2011年3月の記事

2011.03.18

就活レポート~就職活動の現場から~No.100

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第100弾!   健康栄養学科5期生(11年卒) 西浦 智香さん あぶみ小児科クリニック 勤務     【就職した業界・職種】 ■  小児科クリニック   ・新設小児科単科の無床診療所 ・病児保育所併設(0歳児から小学3年生まで) ■  仕事内容  ・病児保育所の昼食・おやつ調理  ・離乳食指導  ・やせ、肥満児への栄養指導  ・調剤補助など   【その会社に決めた理由】 食への嗜好が出来上がる幼児期に栄養士として携わりたいと思ったからです。 患者様と保護者様の心の支えになるような栄養士になれるよう、新しく立ち上がるクリニックと共に、成長していきたいと思っています。       【就職活動を振り返って】 長かったです…。“笑” 病院の管理栄養士に就職を希望していましたが、食品企業・給食会社など企業も多数受けていました。 ■  食品企業 エントリーシートに追われました。あと筆記テスト…。一般常識のなさに我ながら驚きました“苦笑” 説明会では、開始時間の1時間前には会場付近に着くよう心がけていました。もちろん1番前の席をとるためです♪ ■  給食会社 筆記試験では、食材の旬を問う問題をよく見かけました。 面接試験では、積極性とコミュニケーション力を見られている感じでした。就職とは関係のない質問が来たときに答えられるよう、緊張をほぐして面接してくださいね。 ■  病院 病院就職を希望していても、企業をたくさん受けて〝面接慣れ″することが一番いいと思います!! 筆記試験は症例を検討する記述式が多かったような気がします。病院の創立などの問題もありました…(苦笑) 面接試験では、経験者に負ない新卒のいいところをアピールしまくりました。弱気になったら負けです。自分が思い描く栄養士像をはっきりさせとくと、なんでも自信を持って答えられますよ(^-^) 学校に病院の求人があまり来なかったので…ハローワークを利用しました。病院・施設希望の方、頑張って求人探してください。年末・年明けあたりから、一気に増えますよ。 最後まであきらめず、自分の夢に向かって突き進んでください!!    【就職活動でPRしたポイント】 ・飲食店でのアルバイトで身につけたコミュニケーション力 ・食を通して多くの方の役に立ちたいという強い思い ・どんな状況でも一生懸命努力するという姿勢     【畿央大学キャリアセンターについて】 長い間大変お世話になりました。 エントリーシートの添削、面接の対策などなど、細かい個人対応をしていただきました。なかなか内定がもらえず不安になったとき、家族よりも頼りになる存在でした(笑) キャリアセンタ―がなかったら、きっと就職できていなかったなぁ…。 他の大学にはない、自慢のキャリアセンターです♡     【将来の夢・目標】 子供たちや保護者の食と心の支えになれるような栄養士になります!!! その前に…新設のクリニックを、軌道にのせたいです。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 最後まで諦めないでください!!!そしてキャリアセンターを頼ってください(笑) オンオフの切り替えを大切にして、自分のペースで頑張ってください☆彡   【畿央大学の印象】 なによりアットホームです。 先生との距離も近く、なんでも相談できる先生ばかりです。違う学科の友達や、学年を通り越して付き合いがあるので、とても充実した4年間を過ごせました。 畿央大学に来てよかったって、心から思います!!!    

2011.03.17

就活レポート~就職活動の現場から~No.99

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第99弾!    健康栄養学科5期生(11年卒) 原 知慧さん ゆめの子保育園 勤務     【就職した業界・職種】 保育園で園児や先生方の給食を作ります。調理が主ですが、材料の発注や献立作成もあり、給食は必ず園児と一緒に食べます。     【その会社に決めた理由】 一番大きな理由は、昨年就職された先輩が「毎日大変だけどやりがいがあり、栄養士として日々成長していると感じられる」という言葉を聞いたからです。また、職場に同じ大学の先輩がいるという安心感も大きかったと思います。           【就職活動を振り返って】 私は就職活動をしていく中で、志望がどんどん変わっていきました。 スポーツが好きという理由からとりあえずスポーツ関係の職に就きたいと思い、最初はフィットネスやスポーツ用品店、スポーツの指導やスポーツの大会を企画するような企業にエントリーしていました。フィットネス以外は「食」とはほとんど無縁の企業が多かったと思います。いくつかの企業の説明会や面接に行きましたが、会社説明や他の大学の方の志望動機を聞いていると、「私は本当にここに就職したいのかなぁ」と考え始め、一般企業にはエントリーしなくなりました。その中でフィットネスは比較的選考が遅かった(エントリーシート提出が2~3月頃)ことや、食事指導の重要性の認識が高くなっていることもあり、それまでに比べて自分の言葉できちんと志望動機が言えるようになりました。会場の雰囲気やエントリーシートにも慣れ、就職活動も少しだけしやすいように感じました 。  しかし就職活動を続けていると、今度は「栄養士として働かなくていいのか」と考えるようになりました。フィットネスでは利用者の方に食事指導をする場が得やすい(もちろん自分の努力次第)ですが、今まで授業や実習でしか調理や献立作成をしたことがない自分が栄養指導をすることができるのか…と深く考えるようになりました。また、せっかく取得する栄養士の資格を活かした仕事に就きたいと思うようになりました。キャリアセンターに相談した上で、4月には全ての選考を辞退し、栄養士としてキャリアを積めることを考えて直営一本に決めました。 病院や保育園の求人は少ないので、学校に来る求人だけでなくハローワークの情報などにも目を通すようにしました。採用情報を見つけたらすぐに見学に行くようにしたので、夏休みは特によく動いたと思います。見学に行っても受けない病院もたくさんありましたが、初対面の方と話す時でも必要以上に萎縮しないようになり、積極的に行動するようになったと思います。最終的に、10月に受けた保育園で内定をいただき、無事就職活動を終えることができました。     【就職活動でPRしたポイント】 部活動でマネージャーとして努力したこと、人間的に成長できた点を、具体的な話を出してアピールしました。      【畿央大学キャリアセンターについて】 ガイダンスでは就職活動の現状やマナーの基礎なども学べるので、毎回情報や知識が増えて勉強になりました。 個別のサポートでは、エントリーシートの内容をまるで自分のことのように頭をひねって考えてくださるので、そんな先生方の姿を見ることで自分も頑張ろうという気持ちになれました。とにかくいつでも親身になって話を聞いてくださるので、愚痴や不安も吐き出すことができ、精神的にもとても助けられました。 また、選考帰りに他大学の友達にキャリアセンターのサポートの内容を話すと「うらやましい!」と言われたこともあり、自分は恵まれた環境にいるんだと感じたこともありました。   【将来の夢・目標】 園児たちが笑顔でたくましく成長できるよう、おいしくて栄養たっぷりの給食を作れるようになりたいです。 保育園で栄養士としての腕を磨き、いずれはスポーツ選手の栄養指導に携われるよう頑張ります。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 たくさんの企業や病院を受けても就職先は1つですが、それまでの過程で得た経験が必ず力になります。いろいろと行動する中で考えが変わったり、成長することができると思います。行動あるのみです。自分を信じて頑張ってください! 【畿央大学の印象】 友達とも仲よくなりやすく、クラスは特に楽しいです。先生との距離も近く、頼りになる先生方が多いです。

