2022年12月7日の記事
2022.12.07
3回生対象 グループ面接・ディスカッション対策を実施しました!
一般企業への就職を目指す3回生は、4月から約30回のキャリアガイダンスに出席し、就職活動の準備を進めています。 その一環として、12月3日(土)・4日(日)には健康栄養学科・人間環境デザイン学科・現代教育学科3学科合同の「グループ面接・グループディスカッション対策」が行われ、1グループ約2時間半かけて実践力を磨きました。 グループ面接の練習では、就職活動においてよく質問される「自己PR」と「学生時代に頑張ったこと」を参加学生一人ひとりが準備をして臨み、緊張もある中、面接官に一所懸命伝えようとする姿が非常に頼もしく感じられました。 答えたことに対して更に深く聞かれる追加質問では、実践ならではの「即答力」が求められ、各々が工夫しながら諦めずに答える練習を重ねました。 グループディスカッションの練習では、当日その場で提示されたテーマについて、20分間のディスカッションを通し、グループとしての結論を導き出すという練習を行いました。 チームワークを意識しながら、メンバーの意見を尊重した上で自分の意見を述べ、更に制限時間内に結論を導き出すことは簡単ではありませんが、メンバーのために自分は何ができるかと考え、全員で選考通過(合格)するという意識を持って取り組みました。 「司会(進行役)に立候補する方が良いのか」「時間内に結論を出せそうになかったら、どうするべきか」など、練習をしてみると、疑問点がいくつも出てきた様子でした。 一つひとつの疑問に対して、担当職員から説明を受けたり、時には「どうすべきか」をメンバーでディスカッションしたりしながら考え、あっという間に2時間半の実践練習を終えました。 終了後には緊張が解け、ほっとした様子でしたが、参加した学生の中には、終了後に担当職員のもとを訪ね、他に改善すべきポイントはなかったかなど意欲的に質問する姿も見られました。 就職活動の本格化を前に、3回生からの相談やエントリーシートの添削、面接練習の利用が増えてきました。 積極的にキャリアセンターも活用しながら、就職活動の準備を進めていきましょう!
2022.12.07
就職レポートNo.703(大阪市/公立幼稚園教諭)現代教育学科
就職活動を終了したばかりの学生のリアルな声を紹介する「就職レポート」、第703弾! 現代教育学科14期生(23卒) S.H さん 大阪市・公立幼稚園教諭 勤務 ※撮影時のみマスクを外しています。 【幼稚園教諭(保育士)を目指そうと思ったきっかけ】 私が保育者の道に進みたいと思ったのは、小学2年生の頃でした。年の離れた弟が生まれたことがとても嬉しく、毎日弟の面倒を見ていました。赤ちゃんの日々の成長を側で見ているうちに、私も将来は子どもたちに関わる仕事に就きたいと思ったのがきっかけです。中学、高校時代には早く保育について勉強したかったため、畿央大学に入学して授業を受けることができた時は、保育の奥深さであったり、専門的なことだったりと、すべてが新鮮で刺激的な毎日でした。きっかけをくれた弟には本当に感謝です。 【学校インターンシップ・ボランティア・教育実習を体験して】 大学3回生の6月頃から、母園、実習校でもある公立幼稚園にボランティアへ行かせていただきました。実習でもたくさんのことを実践的に学びましたが、ボランティアでは実習期間以上に長期的な保育について経験することができ、より自分の力になりました。1年を通して子どもたちの成長、季節ごとに移り変わる保育、行事、さまざまなことを学びました。大変なこともありますが、子どもたちの日々の成長を感じる瞬間が嬉しく、とても魅力的な仕事だと改めて感じさせてもらうことが何回もありました。ぜひボランティアの機会があれば、挑戦してみてください。 【畿央大学での大学生活について】 とにかく充実した大学生活でした!勉強面では、保育士、幼稚園教諭の免許に加え、特別支援学校教諭の免許も取得するため勉学に励みました。3つの免許を取得する上でさまざまな現場へ実習に行くことができ、貴重な経験をたくさんさせていただきました。大学時代に学んだこと、経験したことを幼稚園教諭として働く際に活かしていきたいです。 また、サークル活動ではAfro-izm republic(ダンス部)に所属し、先輩や後輩、普段関わりのない他学科の人たち、たくさんの人と繋がることができました。ダンス部に所属していたからこそ、より充実した大学生活を送ることができました。素敵な大学で大学生活4年間を過ごすことができて幸せでした。 【畿央大学の採用試験対策について】 教採・公務員対策室の先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。3回生の早い段階から、対策講座や個人面談を行ってくださったことで、採用試験に向けて自然と意識をもっていくことができました。いつも笑顔で温かく声を掛けてくださり心強い存在でした。試験当日は個人戦かもしれませんが、畿央大学のみんなで頑張っていこう!という雰囲気があったからこそ、最後まで頑張ることができました。一人で抱え込まず、つらい時、しんどい時は、教採・公務員対策室の先生方や周りの友達にどんどん頼っていってください。 【理想の保育者像】 子どもたちの多様性を尊重できる保育者です。一人ひとりの個性や良さを引き出し、それらを伸ばしていきたいです。現代では、特別な支援を必要とする子ども、外国にルーツをもつ子どもなど、さまざまなニーズを抱えた子どもたちが園生活を共にします。金子みすゞさんの有名な詩にもありますが「みんなちがって、みんないい」ということを子どもたちが感じ、自分を大切に思えることで、相手も思いやれる心を育むことができるようにしていきたいです。持ち前の笑顔と明るさを大切に、何事も前向きに取り組んでいきたいです。 【後輩へのメッセージ】 採用試験は長期間になるため、しんどい時は無理しない!やるときはやる!と、メリハリをつけながら勉強することが大切です。どうしても周りと比べてしまい「もっと頑張らないと!」としんどくなる期間があります。しかし、その時には自分のペースで自分らしく頑張ることが大切です!自分が後悔なく試験と向き合えるように、試験当日に「ここまでやってきたのだから!」と少しでも自分の自信に繋がるように取り組んでみてください。 そして、周りには一緒に頑張っている仲間がいることを忘れないでください。私もたくさん助けてもらい、日々努力している仲間から刺激をもらっていました。ぜひ自分の夢に向かって頑張ってください。応援しています!