2022.11.19
就職レポートNo.694(奈良県/小学校教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第694弾!
現代教育学科14期生(23卒) K.N さん
奈良県・小学校教諭 勤務
※撮影時のみマスクを外しています。
【教師を目指そうと思ったきっかけ】
教師になりたいと思ったのは「教える」ということが好きだったからです。小さな頃から「教える」ことを通して喜んでもらえることや感謝されることが、私自身の喜びにつながりました。また、教えることを通して物事を深く考えているうちに自分の成長につながることも多くありました。そうしたことを活かせる職業が小学校教師でした。私の指導が児童の成長につながると考えると不安もありますが、とてもワクワクします。学習指導から生活指導まで様々な指導技術を磨いて児童とともに成長しながら、立派な教師になりたいです。
【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を通して】
大学4回生の春から学校ボランティアに参加しました。もっと早くからボランティアをしていれば・・・と今でも後悔しています。ボランティアでは本当にたくさんのことを学びました。児童とのかかわりはもちろんですが、先生方の子どもに対しての熱意や学級・授業の工夫、そしてなにより児童の成長を肌で感じることができました。大学では学べない学びがそこにはあります。もし学校ボランティアに行くことを悩んでいる人や教師になろうか悩んでいる人がいれば、とりあえず現場に飛び込んでみてください。きっと大きな経験になります。
【畿央大学での生活について】
この大学の良いところは「アットホームなところです」というのは皆さんも耳が痛いほど聞いたかと思います。私は、「小さいことを良いように言っているだけやん」と最初は思っていました。ですが、過ごしていくうちに友達や先生方の温かさに触れ、本当に家族のような関わりで過ごすことができました。そんな家族のような様々なつながりが、自分を豊かにしてくれました。よく他大学の友達からも羨ましがられます。こんなに心地いい大学はほかにないでしょう。これから大学生活を過ごす学生の皆さんは、もっといろんな友達や先生方とつながりを持ってみてください。そのつながりはいつか自分の役に立ってくれるはずです。
【畿央大学の教員採用試験対策について】
「自分一人では絶対に合格できなかった」この言葉につきます。教採・公務員対策室の先生方や大学の先生方の熱心なご指導や、教員採用試験に関して詳細な情報を得ることができるのは、この大学にしかできない手厚いご支援です。教採・公務員対策室では3回生の頃から様々な対策をしてくださいます。家では勉強できないタイプの人間なので、そのような対策を大いに活用しました。本当に一つひとつの対策が合格につながったのだと改めて思います。
また一緒に切磋琢磨した仲間がいたからこそ、つらい時も乗り越えられました。朝から夜まで勉強できたのも、同じ志を持つ友達がいたからです。試験勉強は長い道のりですが、先生方や友達と一緒に戦うことができるこの大学の環境に感謝したいです。
【理想の教師像】
理想の教師は「誰一人取り残さない」教師です。現在の小学校では、児童の多様化が進んでいます。様々な支援を必要とする児童もたくさんいます。しかし、小学校では目指すゴール〈目標〉は同じであることが多いです。私はそのゴールまでの道筋をできるだけ用意して、誰もが生き生きと活動できる環境を作りたいです。そして、それぞれの児童一人ひとりの個性を生かしながら、学級・学校全体で全員が学びに向かうことができるように支えることができる教師になりたいです。
【後輩へのメッセージ】
ここまで読んでくださってありがとうございます。最後に一つだけ伝えたいことがあります。それは、学生をする中で後悔しない選択をすることです。でもそれはとても難しいことです。自分もあの時こうすればよかったと思うことがたくさんあります。ですが、この自由な学生の期間こそ、何事にもチャレンジしたり新しいことに挑戦したりしていきましょう。そして「やらないよりやる!」こと。とても大事です。このような大きなことを言っていますが、私自身様々な経験を与えてくれた大学にはとても感謝しています。これから教員・公務員などを目指す皆さん頑張ってください。