2025.03.21
就職レポートNo.834(住宅設備会社/営業)人間環境デザイン学科
卒業された先輩のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第834弾!
人間環境デザイン学科4回生 松田 菜良さん
住宅設備会社(総合職(営業)) 内定
あなたがその職種、その就職先に決めた理由を教えてください。
自社グループが手掛ける、住まい、施設づくりに関わる幅広い設備や機器を住建・電設設備を取り扱う商社です。一般物件から大規模物件まで、プランニング提案〜商品手配、施工管理〜アフターサービスまで一貫して提供します。営業職は主にルート営業の外回りをして、自社の新商品の紹介や、お客様の求めているニーズに相応しい商品・プランニングの提案になります。
BtoBのルート営業職を希望していたので、希望職種の募集の多いメーカー商社に絞って探しました。その中でも福利厚生の整っている可能性が高い上場企業や大手企業のグループ会社を主に見ていました。一見大手企業とは関係なさそうな企業名でも、関連会社であったり、大手が出資して創設した会社であることがあったので、しっかり調べていくと選択肢が広がっていきました。その中でも自分が自信をもってお客様に提供できる商品を扱っている会社を選びました。
畿央大学での学生生活をどのように活かしましたか?
営業職を希望していたためか、グループで何か成し遂げたことはないか良く聞かれました。その時はアカペラ部で幹部を務めていた経験を話しました。自分がどのような意気込みで何を頑張ったかを話す中で自身の人柄を伝えることを意識しました。(写真はアカペラ部のライブのときのものです)
また、インテリア・住設系の企業ばかり応募していたので、インテリア設計士の資格にはよく良い反応をいただきました。資格自体は容易に取得できるのですが、聞き慣れない資格だからか、面接官が詳しく質問してくるので、自分にどのような技能があるのかアピールするいい機会になりしました。
就職活動について
2回生の頃から企業の集まるイベントには年2回程度赴いていましたが、インターンシップに行きだしたのは3回生の8月からです。その後12月に2社目のインターンシップに行きましたが、参加者の中には今日で8社目であるという人もいて驚きました。面接は1月から挑み始めました。気になった会社は全てエントリーして、最終的にはエントリーシートを提出したのが10社、内々定をいただいたのが3社でした。最初の内々定は3月中旬にいただきましたが、どこか納得がいかず、就職活動を続け、5月中旬に内々定をいただいた会社に進路を決定し、就職活動を終えました。
就職活動で学んだこと
多数の企業面接の予定が詰まっている時期に、準備不足でヒヤッとした場面が何回かありました。例えば、集団面接で志望動機を伝える時、私は5人中1番最後の順番でした。その時考えていた志望動機は前の4人と被っているところばかりで、何か他のことを言わなければと焦り、支離滅裂な応答になってしまいました。しっかりと会社ごとに志望動機を固めていれば、ありきたりで他の人と被ることもなく、自信を持って答えられたのにと後悔しました。その後も他社でホームページは見たか、ショールームに行ったかと聞かれ、正直に見てない、行ってないと答えるしかない時もあり、下準備の大切さを痛感しました。
キャリアセンターについて
キャリアセンターは面接前の練習で大変お世話になりました。Web面接と対面面接の練習を1回ずつさせていただきました。個別で1時間半ずつくらいお付き合いいただいたのですが、最後にいただくフィードバックが大変勉強になりました。面接の流れが掴めることは勿論、Web面接時にカメラ目線になっていないなど、自身では気付きにくい点をご指摘いただけました。他にも、入室〜着席まで不安があったのでそこだけ何回も練習させていただきました。分からない事や不安点があり、メールで問い合わせた些細な事でも直ぐに返信して頂けるのも有難かったです。
後輩のみなさんへメッセージをお願いします!
一人では就職活動を乗り越えることは出来なかったと思います。友達と日程を決めて、一緒に企業を探したり、自己分析を進める時間を作りました。なかなか進まない企業研究も、エントリーシート作成も励ましあって行いました。自己分析では、自身で気付かなかった長所やエピソードをお互い提供し合いました。ESもやはり他の人に見てもらうことで、より良いものになっていきました。もし、就職活動中に行き詰まったり、不安を感じたりした時は遠慮せずに友達や周りの人に話してみてください!