2014年11月6日の記事

2014.11.06

就活レポート~就職活動の現場から~№256

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第256弾! 現代教育学科6期生(15卒) 片岡 利允さん 奈良県 小学校教諭   【教師を目指そうと思ったきっかけ】 実は、これというきっかけはありません。憧れの先生がいたわけでも、人生を変えてくれた恩師がいるわけでもありませんでした。 高校生の時点で特に就きたい職業もなく、自分に合っているかな?くらいの気持ちで教育学部を目指したのが始まりです。実際に、大学で教育学を学び、学校現場で子どもたちと関わっていく中で、小学校の先生という職業に魅力を感じ、絶対になってみせるぞと決意しました。   【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 先生になるぞと決意したきっかけのひとつです。今日の学校現場では、日々、多様な問題が起こっていることを実感しました。立場上どうしようもないもどかしさに悩むことが多くありました。そのときに、次は自分が担任になったらこんな学級をつくりたい、自分だったらこんな指導をしたいなどのように、具体的に先生になったときの自分をイメージすることにつながりました。多様な子どもたちと関わることができたことも大きかったです。 その他にも、学生ボランティアなどを継続的に行い、学校現場を身近なものにし、常に意識を高めてきました。   【畿央大学での大学生活について】 本当に充実した大学生活を送らせていただいています。学内では、アウトドアサークル、アコースティックサークル、ソフトボール部、学習キャンプスタッフ、宿泊研修スタッフなどに積極的に取り組みました。中でも、100名を超えるアウトドアサークルでは代表を務め、集団をまとめる難しさや仲間の大切さを実感しました。これらの経験や、この経験を通してできた素晴らしい仲間がいたからこそ、今の自分があります。採用試験中には大きな支えとなりました。その他にも、先生方との距離が近いことも畿央大学の素敵なところだと思います。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 正直言って、最強です。対策講座はもちろんのこと、いつどんな相談をしても親身になって受け答えをしてくださる教採・公務員対策室の先生方をはじめ、教育学部の先生方。異変にもすぐに気づき、声をかけてくださることも多々ありました。筆記試験の対策もそうですが、数え切れないほどの面接練習にも付き合っていただきました。奈良県は実技も様々で、その対策も丁寧にしていただきました。厳しいことを言われることがほとんどですが、その熱心な指導から愛さえ感じられるので、辛くても頑張ることができました。本番を迎えるころには、これだけお世話になったからいい結果を報告したいという思いが強くなり、先生方の存在が自分のモチベーションの一つでもありました。   【理想の先生像】 ずばり、おもろい先生です!子どもは面白いことが好きです。授業が面白ければ、子どもたちは意欲的に学びます。もちろん子どもは面白い先生が大好きです。子どもたちの信頼を得られると、家で子どもの話を聞く保護者の方の信頼も得られます。この面白さは、笑いの意味もありますが、子どもたちの知的好奇心をくすぐる、わくわくするような面白さと考えています。もちろんメリハリや物事の善し悪しもしっかり指導できることが前提です。 そんなおもろい先生になるために、いろんなことに挑戦し続け、経験を積み、引き出しを増やしていきます。