2009年2月の記事

2009.02.24

就活レポート~就職活動の現場から~No.28

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第28弾!   理学療法学科3期生(09年卒) 林 修平 さん                                                    伊勢志摩中央リハビリテーションセンター 勤務 【病院施設の概要、仕事内容】 昨年10月に開設した、通所リハビリテーション施設です。 退院後の自宅でのQOLの向上や介護予防を目的とし、理学療法士による個別訓練、各種のマシントレーニング、加圧トレーニングなどを組み合わせたリハビリテーションが行われています。 【その病院施設に決めた理由】 臨床実習で、病院でのリハビリテーションを終了し退院された患者様が自宅での短期間の間に身体機能が低下し、再入院される例を見ました。このことから、退院後の積極的な身体機能の維持の重要性を感じ、維持期のリハビリテーションを行いたいと考えるようになりました。     【就職活動を振り返って】 開始当初は、内定を得ることができなかった病院がありました。 落ち込むことや、周囲の友達が内定した話を聞くたびに焦ることもありました。 そのとき、先生からのアドバイスもあり、自分に何が足りなかったのか、施設見学や面接の時の自分を振り返り、次の活動に生かせるようにしました。 今後も、様々な困難に遭遇した際も、今回の経験を生かし、落ち着いて行動できるようにしていきたいです! 【就活でPRしたポイント】 物事に対して、「真面目に取り組めること」をPRポイントとしました。 臨床実習で自分が担当した患者様に、家庭での動作指導に関する手作りの資料をお渡ししたエピソードを説明しました。 【畿央大学キャリアセンターについて】 キャリアセンターでは、内定が得られなかった際も原因を一緒に分析していただきました。 私の意思を尊重しながらサポートしていただいたので、安心して就職活動に取り組むことができました! 【将来の夢・目標】 現在の就職先は、高齢者に対する維持期のリハビリテーションや予防活動が中心です。 今後は勉強を深め、将来、高齢者だけでなく幅広い世代を対象に、健康や疾患の発生予防に関する知識を持っていただけるように、運動や生活指導を行いたいと考えています。 【後輩へのアドバイス】 病院、施設での就職は専願が求められるため、日程の調整がうまくいかないことも経験しました。 できるだけ早いうちから自分の興味のある病院、施設をリストアップし、就職活動の計画を立てると、よりスムーズな活動ができると思います。 また、就職活動を開始して間もない頃、病院見学をした際に、出願すれば確実に内定が得られる病院もありました。 この時期には十分な気持ちの整理がつかず「他にもっと行きたい所が出てくるのではないか?」とあれこれ考え、出願できませんでした。 ときには、思い切って出願することも必要になるかもしれません。