポイントです。 キャリアセンターについて キャリアセンターは、エントリーシートの添削や面接の練習などで利用しました。エントリーシートの内容がまとまらず困ったときには、一緒に内容や分かりやすい伝え方などを考えてくださいました。また、面接の練習では、オンラインや対面、前回の面接を踏まえた内容で対応してくださいます。内定したことを伝えた時は、温かい言葉をくださり学生一人一人のことも見ていてくださっていたのだと実感しました。わからないときは「わからない」を持って行っても絶対に助けてくださいます。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! きっと就職活動に対して、不安を抱いていると思います。何をしたらいいのか、どこの会社にしたらいいのか、働くって何なのか。自分で考えてもわからないことは、周りの大人や友達、先輩に聞いてください。きっといい答えを見つけられると思います。ぜひ、色んな人を頼り、悩み、楽しんで就職活動をしてくださいね。決断したとき、就職活動自体が自信に変わっていると思います。応援しています!
2025.02.26
卒業生との交流会を実施しました。
2025年2月24日(月)、教員志望者を対象として「卒業生との交流会」を開催しました。 この交流会では、小学校教諭・養護教諭・特別支援学校教諭として教育現場で活躍されている卒業生を講師としてお迎えし、それぞれの職種ごとに仕事内容、やりがい、採用試験を振り返ってのアドバイスなどをお話しいただきました。 前半は、卒業生がパワーポイント等を活用しながら発表を行い、写真を交えつつ、子どもたちと関わる中で得た経験や気づきを具体的に紹介してくださいました。 後半は座談会形式で進められ、学生たちが抱える不安や疑問について一つひとつ丁寧に答えていただきました。参加した学生からは、「実際の現場の話を聞いてイメージが湧いた」「学校現場で頑張るモチベーションが上がった」といった声が寄せられました。 ご協力いただいた卒業生の皆さん、お忙しい中本当にありがとうございました。 学生の皆さん、教採・公務員対策室も引き続き全力でサポートしていきます。先輩方の言葉を活かし、採用試験に向けて一緒に頑張りましょう!
2025.02.25
就職レポートNo.829(大学病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第829弾! 看護医療学科4回生 髙辻 萌衣さん 大学病院(看護師) 内定 あなたがその職種を志したきっかけを教えてください。 友人の母親にかけられた言葉がきっかけです。小学生の頃、日ごろからとても良くしてもらっていた友人の母親が大病を患いました。友人の母が退院し少し落ち着いたころお会いした時、「入院生活や手術はすごく不安だったけど、看護師さんの励ましのおかげで頑張れた」と、入院生活について話してくださいました。私は病院に行くことが少なかったため、看護師の仕事についてあまり知りませんでしたが、この会話の中で「看護師って人を元気づけることもできるんだ」と知り、看護師という職業に一気に興味を惹かれて目指すようになりました。 畿央大学に入学を決めたきっかけは、オープンキャンパスに参加したことです。就職率の良さや担任制、就職にあたってのサポートなどが充実しているという点も魅力的でしたし、何よりオープンキャンパススタッフの先輩方や職員の方が優しくしてくださり、とても雰囲気の良い大学だと感じ入学を決めました。 また、養護教諭の免許も取得したいと考えていたため、看護師と養護教諭のダブルライセンス取得を叶えることができるといった点も決め手でした。 畿央大学での学生生活を振り返ってどうでしたか? 学生生活で力を入れて取り組んでいたことは、看護学科での勉強と養護教諭課程の勉強の両立です。看護の講義や課題にプラスαで養護教諭課程の講義や課題があったため、それをこなすことが大変でした。家では集中できずゆっくりしてしまうタイプのため、空きコマの時間を利用したり友達と学校に残ったりして有効的に時間を使えるように工夫し、どちらの勉強も疎かにならないようにしていました。課題のほかにも6限目に講義があったり、テスト期間も勉強する量が多かったり大変な思いもありましたが、友人と励まし合いながら頑張った日々は良い思い出です。 