2022年12月5日の記事

2022.12.05

就職レポートNo.702(病院/看護師)看護医療学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第702弾! 看護医療学科12期生(23卒)  T.Uさん 病院(看護師) 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【その病院に決めた理由】 将来緩和ケアに携わりたいと考えていたので、緩和ケアやがん看護に関わることのできる病院を探していました。内定をいただいた病院は、がん診療連携拠点病院として様々ながん患者さんの看護を通して緩和ケアを学ぶことができる点を魅力に感じたため、志望しました。 また、パートナーシップ制度を採用されていて、先輩看護師の業務の取り組み方を身近に学ぶことができる点や技術トレーニングが豊富だと説明会で伺ったことから、教育体制が充実している点にも惹かれました。     【就職活動を振り返って】 就職活動を始めるにあたり、コロナの影響で病院説明会も対面で実施されている病院は少なく、第一志望の病院をどこにするのかすごく悩みました。その際に「自分が将来何をしたいのか」、「そのためにはどのような経験が必要なのか」といった自分自身のやりたいことを明確にすると共に、病院それぞれの特徴をたくさん調べて第一志望の病院を選ぶようにしました。 また、書類づくりや面接対策の際に、数多くある病院の中で「この病院でなくてはいけない!」という想いをどのように伝えれば効果的なのか、すごく試行錯誤したことが印象に残っています。     【就職活動でPRしたポイント】 自分が考える看護師像として、身体症状だけでなく病気の不安や辛さといった心理面も支えられる看護を実践したいと考えていたので、それに対応するように周囲との協調性や思いやりについて伝えられるようにしました。主にアルバイトや実習の内容から一人一人の個別性に応じて関わる姿勢や、相手の立場に沿って関わる姿勢についてPRしました。 また、温かみのある印象を持ってもらえるよう、面接官全員の顔を見ながら笑顔で話すことを心がけました。このようにしたことで、自分自身の緊張も少し和らげることができました。     【キャリアセンターと就職サポートについて】 書類づくりにおいて、何度も何度も一緒に文章を考えていただきました。最初は何を書けば良いのかわからず不安でいっぱいでしたが、何度も伝えたいエピソードについてキャリアセンターの先生と相談しながら、4、5回程修正を繰り返して最終的には自分でも納得のできる内容で提出することができました。 また、面接練習は2、3回していただいたのですが、私は心配性なところがあり不安で自信を無くしていたとき、いつも「上野さんなら絶対大丈夫!」と笑顔で励ましてくださり、自信をもって面接に挑むことができました。他学科の学生の担当などもありお忙しい中、温かく支えてくださった先生に本当に感謝しています。     【後輩へのアドバイス・メッセージ】 1月から合同病院説明会があったのですが、私はそのとき実習もあり、まだ就職活動は早いのではないかと思っていました。早い病院では3月から試験があり、書類づくりもとても時間がかかるので、就職活動は早く始めることをおすすめします。 面接のときにはすごく緊張しましたが、伝えたい内容をいくつか準備しておき、覚えてきた内容を話すというよりも会話のようなやり取りになるように心がけました。”練習通りに”と意識するよりは、質問に沿って自分が伝えたいことを話すようにすることが大事だと思います。 4回生前期は実習や卒業研究を進めながら就職活動をしなければならず、やらなければならないことがたくさんあり、気を病むこともありました。友だち同士で息抜きに遊びに出かけたり、一緒に学校で勉強する約束をしたりなど、友人同士で支え合うことが大事だと思います。辛いときは1人で抱え込まず、誰かの支えを借りたりしながら頑張りすぎず頑張ってください!