2020.12.08
就職レポートNo.592(奈良県/養護教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第592弾!
現代教育学科12期生(21卒) H.T さん
奈良県・養護教諭 勤務
【教師を目指そうと思ったきっかけ】
高校の時の養護教諭の先生に憧れたことがきっかけで、養護教諭を目指しました。部活の副々顧問ということもあり、いつでも寄り添って話をしてくださる反面、救急処置では臨機応変に対応されるかっこいい姿に惹かれたので、私もそうなれるように頑張ります。
【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を経験して】
3回生の頃、母校の小学校で保健室ボランティアと教育支援ボランティアを経験させていただきました。また、小学校教諭の免許も取得するので、養護実習と教育実習の2回の実習を経験し、子どもたちとの関わり方や個別の支援方法、これからの課題を学び、とてもよい経験になりました。お世話になった先生方への感謝の気持ちを忘れず、この学びを職務に生かしていきたいです。
【畿央大学での大学生活について】
養護教諭と小学校教諭の2つの免許を取ることで、授業数や課題が多く大変だったけれど、忙しい中でも周りにいた友達のおかげでとても楽しく充実していました。保健教育コースは特に人数が少ない分、お互いに励まし合いながら何事も一緒に乗り越えられるよい関係が築けたので、4年間畿央大学で過ごすことができてよかったです!
【畿央大学の教員採用試験対策について】
コロナウイルスの影響で、試験がどうなるかわからず、友達に会えない中で対策をすることはとても不安でした。そんな中、教採・公務員対策室の先生方は、早くからWEB面接練習をしてくださりオンラインで問題資料を提供してくださいました。私が苦手とする面接練習や模擬授業は何度も先生方や友達に見てもらい、アドバイスをもらいました。合格できたのは、時には厳しく、時には優しく、私たちのために力を尽くしてくださったおかげだと思っています。
【理想の教師像】
私が理想とする教師像は、信頼される養護教諭です。現代では様々な健康課題がある中で、自分の悩みを打ち明けることができないままの子どもたちがたくさんいると思います。そんなときに「養護教諭の先生に話そう」と思ってくれるように、日々のコミュニケーションを大切に、信頼関係を築いていきたいです。
【後輩へのメッセージ】
実習やボランティアを通して、「自分は養護教諭に向いていないのかな…」と思うことがあるかもしれません。私は何度もありました。でも、向いていなくてもとりあえずがむしゃらにやってみようという前向きな気持ちでやり遂げました。養護教諭は採用人数が少ないため、教員採用試験対策は大変かもしれませんが、その分、合格したときの喜びは計り知れないほど大きいものです。皆さんも、体調に気をつけながら頑張ってください(^-^)応援しています!