2021年11月4日の記事

2021.11.04

就職レポートNo.632(大和郡山市/公立幼保)現代教育学科

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第632弾! 現代教育学科13期生(22卒) I.S さん 大和郡山市・公立幼保 勤務   ※撮影時のみマスクを外しています。   【教師(保育士)を目指そうと思ったきっかけ】 私が保育士を目指そうと思った一番初めのきっかけは、小学3年生の時に歳の離れたいとこが生まれたことです。いとこと触れ合ったり、一緒に遊んだりするようになり、小さい子どもと遊ぶことの楽しさや、子どもの愛らしさを、そのとき初めて感じました。その後、「保育士になりたい」と思うようになりました。中学卒業後、保育や教育のことを学ぶために 教育コースのある県立高校や畿央大学に進学しました。実習やボランティアで保育現場のことを知れば知るほど、保育士を目指す気持ちが大きくなったと感じています。幼稚園教育実習で 素敵な子どもたちと先生方の側で過ごし、「絶対に保育者になる」と思ったことを覚えています。     【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を体験して】 私は、大学2回生の秋から、幼稚園ボランティアを行っています。幼稚園教育実習に行かせて頂いた園に 継続して関わっているため、幼稚園の全体的な流れを学びながら、子どもたちのその日の姿だけでなく、昨日の姿、先週の姿、先月の姿、去年の姿を知った上で今の子どもたちの姿を見つめ、先生方の保育を学ぶことができたと感じています。 また、大学1回生の春から、奈良県立野外活動センターでもボランティアを行っています。幼児やその保護者はもちろん、小学生、中学生など、たくさんの人と関わることができれば良いなと思い、始めました。このボランティアを通して 人前で話すことをたくさん経験し、言葉の選び方や表情の大切さなど、コミュニケーションに関する大切なことを学び、身につけることができました。 大学の授業を通して学べることもたくさんありますが、実際に見て、聞いて、感じないと学べないこともあると思います。初めは勇気がいるかもしれませんが、いろんなことに挑戦してみてください。     【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は規模の小さい大学であることもあり、登学すれば必ず友達に会えます。採用試験の時期に学校で勉強をしていると、友達と偶然会えて、一緒に休憩することがよくありました。少し話をするだけでとても気持ちが明るくなり、学校で勉強することが楽しく感じるようになりました。私は、大学では部活動やサークルに所属していませんでしたが、それでも「一緒に頑張ろう!」と励まし合える友達に出会えました。畿央大学での生活は充実したものだったと感じています。     【畿央大学の採用試験対策について】 教採・公務員対策室の先生方のご指導や、先輩方が記録してくださっていた資料の下、自分が対策しておかなければならない試験の情報を素早く理解し、勉強を始めることができたように思います。実技試験や面接試験の対策では、教採・公務員対策室の先生方や学部の先生方にご指導頂き、試験の雰囲気を感じながら対策できました。採用試験の対策を通して、自分と同じように公立幼保を目指している友達がたくさんでき、友達と同じ自治体を受験する際は「みんなで合格」を目標に共に頑張ることができ、とても心強い仲間でした。     【理想の教師(保育者)像】 自分の素直な気持ちを大切にし、それを周りの人に伝えられる子どもを育てたいと思っています。そのためには、私自身が自分の気持ちを大切にし、子どもたちや保護者の方々、周りの保育者に伝えることができる、人間味のある保育者であることが大切だと考えています。私の「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「悔しい」などの気持ちを子どもたちに伝えることと同じように、子どもたちのそのような気持ちを精一杯受け止めることで、子どもたちが、自分の気持ちを伝える喜びや、人と話す楽しさを感じられるのではないかと思っています。     【後輩へのメッセージ】 まず最初は、対策講座に出席し、自分と同じように公立幼保を目指す友達、対策室の先生方と出会うことから始めると良いと思います。私も、初めは何から手を付ければ良いのかも分からない状態でした。それでも、一人ひとりに合った対策内容を示してくださる対策室の先生方や、一緒に頑張ろうと思える友達に出会えたことで、自分がすべきことを理解しながら合格に向けて頑張ることができました。対策室の先生方は、いつも明るく声をかけてくださいます。そんな先生方や友達と、良い結果を喜び合えたことは、公立幼保を目指してよかったと思える理由の一つです。また、試験の結果だけでなく、試験の対策の中で実践的な知識や技術の学びを深められたことも、公立幼保を目指してよかったと思える理由です。公立幼保の試験対策を通して、「自分ならできる」という自信を持つことができます。大変なこともたくさんあると思いますが、頑張ってください。応援しています。