2014年11月12日の記事

2014.11.12

就活レポート~就職活動の現場から~№260

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第260弾! 現代教育学科6期生(15卒) 江里口 希恵さん 豊能地区 小学校教諭   【教師を目指そうと思ったきっかけ】 小学校時代の先生が私の可能性を引き出してくれたおかげで、今の私がいると感じているので、その先生方のように私も子どもたちの可能性を何か一つでも引き出したいと思い教師を目指しました。スクールサポーターとして学校現場を見る中で、学校へ来る全ての子どもたちが、学校へ来て学ぶことの楽しさを感じ、一人ひとりが必要とされる存在であることを実感できる手助けをしたいと強く感じました。そして、自分に誇りをもつことや成長し続けようとする向上心をもつことによって未来への希望あふれる子どもたちを育てたいと思い教師を目指しています。 【学校インターンシップ・教育実習を体験して】 私は大学生活の4年間、池田市のふくまる教志塾へ入塾し、スクールサポーターとして週に1日地元の小学校へ通って様々な子どもたちと関わってきました。自宅から大学までの通学時間が片道2時間近くかかることもあり、特に1・2回生は大学での授業に小学校にととても大忙しでした。しかしスクールサポーターをすることで、様々な特徴をもつ子どもたちがいるという現状が知れたので、大学での勉強以外にも興味をもって調べたり講座を受講したりと教師としての知識を磨くきっかけにもなりました。 教育実習では、スクールサポーターとは違って教育実習生という同じ立場の人が他に4人居たため、その人たちと比べ自分は教師に向いていないのではないかと落ち込むこともありました。しかし指導教諭の先生に「私にしかない良さ」を教えていただいたおかげで「自分は自分のままでいいんだ」と思えることができ、子どもたちにもっと良い影響を与えられる先生になるよう努力していこうと思える機会になりました。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学は、同学部の人と全員顔見知りになれるという利点や男女共学ということもあり様々な意見の交流でき、自分の考えを広げられる有意義な大学生活を送ることが出来ました。また、専門的な知識を身につけることができ、同じ教師を目指す仲間も増え、切磋琢磨し合えたので4年間通い続けて本当に良かったなと思っています。   【畿央大学の教員採用試験対策について】 教員採用試験対策がすごく充実していました。その講座のおかげで「みんなも頑張っているから自分も頑張らないと」と励みになり、教員採用試験を乗り越えることができました。 特に面接練習は、たくさんの先生方が練習する機会を与えてくださったおかげで様々な意見を伺うことができ、自分はどんな人間であるのかをしっかり見つめなおすことが出来ました。本番の面接では緊張しましたが、自分を出して素直な気持ちで答えることが出来ました。   【理想の先生像】 子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、伸び伸びと長所を発揮しあえる学級づくりをする先生になりたいです。子どもの表情・行動をよく観察して良いところを見つけたときにその場で褒めることや、それをクラスのみんなと共有することによって子どもたちに自分の長所はどんなところなのかを実感させて自信をつけられるよう働きかけたいです。   【後輩へのメッセージ】 私はとにかく教師になりたい一心で、1回生から4回生まで継続して学校現場へ入りました。たくさんの子どもと出会い、教師の役割を楽しみながら学んできたからこそ今の私が居ると思います。だから、みなさんも少しでも時間をつくって小学校に行って様々な子どもたちと関わり、憧れる先生も増やしていってほしいと思います。私は模試などで点数が伸びなくても、めげずに、あきらめずに「この地域で絶対先生になりたい!」と思い続けました。その全力さで本番の面接に臨むと大変緊張もしましたが、面接官に熱意が伝わったと感じます。質問に正直に答えすぎて笑われることもありましたが、素の自分を出していくことが大切だと感じます。未来の子どもたちのために、自分磨きを一緒に頑張っていきましょう。