2021.12.09
就職レポートNo.648(大阪市/公立幼稚園教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第648弾!
現代教育学科13期生(22卒) A.M さん
大阪市・公立幼稚園 勤務
※撮影時のみマスクを外しています。
【教師(保育士)を目指そうと思ったきっかけ】
幼稚園教諭を目指したきっかけは、幼稚園の時の担任の先生に憧れたことです。卒園の文集にも将来の夢に「先生」と書いたことを覚えています。その後、子どもが好きだという気持ちと、年の離れた弟の影響や中学の幼稚園での職場体験等からその思いが強くなり、幼稚園教諭を目指しました。
【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を体験して】
現場でしか学べないことがたくさんあって、実習やボランティアはそれを吸収できる貴重な機会だと思います。実習では、日誌や設定保育の準備に追われる毎日でしたが、クラスの子どもたちのことを思って準備をしたり、実際に設定保育をして子どもたちが楽しんでいる姿を見て私も嬉しくなったり、とても充実していました。ボランティアは、不安や緊張でなかなか始められなかったのですが、それ以上に、実習よりも長期的に子どもと関われるためまた違った視点から考えられたりと得られるものがたくさんあって、最初の一歩を踏み出す大切さを感じました。
【畿央大学での大学生活について】
幼稚園教諭・保育士の他に小学校教諭の免許も取得したかったため、かなり授業数が多かったです。模擬保育やピアノ等の実践的な授業や採用試験対策では大変なこともありましたが、分からないことは助け合ったりと一緒に頑張る友達がいたから乗り越えられたと思います。また、大学生活を楽しめたのは部活動での経験や繋がりも大きかったです。好きなダンスを仲間と共に楽しみながら、挑戦もたくさんした4年間でした。その中で、これからも繋がっていたい大切な仲間がたくさんでき、ダンス部に入って本当に良かったと思っています。
【畿央大学の採用試験対策について】
かなり早めの時期からたくさんの先生方が面接対策や筆記試験対策講座、実技試験対策等をしてくださいました。私は、特に面接に苦手意識を感じていましたが、何度も何度も練習をしてくださったため、本番は自信を持って挑めたと思います。また、先生方が的確なアドバイスだけでなく優しく寄り添ってくださり、常に気にかけてくださっていたこと、そして友達から刺激をもらって一緒に頑張れたことが、私の力になっていたと思います。
【理想の教師(保育者)像】
私は子ども一人ひとりの良さを伸ばせる保育者になりたいと考えています。一人ひとり興味・関心、個性が違う中でその「良さ」を引き出すことで、子どもたちが園生活に楽しさや居場所を感じられたらと思っています。そして、それらを子どもたち同士が互いに認め合える「思いやり」の心を育み、私自身もその心を大切にしながら、子どもたちと全力で遊び楽しむ保育者を目標に努力していきたいです。
【後輩へのメッセージ】
私がこの採用試験対策期間で一番感じたのは、一人で頑張るのではなくみんなで頑張ることが大切だということです。私も友達や家族、先生等たくさんの人に支えられ、合格することができました。不安や辛さを感じることもあると思うけれど、しんどくなったら友達や先生を頼ったりしながら、「保育者になりたい」という強い思いを持って頑張ってください。応援しています!