2009年10月9日の記事

2009.10.09

就活レポート~就職活動の現場から~No.49

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第49弾! 健康栄養学科4期生(10年卒) 比嘉 善史さん 西洋フードコンパスグループ株式会社 勤務   【就職先について】 ・委託給食(事業所給食が主) ・職種:管理栄養士 ・仕事内容:企業の社員食堂などで調理、配膳・下膳、献立作成、発注など 【その会社に決めた理由】 説明会の時に採用担当の人が僕の考えと全く同じこと(栄養士は病気の一次予防に力を入れるべきだ)を話していたから、絶対にここで働きたいと思いました。 あとは直感ですね。他の会社は「会社説明会」だから、自分の会社のここがいいだとか業界で何位だとか会社の自慢というかアピールをしているように聞こえたんですけど、僕が内定をいただけた会社は説明会の時に会社の話はほとんどせず、料理の話や先輩栄養士の話をしていただいたりして、自分の会社をアピールしなくても魅力を感じることができたからです。   【就職活動を振り返って】 最初から委託給食に行きたいとは思っていたが、委託給食の説明会は遅く周りが就活を始めているのに何故か焦りを感じて1月の終わりから合同説明会に参加して外食業界に興味を持ち、2月後半はずっと外食業界の説明会に行き、面接も何度か受けました。                                           そこである会社の採用担当さんに「むやみに就活続けるよりもっと自己分析することをお勧めするよ。君には軸が見えない。」と言われてから外食の就活はパッとやめて給食会社1本に絞った。                                                                 給食会社の説明会が始まるまで1ヶ月ほど時間があったので自己分析をずっとやった。何故委託給食にいきたいのか、その会社でどんなことをしたいのか、どんな栄養士になりたいか、など繰り返し行った。                                                              筆記試験には自信はないが、面接ではある程度の自信はあったので、苦労という苦労はしなかった。面接で落とされたのも1回だけで、周りと比べると楽に事は運んだと思う。 [学んだこと] やはり自己分析はしっかりやっておかなければいけないなと思った。自分の軸があれば絶対に受かる。 【就職活動でPRしたポイント】 ・個性とキャラ ・人を楽しませる気持ちは誰にも負けないこと この2本軸を中心に、元気さ、笑顔で攻めました。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 履歴書、エントリーシートの添削や個別にメールをくれること、それはものすごく助かりました。他にも面接の練習やいろいろな話もしてくれるので、畿央大学にキャリアセンターがあってよかったって思いました。いつでもウェルカムな雰囲気が好きです。 【将来の夢・目標】 「人の健康と笑顔を創り続ける栄養士」「周りに良い影響を与えられて、人を変えられる人間」になることです。 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 自己分析は早いうちからやってた方がいいよ。で、自分が本当にやりたいことを見つけられるように頑張って! 面接では個性を存分にアピールして!笑顔も忘れたらあかんで(^-^) 畿央のキャリアセンターはほんまいいと思う。他の大学の友達と話していたら「お前とこ、いいな~」って言われるくらいやから、思う存分活用して! あとはスーパーポジティブに考えて(*^_^*) 面接で落とされても、自分のやりたいことがなかなか見つからなくても、自分に自信がないって思っても、ポジティブに考えて!! ネガティブになっている時間がもったいないから。基本ポジティブで! 【大学で学んだり打ち込んだこと、畿央大学の印象など】 ダンスに打ち込みました。でも僕の場合は見ている人を楽しませることを考えたダンスでした。 畿央の印象は、規模が小さいから先生と生徒の距離が近いと思います。勉強のことだけでなく、いろんな話をしてくれたり、聞いてくれるので、畿央大学でよかったなってめっちゃ思います。