その中でも印象に残っていることは、実習です。病院実習の指導者の方々や患者さん、教育実習で指導してくださった先生方や生徒たち、様々な方との出会いを通じてたくさんの学びを得ることができ、私自身がとても成長できたのではないかと感じています。看護師と養護教諭ではもちろん共通する視点もありますが、異なった視点で対象に関わることも多いためそこを切り替えて考えることが大変でした。しかし、それ以上に患者さんや生徒の笑顔をみることができたり、「ありがとう」と言ってもらえたりすることにやりがいを感じました。自分が頑張って勉強してきたことが誰かの役に立つということがとても嬉しかったです。 就職活動について、その就職先に決めた理由を教えてください。 日常生活で人が目の前で倒れた場面に2度居合せた経験から、特に3次救急における看護について深く学びたいと考えていました。そのため、3次救急や高度な医療を提供されており患者が抱える健康問題へ多様な看護が提供できることや研修制度が充実していること、さらに実習でもお世話になり丁寧な指導をいただいたことから自分自身が成長することができる場所だと感じたため就職先に決めました。 就職活動を振り返っていかがでしたか? 3次救急について学びたいと考え、病院探しをしていて「マイナビ看護学生」というアプリを利用して合同説明会への参加や資料請求をしていました。しかし、3次救急を提供している病院は複数あるため「3次救急を提供している」以外の特徴で何を基準にして病院を絞ればいいのか分からず、第1希望の就職先を決めることが大変でした。そのため、分からなかったり悩んだりしたときは誰かに相談することを心がけていました。実際に、担任やゼミ担当の先生に相談をしてアドバイスをもらったおかげで自分に合った就職先を見つけることができました。小論文対策などもゼミ担当の先生に相談していました。キャリアセンターの方にはエントリーシートや面接対策などのサポートをしていただきました。エントリーシートは書ける文字数が少なかったため、自身の伝えたいことを短い文章にまとめることが大変でしたが、何度もメールのやり取りで添削をしていただきました。面接対策でもアドバイスをいただいたり、就職試験本番前の最後の練習では激励の言葉をいただいたりしてそのおかげで安心したことを覚えています。就職試験にあたって、様々な対策を行ったおかげで当日落ち着いて受験することができたと思います。 就職活動で役立ったツールを教えてください。 メモ帳です。病院見学に行くときには、その病院のことを調べて質問したいことを書いたり実際に見学に行って見たり聞いたりしたことをメモにとって病院選びの参考にしていました。病院見学にあたってどのような視点で病院をみるのか、どのような質問をするとよいのかをインターネットで調べて参考にしていました。自分で事前にその病院のどういったところをよく知りたいのかを整理しておくことで、より有意義な病院見学になると思います。また、面接の際にはどのようなことを聞かれても良いように、面接で聞かれそうなことを考え自分が面接で話せるエピソードをメモに書きだして整理していました。面接に行く前も家で見返すことで、自分のこころを落ち着かせていました。 後輩のみなさんへメッセージをお願いします! 就職活動では自分はどんな看護をしたいのか考えたり病院を探したり、自己分析、面接練習や小論文試験があるところでは小論文対策などと思っているよりやることが盛りだくさんです。それに対策をしているとだんだん不安になることもありますし、当日は緊張もあって精神的にも大変なことが多いです。 私自身もそうでしたし、就職活動を始めるにあたっても何からすればいいのかわからないという状態で、振り返ると悩むことが多かったと思います。そのような状態でも、乗り越えることができたのは1人じゃなかったからです。分からないことや悩んだ時にはよく人に相談していました。些細なことでも相談にのり、支えてくださったキャリアセンターの方や先生方、友人達のおかげです。 なので皆さんも、迷ったり悩んだりしんどくなった時には周囲の人に頼ってみてください。きっと力になってくださいます。皆さんは1人ではありません。 私も皆さんの就職活動が上手くいくことを心から応援しています。そして、私の就職レポートが悩んでいる方の力に少しでもなれば幸いです。