2022年12月14日の記事
2022.12.14
就職レポートNo.708(病院/看護師)看護医療学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第708弾! 看護医療学科12期生(23卒) K.T さん 病院(看護師) 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【その病院に決めた理由】 私は国際看護に興味を持っており、日本の中で最も在留外国人の多い東京都での就職を視野に入れていました。私が内定をいただいた病院は、日本で初めてのJMIP(外国人患者受入れ医療機関)認証病院であることや国際診療部が設置されていること、また高度急性期病院であることや勤務形態など、私が思い描いていた病院像と合致しました。さらに、「あたたかい看護」という看護部の理念に惹かれ、自分の目指す看護を提供できるのではないかと思い、就職を決めました。 【就職活動を振り返って】 関西で行われる合同説明会などにはあまり関東圏の病院がないことや、東京都という自分の知らない土地での病院探しは難しく、「どのような病院があるのか」という点からの病院探しには非常に苦労しました。また、興味を持った病院を知ったときには、説明会やインターンシップが終わっているなど、後悔するところもありました。そのため、自分なりにインターネットで調べたり、知人に聞いたり、担任の先生に相談したことで、「ここがいい」という病院に出会うことができました。 【就職活動でPRしたポイント】 就職活動でPRしたポイントは「リーダーシップ」と「状況把握力」です。 小学生の際にバスケットボールチームのキャプテン、高校生では書道部の部長、大学ではオープンキャンパススタッフのリーダーを務めたことなど、これまでの経験で得た力をアピールしました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 特に印象に残っていることとして、病院での面接時に「志望理由書を良く書けていますね」と褒めていただけたことです。志望理由書は、限られた範囲内でどれだけ自分の思いを伝えられるかが重要だと思います。クラス担当の辻谷さんに何度も見ていただき、納得するものが完成できたからだと思っています。また、面接は実際に東京に行き、対面での実施だったため、当日は標準語につられ少し戸惑うこともありましたが、面接練習を何度もしていただいたおかげで自信をもって臨むことができました。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 周りの友人と同じ頃に就職活動を始めましたが、同級生が就職先を決めていく中で、なかなか自分の思う病院に出会えず、とても焦っていました。また、面接時には実際に東京に一人で行ったためとても孤独で不安でしたが、家族や友人たちがメッセージをくれたのが心の支えになっていました。 もし、関西圏以外での就職を少しでも考えている人がいれば、不安や緊張はあるかもしれませんが、できるだけ早く多くの病院を調べ、説明会やインターンシップに参加することが重要だと思います。また、早めに就職先を決めて対策することも大切だと思いますが、周りが決めているからと焦りすぎるのではなく、熟考し、自分の思いと合致した病院に巡り合えることを願っています。友人と支え合いながら、頑張ってください。
2022.12.14
就職レポートNo.707(大阪市/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第707弾! 現代教育学科14期生(23卒) M.K さん 大阪市・養護教諭 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【教師を目指そうと思ったきっかけ】 教師を目指そうと思ったきっかけは、高校時代に進路について考えた時、子どもたちの心の支えになる仕事がしたいと思ったことでした。そういった仕事は様々ありますが、学校で常に子どものそばにいながら、心身の健康をサポートすることに専門性を持つ養護教諭が、私の一番やりたい仕事だと感じ、目指すようになりました。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】 大学3回生の時から現在にわたり、学習支援のボランティアをさせていただいています。実際に学校現場へ行くことで、子どもたちとの関わり方をはじめとした様々なことを学ぶことができました。また、他府県の宿泊行事のボランティアなどにも参加し、学校外での指導や連携についても学ぶことができました。教育実習前にボランティアに行くことで、視野が広がり、教育実習ではより多くのことを学べたと感じていますし、自分が教員になった時のこともイメージすることができました。 【畿央大学での大学生活について】 比較的少人数でアットホームな雰囲気の畿央大学は、とても自分に合っていました。周りの友達も同じ教職の道を志す人が多く、特に採用試験対策の時期はお互いに励まし合いながら努力し、最後まで走り抜けることができました。 勉強以外の面でも、所属していた軽音楽部での活動や学祭などのイベントで、たくさんの思い出ができました。部活で新しいことに挑戦したり、先輩や後輩、他学部の友達との出会いもあったりして、本当に充実した4年間だったと感じています。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 教採・公務員対策室の先生方には、本当にお世話になりました。個人面談で個別にアドバイスをいただけたり、採用試験の傾向などの情報を用いた対策講座でご指導いただいたりしたことで、とても力が付きました。 面接練習では、教育学部の先生方から専門的なご意見もいただけて、とても参考になりました。練習の機会をたくさん用意してくださっていたのでそれを活かすことで、だんだん思い通りに話せるようになりましたし、本番での緊張も和らぎました。 何か採用試験のことで悩んだ時も、たくさんの先生方が親身になって相談に乗ってくださり、安心して試験対策に取り組むことができました。 【理想の教師像】 私の理想の教師像は、「すぐそばにいる保健室の先生」です。積極的に子どもたちと関わり信頼関係を築くことで、どんな小さなことにでも気付くことができる、またどんなことでも気軽に相談してもらえる、子どもにとってすぐ近くの存在である養護教諭になりたいです。また、健康・安全に専門性を持つ立場として、周りの教職員や保護者と連携しながら、子どもたちの健康課題に取り組んでいきたいと考えています。 【後輩へのメッセージ】 養護教諭は倍率が高く、心が折れそうになってしまうこともあるかと思います。しかし、諦めずにしっかりと試験対策をすれば、必ず力は付きます。その自分の力を信じて採用試験に挑んでほしいです。貴重な大学生活、自分の夢に向かって努力し、もちろん楽しむことも忘れずに、充実した時間を過ごせるよう応援しています。