2009.10.09

就活レポート~就職活動の現場から~No.50

就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就活レポート」、第50弾! 人間環境デザイン学科4期生(10年卒) 廣岡 学さん 住友林業株式会社 勤務   【就職先について】 木造注文住宅専門のハウスメーカー。注文住宅事業以外にも、木材事業の商社・不動産事業・リフォーム部を持ち、最近はオーストラリアの住宅メーカーを買収し海外事業にシェアを広げ始めた。木材を植え、伐採し、加工し、住宅にするという「川上から川下まで」を全て事業にしているのが特徴的。 建築技術職(設計希望)で内定。 【その会社に決めた理由】 注文住宅産業トップクラスの世界でもっと自分を鍛えたいから。   【就職活動を振り返って(開始から内定までの流れ)】 3回生の12月までは課題で全く就活をしていませんでした。11月末に学科のみんなで合同説明会に一回行ったのみ。冬休みの間に自己分析・自己PRを行いました。1月は全ての課題が締め切りで正直就活どころではありませんでした。組織系の設計事務所の書類提出がこのころにピークをむかえました。 1月末~2月中旬はずっと先輩の卒計を手伝っていました。2月後半~3月は中小企業の説明会・面接開始。途中東京へ建物見学と、仙台へ逃避し卒計日本一決定戦を見ました。カテドラル教会とせんだいメディアテークに感動。 4月に大手企業の採用活動が開始になり、中旬に就職先に内定をもらいました。 畿央大学だけに関係なく、建築系の学生はどこも課題と卒計の手伝いで2月まで就活ができません。それは企業側もきちんと理解していて、実際、建築関係の企業の説明会や採用活動は3月後半にピークをむかえます。ですから課題などで就活ができないからといって焦る必要は全くありません。 建築学生の就活で大切なのは ・課題をすべてきちんと終わらせること(課題は面接でも使えるアイテムになります) ・時間が空いたら展示場や有名建築へ見学へ行く(リフレッシュできたり、展示場見学は面接のネタになります) ・自己PR等を早めに完成させること(これは早いにこしたことないです) です。 【就職活動でPRしたポイント】 学業とアルバイトを3年間両立させてきた「やる気」。 クラブ活動で得た「チームワーク」。 ゴルフキャディのアルバイトで培った「コミュニケーション力」の三本柱です。 【キャリアセンターと就職サポートについて】 就活中、悩んだり疲れたらキャリアセンターへ行きましょう!伊藤さんが相談にのってくれるし、同じような友達が必ず来ています。人と話すことで気分・モチベーションはぐっと上がり、一人で就活しているんじゃないって気になれて、やれる気が起こります。 伊藤さんには就職支援者としてだけでなく、個人的に大変お世話になりました。就職活動中に父親が体調を崩し、私自身もとても落ち込んでしまい腐ったようになってしまいました。就職活動自体や将来の方向性についてとても悩みました。伊藤さんは何回も何回も相談にのってくれて、優しく励まし、時には厳しく喝を入れてくれました。伊藤さんと出会っていなかったら私は今も落ち込み悩んだまま、前に進むことができないままだったでしょう(笑)伊藤さんには本当に感謝してもしきれません。 【将来の夢・目標】 世界中を旅すること。その場所に住宅を作るために旅ができたら最高!! 【後輩へのアドバイス・メッセージ】 勝負するのは"自分"です。大学名なんかではありません。正直、畿央大学はまだまだ無名です。でも学生の質や大学でやってきたことは他大学のどこにも負けていません。就活は大学名で勝負するのではなく、「自分自身」で勝負するのだということを覚えておいてください。 アピールするのは自分が学生生活で得たこと! 企業は自分自身が将来活躍したいフィールド! 将来そこで活躍するのは自分自身であること! これをしっかり持っていれば誰にも負けません! あとは伊藤さんが口をすっぱくしてまで言っていることはきちんと行いましょう(ナビ閲覧や展示場見学など)。この意味・大切さは就活が終わったら気づきます(笑) 何か聞きたいことがあったら遠慮なく個人的にでもいいから聞いてください。面接の事とか、会社のこととか、就活の裏話など色々教えちゃいます(^^)