2015.03.31
就活レポート~就職活動の現場から~№283
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第283弾!
現代教育学科6期生(15卒) 中井 佑香さん
株式会社マイナビ 勤務
就職にしようか教員になろうかと悩んでいた頃がすごく懐かしく、今から約1年前に内々定を頂いた日のことは今でも鮮明に覚えています。私の大学生活は、進路決定が最大の課題であり、一番の悩みでしたが、キャリアサポートの先生方をはじめ、友人のアドバイスなどたくさんの支えのもとで今の進路に決定することができました。社会人になる前に、これまでの就職活動を振り返り、初心を思い出して頑張っていきたいと思い、今回このブログを書くことにしました。
【この企業に決めた一番の理由】
一番は事業フィールドの広さです。総合情報サービス会社として、就職情報や転職情報、人材紹介、ウェディング事業、賃貸サービス等、ほんとうにたくさんの事業を展開しています。この会社には可能性がたくさんあり、既存の事業はもちろんどんどん新規事業の展開等、常に向上心を持ちながら働けると確信を持てたので、入社を決めました。また、どの事業部署においても人の起点に立ち会えたり、人に影響を与えたりすることができると感じ、さらに魅力を感じました。
【就職活動を振り返って感じたこと】
苦労したことは、面接です。とても緊張しやすいため、どうしても表情がかたくなったり、声が震えたり、考えていることを伝えよう伝えようとすることで自然さがなくなったりと、課題だらけでした。また、端的にわかりやすく伝えることができず、自分の中で苦労しました。その分、道中の電車や、家ではイメージ練習を積んで面接に備えていたのを覚えています。面接以外では、移動が多く体力面でも苦労しました。1日に回れるだけ回ろうと、3件ほど説明会や面接が入ると想像以上に体力を消耗するので、効率の良さ以外にも体調に配慮したスケジューリングが大切だと感じました。
学んだことは、たくさんあります。毎日が新鮮で、人との出会い、知らない業界や職業を知ることができ、本当に毎日が楽しく、就職活動中は不安や辛さよりも楽しさが強かったです。そこから考えると、やはり前向きに何事にも楽しさを見つけることで乗り越えていけるのかなと思います。また、しんどくて今日は少し暗い気分でも、明るく振舞おうと時には自分を演じることも必要だということを学びました。
【就職活動でPRしたポイント】
就活ではこれまでに自分が行ってきた活動を積極的にアピールしました。「人の和を大切にしてきたこと」を一番に伝えたかったので、同窓会での企画運営について話しました。参加人数、友人を集める際の工夫、実際の内容、終えてからのみんなの声など、数字を利用しながら話すように心がけました。また、大学生になってからずっと続けている塾講師のアルバイトの経験では、生徒に寄り添う授業の中で身につけた「相手のニーズに合わせた行動力」を伝えました。どちらにも共通して人が関係していることから、人を大切にすることができること、そして、人のつながりだけでなく、人の笑顔や、喜びが活動の原動力にとしてつなげられていたことをアピールしました。これらの思いを込めて、履歴書では人の“和”と当て字を利用しながら、自分らしさを出しました。
【キャリアセンターと就職サポートについて】
就活中は大変お世話になりました。履歴書作成から、面接練習まで、たくさんの場面で利用させていただきました。担当の先生方以外の方も、随時アドバイスをくださったり、飛び込みの相談に乗ってくださったり、皆さんが優しく、不安を解消してくれたように思えます。そんな先生方に会うのが楽しみで、キャリアセンターに足を運んだり、報告の連絡をしたりした気がします。
【将来の夢・目標】
将来は就職サポートだけでなく、企業で働く方の支援として、研修に携わっていきたいと考えています。新しいことにどんどん挑戦して、地方で起きている雇用問題解決の一端を担っていきたいです。そのためにまず、今できることを全力で、同期の中でも上を目指して頑張りたいです。
【後輩へのメッセージ】
自分で決めたことに自信を持ってください。悩んで悩んで決めたことは、どんなにしんどいことでも後から思い返せば、良かったと思えるはずです。選択を怖がらずにこれからも頑張ってください。私も、みなさんに抜かれないように、自分らしく頑張っていきます。
長くなりましたが、就活についての報告を終わります。初心を思い出しながら、4月からは一社会人として、一生懸命頑張ります。畿央大学に来たからこそ、今の自分があると思うので、本当にここで大学生活を送ることができてよかったと思います。