2019年12月2日の記事

2019.12.02

就活レポート~就職活動の現場から~No.546(空間デザイン会社)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第546弾! 人間環境デザイン学科14期生(20卒)Y.U さん 空間デザイン会社  勤務   【その企業に決めた理由】 大学の合同企業説明会にて会社のことを知りました。ゼミで商業施設のことに多く関わる機会があり、興味を持ちました。その中で百貨店のシーズンプロモーションや店舗装飾、ウィンドウディスプレイなどをデザインしているこの会社で特定の人ではなく、様々な人が利用する施設に関わりたいと思い、この会社に決めました。   【就職活動を振り返って】 本格的なスタートは3月からです。3月1日から始まる合同企業説明会に参加し、とりあえずわからないことが多かったので気になる企業は全部説明を聞きに行きました。その中でエントリー数は40社ほどで個別説明会の数は20社ほどいきました。ES提出数は18社ほど面接数も18社ほど受けました。内定時期は6月の始めに1社いただいて、その後も就職活動を続けて7月の1周目に合格通知をいただき終わりました。 ・学んだこと 面接中に自信をもって話すことです。 面接中に応えるのに少し自信がない答えが出てきたときに、自信がなさそうに答えてしまうと相手に悪い印象を持たることがあるので、自信がなくても自信があるように答えることも臨機応変な対応として大事だと思いました。 ・辛かったこと 4月に入るまで第一志望の会社がなかったことです。自分のいきたい企業が見つからなかったため終わりが見えなかった時期が一番辛かったです。 ・良かったこと 良かったことは就活を通して色んな学校の就活生と関われたことです。周りの就活生とどこの企業を受けたとか会社の情報交換をすることができるので、自分の就職活動にもプラスになり不安やストレス解消もできたのでそういう為にも色んな就活生と話してよかったと思います。 ・心掛けたこと 就職活動中に心掛けたことは相手の気持ちになって考えることです。 例えば面接を受けるときに面接官の気持ちになって、どういう人なら会社に入ってほしいかとか印象のいい人はどんな人なのかを想像しながら取り組むことで自分の課題点が見つけました。また、他己分析をすることで友人から見た自分の印象を話してもらいながら、自分らしさを見つけていきました。それに取り組んだことにより、面接では自分らしさが出せたと思います。 ・成功談、失敗談 成功したのは、この会社の選考の時にプレゼンボードを作る際に、ゼミの先生に相談しに行ったことです。2次面接の時にプレゼンをする機会があって、その時に内容やプレゼンボードを何回も添削してもらい、作成したもので合格することができたのが一番の成功です。 失敗したのはスケジュール管理です。色々な企業を知りたかったのでとりあえず受けようと面接を受けましたが、1週間ずっと面接が続いた日があって精神面でしんどかったです。履歴書、ESなどを面接終わってから夜遅くまで書いて次の日にまた面接の日もあったので、スケジュールの組み方を考えて予定を入れたりしたらよかったと思いました。   【就職活動でPRしたポイント】 面接では大学でインテリア設計士、色彩検定の資格を取得していたのでその資格のことでアピールをしました。また、中学からテニスをしているのでテニスのことについてアピールしました。   【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書の添削から就職活動の進捗状況など様々なことで利用しました。本当に悩んだ時気軽に相談しに行きやすいと思うのでちょっとしたことでも利用するべきです。       【後輩へのアドバイス・メッセージ】 就職活動に対してとても不安に感じ始めている時期ではあると思いますが、何事にも前向きに取り組むほうがいいです。私も就職活動が終わるのが遅かったので、周りの人がどんどん終わる中、焦りとか不安が大きかったです。しかし、就職活動が早く終わっても4月から入社してすぐにやめてしまうと今までの頑張りが無駄になると思っていたので、これから就職活動する皆さんも本当にここがいいと思える会社を見つけて最後まで諦めずに頑張って取り組んでください。      

2019.12.02

就活レポート~就職活動の現場から~No.545(アパレル商社)

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第545弾! 人間環境デザイン学科14期生(20卒)R.M さん アパレル商社  勤務   【その企業に決めた理由】 私は繊維商社中心に企業を見ていました。その中から、給料や休み、勤務地などの自分の中で基盤としていたものに、会社内及び選考中の雰囲気、自分の強みが生かせる場があるかを加味して絞り込んでいきました。当社はグループ会社が4つあり、衣服や、店頭什器の卸売りがメイン。入社後の研修が終わり次第、部署ローテーションが2年周期で3回あり、様々な部署で経験を積むことができます。その後それぞれの適正、希望に応じた配属につきますが、1年目で人事の方もいればバイヤーとして衣料分野を一任されるケースもあり、幅広く活躍できると思いました。また、上記に加えて、オフィスでの服装の自由度の高さや人事や社員の方々の雰囲気も良く、就職活動以外の他愛のない会話をすることも楽しかったことが決め手です。また、女性が働きやすい会社であったのも決め手の一つです。     【就職活動を振り返って】 焦りだしたのは去年の「内定した先輩から聞く」ガイダンスで、インターンシップの経験や就活のスケジュールを聞いてからです。周囲よりスタートが遅れていると感じたので、11月頃からインターンシップの申し込みを始めました。エントリー数は20社、説明会に行ったのは10社程度で、ESを提出し、実際に選考を受けたのは5社。最初に内定を頂いたのは3月1日。そこから二週間ほどで他社からも内定を頂きました。 活動中は、同業他社であっても仕事への取り組み方や、福利厚生に大きく違いがあることに驚きました。サイトに掲載されている情報だけではなく、実際に自分で聞いた話の中にも重要なことが多々あったので、いいなと思った会社であれば、聞きたいことを遠慮せず聞いていく姿勢が大切だと思いました。 辛かったことは、就活が始まってから終わるまで、漠然とした焦りがずっとあったこと。部分的には、SPIの非言語が苦手だったことと、面接中、部活について深掘りされている際に、諸々の苦労をバッサリ切り捨てられたことです。     【就職活動でPRしたポイント】 部活動で取り組んでいたビーチラグビー、飲食店ホールのアルバイト、ゼミ活動、スーツ集め、日焼け。なにそれ?と聞きたくなる余地を残すことを意識して自己PRや趣味の項目に書きました。何を達成した、ではなく、活動の過程でどんな努力をしたのか、自分がどういう役割であったのかを聞かれることが多かったです。      【キャリアセンターと就職サポートについて】 相談できるプロの方が身近に居てくださることは、就職活動において、心強いことだと思うので、積極的に利用することをお勧めします。       【後輩へのアドバイス・メッセージ】 まずは金銭面。就職活動中は何かとお金がかかりますが、時間も取られるのでなかなかアルバイトができません。早いうちから、金銭面に気を配り、余裕をもって取り組めるようにしておくといいと思います。常に不安が付きまとうと思いますが、気分転換も大切です。隙間をみつけてリフレッシュするように心がけました。また、生涯を左右する時期なので、キャリアセンターの方々や、先輩など、頼れる人には甘えさせてもらっていいと思います。自分だけでは分からない、客観的な意見やアドバイスをもらえるのは、就職活動という観点だけではなく、今後の自分にとって貴重な経験だと思います。就職活動の期間は、自分がどんな人となりであるかを企業に分かってもらうために、ES作成中や、面接中に至るまで、いつも以上に強く自己主張をする意識で臨んでもいいのかなと思います。皆さんの就職活動が実りあるものになるよう、応援しています。