2011.03.16

就活レポート~就職活動の現場から~No.98

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第98弾!   健康栄養学科5期生(11年卒) 吉岡 知子さん セガミメディクス株式会社 勤務     【就職した業界・職種】  業界:ドラッグストア 職種:幹部候補(総合職) 仕事内容:各店舗にて接客販売、仕入、販売促進などを通じ、マーケティング、管理能力を育成する。   【その会社に決めた理由】   若手にも重役を任せていただける社風だからです。 決め手は、店舗見学をさせていただいた際、 社員の方に「やる気さえあればどんどんスキルアップできる会社です」と伺ったことです。       【就職活動を振り返って】 苦労したこと、学んだこと、成長したと思うことを踏まえて 10月:就活をスタート(エントリー) 1月:ESを提出、説明会に参加し始める、選考が始まる(定期試験との両立) 2月:ほぼ毎日説明会に参加する、予定が説明会だけの日や選考がない日は店舗見学をする 3月:春休み、面接ピーク、ESピーク(毎日が就活)、1社内定 4月:学校が始まる、ほぼ毎日が面接、第一志望に内定 <苦労したこと> ES作成です。1日かけて書いたものもあります。数社の期限が重なったときが一番苦しかったです。 <学んだこと>準備をしっかりしていれば、不安や緊張が消えるということ。 <成長したと思うこと>本当に理解するまで質問する力、疑問点を探す力がついたと思います。説明会や面接では、必ずと言って良いほど「何か質問はありませんか」と聞かれるからです。   【就職活動でPRしたポイント】 1、チャレンジ意欲の塊であること。(臨地実習でのエピソード) 2、挫折経験から学んだこと ・人や環境のせいにしない ・置かれた環境の中で自分が何をすべきで何ができるかを考える ・何事もポジティブに乗り越える この3つを心の軸にして受験生活、大学生活を送ってきたこと。      【畿央大学キャリアセンターについて】 就活をして、改めて畿央大学に入学して良かったと感じました。 毎週行われるキャリアガイダンスは、一度でも聞き逃すと本当に勿体無いです。 ガイダンスで就活や社会におけるマナーも教えていただけるのですが、「これは絶対にしてはいけない」と教えていただいたことを、他大学の学生は当たり前のようにしてしまっている場面を何度も見ました。 ガイダンスに加え、携帯電話に届く求人到着情報のメール、個人面談、模擬面接、相談など就活開始前から終了後も全力でサポートしていただき、本当に心強かったです。   【将来の夢・目標】 夢は、日本をただの長寿国から、世界一健康寿命の長い国に変えることです。 そのため、地域に一番近い医療の場であるドラッグストアを志望しました。 入社後の目標は、ドラッグストアに管理栄養士がいることの認知度を上げ、地域の皆様の健康維持・増進や、売り上げ向上に貢献できることを実証することで管理栄養士職の採用枠を作っていただくことです。   【後輩へのアドバイス・メッセージ】 ・私は4月30日までに内定を取る!という目標を立てていました。 このように具体的な目標を立てることで、「いつまで就活が続くのだろう」というマイナスの考えは消えると思います。 ・店舗見学ができる業界は積極的に見学することをお勧めします。その企業を知ることができるだけでなく、ESが書きやすくなり、また志望動機も自然と答えられるようになるはずです。他社との違いを押さえておくと面接でも困らないと思います。 ・就活は、自己分析や企業の方の話を伺うことで自分の強みや本当にしたいことを知ることができる絶好の機会だと思います。ぜひ楽しんでください。   【畿央大学の印象】 教授と生徒の距離が非常に近い大学であると思います。 クラス制であり担任の先生が配置されます。分からないことがあれば、担任の先生でなくても研究室に気軽に質問をしに行くことができ、丁寧な説明をしていただけます。勉強のやる気がある人の期待を裏切らないと思います。また、授業も班で実験をしたり実習をしたりするので、生徒同士も自然と仲良くなれる環境が整っていると思います。