2014年3月5日の記事
2014.03.05
就活レポート~就職活動の現場から~№217
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第217弾! 現代教育学科5期生(14卒) 港 尚紀さん 岡山県 小学校教諭 【小学校教員を目指そうと思ったきっかけ】 私が教師を目指したきっかけは、小学校のとき、とある教師との出会いが大きく影響しています。当時生意気だった自分のような児童にもしっかりと向き合い、私の悩み事にも相談に乗ってくれたことを今でもはっきりと覚えています。 【インターンシップ・教育実習を体験して】 インターンシップと教育実習は私にとって、大きな財産となりました。実際に児童と触れ合い、ともに時間を過ごした経験は必ず、教師になった後も私の支えになることだと思います。 【畿央大学での大学生活について】 畿央大学での4年間はとても有意義なものでした。1回生のころに仲良くなった友達とは、今も毎日楽しく過ごしていますし、それ以降に友達になったひとも大勢います。最初は、第1志望の大学ではなかったので、不満はもちろんありましたが、今では畿央にいられたことをとてもよかったと思います。 【畿央大学の教員採用試験対策について】 私は岡山県を受けたのですが、ほかの県とあまり大差なく、やることはやっていれば結果はおのずとついてきます。対策講座には参加し、テストも極力うける。先生方の助言を聞き、直すところは直して、努力する。ただそれだけです。 【なりたい教師像】 こうありたいとか、こうなりたいとかはなくて、児童と一緒に成長していって、最後に児童たちが笑顔でいられる学級をつくれたら、それが私のなりたい教師像なんだおもいます。
2014.03.05
「海外インターンシップ」体験レポート№1
今年度の「海外インターンシップ」が始まりました。ロサンゼルスの小学校でのアシスタントティーチャーとして現代教育学科2回生2名、シドニーの幼児教育アシスタントに現代教育学科2回生1名、シドニーでの企業実習に人間環境デザイン学科3名が参加します。シドニーのプログラムは2月28日~3月22日まで、ロサンゼルスについては3月3日~3月22日という日程でプログラムが組まれています。 参加している学生から、現地に到着しての声が届きましたので紹介します。 【シドニー企業実習報告】 私はシドニーの動物施設での実習プログラムに参加しています。はじめ、ホームステイ先に行くのはすごく不安でした。英語が通じるか、向こうの生活に慣れることができるか…など色々と心配しました。 ホームステイ先までバスで送っていただく時は仲間もいて安心でしたが、いざホームステイ先に着くとすごく不安になりました。しかし、全く英語が出来ない私でも何とか分かるようになりました。「もっと英語を学んでおけばよかった」と正直ちょっと後悔しています。「バスタオル、シャンプー、ドライヤーは持ってきた?」と聞かれ、てっきり貸してくれるものだと思っていて準備不足だったのも後悔しています。 到着した初日の晩はホストファミリーのいとこの家に連れて行っていただきました。そこでは食事をいただき、ホストファミリーもいとこもマレーシアの方で、食事は比較的自分の口に合いました。そして、日本語ができる人がホストファミリーにもいとこにも居らず、ホストファミリーといとこが集まったということで、なんと私が写真係になってしまいました…。すごく孤独感と不安を味わい、ホームステイ先はインターネットがつながらず誰とも連絡が取れなくて夜は泣いてしまいました…。でも日本からのお土産を渡すとすごく喜んでいただき、少し元気が出ました。徐々に自分から英語で喋りかけることもできるようになりました。 そして翌日から仕事先に行くとのことで、下見に行きました。バスで行く予定でしたが電車の方が乗り換えがなく簡単だと教えていただき、電車で行きました。でも電車のチケットを買うのが複雑でよくわからなかったです(苦笑) 実習先での初日の仕事は、犬の小屋で使っているシーツ、エサ箱、タオルの交換と洗濯、クリーニングでした。これは本当に大変でした…。犬たちを眺めていたら、日本の自宅の家の犬に会いたい、知っている顔に会いたい、家族に会いたい、同じホームステイ仲間に会いたいなどの感情が込み上げてきて、泣いてしまいました…。それを見て従業員の方は英語ですが優しく声をかけていただいて少し安心しました。 ここの施設は飼い主がいない、拾われてきた、病気にかかってしまった、危険だ…などの様々な理由の犬や猫が集まった施設でした。様々な人が来ていいなと思う犬がいたら引き取るという保健所のような所でした。小屋の壁には「take me home=私を家に連れて帰って」などの英語が書かれていました…。「もう帰ってもいいよ」と言われましたが、なかなか引き取られない犬たちの目を眺めていると、こんな事で泣いていたらダメだと思い、最後まで仕事をやりきりました。犬にまで励まされたようで、なんだか自分はまだまだだなと感じました。 初日の最後、店を後にする時、ぎこちない英語ですが、初日から泣いてしまい迷惑かけてしまったことを謝りました。すると皆さんが励ましてくれて、「明日から頑張ろう!」と強く心の中で決めました。 最初は色々と心配はありましたが、電車にも乗れて、ホストファミリーにも自ら話しかけコミュニケーションも取れています!!これまでにない経験ができていると思います。 まだホームステイも仕事も始まったばかりですがこれからの生活が楽しみです! 人間環境デザイン学科3回生 樽井 彰吾