2014年4月24日の記事

2014.04.24

就活レポート~就職活動の現場から~№222

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第222弾! 現代教育学科5期生(14卒) 宮崎 貴耶さん 大阪府 小学校教諭 【教員を目指そうと思ったきっかけ】 私が教員を目指そうと思ったきっかけは、中学校の時の担任の先生にあこがれを抱いたからです。中学生の時、足の病気で車いす生活をしていた私を学校全体で受け入れようと努力してくれたり、そのときの私にポジティブな考えをもてるようなアドバイスをしてくれたりと、私の人生にとても大きな影響を与えてくれた先生でした。そのとき先生が言ってくれた「他人の人生によき登場を」という言葉を胸に様々なことに挑戦してくることができました。今の私にとって足の病気での経験や様々な体験はかかせないものであり、あのときの経験が今の自分の大きな力になりました。さらに、この大学でのボランティア・インターンシップ等を通して、自分の中で「教員になりたい」「絶対になる」という気持ちがさらに強くなっていきました。 【インターンシップ・教育実習を体験して】 インターンップは、私自信が初めて「先生」と呼ばれることになったとても大きな経験です。それまで何となくでしか知らなかった小学校の先生の仕事についても知ることができるいい機会になり改めて先生とはどのような仕事なのか、本当に自分に向いているのかなどを考える機会にもなりました。 教育実習では、初めて自分が子どもたちを前にして授業をして技術の面で大きな成長ができました。さらに、学校生活を通して子どもたちと強い絆を作ることができました。インターンシップでは週に一回しか子どもたちと関わっていなかったのに比べ、毎日子どもと関わる中で、授業の指導案など1つ考えるにも「あの子はきっとこう答えるだろうな」「あの子はこの教え方で伝わるだろうか」などと自然と考えられるようになる不思議な感覚も味わえました。毎日朝教室の前で挨拶をしていると子どもたちの少しの変化にも気付くことができるのだな、一人一人の児童としっかり向き合うってこういうことの積み重ねなのだなと感じることができ本当に自分にとって大きな成長ができたかけがえのないものになりました。 【畿央大学での大学生活について】 私にとって畿央での大学生活は人生で1番充実した学生生活でした。サークルや部活での経験は自分の教員採用試験のときの大きな力になりました。私は、この畿央大学の1番いいところはなんといっても強い絆が結べるところだと思います。大学自体が非常に小さく、同じ学部の人であれば1年間でほとんどの人と仲良くなれますし、他学部の人とも学祭などを通して仲良くなれます。また、畿央大学の絆が強いのは、学生皆が夢を持ってそれに向かって努力しているからすぐにお互いを受け入れることができ、お互いを尊敬し合うことができるからだと思います。同学部の仲間とは、同じ夢を追うなかでお互い支え合ったり、助け合ったり、ときには本気でぶつかったりしながら、心から信頼し合える仲間になっていけます。他学部の仲間とは、お互い夢を持ってがんばっているため、将来について夢や志をあつく語り合えます。私は、この畿央大学で仲間や先生に支えてもらい夢を叶えることができました。この大学に入って本当によかったと心から思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 畿央大学の教員採用試験対策はとても充実していて私自身も対策ではほんとうに力をつけることができました。 筆記対策については、対策講座の時間がとても多く、すべての教科について一から学ぶことができました。対策講座では、勉強において一番大切な基礎をしっかりと固めることができ自分の勉強時間もいっそう捗るようになりました。また、わからないことがあれば、教職支援センター・スタディサポートセンターで理解するまで指導していただけ、わからないことがその日のうちに解決できます。 面接対策については、初めて面接を受ける学生にとってとっても力をつけることができるものでした。面接時の基本作法から受け答えの仕方など技術面はもちろんのこと、自分の中にある教師に対しての情熱をさらに大きくかつ具体的なものにするためのサポートもしてもらえました。さらに、数多くの先生に見てもらい、助言をいただくことで自分の考えが深まり教員採用試験時には大きな力と自信になりました。 【なりたい先生像】 私は、自分が憧れていたような先生になりたいと思っています。子ども一人一人おかれている環境が違うことを理解し、一人一人にあった支援をしていけるような柔軟性のある先生になりたいです。また、子どもたち一人一人が輝けるような学級にしたい。子どもたちが輝ける学級をつくるということは子どもたちが自信を持てる学級を作るということでもあると思います。子どもたちが自分に自信をもてるようになれば、子どもが将来に夢や希望をもてるようになると思っています。今おかれている環境がすべてではなくて、がんばれば将来において必ず道が開けていくのだということを、子どもたちに自分の経験を織り交ぜながら伝えていきたいです。 また、子どもたちが笑顔というツールでつながっていける。そういった明るく元気な学級を作れる先生になりたいです。   最後に、私はこの大学で自分の夢を叶えることができました。大学に入ったときはどうすれば教師になれるのかもわからなかった私でしたが、畿央での日々の中で確かな力をつけていくことができました。自分の夢を夢で終わらせない為に本気になってがんばれる仲間がいて、それを支えてくれる先生がいる。畿央大学に入って本当によかったと心から思います。