2024.01.11
就職レポートNo.760(大阪市/公立幼稚園)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第760弾!
現代教育学科15期生(24卒) A.S さん
大阪市 公立幼稚園教諭 勤務
【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけを教えてください】
幼稚園に通っていた頃から幼稚園の先生に憧れをもっていました。小学校以降に進学していくにつれ、何かを教えたり、子どものお世話をしたりすることの楽しさに気付き、教員を目指そうと決意したことがきっかけです。目指している中でも、ピアノに苦戦したり、教える難しさを痛感したり、本当にこの職業を全うできるのか悩んだ時期もありました。しかし、幼少期から憧れをもっていたこと、人格形成の基礎を作る重要な時期に携わることができる素敵な職業であること、なにより子どもが大好きだと気付き、幼稚園教諭になろうと決意しました。
【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習の体験はどんなものでしたか】
ボランティアでは、小学校の学力サポーターをさせていただきました。小学校生活の中での児童の様子や授業の流れを知ることで、幼児教育と小学校教育の接続についての考えを深めることができました。自分が目指している学校種以外でのボランティアをしてみることも、新しい価値観や考え、学びがあるので挑戦してみることもおすすめです。ボランティア活動を通して、採用試験や就職の際にも自分自身の分析や考えを深めることができたので、ボランティアをしていて良かったです。
【畿央大学での大学生活を振り返ってみて、どのようなものでしたか】
新型コロナウイルス感染症の影響で遠隔での授業が多く、サークルにも入っていなかったため、入学当初は不安がたくさんありました。しかし、その中で出会った友達や先生方はとても温かい人たちで、心の支えになっています。私は保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の三つの資格や免許の取得を目指していたため、とても忙しい毎日でしたが、多くの学びがあり、充実した大学生活を過ごせていたと感じております。
【畿央大学の採用試験対策について教えてください】
教採・公務員対策室の先生方の手厚いサポートの中で、試験対策ができたことに非常に感謝しております。それぞれの学生に合った対策方法の提案や励ましもたくさんしていただきました。自治体に応じた対策や情報の提供などたくさんのサポートをしていただいたこともありますが、なにより一人ひとりに寄り添い、どんな時でも応援してくださる先生方のサポートが一番心の支えになり、合格につながったと感じております。本当に感謝でいっぱいです!
【あなたの理想の保育者像について教えてください】
子ども一人ひとりを優しさと安心で包み込められるような温かい保育者になりたいです。子どもたちには心の安定を図りながら、思いやりの心や考える力を身に付けていってほしいと思います。そのためには、保育者が思いやりの姿勢を示し、子どもの気持ちに応えていくことが大切であると考えています。日々の保育の中の一瞬一瞬を大切にしていきながら、子どもたちと共に成長していきたいです。
【後輩のみなさんへメッセージをお願いします】
試験が長期間続く中で、しんどい思いやくじける思いが強くなる時もあります。そのような時には、友達や先生、家族などに話を聞いてもらったり、思い切って休んでみたりしてください。そこから、また頑張れば間に合います!大切なのは、受かりたいという気持ちを最後までもつことです。私自身も、試験で上手くいかずに落ち込んでいた時期もありましたが、受かりたいという気持ちを最後まで持ち続けていました。誰よりも熱い気持ちで試験に臨んで、自分らしく頑張ってください。応援しています。